閑話小題 ~天皇の姪の結婚問題

 

  * ジゴロの怪しげな空気感が…何とも
 世間を騒がしている天皇の姪の結婚問題。マスコミ上でも、ネット上でも、
風当たりが強いようだ。怪しげな?素性の母親と、その元?人の金銭トラブル
から、下流人種と上流人種との問題点が顕わに表立ってしまった。資本主義
社会なるが故に、上は天皇から、下はホームレスまで、序列が明確に分れていて、
それは漫画的である。 東京駅を背にして、左側が山の手で、右側が下の手。

そこには、皇族がお住まいになっている。千葉、埼玉は東北出身者が多く

占めている。
 【 ジゴロはフランス語でスペルは「gigolo」と表記。言葉の意味は、
『何らか特別な関係にある女性から、経済的な援助を受け生活する男の総称。
広い意味で「職業名」と捉えるとこともできる。 今では、フランス以外の国
でも流用されている。日本で「ジゴロ」の言葉が認知され、一般的に使われる
ようになったのは、一昔前(昭和50年代)。小説や映画の題材として取り上げ
られた。しかし、社会の変化や人々の意識の移り変わりによって、「ジゴロ」
の解釈や使われ方にも変化がある。また、男女関係も多様化する昨今、女性版
「ジゴロ」について疑問を持つ方もいる。
~改めて「ジゴロ」について、その特性や言葉の意味、使い方を理解しよう。
≪ ◆ ジゴロの意味と語源
◉「ジゴロ(gigolo)」の意味を正しく理解するならば、まずはフランス語の
 辞書を引き、語源を紐とくべき。調べてみると次のように記載されています。
「年上の女性から援助を受けている、或いは、どのように生活を成り立たせている
のかはっきりしない、若い男」、「エレガントな洗練された若者で、どのように
生活しているのか不明の者」といった解説があります。
 要約すると「ジゴロ」は、「年上の女性」を愛人に持つ「洗練された若い男性」。
日本語に置換えるとするならば、「若いつばめ」か。 しかし「若いつばめ」が
「洗練」という要素まで、求められるのかには疑問です。 
このことからして、「ジゴロ」と「若いつばめ」が、完全に一致するとは言難い。
◉ 女性の「ジゴロ」を「ジゴレット」と呼びます。「ジゴレット」とは、
 ダンス相手を職業とする女性、男性を誘惑する女性ダンサーを指す言葉です。
アルス新語辞典では、「キャバレーなどの女性ダンサー。また、ふしだらな女、
売春婦、妾などのこと」とあります。ここから連想する女性は、妖艶で魅力的な
女性を思い浮かべます。
 また、イギリスの小説家・劇作家サマセット・モーム(1874-1965)の作品に
『ジゴロとジゴレット』という短編小説があり、まさに「ジゴレット」が描かれて
います。 この小説の粗筋は、次のような内容です。「かつてジゴロだった男と
夫婦となった女が、危険な飛び込みの芸を売りにして生活をする切ない物語です。
妻が演じる危険な芸は好評でした。しかし突然、妻は『もう飛び込みをやりたくない』
と夫に懇願し始めます。…   ≫
 ―
▼ 首都圏だけでなく地方都市でも、はっきりしている。北側は、工場地帯で、
 住むには適さないため、家賃が低く抑えられている。 自然と、サービス産業や、
工場従事者が住まいの主となる。南側には、高級住宅街が数百年かけ自然?発生する。
マンション街の住人には、その階層で暗黙の了解があるそうな… 50数年前に、
大学の海外ツアー研究会が主催した40人ほどのツアーがあった。都心出身者と、
地方出身者と、ファジーの連中が分られており、添乗員が露骨な差別をしていた。
そして、あわやの殺傷事件が起きそうな空気が漂っていた。

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7112,閑話小題 ~失うものは何もない いけー 
2020年09月03日(木)
   * 久々のガイロク
 主に有楽町と銀座で行き来する人への人生の際の話題のガイロク。ネット検索
すると【街頭録音、略して「街録」。街ゆく人々の“リアル”な声から、人生を
学ぶ! 人生のピンチやハプニングとどう向き合い、乗り越えてきたか? その経験
から得たものとは…。 山あり谷ありの人生に生きる勇気が湧いてくる!
 ここでの言葉が、心に突き刺さる。
◉ コメンテーターが所属事務所の社長に言われ続けた言葉が良い!
「失うものは何もない、その先に宝の山がある いけー! 言いたいこと言い、
やりたいことをやれ!」 これを言われ続け現在に至ったと。

