つれづれに

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 元号、何になるのか? 来週の月曜日の昼あたりとか!
私が気に入っているのが何の根拠もないが、『天明』。
『聖徳』。 『永光』も良い。 それより、如何でもいい。



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5857,物語で経験する「生老病死」 -5
2017年03月29日(水)
       <老いの風景 ー物語で経験する「生老病死」~石光勝(著) >
   △ 4C主義にライフワークの経験を当てはめると
・地球上をキャンバスに見立て、4C、4S主義で行先を埋めていくゲームを、
 30年かけて経験してきた。トラベルの語源のとおり日常のトラブルが短期間に
 圧縮して現れ出てくる。そのハードルを一つずつ熟すのが旅行の醍醐味であり、
 それが楽しい上質な遊びになる。この主義で51回のサイクルを熟してきた。
1・チェンジ =行先をチェンジし経験の枠を拡大する。日常からの脱皮も。
2・チャレンジ =アフリカ大陸、南米、北欧のアイスランドシルクロード
 などに挑んでいくが、それには息が詰まるほどの決意と決断がいる。
3・チャンス =機会の開発は情報収集から。手っ取り早いのが、添乗員と
 同行の旅行キャリアの生情報と勧誘パンフレットから始まり、それらを
 元に機会の開発を計る。
4・コンペティション =自分との戦いと、際どい旅行そのものが戦い。
  「極限までは誰でも行けるが、問題はその先」
・6年前のリタイア時も、然り。「節目を打つ」の言葉とおりに、環境の変化を
チャンスと捉えて、ランクアップした生活習慣にチャレンジ、日々を充実させ、
楽しむように努めてきたが… 
・父親からは事業に、母親からは趣味の世界に、このサイクルを熟していた
 姿を見せられていた。父が常日頃に語っていたのが、太平洋戦争と、敗戦。
 家族10人分の生きる手立てが… それは何れの家族にも言えたこととしても。
 時代の激変に挑戦し、空襲で焼出された混乱をチャンスと捉え、日々、戦い、
 働いていくしかない。その渦中に生まれたこともあって、不安心理が人生の
 ついていた。 右上がりの潮流のなかで、このサイクルを合理化して拡大して
 いったのが、戦後世代の成功者。そこには、4C主義が有効に働いた。
 これを具体的にしたのが4S主義になる。
私の経験を振りかえると、創業10~15年で事業売却をした転進が必要だった。
バブル崩壊の潮流の変り目を事業転進のチャンスに出来なかった。
これが4C主義のサイクルから外れた結果が、現在の事態ということか。
「脱皮できない蛇は死ぬ」、いや「茹でかえる」の戯言ですか、これは。
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4762,私を癒したのは、許しである
2014年03月29日(土)            
  * 究極の許しとは    ーひと言でいいのですー吉川直美編より 
 キリスト教的ケースの中の、私の規範を遥かに超えた世界である。
究極の心の傷には、究極の対応がある。8人兄弟の末っ子で、親の目が
届かないところで、いつも誰かから揶揄われてきた反面、許されてもきた。
そのため、許されるのが当然という甘さがつきまとっている。しかし、
許されないことが人生には数多くある。以下の許しのプロジェクトには、
非常に教えられる。人生には色いろあったが、許し、許されているのである。
  ーまずは、そのケースよりー
《『正義は私を癒してくれなかった。私を癒したのは、許しである。
 ーデビー・モリス』 米国には、人を殺して服役している被害者と、
殺された被害者の家族が面会をする、和解のためのプロジェクトがある。
コーディネーターが間に入って、文通からはじめて、慎重に長い時間を
かけて面会に向けて双方を整えていきます。実際の記録映像を観る機会が
ありましたが、若い女性を襲って銃で撃ち殺した少年と、その女性の母と
妹が初めて顔を合わせる場面。極度に張り詰めた空気の中で挨拶が交わされ、
