読書日記・映画感想

先日、「猿の惑星:創世記」を長岡シネマで見てきたが、極めてシリアスなストーリー。 「猿の惑星」をみたのが40年数前。 その時の衝撃は現在も残っているが、20歳代半ばの記憶が今でも鮮明に残っているのは、 猿が人間を支配している意外性である。 そ…

鬱病のタレントは、音無美紀子、小山明子、萩原流行、千葉麗子、生田悦子、岸部四郎。 音無美紀子、高島忠男、小川宏、 木の実ナナなど多くいる。作家では夏目漱石、北杜夫。 タレントの何人かが手記を出しているが、本当に辛そうだ。 老齢化してくると誰し…

この映画のストーリは、暗い中にも何か仄々とした明るさがある。欝になるサラリーマンの屈折した心は実際、こんなものではない。 学生時代の友人の商社マンが丁度、ホテルの創業時から新潟支店に勤務になってきて、それ幸いと古町などで15年ほど隔月ごとに…

「ツレがうつになりまして」という映画を見てきた。 TVでも放映され話題になったストーリー。 ところで、 もう亡くなってしまったが、前の会社の取引先の営業の担当が創業当時から高校の後輩ということもあり、隙間時間に 暇を持て余していた私のところに…

「日本の名著名言事典」より ー1 * お姥捨てるか裏山へ 「楢山節考」 深沢七郎著 ーまずウィキペディアの「あらすじ」から 山に囲まれた信州のある村。今年も楢山の歌が歌いだされる季節になった。村の年寄りは七十になると楢山まいりに行くのが習わし。 …

「誰も書かなかったアメリカ人の深層心理 」 加藤 諦三 (著) 普段、マスコミなどから受けるアメリカと、著者が、ここで述べている内容とは大きな隔たりがある。 度々、アメリカに滞在した普通の目線で平均的なアメリカ人を描写し、合せ鏡で日本人を見ている…

[死に至る地球経済」浜矩子 著 ー内容紹介ー ギリシャ危機に端を発するソブリンリスクを抱えたEUや、人民元の動向が注目される中国など混迷が続く世界経済。 長期低迷を続ける日本経済も、デフレ、資源価格の高騰、財政危機というトリプルショックを迎えて…

「フューチャリスト宣言」梅田 望夫 , 茂木 健一郎 (著) *(ネット)システム一人勝ちの時代 最近、ネットなどの通販がコンビニ業界と、百貨店業界の売り上げを超えた。10年前では考えられないこと。 我が家では半分近くがアマゾン、楽天などのネットに…

「10-10-10 人生に迷ったら、3つのスパンで決めなさい!」 スージー・ウェルチ (著) *「10−10−10」と「起承転結」 ここで、著者は、自分の直感を盲信すべきでないともいう。ことにあたって、冷静にあれという。 さらに三つ目の長期的視点も気をつけるべしと…

「10-10-10 人生に迷ったら、3つのスパンで決めなさい!」 スージー・ウェルチ (著) ーアマゾンの内容からー 仕事、夢、結婚、家族、友情。人生に迷ったとき、「決める力」が身につく本。 紙とペンさえあれば、10-10-10は今、この瞬間から試せます。 もしも、…

≪経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方 ≫ 中原 圭介 (著) ー内容紹介ー 経済予測脳はすべての人に求められている! 日本はいまだ「失われた30年」の道半ば。 これからの厳しい時代を軽快に生き抜くためには、起こりえ…

ーお金の教養ーみんなが知らない「お金の仕組み」泉正人著 図書館で借りてきた本だが、具体的な内容が面白い。 学校では「学問教育」と「職業教育」は教えるが、 その取り扱い方は教えてくれない。日本は「お金は不浄なもの」という思い込みがあり、社会でも…

「実践・50歳からの少食長寿法-粗食革命のすすめ 」幕内秀夫著 ーアマゾンの内容説明からー 50代から、量を減らして質を高めれば歪んだカラダもすべて治る。 朝食断食、一日一食法から食材、水、調味料の選び方まで、 食卓を「宝食」に変える知恵と工夫!!…

「金は暴落する!2011年の衝撃」ー鬼塚 英昭 著 先日、ここで取りあげた「ロスチャイルドと共産中国が2012年、世界マネー覇権を共有する 」鬼塚 英昭の最近の著書である。 要は、ロスチャイルドが中国と組んで新しい世界マネー覇権を共有するために、金を値…

「エッセイ脳―800字から始まる文章読本」 ー岸本 葉子 (著) ー著者のエッセイの基本要件を書き出してみたー ・A、自分の書きたいことを、 B、「他者がよみたくなるように」書く。 「何を」にあたる部分がA、 「どのように」にあたる部分がBになる。単純…

