閑話小題 ~「勇気」について…! ー  ② 

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   * 現在、世界を覆う啓発本の原点か…
 現在の世界には、欧米の右上り的、拡大路線が力強く根付いているが、この
パンデミックによって大きく揺らいでいる!が、これは決して一時的現象では
なくて、オゾン層の破壊による地球温暖化が、根底に控えている。そして、
目先の巧緻豊かな僅かな独裁者により、人類破滅の危機まで追いやられようと
している由々しき大問題になっているのが、現状である。
この大問題の中で、全ての人が横一線のスタートラインに立っている。
それに立ち向かうには、後を見ているだけではダメで、新たな21世紀の世界
に立向かう【勇気】が必要となる。これまでのモデルは無いのである。
新しいモデルが、必要になる。 
 
 ~前回の続きより…
≪ >タイトルには「アドラー超入門」とありますが、初めて学ぶ方にだけで
 なく、この本は既学習者にとっても有益な復習手段になるのではないか。
これを受け、様々に勉強してきて、‘さっとまとめてくれているものはないか’
などいう時に、役立ってくれる一冊とも言えそうです。
物足りなさの一因として、読み手が求めていることが述べられていないと
いうことがあるのではないかと、本書を読みながら考えさせられました。
私は、本書を読む前、アルフレッド・アドラー著,長谷川早苗訳『生きる意味』
(興陽館、kindle版)を読んでいたが、そこには私にとって極めて重要な記述
がなされおり、大いに感嘆したくさんの刺激と示唆を得ました。
それは、他の人が読んでもピンと来ないかもしれません。『生きる意味』は
私にとって極めて重要な書物となったわけで、私の今現在欲している情報が
実に詳しく様々な具体例で丁寧に書かれていたからだと思っています。
『生きる意味』を読み終え、直後に再読し始めた本書は、物足りなさでした。
しかし、しばらくして冷静に読んでいくうちに「これはこれでまたいいか」
「十分この本なりの役割や目的を果たしている!」と考えられるようになっていた。
アドラー心理学の基本概念を知ること・整理することに最適〟ではないか!っと。≫
 ―
▼ あと50年、若かったら如何だろう。まずは新しい哲学と信念をより深く、
目先を手探りを始めるしかない。その正体は、2045年問題。 これはAIなどの
技術が、自ら人間より賢い知能を生み出すことが可能になるシンギュラリティ。
それに伴うさまざまの問題が人類の生存の根本を揺るぎになる...
2045年は、そう遠くない未来である。このパンデミックとも繋がる一連である。

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7111,閑話小題 ~さて9月に入った! 
2020年09月02日(水)
   * 第二波もピークを過ぎて…
 安倍首相の退任が決まり、菅官房長官の次期首相に決りそうだ。
コロナ禍に、アベノミクスの後始末、オリンピック問題に、アメリカ大統領選の
新たな体制?への対応に、これから発生するだろう恐慌と、問題が山積に! 
現在の野党には政権を間違って渡せないのは衆人が知るところ。今回の一連の
問題で根が深いのは、三次、サービス業界が直撃を受けたこと。彼らの行先が
見当たらない! 目先は、何とか補助金で凌いでも、これも限界がある。
コロナ禍の行末も予測がたたないが、100年前の「スペイン風邪」の事例がある。
30年スパンの長期とみるか? 2~3年スパンとみるか? 
 
 東京オリンピックを含めたアベノミクスは、明らかに大失敗。それに加えた、
パンデミック。大部分の国民にとって、まだ現実として受け止められない。
まだ後進国からの移民が少ないため、暴動が起る可能性は少ないが、平和ボケ
した日本。そこに、一日一日がドラマ仕立ての過って無かった黒鳥が舞い降りる。
元もと、この11月に米国大統領選があり、順当ならトランプが落選し、民主党
政権交代がある。そして、その時に、安倍首相が手の裏を返して、新たな政権に
向きなおすのも不自然。その2~3ヶ月前に、官房長官に政権を委譲しておくのも、
当然な動き。かつ、オリンピックも延期、中止も確定的!その上に、アベノミクス
の失敗も表立つ前に、持病の大腸炎を理由に辞任! 有って然るべき政治判断!