当然、会話もはずみません。加害者の少年は顔をあげることもできず、
緊張と恐れで体調を崩していました。観ているだけでも胃がせり上がってくる
うな重苦しさの中、家族は、「ずっとあなたに一つのことを訊ねたかった、
そのためにやってきた」と切り出します。それは、愛する者を失った日から
知りたいと願って、叶わなかったこと。警察も裁判所も答えてはくれなかった。
やはり、「なぜ殺したのか?」「娘を返して」と訴えるのでしょうか。
  母親が静かに問いかけます。
「私の娘は、最期に何かを言い残しませんでしたか? 最期の言葉を
 知りたいのです、」
  沈黙のあと、少年は泣き崩れて、言葉を絞り出します。
「あなたを許します……。あの人はそう言いました。」
「……やはりそうでしたか。娘ならそう言うと思っていました。」
「……許してください。」
ひとしきり、肩を寄せ合うように涙を流すと、亡き人の許しの宣言が憎しみ
の連鎖を断ち切ったかのように、いつしか彼らは談笑はじめていました。
最後は、少年の体調を家族のように気遣って別れました。許しは簡単では
ありません。どうやっても許せるはずのないものを容赦することなのです。
ですから、この物語を理想として押しつけることをしてはならないのです。
それでもなお、これは誰にでも起こり得る、解放の物語であると信じています。》
▼ 結局、殺された側と、殺した側の溝は広く、深い。殺される間際に、
「あなたを許します」と言うなど、深い信心がなければ言えないこと。
そう言っただろうと確信していた母親も素晴らしい。そうこうみると、人間
には、宗教が必要である。例え、幻想でも、それが深まれば、やはり人間の
魂をすくうことになる。人生には、自分の力では、どうにもならないこと
ばかり。だが、一つずつ、一人で解決しなければならない。そして、最後は
許し、許され、生きていくしかない。それにしても、すざましい事例である。


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3290, ツイッター が詰まらない?
2010年03月29日(月)
 ツイッターを勧めた友人から、次のようなメールが入った。
《 おはようございます。昨日書きかけのメール残して帰り、今加筆しております。書きかけのメール完成
 させて、送信します。ツイッターのことですが、私、どうも疑問に思っている事があり、貴方にお伝え
したく、メールしました。と言うのは、ツイッターを見ても、貴方のツイッター以外あまり価値が無いように
感じております。つまらないのです。貴方みたいな「ツイ友?」でも出来ればまた変わってくると思いますが、
まだわが友にはツイッターをしている者はいません。 良い方法があれば教えて下さい。》  
  以上ですが、恐らく時間が無いのが半分以上の理由。 
 ―何度か、自分も上記のような気持ちになったことがある。
・しかし、とに角フォローの相手の呟きを、ことあるごとに見ていると面白くなっている。
・色いろのツイッターと、そこに貼り付けてあるブログとフォローからネットウェーブをして、相性の良い
 フォロー先を見つける。。
・また#(ハシュタグ)の先の呟きの世界も面白い。面白くなるまで、粘るしかない。(絶対に面白いから)
  ー以下は知人へのメールの返事。
 非常に基本的な問いなので、思いのまま書いてみます。 実は、私も同じような壁があり、若い人のように
気楽にフォロー先の人に話しかけられません。それでも、#bentou #obenntou の長野と八丈島の人に
「美味しそうですね」とか、発信すると返事が返ってきます。もっとも、この二人と貴方だけですが。
以前、学生時代の友人との40年来のやり取りの文を随想日記に去年8月に書きましたが、
その人もツイッターを開始しました。 私の影響かどうかは分かりませんが、ツイッターのフォロアーに
仙台の同年代といえば、彼ではないかと思っています。 しかし、ツイッター上で話していません。照れくさい
のか?どうか、40年前の知人の呟きを見ているだけで面白いもの。(しかし私の思い込みで、違う人かも?)
