H0905  事業百訓  

491 人間はすでに「なにものか」(本質)として存在しているのではなく、
  常に「なにものかになろう」として自己を世界に投げ出す自由な存在(実存)である。−サルトル
492 本当の敵というものから際限ない勇気がおまえの中に流れこむ。           −カフカ
493  昨日の自分は許しても、今日の自分は許すな!。
494 私の落語は噺を聴いてもらうのではのうて、自分の楽しいな、
 うれしいなという気持ちを伝えるものだと思います。      −桂 枝雀−
495 心は天と自分をつなぐパイプだ。 この結び目がしっかりしている限り、宇宙からの無限のエネルギ−が
 注ぎこまれ弱気になることはない。
496 我々は単数の生を生きずに、複数の借りものの生を生きている。
 それに気づいて“しまった”と思った時にはもう遅い。−高橋 義孝−
497 “自分がいいと思うように真面目にやって、お客がアクビをして帰ったら仕方がない。 
 家へ帰ってカミサンの前で一席やってごらん。カミサンも聞いてくれなければロウソクの前でやってごらん”
 と教えたそうだ。信じた通りやり、お客の喝采を気にするなという円朝の信念のあらわれだ。

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