ビジネス・経済の原理原則

『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著 ただ好きなことをすればよいのではなく、シナリオにそった周到な準備であることは、言うまでもない。 以下の部分は、この本の中の一番の要の部分である。 よく調べ、勉強し、実践し、準備をした上で何事…

『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著 ここの12章に《 どんな議論でも「絶対に負けない」十の鉄則 》がある。 * 何ごとも十分に準備をする。 ー適切な準備には、物語・シナリオをつくることと、関係者に役割を当てることが必要。 * 相手に…

『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著 ■ 今回の事態に、準備はあったか? 二つの経済震災と、一つの自然震災で、あれよ、あれよの間に、倒産をしてしまった。 これは、たまたま立ち居地が悪かったと、 自分でも納得せざるを得ない。 倒産時の…

『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著 10数年ほど前に読んだ本だが強烈な印象が残っている。 全米�1の弁護士が書いた「議論の勝ち方というより、人生の勝ち方のセオリー」の本。 アメリカ的プラグマチズムとして割り切って読めばよい。しかし…

『三位一体モデル』中沢新一著 −読書日記図書館で何気なく借りて、目を通したところ面白い本である。 特に、キリスト教とイスラム教の違いと、その争いの元を解りやすく書いている。 三位一体とはキリスト教の考え方で、西欧の考え方でもあり『父』『子』『…

2003年03月06日(木) 701, 「最強の勉強法」本屋のコーナーで何度か目に入っていたが、衝動買いをしてしまった。ハウツーものとしては面白い。 今になって昔何故ハウツーものをもう少し読まなかった悔やまれる。まあ仕方がないが。 事業と同じで「プロセスを…

2004年02月28日(土) 1060, 職業性格形成論−4 ー「営業屋性格形成論」−2「職業性格形成論」から「営業屋性格形成論」へと続き、今度は「ゼネコン営業性格論」を書いてみる。 「ゼネコン営業論」になるが。営業の世界で、私が知っている範囲で一番すざましい…

2008年02月23日(土) 2516, 人は何年先に標準を合わせるべきか? (。´_`)ノおはぁ。 以前、経営セミナーに通っていたとき、 ー経営とは短期目標は5年先に焦点を合わせて現在の戦略を立てるべきである。ー という言葉が印象的であった。しかし、それを実行し…

2004年02月17日(火) 1049, お金の教訓「お金はむき出しの真実である」というが、これだけ本音と建前とかけ離れているのも珍しい。 今まで随想日記に、お金に関して何回か書いてきた。といって、本当に解っているのかというと疑問である。 一番金にシビアな坊…

2004年01月29日(木) 1030, ワークとジョブ・ジョブは一般でいう繰り返しの仕事をいい、 ・ワークとは創造的な仕事をいう。 従ってジョブは日常の8時間だけ働いていればよいが、ワークは24時間働かなければならない。 要するに仕事に知恵を叩き込まなくてはな…

2002年01月17日(木) 303、事業と難関事業を始めると、必ずといっていいほど「身辺」に思いもよらない何かが起こる。 それと当然「事業そのもの」にも、想定以外のことがおこる。 必ず難関が次から次に起こってくる。回を重ねるうちに、そういうものだと割り…

2001年12月28日(金) 283、創業の頃ー2中途採用は‘一ヶ所でオぺレーションを4〜5年以上やってきたキャリア’以外は入れない。 間違えて入れたら、いらない苦労を背負い込むからだ。 ある日のこと,ライバルになる会社の事務の責任者と名乗る女性から電話が入…

ケインズは以下のように、相場と『美人投票』の類似性と、相違から、相場の本質を述べている。 「玄人筋の投資は新聞紙上の美人コンテスト、参加者は100枚の写真の中から最も美しい顔かたちの六人を 選び出すことを要求され、参加者全員の平均的な選好に最も…

2007年12月19日(水) 2450, 手帳は予定、日記は過去を書くもの! (σ・з・)σオハYO!! そろそろ来年度の日記と手帳の準備に入る時期である。 最近では手帳と日記が兼用になっているものも目立つ。 書いたこと自体忘れていた学生時代の日記を倉庫で見つけ読み返…

2003年12月18日(木) 988, 建物をつくることは神の代行 40年前に、父親が現在住んでいる自宅をつくった時、「将来必ず事業で上手くいかなくなる時がくる」 と想定して設計をした。売却やアパートに建替えるとか、潰しがきくようにしてある。 鉄骨の建物で、…