さきほどの obentouでフォローしている人の弁当を毎日見ているだけで面白いのです。その人のフォローされて
いる中は世界中の人が、このキーワードで反応して obentou の写真を投稿しています。それと「たけし」や、
黒柳徹子」「加藤登紀子」「梨本勝」など、違った世界の人の呟きや日常は、思わず引き込まれます。 
これが面白くない訳がありません。自分の呟いた後に、#長岡と入れれば直ぐに長岡の人が反応してきます。
私は数回で、何人から反応があったので、逆に止めました。 自分の壁でしょうが。 とにかく、一日一回
書き込みを入れて、#設計事務所 でも、 #藤の花 でも、#竹の箸づくりでも、入れてみれば、思わない
反応が出ると思われます。 これはブログやメール、そして携帯電話以上?に社会に与えるインパクトは
大きくなります。これからはモバイル携帯電話や、iPadのような電子端末が爆発的に普及します。
それらに最適なネットシステムになります。先日、ブログ専用のビデオカメラを買いましたが、タダ驚きです。
コンセプトが、これまでのビデオカメラが「晴れの舞台を記録する」ものから、ツイッターや、ブログの登録
する前提のコンセプトでつくられているので、非常に使うほうからみたらありがたいものです。
・書くことより、まずはフォローを増やして、多種の呟きやブログを楽しむことが第一
・おはようの一言でも、フォローしている方からすると、息ぶきが感じられるもの。 
 書かないわけには見れないですから。
・twitpicと検索を入れると、写真専門のツイッターが出てきますから、そこにはリアルタイム
 の世界中の写真が出ています。メキシコだったり豪州だったり、それを見ているだけでも価値があります。 
 面白いものを感じないのは、自分の厚い壁か、時間をとってないからです。   
  ーまあ、半分は自分に向けて書いている内容?・・・でも、これは間違いなく面白い!
 
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2915,昔、地方と東京に6種類の金持ちが居たそうな
2009年03月29日(日)
日本には戦後、地方に6種類の金持ちがいたという。そして、現在彼等の多くが消え去ろうとしている。
・山林家     ー>輸入材、人件費の高騰で資産価値の激減
・酒造業者     ー>清酒離れで、戦後4000から1700に
・商店街の老舗旦那  ー>郊外化で、ほぼ消滅
・地場の建設業者   ー>公共事業が激減、談合の締め付け
・医師         ー> ??
地場産業のオーナー経営者 ー>中国、東南アジアからの格安な輸入品の流入
高校の同級生の親の何割かが、この中に入る。 そして現在も似たようことを続けている。
この数年で、その多くが死ぬか没落を始めた。 私は商店街の老舗?商店主の??息子。
(自覚しているので御勘弁を!) 誰も彼も、彼らの息子なら、同じ?? 
いや、御立派なのもいる?(ほぼ自分だけはマトモと思っているようだ)
これに大農家で再開発などで買収された家も入るが、これだけは安泰?。この30年、地方は没落の流れで
あったが、首都圏と東海産業ベルトラインは世界に向けての輸出を基盤として、日本を引っ張ってきた。 
ところがである、そこが壊始めたというから絶望的と言わざるを得ない。
「昔、東京には6種類の金持ちが居たそうな」と言われる日が来つつある。
・政治ゴロ、・官僚ゴロ、・土地成金ゴロ、・情報屋ゴロ・?・?
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2008年03月29日(土)
ー読書日記ー ディズニーの言葉
一言一言が胸に響く言葉ばかりである。原点を大事にしている創業者の理念が、ディズニーランドに、
そのままあふれている。一匹のネズミ(ミッキーマウス)がチャップリンが原型と始めて知った。
あの大きな靴、そして上着チャップリンの姿である。なるほど、それならわかる!本当に自分の
好きなことを人生を通して追求してきたディズニーの言葉だから、言葉の中に魂が入っている。 
・なかでも一番大切なのが“自信”、自分を信じるということだ。
 ひとたび、こうと思ったら、盲目的に一片の疑いもなく、それにのめり込んでいくことだ。
・幸福とは心の状態を言う。 物事をどう見るかだ。
 幸福とは満足することだと思っているが、これは金持ちであることを意味してはいない。
・男は仕事のために家族を犠牲にしてはならない。
・本を適切なタイミングで読む、ということはとても大切である。
・好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる。
・ディズニーの成功を支えている最も重要な要素は 遊び心と 好奇心だ。 遊び心とは、笑うことを愛する、
 というアピールをする気持ち。好奇心とは、常に人間の心にあって想像力によって刺激されて生まれたもの。