 世界中の繁華街でマスクを義務つけられた姿は、後世に残るだろう!
イスラム教徒のように、白の布を羽織り、下を向いて歩く。生活のイスラム
徒化が、普及すれば、経済は立ち回らくなる。が、貧乏人には願ったり叶ったり。
その中でAI化が進み、合理化が、何とか、庶民の生活は保障される。こうなると、
アメリカのトランプ大統領の選出は、それなりの理由が見えてきた。私の人生も、
その最中にプッツンだろうが… バブルを踊った貴重な体験が行蔵として残った。
それは、それで貴重な体験である。

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6744,読書日記 ~『科学者が解く「老人」のウソ』 ―3 
2019年09月02日(月)
            <「科学者が解く「老人」のウソ」武田邦彦(著) >
   * 解ったような解らないような… 老後の話。
 母親を51歳で看送り、さてと… 考えて、還暦まで9年で80歳を平均寿命として、
31年分を圧縮して生きることにした。その時点で思いついた一番遣り残したこと
を兎に角、実行することを旨としたが、還暦を向えて独りでほくそ笑んでいた。
「人生の良いところは還暦まで」という作家の言葉を信じてのこと。周囲には、
 あろう筈がない「老後」を信じた反面教師が、ほぼ全員が貴重な事例として、
その実践の後押しをしてくれていた。本当に黄金の9年であった。求めたから
与えられた。 人生の前半から、後半への節目に母親が死をもって後押しを
してくれたような。3倍圧縮したコトに換金したことになる。その価値は10倍
あたり人生を豊かにしてくれたため、『老い』に対する恐怖は少ないようだ。
 時どき、「何でこんな思いもよらぬことが起こる? 呆け現象では?」に遭遇。
これまでの行蔵が引力になっているのでは? とさえ。 心の中の奥座の魂が
引き寄せてくれるのだろか、それとも呆け現象? 

  ~Amazonノ内容説明では~
 「最近、老化が激しい」 「あたしも年を取ったわね」 「俺もそろそろ老後だ」
こう、呪文のように唱えていませんか? 
 そもそも、生物としての人間に「老後」なんてものはありません! 
人生100年時代、人間は生物学的意味をなくした50歳からの50年を、何のために
生きるのか? 「老後」「寿命」「老化」「50歳からの病」「定年」…
 …巷に溢れたウソを一刀両断。
人生は2度ある――こう考えればすべてうまくいく。
50歳からの目からウロコの人生論です。
 ――   
  ~出版社からのコメント~
 65歳から35年間も「老後」を過ごすのか?と不安に思う人が、50歳からの人生
を生き生きと明るく、健康に、生きるためのヒントが満載。人生100年時代を
生きる哲学です。 本書は、「人生は2度ある」ことを科学的に解いています。
「50歳までの第1の人生」と「50歳からの第2の人生」では、
生きる意味も健康概念も、大きく違ってくることがわかります。
  
   =以下は本書の序文からの抜粋=
≪ ◎「老後」なんてものはありません 
   (「はじめに」より抜粋)
 今、人生100年時代と言われています。 しかし、「高齢社会」「高齢者」
後期高齢者」「定年」「老後」ノ言葉が世の中には溢れています。かつて、
あるテレビ番組では「定年後でも元気な人をどうするか?」などいうことが
語られていました。どうも、「年を取ったら定年がくる」という先入観に縛られ
ているように思う。 日本国憲法には「すべて国民は、法の下に平等であって、
人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的、社会的関係に
おいて、差別されない」と書かれています。憲法改正の議論が高まっていますが、
法の下の平等については、日本だけではなく世界中で、異論がないところ。
 差別は禁止されているのですから、たとえ年を取ってやや疲れ気味になって
いるとしても、それによって一律の定年を決めるというのはおかしいのでは
ないでしょうか。これでは女性差別ならぬ「年齢差別」です。
でも、このような「年齢差別」とも言える言葉が出てきたのも、人生100年時代
というものを迎えて、初めての事態にどう対処すればいいのか、その概念がない
からだと思います。つまり、人生100年時代の人生哲学がないのです。
 私は50歳以上の男性に「生きている意味はない」と言ってきました。
 「あなたこそ、年齢差別をしているのでは?」
こう疑問に思う人もいるでしょうが、私の真意は違います。50歳以上の男性は、
「生物として生きている意味」がないということなのです。
それはどういうことか。 後に詳述しますが、女性で考えると、成長して結婚し、
子供を産み、育てるというのはほぼ50歳までに終えます。 男性も同じで、昔は
若い人には兵役や徴兵というものがありました。年を取って、体力が落ちて、
弱いものを守るために戦えなくなり、肉体労働もできなくなってくるのが50歳
くらいだったのです。つまり、50歳で生物としての人間が終わると私は考えます。
その後の人生は〝別の理由〟で生きる別の人生です。
 私たちは、人生は1度だけだと思っています。しかし、それは誤解で、実は、
人生は2度あるのです。 生まれてから50歳までの「第1の人生」と、50歳以降の
「第2の人生」の2つの人生が1人の人間にはある。その境目が50歳です。≫
 ――
▼ 51歳から23年近く経過したが、思いもよらない起伏の富んだ経験をしてみた。
 後半の人生も半ば、寝たきり、介護生活に同年代の過半数が入りつつある。
人生の総括が、残された寿命の課題だろうが… これも終えてしまったような?
 ――
八木重吉の詩。
  ‘夕焼’
ゆう焼けをあび
手をふり
手をふり
胸にはちさい夢をとぼし
手をにぎりあわせてふりながら
 このゆうやけをあびていたいよ