◉ 「パニック障害」という病になって30年の老年に至らんとする人の発した言葉。
 私が僅か10年前まで、この軽い病だったことに、初めて気づいた次第! 
何やら事業が大きなプレッシャーになっていたようだ! 最悪の倒産<会社清算
も、直面すれば何とかなるもの。 直面したことに『正・中心・一点・無』を
呪文にして当たれば何とことはない。 …まあ、人生を二倍に感じられるなら、
それも価値は充分にある! 地下鉄の乗車に恐怖感を持ったり、汗が止めどなく
出たり、他人の視線に異常に神経質になったり、買物で話しかけられると異常に
緊張したりする! 座席に座って目を瞑って暫くすると落ち着くが… 
この酷いのを「パニック障害」という。 ガイロクの当人は奥さんが居ないと
何処にも出かけられなかったと!
 ―
   * 最近、少し変である。
 数日前にショッピングセンター前の駐車場で… 自動車を発進しようとペダル
を踏もうとした瞬間に、車がバックを始めた。 無人の筈の右隣の車が前進した
のを知らずに、自分の車がバックをしてしまったと勘違いしただけだが、必死に
ブレーキを踏んで固まっていた。過去に1~2度、経験したことがあったような… 
他にも、右手を見て車を駐車場から出そうと発進すると、その鼻先を乗用車が
走りぬいていった。車が、その辺りまで来てない筈だったが… 前方不注意!。
75歳の壁だろうか? 毎朝一番に、家内が何やら小言を言うのが習慣に。
言った方と言われた方は雲泥の差がある。何処にもあることだろうが…

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2020/01/04
閑話小題 ~去年の同月同日の『どん底』を読返して 
 ▸行蔵ーこんな経験をしてみた ▸哲学 心 
    * 人生の『山場は?』
 70歳半ばになって俯瞰し人生を振返ると、山あり谷ありが見えてくる。
去年の2、3日の、『どん底を教えてください!』が読返すと、これが面白い。
それならば、今年は「人生の山場は何時か?」が思いあたる。
・まずは、0~9歳までの大手通り4つ角の店舗時代。
・19歳から30歳まで12年間。
・そして、45歳までの15年間が次の山場。
・それと50歳代の9年になる。
ということは、10歳代の8年間を除いた45歳までの37年が、山場になる。
0~9歳と、20~45歳。そして50歳半ばから60歳前半では「家庭と、時代」に
恵まれていた。ということは逆に、10代と、40代後半と、65歳より3年を除くと、
ほぼ恵まれていたことになる! 会社清算後の65歳後半を如何に考えるか? 
ある意味で、人生で一番恵まれていた時期? 現に、そうである。問題は、
その結果を受入れ、日々を真正面に生きることが出来るかどうかである。
その辺りが、当事者でないと理解不可能。エネルギーが内側から力強く湧出る
時節こそ、「山場」と思えば当てつけにはならない。何ごとも受け止め次第。
『態度価値』の問題になる。厳しかったが、やはり19歳から30歳まで12年間。
変化、変化、変化でキャリアを積んでいて、実に面白かった。
<喉元過ぎれば熱さ忘れる>だが。 時どき、虚無感が心の中に広がって、
恐怖感に震え慄いていた。会社整理時に平然としていたのは、変化に対し 
前向きに立ち会う経験があったため。 
 峰のピークは、0~5歳、21~27歳と、38~40歳。そして花の50歳代。
谷底が16~18歳、46~50歳、65~68歳。そして最後の大谷は…? 
恵まれた時代に、恵まれた家庭に、恵まれた機会に因縁が多々あった。
「後味の悪いことは極力、避ける」ことで、ストレスを最小にすることが
出来たのが幸いした。しかし内なる声…『正月、早々、なにぬかすか!』