・夢を実現させる秘訣を知っている人にでも、越せない壁があるなどとは、どうにもしんじられない。
 私が思うに、その秘中の秘は 4つの“C”で要約される。
 好奇心(Curiosity)、自信(Confidence)、勇気(Courage)、不変性(Constancy)だ。
・すべての芸術家は何よりも先にまず喜びを与える人である。
 他人を楽しませることが好きな人は、やはり同じように自分自身の喜びと満足を得ているのである。
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2007年03月29日(木) 2186,
「勝負脳」の鍛え方
               才八∋ウ_〆(∀`●)サン
図書館から月刊現代の新年号を借りてきたら、第四の知能「勝負脳」の鍛え方ーというレポート
があった。数日前にフィギア・スケートで安藤美姫が逆転で優勝をしたばかりであった。
トリノのオリンピックで惨敗、他の試合でも、ここ一番の大勝負に勝てなかった。
勝負を決めるのは鍛錬だけでなく、色いろな運や脳力が必要ではないかと、実感していた。
ーまず、このレポートの概要をまとめてみるー
「頭が良い」とは、どんな脳を指して言うのかというと、
・記憶する能力  ・イメージをつくる能力
・覚えたことをパフォーマンスする能力(多重能力)という。
 要約すると、「ものを覚え、それでも脳が忘れてしまうために、覚えた情報を一度脳内で再編集し、
 その内容を表現するという流れを鍛えることで、頭をよくすることが大事である」ということになる。
この3つの能力を活用できる人が、勝負事で勝てるかというと、必ずしもそうはいかない。
スポーツの試合や受験、ビジネスといった実戦で勝つには「頭が良い」だけではダメ。
レポーターの提唱する脳の第四番目の知能は独創性や創造力を生み出す能力が勝負の鍵を握っている。
この能力を勝負脳となずけている。端的に言えば、勝負に勝つための独創性のある戦略を練る知能。
アメリカのマックスウェル・マルツがサイバネティックスという成功の理論を提唱した。
それは、目的を明確にし、それを目的が達成するまで忘れない、というものです。
そんなことは、当たり前と思うかもしれないが、それがナカナカできない。
勝負脳を鍛える第一のポイントは、「目的と目標を区別すること」が挙げられる。
・目的は勝つことであり、目標はどのように勝利するかです。
・そして勝負脳を使って勝つには、目的よりも目標に集中することが大切なのです。
目標も目的も同じようなものだと思うが、それが違うのである。
両者の違いを説明するのに、フィギアスケートの荒川静香選手の例で考えてみると・・
06年のトリノでオリンピックの金を取ったあと、こんなコメントを挙げていた。「順位はまったく
考えていませんでした。新しい採点方法に対応するために、演技ごとに自分の欠点を明らかにして、
一つ一つをいかに完璧にこなすかに集中していました。一位になれたことにビックリしました。」
彼女はトリノから採点方法が変わったことを理解していた。その意義を理解し、一つ一つの技をいかに
素晴らしく見せるかに集中したのです。スポーツだけでなく、ビジネスでも簡単に成功する人と努力を
しても成功しない人がいます。それは目的と目標を分けているかどうかで決まります。目的と目標を
分けて、自分の劣っている部分を明らかにし、相手の長所に打ち勝つ、どんな状況でも手を抜かない
という勝負脳を使うか使わないかである。出世したい、勝負に勝ちたいという結果を目的にして、
それを追い求めるだけでは、科学的とはいえません。大リーグのイチロウは、初球を打ってのヒット、
つまり初球の打率が非常に高く、誰よりも早く球場に入ってモチベーションを高めると言います。
相手のピッチャーが十分に力を出し切らない第一球も見逃さない勝負脳を働かせていると言えます。
ーー以上が、このレポートの概要だが、
目的と目標を明確に分けて、使いわける必要性を述べている。そこで「目的と目標の違い」を調べたら、
目的: 達成すべき事項   (上記を参考にすれば「到達しようとして目指す事柄」の意味に近い)
目標: 目的達成を可視化するために数字で表現できる到達地点、とあった。大學生活の目的と目標を
例にとると、目的は、広く知識を学び、多くの人を知り、自分の適性とは何かを知ることで、目標は、
優を幾つ取るか数値を決め、部活動やアルバイトなどを通し多くの人を知り、広い範囲の本を数を読み
無事卒業すること。この二つをはっきり分離しておかないと、やはり学生時代を最有効に活用できない。
目標を明確にしておけば、それが結果として目的達成になるのである。しかし、目的意識も重要である。
多くの挫折の中で、耐え抜くのは目的意識である。この二つを明確にして、割り切って楽しむことが
勝負脳を育てるのである。
             (o ・д・)ツ  バイ! 
