先日、「猿の惑星:創世記」を長岡シネマで見てきたが、極めてシリアスなストーリー。
猿の惑星」をみたのが40年数前。 その時の衝撃は現在も残っているが、20歳代半ばの記憶が今でも鮮明に残っているのは、
猿が人間を支配している意外性である。 その後、何本か続編が続いていた。 今回の、猿が人間と逆転するキッカケの創生の物語は、
不気味で恐ろしい原点を私たちの前に展開している。 結果は初めから分かっているが、筋書きが初めから終わりまで重い。
猿とチンパンジーの差より、人間とチンパンジーの遺伝子の差は小さい。今世紀中に類人猿の人権擁護法も出来る可能性もあるという。
 物語は、製薬会社がアルツハイマーの新薬の開発にチンパンジーを実験に使っていたが、その効果は上がっていたが、何かの切欠で
暴れてしまい射殺されてしまう。 しかし、そのお腹に赤ちゃんが宿っていて、それを秘密に持ち出した男が、育てあげる。
しかし母親に(実験のため)投与されていたアルツハイマーの新薬が、その子供に影響しており、育つにつれ飛躍的な能力を発揮する。
問題は、人間の能力より遥かに高くなっていたこと。 そして・・・、 と物語りは展開していく。
 初めは、人間サイドから見ていた筋書きも、何時の間にか類人猿の創生の物語に転化され、チンパンジーの目からみた人間社会の
文化の非難へと引き込んでしまう。 チンパンジーの目から逆照射した人間社会への視線は痛いほど。
創生者?のチンパンジーの名前が、シーザーというのも良い。 ところで、アルツハイマーの新薬が、私の目には現代の携帯端末か
タブレットPCに思えてきた。  誤解を恐れないでいえば、《 欧米の白人からみたら、チンパンジーが有色人種。
新薬が携帯電話と端末とPC、そしてネット。 これは後進国といわれている人たちの知識を飛躍的に進化させる劇薬に匹敵する。
一度与えてしまった劇薬は、世界中の底辺の人々に自由と平等の概念を植えつけてしまった。 欧米中心で世界が動いてきたが、
それが崩壊過程にあるのが、現在の世界の現状である。 20年、30年前には想像すら出来なかった事態が日々刻々進んでいる。
 今度の福島原発事故は、それを世界に知らしめてくれた。 情報端末とネットだけでなく、全ての人間が作り上げてきた文化、
文明の象徴が、アルツハイマーの新薬開発と、チンパンジー創生と、考えると、現在が見えてくる。
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3491, しあわせの法則
2010年10月16日(土)
 先日、昼飯に入った店の週刊誌に「しあわせの法則」のタイトルの記事があった。
何かの本を要約し噛み砕いたもの。調査の統計はシビアな現実を表している。
 その場で意識して記憶したが、9つ、一つ残らずに憶えていた。
1、男性より女性の方が幸福の人が多い。
2、都会の人は大よそ幸福と思っている。
3、学歴が高くなるほど、幸福の人が多い。
4、年収700万、資産合計2千万が幸福の臨界点(それ以上になってにあまり変わらない)
5、幸福の八割は遺伝する。
6、国による税率の大小は、幸福に関係ない。
7、失業の不安感は幸・不幸に大きく関係する。
8、年齢が高くなるほど幸福度は低くなる。
9、その人の経験は、大して幸不幸に関係しない。(連れ添いの死の傷は9ヶ月で消える)
 ー [幸せ]については何度か取り上げてきたが、現実はシニカルである。
 見方によれば辛辣だが、実際に学歴を見ていると、中学校、高校、大学の友人の実例をみていると肯ける。
豊かで教養ある両親の元で、順調に育った人間は、その後の人生で、同じような生き方になっていく。
何度も書いているが、最終振り分け前の中学校の同級生の、その後の人生も、その格差が大きくなっているだけ。
家柄?が、運命そのものになっている。 とはいえ、それも目くそ鼻くそとは一概にいえない。実際は10歳までに決まっている。 
そうこう考えると結婚相手の選別と決断は重要である。 特に女性にとっての伴侶は、男より大きく人生を左右するため、
ドライになって当然のこと。 相性の当たり外れは五分五分と言うから、結果は神のみぞ知るである。
またブルーカラーより、ホワイトカラーの方が、概ね幸せの人が多いという結果もあるという。
 人間は不平等に生まれ不平等のまま死んでいく。「しあわせ」は、能力の一つか。
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3116, 久々のジョーク −5
 2009年10月16日(金)
* ある日夫が妻と夫婦喧嘩をした。夫は怒りのあまり誤って妻を殺してしまった。焦った夫はすぐさま死体を自分の家の庭に埋めた。
それから数週間が経った。夫は5歳になる一人息子に言いました。「なぁ、ママが家出したまま長いこと帰ってきてないけど
お前は何にもいわないな」 そしたら子供が言った。「じゃ、パパは何でママをずっとおんぶしてるの?」
 〜〜〜
* あるユダヤ人が交通事故にあって歩けなくなったとして多額の保険金を受け取った。
しかしながら保険会社としては保険金詐欺ではないか?との疑いを持っているようだった。
入院しているユダヤ人を友人が見舞った。「大金をもらったといっても一歩も動けないんじゃ仕方ないね」
「いやあ、そうでもないさ。」「でも歩けるとなったら詐欺罪でブタ箱行きじゃないか」
「大丈夫、とりあえず退院したらフランス行きの飛行機の切符買ってルルドへ行くから」
 〜〜〜
Q1: すでに8人の子供があり、うち三人は耳が不自由で、二人は目が不自由、一人は精神面で成長阻害が見られ、
  そして本人は梅毒を患っている妊婦の知り合いがいるとする。 あなたは、彼女に妊娠中絶を勧めるか?
