2008年02月20日(水)
2513, 思い込み

 *緊張と深呼吸
この歳になって、思いもよらない思い込みや、間違いに気づくことがある。
先日のTVで「受験の際、緊張しない方法」について、オヤッと思わず考え込んだことがあった。
「受験場では、深呼吸をしないこと! ほとんどの人は逆と思い違いをしている。深呼吸はすればするほど、
緊張度が高まります。なるべく深呼吸をしないように、小さく息をするように心かけて下さい」という。
こんなことを聞いたのは始めてである。私の場合は、緊張する場面は、人知れず深呼吸をしていた。
心を落ちつける要点は、深呼吸であるのは自明のことである。しかし、それが過ぎると緊張を柔らげるところか、
逆の効果になるという。改めて振り返ると、多々、思い当たることがある。

その人により、緊張する場面が違っても、それぞれ極度に緊張する場面があるという。
色々の人を見てきたが、驚くほど多様である。その時の体調によったり、温度差の大きい部屋に入ったり、食後など、
自律神経などの狂いにより、何でもないことに赤面したり、極度の緊張でパニックになったりすることは、
多くありすぎて、書ききれないほど。そして誰もが自分だけではないか?と、それぞれが思い込んでいるのである。
自分は、緊張症だ、赤面症だ、精神質症だ、・・それぞれが思っていることを知らないのである。
そんなことを言っていたら、生きていけないから乗り越えているだけである。
それはよいとして、深呼吸が緊張を高めるとは、この歳になるまで気づかなかった。
「リラックスするには、深呼吸をしなさい。ただ、一度だけにしておきなさいよ。
し過ぎると、逆に過呼吸になり緊張は高くなり逆効果になりますよ。
 呼吸は、小さく整えて気持ちを息に持っていきなさい」ということ。

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