2001年12月07日(金) 262,強請りーその手口ーヤクザ対処法ー この仕事をやって20年、前面(現場)には一切立たない。 現場は危ない部分があったが、危ない人に一円たりとも支払った事は一度もない。 暴対法ができてから、チンピラやヤクザも大人しくなった。し…

[234] ゼネコンの世界-1 2001年11月21日(水) 26歳から増築2回も含め八回工事を経験したことになる。 その業界の深さ、得体の知れない不気味さを書いてみよう。 まずは「談合世界」が基本にある。 それと業界の情報網がある。国家が認める?犯?システムであ…

「仮説思考」 内田和成 著 −東洋経済新報社 実のところ、これを読んでショックだった。 私の場合、仮説を多用してきたが、ある課題があると、問題点を幾つか探して、対案を幾つか考える。 その対案を仮説と思っていた。しかし、早い段階の「仮の答え」を仮説…

571、ひしょひしょ話 −2002年11月05日(火) 組織づくりのポイントー 会社を始めるにしても、組織を創るとき一番大事なのはまず秘書を採用すべき事だ。 次に経理そしてその次にオペレーションー運営責任者のマネジャーになる。 これは逆に考えてしまいがちだが…

[199] トレード.オフ 2001/10/26トレードとは野球のトレードである。5名トレードすれば、5名首を切らなくてはならない。これがオフである。 ビジネスホテルのもっと合理化できる業態を考えた。カットできるもの、和室、会議室、ツウィンである。 そのぶんシ…

558, 仕事と性格形成 2002年10月23日(水) 知らないうちに人間の考え方は、自分が実際に携わっている仕事に影響されているのを最近強く感じる。 私のような大商圏を相手にする仕事の場合、どうしても小商圏を相手に仕事をする人との考え方が正反対になる。 気…

555, 針と糸 2002年10月20日(日)先日、25年来の知人と酒を飲んだ。 大手の支店長をしていたが、請われて奥さんの実家の専務に3年前に納まった。地元の中堅の会社である。 義弟が社長で大変だろというと、糸と針の喩えで自分が糸に割り切ってしまえば問題…

[191] 種銭 2001/10/19事業を興そうとした時、まず問題になるのが事業資金である。俗に言う種銭である!これが硬くないと芯にならない。 資金の芯が甘くなると、事業そのものが甘くなる。二代目とか婿養子が事業で失敗するのが、解ってないケースが多い。 松…

[184] 基本 2001/10/13この20数年春になると、ほぼ毎年のように新入社員の入社前教育をしている。 以前はまる三日、最近はまる一日になった。真っ白な若い人に教育する楽しみも以前ほど無くなってきた。 結局家庭のやるべき躾や言葉使いを、基本から教え直…

[180] 創造ー1(心観学術態) 2001/10/09会社を作るときまずは 1、理念、 2、何をやるか 3、何をモデルとするか 4、どうしてそのモデルをカタチ化していくか、の手順を踏む。 別の例をとれば医者の例がある。医者に子供の頃助けてもらって、自分も医者…

2002年10月06日(日) 541,幸福と本当の仕事何気なく本を読んでいて、自分が事業を通して得た実感が、ずばり書いてあることがある。 そのうちの一つが下記である。山本周五郎の「青べが日記」の一節である。 ー幸運を望むものよ、お前は3つの事しか為さないの…

2003年10月03日(金) 912, 開発部門ーベンチャー 人間も組織も、自然に任せておけば、「最良」を避けて「良」だけをする。いや良だけでなく、悪をする。 そこで「組織にとって最良とは何かを考え実行する部隊」となる職種とはなんだろうと考えたら、開発部隊…

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2005年09月14日(水) 1625, 戦略的思考について−2アインシュタインは、質問の力について、「もし自分が殺されそうになって、助かる方法を考えるのに 一時間だけ与えられるとしたら、最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう」と述べている。 それだけ…

2005年09月11日(日) 1622, 戦略的思考について「戦略」については、書いたことがあったが・・・。 不況の真っ只中に、それに対して戦略的な手をうってきたのかというと、 問題がある現在?あまり偉そうなことも書けないが。 まあ、いいだろう!理屈は理屈で…

H0905 事業百訓 491 人間はすでに「なにものか」(本質)として存在しているのではなく、 常に「なにものかになろう」として自己を世界に投げ出す自由な存在(実存)である。−サルトル− 492 本当の敵というものから際限ない勇気がおまえの中に流れこむ。 −カ…