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6381,読書日記 ~哲学と対決する ―2 
2018年09月02日(日)

『哲学と対決する』デヴィット・エドモンズ著
                 ウォーバートン,ナイジェル著
  * 一番人気の‘デイヴィット・ヒューム
 ◉ ジョナサン・ウルフ
<多分、ヒュームだろうね。26歳の時に、『人間本性論』を書いていたという
のがその理由。その中には、とてつも独創的な新しい観念が幾千も詰まっている。
年端の行かない若造が、既に考えていたということは奇跡のような気がする。
無駄を省いた表現の信じられないほどの簡潔さにも感心させられる。1ページで
3つもの素晴らしい議論が読めるんだ。殆どの哲学者は、ヒュームの本の1ページに
のっている観念を生み出すだけでも、自分のライフワークとして満足するのだね。
 ◉ チャンドラン・クカサス
一つにそれは私自身の経歴に関わっている。私が修士の学生だった頃、体系的
に取り組み始めた最初の哲学者が彼だった。彼の常識的で人間的な姿勢に引か
れるためです。私にとってあまりにも冷徹すぎるドイツ人ほど冷徹でない彼の
道徳の理解に心が引かれます。
 ◉ バリー・スミス
一人挙げろといえばヒュームです。彼は僕らの人生のあらゆる側面を的確に理解
していたと思います。心はどのようにして動くか、僕はどのようにして世の中に
適応するか、徳性の性質、美の判断、政治学などすべてです。本当に彼は、僕らが
生きものとして生き物としてどのように動くか、心がどのようにして構築され、
どのように組織されるのかといったことを正確に理解しようと努めました。

▼ ヒュームが多いのは、対象が哲学者だから。哲学書を読む度に、どう考えても
 理解できない哲理ばかり、秀才、天才は、遥かに難しい論理を軽く理解し、その
先の世界に入って、更に論理を拡張している。その難しい哲理を、ヒュームは、
論理的に説くから、人気がある? 

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 6014,閑話小題 またまた4kTVについて
2017年09月02日(土)
   * 4kTVを入替えて8ヶ月
 去年暮れに、寝室のTVを7年ぶりに入替えた感想を何度か書いてきた。
その1年前に、ブルーレイを入れ、WoWoWの2台目契約をして、1年分の
映画、ドラマ、海外旅番組など、私専用の300本を録画していたこともあって、
毎日が面白さが格段、上がった。その上、TV画面がフルハイビジョン以前の
100万画素から1100万画素にアップ。0・3の視力が3・0になっと同じようなもの。
更に、ネット配信で、YouTubeなどの映像が自由にみることが可能になった。
これは、生のリアル社会より、虚構のドラマや、旅人の代行をするレポーター
の映像に埋没する「オタク」に陥ってしまう。 まだ、スポーツジムと、
早朝のポタリングと、図書館と、随想日記で自己主張の外出が組んであるため、
平衡感覚を保てるが。
 5~7年スパンで、TVを入替えてきたが、7年前に入替えた時の驚きも大きく、
日常のTV生活が大きく変わってしまった。地上波の全ての番組を自動録画を
28時間分してくれる。ゴールデンタイム19~24時まで設定すると、約5日分を
録画をしつつ、過ぎた分を消していく。これでゴールデンタイムの気になる
番組から開放される。その分、録画したドラマや、BSの番組を見れる上に、
録画機能が内蔵されているのが、意外と便利。イチイチ録画機を立ち上げる
ことなく録画を呼出せるのが、便利になっていた。ところが、今度の4kは… 
 ということで、ますますオタクバカになっている。
~HP内検索をすると、よくぞ!と感心するほど、詳細に書いていた。
 余程、閑とみえる。