   解説は、次の問題を解いてから見てください。
Q2: 世界の指導者を選ぶときがやってきた。あなたの一票は、貴重な一票である。
  以下は、候補者に関する情報である。
  候補者A:  不正な政治家とつながりがあり、占星術者に助言を求める。 彼は二人の愛人を持っていた。
       また、チェインスモーカーで、一日に8〜10杯のマティーニを飲む。
  候補者B:  会社を二度クビになった。いつも昼まで寝ている。 学生時代には阿片をやっていた前歴がある。
        一晩に1クオート(約1リットル)のウィスキーを飲む。
  候補者C:  彼は勲章を受けた戦争の英雄である。 菜食主義者で、タバコは吸わない。
       ビールを良く飲むが、これまで浮気をしたことはない。
 これらの候補者のうち、あなたは誰を選ぶか?
  候補者Aは、フランクリン・D・ルーズベルト
  候補者Bは、ウィンストン・チャーチル
  候補者Cは、アドルフ・ヒットラー
    …… ところで、妊娠中絶の質問に対する答えは  ----
  もしあなたが「はい」と答えていたら、ベートーベンは生まれてこなかっただろう。
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2751, 米国大統領は激戦区の白人の黒人観で決まる?
 2008年10月16日(木)
アメリカ大統領は、このままではオバマで決まりそうだが、実は結果を待たないと分らないという。
アメリカの黒人差別は根強いものがあると昨日の 毎日新聞の「記者の目」 の論説員のレポートは説得ある。
今回の正副大統領候補は、黒人、女、そして老人の組み合わせで、壮年の白人は一人もいない。
 ーーまずは、その辺をコピーしてみたーー
ずっと気になっている。これまで来国では白人男しか大統領にならなかった。さて、今年、黒人あるいは老人を大統領として、
そして女住を副大統領とて受け入れる用意が米国にあるだろうか。そうした個人の属性は人の意思では変えられい。
そこに優劣や価値をつけ、反対票の理由にする。そんな人がどれぐらい多いか、という問題だ。投票まで3週間を切った
大統領選挙の最大の政策課題はもちろん経済だ。しかし、票の争点にはならないので気づきにくいが、今年、米国人の投票行助を
左右する争点が三つあると思う。それがへ人種、年齢、男女の性差だ。米国は、この3点を根拠に、他人を差別してはならない。
 (字数制限のためカット09年10月16日)
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2007年10月16日(火)
2387, 新潟経済は今          *ヾ(´∀`o)+。才ノヽ
 先週の金曜に取引先の地銀の担当が「判・仕事」で事務所に来た。
 そこで最近の地元経済の状況を聞いてみたところ、担当が浮かぬ顔をして言うには、
 ・地元は一部自動車部品メーカーを除いて中越沖地震を境に悪化
 ・特にマンションや一般住宅が売れなくなり、露骨な値引きが始まっている
  さらに建設中や予定のマンションが十数棟もある
 ・風評のためホテルや飲食店の売り上げが減少、回復の兆しがない
 ・不動産の動きも芳しくないという。
 中越沖地震が地元経済にとって甚大な影響を与えている。さらに手取り収入の減少、年金問題の不安感の増大、
農家の実質収入の激減など、多くのマイナス要素が重なっているためだという。先週の金曜日に長岡で飲んだが、
お客の数は少ない。客単価を上げようと店の方は必死。それはそれでよいが、健康も含めた対策として飲む回数を減らす。 
地方は、特に新潟県は、ますます疲弊しているのが実情である。 しかし、地方の疲弊は前ぶれ、関東・東海地区にも遅かれ早かれ
波がくることは必定。3〜5年後を考えると何か恐ろしい雰囲気である。ただ当方は目先は大口の団体が半年にわたって入ったのと、
駅の再開発が始まったので、一応目途は立っているが。ただ全体の地盤沈下はいただけない。昨日、都銀の担当がやはり
「判・仕事」で事務所に来たおりに、同じく地場の景気の状況を聞いてみたが、内容はホボ地銀の担当と同じ。
中越沖地震が大きなキッカケで、デフレスパイラルの様相。
・コストは上がるが、それを売価に転換できない矛盾が全ての業界に出ている。
地震が二つ続いたことで設備投資に対して、県内外の会社は及び腰で、その影響は大きい。
 それらが複合的にジワジワ経済に影響して地域の地盤沈下を大きくしている。