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6504,閑話小題 ~どん底を教えてください! 
2019年01月03日(木)
   * どん底ですか、どん底
☆ 年末年始にしては面白そうな特別番組が少ない。
 この10数年来の年末年始の真面目な政治、科学、宇宙などの
TV特番が少なくなった。普段から特番を組んでいるため、今さら?。
何かしら国全体が、いや世界全体が弱体化しているような… 中長期的
経済の低落傾向に、トランプの露骨なアメリカ第一主義がボディブローで、
で効いてきた。 現役から身をひき8年になるが、情報化による競争激化は
大変だ。中国の急激な台頭と、アメリカの動揺、そして情報化が背景にある。
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☆ 年末年始は、時間制限がある人たちのターゲットを絞ってシリーズモノを
 一挙に放送するが、TV御宅でも、思い込みで見逃している分野が多くある。
その中でNHK 『街録(ガイロク)』が、面白い。 今回放映されたのが、
 【あなたの人生のどん底を教えてください!】 
何百人かに取材拒否をされた中から、応じた数人が、語った内容は、衝撃的! 
数回にテーマにする予定だが…  そこで自問自答をしてみたが、さすがに
脛の傷のため露悪的でリアルには書けない。
・コメンテーターの‘森三中’の女漫才トリオのメインの幼児体験が衝撃的。
「子供の頃、素っ裸にされて首から下を地中に埋められて、「何で、こんな
ことをするの?」と訴えたら、笑いながら「面白いから」と言われた。
そんなことを誰にも相談できないため独り悩んだ末、「笑われていると想う
から悔しいんだ、笑わせていると思えば良いんだ!」と自分を納得させた。
これが「お笑い」に進む原点。」の告白に、受けに立ったもう一人が、
「私にはどん底なんてない!全てがどん底よ!」
「私など、毎日が裸で吊り下げらているようなものよ!」と…。
「笑われる」と「笑わせる」は紙一重
・8年前の会社清算で、それまでフンゾリ返っていた立場から一転、今度は
 罵声をかけられる立場に一変。資本主義社会では、会社清算、倒産は犯罪
に等しい。創業設計図に万一の備えをしていたため、打撲程度?で事なきを
えたが、心の葛藤は生易しいものではない。清算後、一年ほどしてから、
‘引継いだ老舗会社を清算した男’と飲み会で同席した時、私にシミジミと、
『この結果と、現状に本当に満足している』と話しかけてきた。
 同病、相憐れむ感もあったが、
『全く同感。現に直面しない第三者には、この感覚は理解できない。
以前の受難も含めて、これで一人前になったのでは?』と、偉そうに…
プラスも、マイナスの事態もエネルギー量は同じ。マイナス同士を掛け合わ
せるとプラスに転換。受け止め方で、先の女芸人のように如何様にもなる。
メジャーリーガーの大谷選手の精神的支柱が『中村天風』の言葉と、当時、
知った。『積極一貫』で、何ごともプラスに転換の精神論だが、一理も、
二理もある。 群れず、明るく、上を向いて生きるしかないのが人生の基本。
最後は、この辺りになっていく。しかし、10歳まで既に決まってしまってる?
 明日は武田鉄矢の「どん底」を、テーマにする。
どん底って、原石が隠れているんだよ… 問題は気づくか、如何かだがね!
「にっこり笑ってハンカチーフ!」 だって自分を笑うしかないでしょう!
それも腹の底から。笑ってくれる人に感謝しなくては。だって、そうでしょ!
それ以上に自分を笑わないと意味(価値)が無くなるから… ねえ、世間様。
 99里は、道半ば。胸突き八丁。成るほど、73歳から見えてくる世界は、こう
いう目線になるのですか。 虚空の一端が錯覚としても実感できるからね。  
                            ⌒ ⌒)バカ! 
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6505,閑話小題 ~つれづれに、<ここが、「どん底」> 
2019年01月04日(金)
  * 「人生のどん底」 ~両親の壮絶!
 NHKの「街録」を初めてみたのが、<「人生のどん底」って何ですか?>
の街頭インタビュー。次つぎとインタビューで、真に迫った人生のどん底体験
が生なましく語られていた。小中校時代、家庭内でも深刻な問題があり、それは
それは… 両親を含めて10人家族が戦中戦後を生き抜くことが如何に厳しいか?
10歳の頃、母親が重度のノイローゼに倒れ、3年程、寝込む事態に… 長男、次男
をたて続けて亡くした自己けん責の結果である。その中から何とか立上り、生延び
たが、それは尋常ではない家庭生活。その中で父親が独り、乗越えていた後姿を
みて育ってきた。母は、その心労で心筋梗塞で生死の場面に何度も陥っていた。
発作で苦しむ中で、白髪が逆立つ母を立川病院院長が押さえつけて、
『堀井さん、助かるかどうかは、自分次第ですよ。気力を奮い立てなさい!』と、
絶叫していた。 88歳で亡くなった時、医師の解剖の求めで、心臓の3分2が
壊死をしていたことを知った。 今からみて、小説のような特殊の生活環境の中
で育っていた。そこで「自らも創業人生を生きたい」と決意したのだから無謀も
程がある。太平洋戦の戦前の老舗骨董商(総資産が7~8億)から、戦死者家族の
仏壇、古着販売、衣料量販店への転業で活路を開き、衣料品の製造産地で現金
決済の仕入れ、格安販売で大当り、一時期、全国的に知れわたっていた。
戦前、戦中、戦後の動乱の中で10人家族が生抜くのは至難の業。 子供でも、
家庭環境の窮状は直に伝わっていた。 シリアスになって当然。だが、自らが
現実に潰されそうにならなければ、理解不能も然り。