「エッセイ脳―800字から始まる文章読本」 ー岸本 葉子 (著) ー内容ー(アマゾン) 言葉の選び方、書き出しの心得、起承転結の「転」を利かし書き手の「ええーっ」を読み手の「へえーっ」に 換える極意とは?しなやかに感じて、したたかに描く、奥義を伝授。人…

ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! ゴードン ベル , ジム ゲメル (著) ― 内容(アマゾンの紹介文より)ー 人の記憶力には限界がある。だが、あなたの見聞きしたもの、触れたもの、そして普段は気にかけない自分の位置情報や 生体情…

「幻滅論」北山修著 ーまずは背表紙より 【「これは何のための本かを一言で言うなら、私自身の悩ましくも楽しい旅の記録であり、それに公共性を付与するべく、 人生におけるいくつかの不幸に強くなるためという思いでまとめた本だ」 文化畑から医学の世界に…

「 笑われ力 」 太田 敏正 (著) 石原 壮一郎 (監修) 図書館で、この本を見つけた時に、「面白い!」と、直ぐに借りることにした。 「自分の失敗や欠点を笑い飛ばしなさい。それで既に自分を客観的に見下ろしていることになる。」とは癒しの真髄であり、 これ…

* 手品師 ユリゲラーの超能力 ユリゲラーも、当時からマスコミに、その正体が暴露されていた。 それは後として、私より一歳齢下のイスラエルのユリの経歴に興味をそそられた。1946年12月30日、テルアビブに生まれた。 少年期に両親が離婚、キブツに入れられ…

「不思議現象の正体を見破る」 安斎 育郎 (著) ―超能力や心霊現象に、人はなぜ騙されるのかー ー内容ー (アマゾンより・・・) 現在までに報道されたり紹介されてきた不思議現象(超能力、超常現象、予言など)のトリックと、 それを鵜呑みにしてしまう心理…

ツイッターを勧めた友人から、次のようなメールが入った。 《 おはようございます。昨日書きかけのメール残して帰り、今加筆しております。書きかけのメール完成させて、送信します。 ツイッターのことですが、私、どうも疑問に思っている事があり、貴方にお…

・哲学といえば、再び池田晶子の本に立ち返り、「2001年 哲学の旅」を読んでみた。 数年前にギリシャに行ってきたことも含めて、彼女の目を通してギリシャの哲人の史跡から、 問題提起をしてくれて、なかなか読み応えのある本である。 ・哲学といえば、ブラ…

* 今年の読書の総括をしてみる。? ・まずは、川口慧恵の「チベット旅行記」である。知人に紹介されてさっそく読んだが、期待通りに面白い。 明治期に僧・河口慧恵がインドからヒマラヤを大した装備無しに越え、身元が知れれば死刑になるチベットのラサに潜…

「 金を通して世界を読む 」 豊島 逸夫 (著) 住宅価格下落を予測して、下げで大もうけをしたジョン・ポールソンが近く金《ゴールド》を中心としたファンドを始めるという。 彼のことだから、3〜5年スパンで金に「兆」単位を投資するから、2〜3倍の高騰を…

「 金を通して世界を読む 」 豊島 逸夫 (著) このところ、金の価格が動き始めてきた。年初からみると、4割の上げで3500円。 銀が9割上げていることからみて、まだ上がるという強きの見方が大勢である。 この本、半年前に買って目を通したが、あまり積…

* シネマ 「2012」 その迫力の凄さの予告をみて、初日の幕開けを観てきたが、期待以上の内容であった。 現在のCGの技術をフルに生かした映画であり、次から次へと想像を絶する破壊の画面が続く。 映画館の大画面と音響で観るから良いのである。 特に後…

* フェルミ法則 ーネット辞書「ウィキペディア」によるとー フェルミ推定とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、 短時間で概算すること。名前は物理学者のエンリコ・フェルミに由来する。…

* フット・イン・ザ・ドア・テクニック ー小さなウソの積み重ねー OKしやすいことからはじめて、そのOKしてもらった内容を少し変えていきながらクロージングする方法。 よくあるのが「お試し」。「どうぞ、ちょっと試しに着てみてください」と言われて…

「脳と日本人 松岡正剛 茂木健一郎」 −読書日記 * 日本という方法 松岡: ぼくは、日本をヨーロッパ思想の規範の価値観だけで見るのじゃなくて、日本が日本を「方法としての日本」に しようとしてきたことに関心があるんです。それを見ることが好きなのです…