今日で丁度柏崎沖地震から3ヶ月、その影響は地元にとって一過性の問題ではない。三年もたたないうちに二度起きたことは、
県内外の企業の設備投資に冷や水をかけた。さらに年金の不安も重なり、住宅の買い替えなどは躊躇するのは当然である。
さらに大きな問題がある、北陸新幹線の開通で環日本海都市が金沢になることだ。歴代の政治家に新幹線を日本海(飛行場)まで、
10キロ延ばさなかった重大な過失がある。延ばしておけば、そこに野球場や、サッカー場、物流基地、飛行場の拡張などが集積し、
日本海の関東の拠点としての機能が集積していたはず。今更、開通しても遅いが・・これも県の民度といえば、それまでである。
駄目になるには訳がある! それにしても金沢は富山、福井県能登半島、岐阜高山を至近に控え、
東京と大阪の距離のバランスも良い。どっちにしても新潟より金沢である。     ☆w(´・з・`)バァイ
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2006年10月16日(月)
2022, 「ちょい悪」の一考察
     (。^0^。)ノ オッ(*^○^*)ハ〜 ヨウ
  「ちょい悪親父」の「ちょい悪」 =不良= の意味を考えてみよう。
子供の頃「不良」という言葉には、不気味な響きがあった。ヤクザモノというか、前科者か、その予備軍という意味があった。
徒党を組んで同級生弱い者虐めや万引きをするゴミのような連中で、誰の目にも卑劣の負け犬ということが歴然としていた。
そういう人間は中学校を卒業して以来、身近にいなかった。そういう場に近づかなかったこと、近づけなかったこともあるが。
街中の割には、それほどの札付きの男は居なかった。私が知る限り「不良」という言葉は、近年になって死語になってしまった。
最近の「不良」の意味あいは、「付和雷同の世間体を大事にする良い人・真面目な人」に対して、「不真面目な人」
に使われているようだ。この大多数の真面目?の人たちは、既にその子供によって馬鹿にされ、それすら気づいていない
哀れな存在?と見られるようになった。もっと露骨に言えば「毒にも薬にもならない凡くら」それも人生だが・・
「ちょい悪親父」の悪は、毒である。「ちょい毒」を持っている親父をいう。
その「毒」を使い分けることができる、ということである。 「ちょい悪」と「おやじ」という言葉、何かフィットする。
イメージとして、戦中・戦後生まれの団塊までの55歳から65歳で、高度経済成長期の真っ只中で生きてきて、
何か真面目でも、不真面目ともいえない、その辺の居酒屋でクダをまいている男・・・というイメージである。
というと私のこと?と同年代の人は思うだろうが、正に私も含めてピッタリ当てはまる。
「若いうち論語とか、諸子百家あたりを読んでいるのはよいが、歳をとってから急に目覚めている低脳親父。
何じゃい?今頃になって『師のたまう?』だと、この馬鹿野郎!黙って、部屋で読んでいる分には良いが、
般若心経を読んだり、写経している分にはよいが、今さら孔子・仏でも無いだろう。」と、捨て身になって言える親父が
「ちょい悪親父」である。
私の酒飲み仲間に、多くの「ちょい悪」がいた。いや、いるか?際どいところにいながら、崩れていない人?のことだ。
酒を飲みすぎて死んでしまった人や、??の秘密を持っている人、ど助平の人、しかし、何か男の色気がある、
自分の毒を上手く薬に変えている人? 自分の好きな趣味を持っていて、こだわりのある人をいう。
大多数?の真面目で面白くない人の共通点がある。
(字数制限のためカット09年10月16日)
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2005年10月16日(日)
 1657, 世界の絵画50
今回の北イタリア旅行でも、フィレンツェのウフィツ美術館で素晴らしい絵画を多く見ることができた。
実物を見ないかぎり、その絵画の背後にある意味を知ろうするには余程のキッカケがない限りできないものだ。
「知識を持って絵をみること」これを知ったのは、15年前にスペイン・マドリッドにあるプラド美術館で、
日本人のガイドの説明を聞きながら絵を見た時である。 絵の中には、さまざまなドラマが詰まっている。
その画家の技法、思い込み、性格を知ることで、絵が全く違ってみえる。
ピカソの「ゲルニカ」、ベラスケスの「ラス・メニーナス」、そしてゴヤの「裸のマハ」「カルロス4世の家族」
スペイン独立戦争を描いた「1808年5月3日」など、絵の中にある多くの背景と、隠されているドラマを聴きながら、
