2005年11月11日(金)
1683, ザ・マインドマップ−1
               −読書日記
            
ブザンのマインドマップに関しては、「頭の良くなる本」「自分が天才に思える本」「人生に奇跡を起こすノート術」
などを読んでいた。特に初めて「人生に奇跡を起こすノート術」を読んだ時は大きな衝撃を受けた。
その前に、「インスピレーション」というソフトを買って使っていたにかかわらず。
これをノートに切り替えるという、着想がわかなかっただけのことだが。しかし、絵入り、手書きという部分が違っていたが。

学生時代の頭のよい人は何らかの形で、こういうノウハウを身につけていただけ。
知らないのは、私たち凡人の95?だけということか。今からでも遅くはない是非一読をすることを勧めます。
これに近いノウハウとして、民俗学の川喜多二郎がフィールドから得た資料を元に新しい発想をえる方法論を書いた
「発想法」である。色いろな資料のキーワードを小さな紙に書き、その似たものをそれぞれの島に
分けていく方法論である。しかし、放射状に発展させていくところは一緒だが、情報をシールに書き込み、
貼り付けるところや、カラーペンや絵をふんだんに書き入れるところが違う。
ブザンは天才のノートをヒントにノートの取り方を根底から変えてしまった。
この書によると現在では、この人のマッピングのシリーズが1000万冊以上売れ、
2億5千万人以上が学んでおり、韓国ではマッピングが義務教育に取り入れられている。

またロンドンの貧しい地区に住む少年の話が良い。
ー彼は教師から無能と評されていた、また彼も自分自身をそう思っていた。
著者のブサンが、彼に「しあわせ」マインドマップの練習をやってもらった。
彼が選んだ10個の言葉のどれでもいいから、さらに思いつく言葉を書いてみるように言った。
少年は、しばらく考えた後、二つの言葉を書いた。 そして目を光らせていった。
「これをまだ続けてよいの」「もちろん」と答えた。少年は、まるで海に入るようにこわごわと言葉を書き足していったが、
突然、言葉と連想のうねりに襲われたようだった。そして、嬉しそうに熱心にページを埋めながら「僕は頭が良いんだ」と叫んでいた。
その通りである、かれに足りなかったのは教育だったのだ。
ーー
私が今まで信じてきたノートの取り方を根底から否定している。 アナログからデジタルへの変更に近い。
この本は以前読んだ本より、さらに読みやすく、かつ詳細の内容である。
「実践するということは、行動マッピングである」ということに気づいた。
    中央は目標・志である。
                   ーつづく
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