哲学

2005年03月08日(火) 1435, 人生の第四コーナー私の年齢ともなれば競馬でいえば第四コーナーを回って最後の直線コーナーになる。 名馬は、この第四コーナーから最後の追い込みに本当の力を出す。 逆にいえば胸突き八丁でもあり、一番大事な時期でもある。 両…

「厭世」とは、まず自己を厭うがゆえに世界を厭う心の習性をいう。 「楽天」とは、幼児の頃から両親を初め周囲から愛され、それ故に自分を愛する心の習性をいう。 人生を振り返ると、悲しいこと、苦しいこと、不安、恐怖心など、多くの精神的苦痛があったが…

2003年03月07日(金) 702, 心と魂以前に社内報の事業百訓で、 「心」と「こころ」と「魂」の違いを書いたことがあった。 ーホームページH09/05-見聞皆師 先日、ある本を読んでいたら、パソコンのハードデスクを「魂」、ソフトを「心」に喩えていた。 ーその概…

2006年03月07日(火) 1799, 風太郎の死ぬ話 (○´・д・)ノ〔● ォ'`ョゥ −読書日記 山田風太郎の「死」に関する本を読むと、色いろの人の死に様が面白可笑しく書いてある。 そして読み終わって「死」が軽く思えてくるから不思議である。 また「死」を考えること…

2007年03月06日(火) 2163, 池田晶子が亡くなった! 才八∋ウ_〆(∀`●)サン 「哲学者の池田晶子さんが亡くなった」と昨日のモーニング・ショーで、読売新聞元政治部長の解説者がコメントしていた。 二年間に彼女の本を6冊を「何度も」読んだ。「生きることは考…

2002年03月04日(月) 349、われ思う、ゆえに我あり「われ思う、ゆえに我あり」この言葉をもじって、過去の哲学者がいろいろ書いている。 「われ意志す、ゆえに我あり」「われ笑う、ゆえに我あり」 「われ行動す、ゆえに我あり」「われ感激する、ゆえに我あり…

2002年03月03日(日) 348,否定の否定の落とし穴「マイナス言葉+ない」という言葉のトリック。「苦しくない」「悲しくない」・・・ これは意外な落とし穴がある。否定語を否定するとプラスにみえるが、それが常態になると、否定語が勝ってしまう。 私の嫌いな…

2005年03月02日(水) 1429, 中年クライシス(中年の危機)の悲劇岐阜で57歳の父親が子供と孫と犬を道ずれに心中を図った事件があった。 以前から、随想日記で書いてきた「中年クライシス」の暴発である。母親の痴呆と、長男の問題、 病気、職場の関係、犬の世…

2002年02月24日(日) 341,遊びについて−1人間にとって「遊び」は最も重要の一つである。そこで「遊び」とは何かを考えてみよう。 まずその達人を事例で考えてみる。一番身近では母がそのプロ?であった。 戦前、戦中、戦後の動乱期に10人の家族が生きてい…

2004年02月22日(日) 1054, 職業性格形成論−3 ー「営業屋性格論」が解りやすく、面白いから取り上げてみる。仕事柄、営業の人と接することが多い。 営業にも色いろな種類があるので一括りには出来ないが、彼等には大きな特徴を見える。 「褒めること」と「世…

2003年02月21日(金) 688, ストレス先日亡くなった同級生の偲ぶ会で、彼の死因について話しが出た。 直接原因は癌であったが遠因がストレスだろうと意見が一致した。 その場の全員が人生で一番厳しい一里塚にさしかかっているから解るのだ。 その場でAが「堀…

2004年02月21日(土) 1053, 判断と決断の狭間人生振り返ってみると、判断と決断の間に大きな溝があった。 この溝で救われたこともあった反面、大きなチャンスを失ったことも多い。 「判断」とは、正しいか、正しくないかという物差しで計るものであり、「決断…

2007年02月21日(水) 2150, スピリチュアル・ブームを考える −1 才八∋ウ_〆(∀`●)毎日新聞の2月19日の「論点」に「スピリチュアル・ブームを考える」をテーマに 島田裕己、溝口敦、香山リカの三人のジャーナリストが、それぞれの視点で鋭く、 そのブーム…

2008年02月20日(水) 2513, 思い込み *緊張と深呼吸 この歳になって、思いもよらない思い込みや、間違いに気づくことがある。 先日のTVで「受験の際、緊張しない方法」について、オヤッと思わず考え込んだことがあった。 「受験場では、深呼吸をしないこと…

2008年02月19日(火) 2512, iPod nanoを買ってみた! おっはぁ〜。:.+.:*w(′┏▽┓`●)w 先日、長男が帰省のおりに、ソニーのウォークマンを見せてもらってビックリした。 そこでiMacのパソコンを導入したので、iPodを買ってみようと思い立った。 …