初めて知識を持って絵を見ることの醍醐味を経験した。名画は、画家たちの精神や思索の凝縮したものである。
それが絵画というカタチで、私たちの前に提示されている。いかなる技法で描かれたか、あるいは画家が作品に
込めた思いや、その人となりを知ることで、はじめて鮮明に私たちの目の前に立ち現れてくる。
それまでは、絵の力や精気から感動を得るだけであったが、この日以来、絵の見方が全く変わってしまった。 
その意味で、この本は初心者にとって理想的な本である。この歳になって、やっと知りえることがあまりにも多い。
年齢を重ねることは、前を向いているかぎり堰が切れたように好奇心が旺盛になる。自分を鳥瞰できるようになるからだ。
  ー目次ー
1 誰の何という絵か言えないと恥ずかしい名画
2 見る者を神話・宗教の世界へいざなう名画
3 美術史のターニング・ポイントとなった名画
4 歴史と人間の営みをいきいきと表現した名画
5 画家の心象風景がリアルに伝わってくる名画
6 独創的な色づかいとフォルムに圧倒される名画
       著者名:佐藤 晃子  出版社 :河出書房新社
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2004年10月16日(土)
 1292, 随想について
 随想日記を書き続けていると色いろな事に気が付く。結局は、随想とは自分自身のこと、それも自分でしか
 書けないことを表現する、自分の物語である。もともと日記と随想は違うもの。 日記の対象は自分であり、
 日常の出来事や気持ちを書き残すものであり、随想は第三者を想定して、それに合わせて書き下ろすものである。
 その二つを重ねた随想日記とは、矛盾している。 実際は「毎日書く随想、あれこれ」という意味である。
 いや、日記にテーマをつけて書いていたのが、随想的になっただけである。 日記としては、この随想日記に書いてある
「22歳の日記」が、理想に近い。時系列に、その日の出来事と気持ちを正直に書いている。当時は、自分をコントロールする為に
 本能的に書いていた。友人と議論した内容や、ちょっとした社会現象に対する意見や、 読んだ小説や本の感想が書いて置けばよかった。 
 当時、何故書いたか、その動機を憶えていない。 それに対して随想は、第三者に向かって自分を表現する物語である。
 読んでいるほうは、実際こんなに面白いものはないだろう。ふつう経験できない個人の心の奥底に入り込めるからだ。
 文章は飾り立てても、その飾り立てている姿が出てしまう。正直に書くしかないし、そうでなければつづかない。
 飾り立てても今更というのが、書き手の立場である。 毎日テーマをたてて脳の奥底を書くかというと、
「未来の自分という読者と、まだこの世に存在しない子孫をも意識している」
 からである。そう思って書いていると、魂が入る。「今ここで」が、そのまま入魂になるからである。
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2003年10月16日(木)
 925、「おん宿かわせみ」
 ホテルのフロントにたっていると、色いろな人生垣間見みれるという一宿一飯のサービスと部屋貸しの商売である。
色いろな人が泊まっているのは当然である。7割がリピータで、何らかのカタチでその人の事情が見えている。
 年に2~3回は、当ホテルの通報で犯罪者が逮捕される。フロント内に指名手配の写真が数枚張ってあるのだ。
その功績で表彰状と金一封ー5千円を貰ったことがある。 一月ほど前は広島の詐欺師で、通報をしたら
7~8人の刑事が来て連行していった。ホテルからの通報ということを知らさない為か、違う捜査で各部屋を
調べているように装って、偶然みつけたようにしていた。お礼で3千円ほどのケーキを貰ったが。
 ロシア人を捕まえようとしたら、一瞬の差で窓から逃走してしまったこともあった。 大体が、通報があった場合、
外に出てくるのを待って逮捕する。こういう時代のため、最近は得体の知れない人が10人前後はいる。どう見ても泥棒としか
思えない人もいるという。あまり派手なたちまわりはない。誰もそうだが、自分の居場所では大人しくしているものである。
 三日前には、5月2日より長期で泊まっていた老人が部屋で亡くなっていた。偽名で泊まっていたが、警察が所持品で調べたら
身元が分ったという。家出をしていたらしく、親戚が三人駆けつけてきた。最近になり身体全体が浮腫みはじめていて、
コンビニに一日一度出かけるのも大変そうだったという。推測するに、癌か何かの宣告を受け死を覚悟で家出をしたのではと?