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2006年03月29日(水)
1821, あちら側の世界 ?3  ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨ              
 ウェブ進化論ー3   ーロングテールとはー
この本で印象的だったのが、ロングテールというキーワードである。
ロングテールが最大限生かせるようになったのは、情報化のなせる業である。
最近買う本の半分近くが、アマゾンからの中古本である。一度消費者が買って読み終わったというより、
出版社か中間流通業者が個人名を使って販売しているのではとしか思えない。ただ同然で買い入れて、
それをアマゾンに貼り付けておいて、直接送ってきているのでは?また、一度買った本ー中古本はロング
テールの部類ともいえる。しかし、それもロングテールの大きさと長さを知らないのだろうか?世の中、
音をたてて変化している!
 ーネット世界で利益を稼ぐ「ロングテール現象」とは何かロングテール(長い尾)とは?
この言葉は最近少しずつ米国で使われるようになった。ロングテールとは何なのか、本という商品を
例にとって考えてみる。一年間にどんな本がどれだけ売れたのかを示す棒グラフを作ってみる。
縦軸に売れた部数を取り、横軸には左から第一位『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、第二位
世界の中心で、愛をさけぶ』、第三位『バカの壁』…と売れた順に一冊ごとに棒グラフを連ねていく。
横軸には「一冊あたり五ミリ」、縦軸には「千部あたり五ミリ」でグラフを書くと、本の売れ方の
全体像はどんな形状になるか?
(字数の関係でカット2008年03月29日)
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 2005年03月29日(火) 
1456, 生命保険に入る馬鹿、入らない馬鹿
私は生命保険には入らない主義である。「馬鹿馬鹿しい!何で自分が死んで保険金が?それ位なら、
その保険金を相手に直接やるか貯金すれば良い。保険屋は確率の問題で、奇麗事をいってピンハネしている
はずだ。」というのが私の理屈である。もう一つは「先のことはわからない、だから心配したって仕方が
ない。最悪の事態になったとして、それがどうした?!」という考え方が基本にある。保険に入る人は
「先のことはわからない、だから心配だ」という考え方なのだろう。「だから心配だ」と「だからどうした」
の分岐点で考え方が変わってくる。それぞれの人は色いろな立場と事情があるので、私の場合の話と断って
おくが。平均寿命80歳が、生死の五分五分のラインである。それ以上生きた場合、生命保険金は支払われない
ものが多い。この辺に保険屋のマジックがある。その事実を知らない人が意外と多い。(母もそうだったが、
この事実を知らないで80歳まで保険に加入していた)80歳以前に死んだ場合に、残された家族の生活には
有効であるから保険に入るのだ。しかし保険屋というものは、不安事業でしかない。その不安をくすぐって
加入させる保険のオバちゃんがいるのだろう。したがって、詐欺的要素が出てくるのだ。壮年で亡くなった
場合に、家のローンや子供の教育費が負担に対するヘッジとして必要だろうが。といって博打であることも
確かである。保険屋の立場からみれば、あくまで博打の胴元でしかない。無知な大衆から利益を得るのが目的。
相互補助団体といえば、何処かの宗教団体と同じだが、不安解消ビジネスであることも同じである。箪笥預金
も同じだろう、将来が不安と、生活を切り詰めて貯金をして死んでいく。お笑いであるが、本人にとって
不安なのだろうが。不安感に対して、「それがどうした!」「で、どうした!」「何とかなるわい!」
「大丈夫大丈夫!」と自省してみれば、その金を楽しみに向けたほうが良いのがわかるはずなのだが。 
無知の一番気の毒なカタチである。最後は生活保護を受けられるから何とかなるし、死んでしまえば一円も
かからない。自分は死なないと思っているから貯め込みたくなるのだろうが。「大金を残して死んだ孤独な