▼ 6~7年前のこと。近所の新築の庭周りの業者が冬空の毎日続くミゾレの
 厳寒の中でのこと。 2人連れの親方が若い男に口を極めて罵倒していた。
県外ナンバーの車だから、越後の冬場工事がここまで厳しいものとは思っても
なからようで、その怒りを虐めで… 裏地が隣接しているため、パソコンが
置いてある机から丸聞こえ。それも数日間も…。まだまだ心の傷が癒えないが
故に、怒鳴りが私自身に向けているような。
<私だったら、逃げ出すだろうに… もしかして親子?いや、自分の子供に、
 これほどの虐めは無理? 成るほど障害、殺人がある訳だとか>と… 様々
な想いが沸きだっていた。どん底に、底がある。底がなければ、奈落に…
その感覚の一端、二回のバンジージャンプで味わってみたが! おぼろ!

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6745,読書日記 ~「魂の」思想史 ―1 
2019年09月03日(火)
            <「魂の」思想史/ 酒井健著 >
   * 魂とは何か
 魂、心、精神について、ここでどれほど書いてきたのだろう。
それにしても、<「魂の」思想史> とは、ドロドロしたような、
あな怖ろしテーマ。霊魂を想定するためか。魂で直に思いつくのが、
内海の洞窟に一人立つ人間の姿。岩場が「こころ」で、内海が、
外海をつなぐ個々の魂。外海と、空こそ「魂」と。洞窟の背後から
滝が流れているが、これは内界から迸る、これも、内なる「魂」。
  ―― 
  ~ネット辞書によると~
【「魂」の左の語「云」は、象形的には「雲のように見える煙やほこりのこと」
を表します。「ム」は「微細なものが地面から沸き立つ様子」、「ニ」は
「雲が空を駆ける様子」のふたつの状態を併せ持っています。
「魂」のもうひとつの漢字「鬼」は、中国では「死者の象徴」として「亡霊」
の意味を持ちます。地面から現れた「鬼=亡霊」がムクムクと上昇して空へと
向かう様子と「云=雲」とが引き合わされて「魂」となりました。】

  この<「魂の」思想史>の序文に
【 漢字の「魂」は、「こん」と音読みし、「たましい」と訓読みします。
この「魂」とは、空気のように目に見えない存在です。しかし「魂」は古来、
生物に宿り、その働きを助け、機能させるものと考えられてきました。…
 …似たような言葉に霊がある。漢字の成り立ちからみると、上部の「雨」と
「一」の文字が「連なった清らか水たま」、下部がそれに接する清らかな巫女を
現し、合せ転じてできた意味が「水たまのように冷たく清らかな神のたましい」
となる。】
 ――
   ~Amazonの内容(「BOOK」データベースより)~
合理主義と功利主義を基調とする近代。ゴッホニーチェボードレールから
岡本太郎三島由紀夫まで―、彼らは時代の趨勢に齟齬を覚えつつ、魂の声に
引き寄せられ、思策と表現を行った。 曖昧で無限定な概念でありながら、
人々を揺り動かしてきた「魂」とはいったい何か。人間の内部と外部を通わせる
その働きに、著者は現代人が見失ってしまったものを看取する。近代の異端者を
通して生の息吹に触れる異色の思想史。 
 
 ―
▼ たまたま現在、思いつくといえば、
<心という感情を想起させる日常の揺らぎを生み出す大元。これは、世界を覆う
 魂の分霊であり、生前、死後に繋がっている。ある意味で遺伝子に似ている。
大自然に感動し、抱かれた感覚は、魂との邂逅といえる。私がポックリ逝った
して、残るのは、此処で書き連ねた言葉。生きてきた痕跡を残すには、魂を
込めて書くしか他に手立てがないため。後日の私に、いま、ここの私が笑われ
ないため。永遠に切りたった、「いま、ここ、わたし」が、魂である。>