どういう気持ちで泊まっていたのだろうか。 死は直視することはできない!
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551、「エッ、嘘だろう!」−2  

  • 2002年10月16日(水)

 本当かいな???「ビジネス客数56パーセント減!」「観光白書」の宿泊数の激減の実体をみて驚いた。
2001年度の国内宿泊は前年に比べて「マイナス17パー」。その中のビジネス宿泊は何と「マイナス56パー」。
ビジネスの宿泊が、一昨年の1億5700万人から6800万人に激減、正しく壊滅と言ってよいだろう。
今年度も減少が続いている。 そうすると3分の1以下である。 現場からは、「この数年背広を着たお客が
激減をしており、数分の1以下」という話しを聞いていたが、白書で実際の数字を聞いて現場の話しが裏づけられた。
 その代わり関東圏を中心とした建設関係の現場の作業員の小団体や、得体の知れないセールスグループが
多く泊まっているという。 新潟市内は現在のところ再開発やSCの工事が多い。下請けは今や地元より全国レベルで集めてくる。
その団体が泊まってくれるのだ。今や作業現場では泊まらない。当方は勝ち組みで、昨年は2?の減で済んだ。
しかし全国的の実際の数字は、マイナス56?の世界であった。チホウ銀行の態度が全く変わったのは、あくまでも
その一員と見た為であった。その不自然の態度が昨日の情報でやっと解った「なるほど!」日本の経済が壊滅の状態と
いうのも決してオーバーの表現でない。負け組みなら前年比マイナス70~80?減の世界だろう。
 こういう情報はマスコミには載らない。戦略の一つにコスト力が最大の課題になっている。
当社の強さはコスト力である。 こうなった時に強さを発揮できるのが救いである。
今日のテーマ「エー、嘘だろう?」が、これから多く出てくるのではないか?
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「188]」愛犬、コロー 2001/10/16
 犬ー子供のころのペットは懐かしい。 猫がいて猿がいて、犬のコロがいた。
初代コロである。白と茶と黒の混ざった雑種のムクイヌみたいな犬であった。
一番のおもちゃと同時に友達みたいであった。初めて出会ったころは私の6歳の頃か。
少し頭が悪く、人がいい?ところがあった、当時は放し飼いで、時たま行方不明になったりした。
近くの高砂園というお茶屋の犬がライバルで、喧嘩ばかりしていた。家族にも従業員にもお客にも、愛されていた。
最後は病気で死んだが、ペットといえば一番印象に残っているのがこのコロである。
 次のコロは、長岡駅駅裏に10歳の頃住んでた時、前の家主の飼っていた犬。九州に引っ越した為、そのまま飼っていた。
細い茶色の猟犬のメス犬で、家付きの犬のせいか陰のある犬であった。
猟犬のため鼠をよく獲っていた。この犬はよく子供を産んでいたが、捨てにいった後一晩中啼いていたのを思い出す。
4年後に交通事故で死んだ。よくしたもので、その直後小さな柴犬が紛れ込んできた。恐らく逃げ出したのだろうが、 
愛想ががよくそのまま居つき、10数年後行方不明になった。学生時代、夏休み等の長期休暇の暇つぶしに、
石灯籠に飛び乗る芸当を教え込んだ。その犬を散歩に連れて行ったら、橋の欄干に自分で飛び乗った。
そのまま彼女の芸になった。結婚後は家内がペットが嫌いで飼ってない。