老人」というのが一番滑稽である。金の本質を考えれば哀れな生き方ということは自明である。
使い切れないほど使って、大金が残っている人もいるから一概に言えない。
・・・・・・・
2004年03月29日(月)
1091, 公示価格は時代反映の象徴
 少し日が経ったが先日、全国の公示地価が発表された。都心の一部が下げ止まり感とあったが地方は
下落率が拡大していた。1991年に比べて平均して、商業地で67.6?、住宅地で43.2?下がった。土地と株価は
連動するというから、あと10?20?は下がってよいことになる。この一年で地方の6大都市などの中核都市
以外は、商業地は10パーセント以上の落ち込みである。新潟もその落ち込みになっている。地方経済が
悪いというが、そのまま地価に比例している。家内が長岡の自宅の町内の役員会に出て聞いてきた話だが、
近くにある長岡にある唯一の高層貸しビルのテナントがドンドン撤退。町内費が減って困っているという。
東京まで新幹線で一時間半の長岡なら、それが当然であろう。事務所を撤退して、そこの出身者の自宅を
営業所代わりにして、月数回出社して報告する会社が、激増しているという話を聞いている。自然と
駅周辺の地価は下がって当然であろう。デフレの一番象徴的な部分である。下げ止まり感が無いのが
不気味であり、デフレスパイラルもよいところだ。合理化のため拠点や社宅の売却が一巡しない限り、
下げ止まりは無いだろう。東京一極化、それも東京・品川周辺を中心にした集中化は益々進む。
その反面、地方の衰退は激しくなっている。80対20の法則ではないが、20の首都圏対80の地方にたいして、
80のエネルギーが首都圏に集中しだしたのだ。中国などの海外に対する拠点などの情報基地としてである。
これが公示価格の大きく反映している。
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2003年03月29日(土)
724, プロ野球開幕
 昨夜からプロ野球が開幕した。他に面白いプロスポーツアメリカの大リーグ中継をNHKが衛星TV
で開始したために,以前ほどの興味がなくなったが、それでも始まれば別である。ON時代に育った為に、
どうしても巨人中心になるが、それでもよい。NHKも衛星TVで民放の巨人戦にぶつけて、録画をゴールデン
タイムにぶつけてきている。見るほうも同時に2画面で見るから、その差がシビアに見えてくる。 
今の巨人のトレードはやりすぎという感がする。その豊富な戦力の巨人を長嶋の支離滅裂の采配で壊して
いくのが何とも面白かった。しかし去年それが無くなった原監督巨人は、当然優勝をした。今年も原監督
に気の緩みがない限り優勝するだろう。
(字数の関係でカット2010年03月29日)
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2002年03月29日(金)
 360,末っ子相続
世界の何処の社会でも長男相続である。それが当然と思っていたら、末っ子相続の社会があった。
世界は広いそしていろいろあるものだ。北欧のバイキング社会がそうだった。成人をすると、
男は船に乗り外の社会に出て行く。最後に残った男か娘が両親の面倒を見るという。その代わり、家督
相続するシキタリという。彼等にとっての海は夢を実現する世界。長男から成人になると、さっさと出て
行くのが慣わしという。それが永年の試行錯誤の中で、ベストのシステムになったのだろう。広い自然資源
があるから、そういうシステムになったのだろう。力が付いたら広い世界へ旅立つ大きい自然環境があった為。
バイキングといえば、海賊だ。40?50人乗りの海賊船を数十隻を連ねて、村や街を襲ったという。
日本などの農業社会では、すぐにでも男手が必要であり、外にはそれほどの資源が無かった。
昔から長男以外は都会などに丁稚奉公や女中に出された。継ぐべき田畑があったが、一家が生活出来る
ぎりぎりだった。北欧の場合、せいぜい家と舟ぐらいだったから、長男などは魅力も引き継ぐ仕事も
無かったのだろう。しかし海や海の向こうに、無限の自然のめぐみと夢があった。
バイキング社会は10世紀から200年ほどしか続かなかった。