2004年02月18日(水) 1050, 客観性ってのは何?金沢にいた頃(25歳の頃)の話になるが、「客観的に」という言葉を、よく使っていたところ 「客観的というが、客観的と勝手に思っているお前の主観ではないか?俺は客観という言葉が嫌いだ」と言われて、 ドキリ…

2006年02月16日(木) 1780, 他罰の人 (`・ω・。)っノXXXX>C【才ノヽ∋―】゚+。*゚+。ある本で「他罰」という言葉に行き当たった。他罰性は、現代のキーワードといって。特に情報社会の病巣といってよい。 自分のマイナスすべてを他人や社会のせいにする傾向の強い人間…

2002年02月15日(金) 331、自分を愛すること我々は「自分を愛することを罪悪」と知らないうちに,教え込まれてこなかったか。 人間のいや生物の「遺伝子にはエゴイズムが書きこめれている」という。 まず自分のエゴイズムをハッキリと認めよう。そしてそのコン…

2007年02月15日(木) 2144, 「狂い」のすすめ −1 (~Q~;) おはよう〜〜ファ〜 サム! 閑吟抄の中の、「ちろリ ちろり ちんちろり ・・・・一期は夢 ただ狂え」 を切り口に、世間に縛られないで 自由に生きなさい!と論じている。 まさに何時も、ここで書いて…

2007年02月13日(火) 2142, 世界で一番短い物語ーそれは名前 オッ(*^○^*)ハ〜ヨウ! 「世界で一番短い物語ーそれは名前」、ある本を読んでいたら飛び込んできた言葉である。 ん〜んそうっか〜と、唸ってしまった。 その人にもよるが苗字は何十代も渡って…

2004年02月12日(木) 1044, 職業性格形成論−2「職業性格論は一理あるかもしれないが矛盾も多い」と考えられる。 確かに大雑把な論である。警官を例にとっても、彼等にも色いろな性格もある。 それはどの職業の人にもいえることだ。といって職業の性格形成に…

2008年02月12日(火) 2505, 将来の不安−5 ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゚・:*☆ 現代をマイナスの視点で照射すると、「不安の時代」といえる。 修羅場を幾つも乗り越えてきたものにとって、「何が不安?」と笑ってしまうだろう。 イスラエル人が日本にやってきて、「こ…

2004年02月09日(月) 1041, 職業性格形成論条件と原因とは同義語である。職業は人間の性格まで決定をしてしまう。先日書いた「わたしは悪い不動産屋」の中で、 「不動産業者は瑕疵を探してしまう癖が人間性までも出てしまう」と書いた。その時に以前から書い…

2008年02月08日(金) 2501, 無くてはならぬもの −8おはよ〜(>ω<。)!! 人生を振り返ると全く、恥ずかしきことのみ多かりき!である。 自分の輪郭がハッキリして、その卑小性に独り嫌悪感に陥る瞬間が多くなる。 これが人生の秋口の心の風景なのだろう。…

2007年02月05日(月) 2134, 時間についての一考察 −1 b(^o^)dおっ W(^O^)Wはー♪最近ますます哲学づいている。今日は「時間」について考えてみる。その中で「いま、ここ」−現在ーの意味が深い。 考えてみても解ったような解らないような難しい問題で…

2002年02月04日(月) 321、宗教的真実について−1・「もし、私の聖書の読み方が正しいとすれば、神があるがままの人間を愛される、 あるべき人間の姿を期待して愛されるのではないのです」(ジョセフラブ・神父) ーこの言葉でハッとした。あるべきという視点…

2004年02月04日(水) 1036, 一人遊び −2以前「一人遊び」を書いたことがあるが、再び書いてみる。一人遊びができれば人生の問題の大部分を解決できるだろう。 自己完結をしたことになるからだ。一人で散歩をして、読書をし、一人食事をして、一人で考え、一…

2006年02月03日(金) 1767, 依存症について おはよう (*´・ω・)ノはよー 依存症は英語でいうとアディクション。「嗜壁(しへき)」や「依存症」と訳されることが多い。 依存症は、ある習慣への脅迫的な執着と言い替えることができる。 人間は、生きていくうえ…

63年を振り返ってみると、人生は自分しか歩けない一本道ということがわかる。 その時節ごとに、それぞれの時代背景があり、その度に色いろな人との出会いがあった。 その時どきには、それが全てに思え、またそれしか見えなかった。 前回書いたように、それ…

2002年01月30日(水) 316,一生のうちしなくていいこと谷沢永一の「一生のうちにすべきこと、しなくていいこと」を図書館で借りてきて、目を通した。 当たり前のことが大部分だが、シナクテいいことから挙げると ・「隣人と親しくする」--「近くの人ほど距離を…