つれづれに

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 昨日は、『クリード チャンプを継ぐ男』をみてきた。
 評価は、少し甘くて、90点というところ。
 若い黒人を主役にした、黒コのロッキーの物語というところか!
 スタローンが、老いた指導者とセコンドの役割。
 あくまで、ロッキーの焼き直しだが、それでもよい。
 観客は40~50人ぐらい。

ついに大晦日だが、なぜか、年末の今年の十大ニュースとか、
スポーツニュースを、いずこのTV局で特集してない。
先日の、随想日記で、私の思った10大ニュースを書いたが・・・
 どれもこれも、暗いニュースばかりで、はばかったのか?

☆ 今年の十大ニュース。何故か朝日新聞のそれには、シリアやアフリカの
 難民問題を取り上げてないが、何か情報コントロールがあるのでは?
  そこで思いのまま浮かんだ私の選んだ世界十大ニュースとは
 一番が、ISなどによるテロの激化。
 二番目が、それに伴う欧州への難民流出問題。
 三番目が、中国の株式の暴落。
 四番目が、原油価格の暴落と、新興国の経済低迷
 五番目が、TPPの大筋合意
 六番目が、世界的な極右政党の躍進
 七番目が、地球温暖化による、様々な異変
 八番目が、欧州経済の不調
 九番目が、ネパール大地震で九千人が死亡
 十番目が、中国の一人っ子政策が廃止 辺りか

 

・・・・・・・・
2827, 晦日は、今年の読書の総括
 2008年12月31日(水)
今年の締めくくりは読書の総括。
まずは年初に読んだ 副島隆彦の「恐慌前夜」「属国・日本論」
「連鎖する大暴落」を読んで愕然とした。他に彼の一連の本を読んで、
迫っている世界経済の危機を感じ取った。また金融を中心にコンサルトを
していただいているH氏に紹介された竹森俊平著「資本主義は嫌いですか」と、
マンデンブロ著「禁断の市場」も印象的であった。ソロス著「ソロスは警告する」、
金の投資家、松藤民輔著「無法バブルマネー終わりの始まり」、藤原直哉
「世界同時株暴落」、野口悠紀雄著「世界経済危機ー日本の罪と罰」、そして、
松井孝典著「地球システムの崩壊」など、地球規模で起こっているエネルギーの
ウネリを感じ取れたことも収穫だった。そのために、リーマンの破綻が世界恐慌
の発火点と直感し翌日ここで取り上げ書いた。 
どの本を読んでも目から鱗であったが、いざ金融恐慌が始るると、
世界的な経済崩壊の規模の大きさとスピードの速さに驚愕している。
ー 本として印象の強い順に書いてみるー
1、松井孝典 「地球システムの崩壊」    2、副島隆彦 「恐慌前夜」
3、竹森俊平 「資本主義は嫌いですか」   4、マンデンブロ 「禁断の市場」
5、松藤民輔 「無法バブルマネー終わりの始まり」
6、ソロス  「ソロスは警告する」     7、近藤道生 「平心庵日記」             
8、副島隆彦佐藤優著 「暴走する国家ー恐慌化する世界」
9、野口悠紀雄 「世界経済の危機」  
10、米原万理「打ちのめされるようなすごい本」
(字数制限のためカット09年12月31日)
・・・・・・・・・
2007年12月31日(月)
2462, つれづれにー大晦日          ´▽)ノおは~
晦日である。 一年は本当に早く過ぎ去る。御節は今年は止めておこうかと
思ったが、結局は注文してしまった。例年の半値の5千円のセットだが、郊外に
あるフランス料理店のものである。この十年以上は紅白歌合戦はホボ見ていない。
格闘技を見るか寝ているかだ。総括は先日書いたが、面白い本には多く行き会った。
新潟駅前に新しい図書館が出来たのも大きいが・・ 今まで自分がそこまで行って
なかったこともある。自分の知能のレベルでしか本の内容は理解できない。
 (以下は字数の関係でカット2011年12月31日) (■*U∀u)ノ 良い年を!
・・・・・・・・
2098, 今年を振り返って -2
2006年12月31日(日)

     オッ(*^○^*)ハ~ヨウサン!

    今日で今年も最後になる。
    12月の10日に「今年を振り返って」を書いているので、
    ここでは、「私的なこと」に、割り切って書いてみようか。

今年は私にとって「60歳」になった節目の年である。
{60歳までに、一生分を前倒しをして、やりたかったことを、
全てやりとげる}と51歳で決意し、そして生きてきたので、
肩の荷物が降りたような虚脱感と、ホッとした満足感が現在もつづいている。
そして来年の3月までに、60歳代の生き方を決めるつもりである。
    
    2人の息子も婚約をして来年には結婚予定で、
    丁度、還暦の頃に子供が家庭をもつという「人生のサイクル」は、
    丁度よくできている。私にとって、その意味では節目の年であった。
    
    友人と話すことといえば、なるほど年金の話が中心になる。
    企業年金が??万+厚生年金21万=3?万とか、
    私は家内が厚生年金に入っているので+?万とか年寄り臭い話になる。

12月1日に義母が亡くなり、盆と正月に唯一行くところが消滅した。
仕事場が新潟市にあり、自宅は長岡、そして家内の実家が柏崎と、
丁度良いバランスであったが・・・。

前回も書いたが、今年は塩野七生の「ローマから日本が見える」
「ウエブ進化論」「グーグル」「あたりまえのことばかり」が印象に残った。

  印象の強い順にベスト10を思い浮かぶまま書いてみると

    1、「ウエブ進化論」梅田望夫
    2、「あたりまえのことばかり」「14歳からの哲学」
     「知ることより考えること」「41歳からの哲学」池田晶子
    3、「ずっとやりたかったことをやりなさい」ジュリア・キャメロン
    4、「要約世界文学全集?・?」木原武一
    5、「生き方の研究」森本哲郎
    6、「『私』のための現代思想高田明
    7、「ローマから日本が見える」塩野七生
    8、「グーグル」佐々木俊尚
    9、「エピソード読む西洋哲学史」堀川哲
   10、「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行」

「生きていることの不思議さに気づいた年」である。
  考えれば考えるほど不思議なことだ。
             *^ワ^*)i それでは良いお年を!                    バイバイ 
 (以下は先日書いた内容です)
 ・・・・・・・・
12月10日(日) 2077,
今年を振り返って -1   才八∋ウ_〆(∀`●)

   そろそろ、今年の十大ニュースが話題になり始めている。
   年末の31日になったら、もう一度書くつもり?だが、
   ランダムに頭に浮かんだまま書いてみる。
北朝鮮の核実験とミサイル実験が日本にとってトップになるだろう。
イラクでは日ごとテロが激しくなり、イスラム教の宗派間の内戦の
 様相を示してきた。
   ・国内では小泉から安部首相に代わったということか。
   ・それに児童虐待(親と仲間内)が頻繁におきだしてきた。
    家庭内が荒んでいるのが原因だろう。
   ・大型薄型TVが売れ出したことも大きい。
   ・県知事が三人逮捕となれば、やはり大問題だろう。
    市長の逮捕など、それがどうした?と思えるほどである。
・会社は、なんとか減収同益に持ちこめそうだ。
 来年から駅再開発が着工、
 今期を含めて三期がどん底だったが光が見えてきた?か・・
 それとも、今そう考えていたほうが都合がよいから?楽観的に・・
・それと一番私らしくないこと、「県活性化のための会」を主導して開いた。
 学生時代のゼミの後輩に依頼されてのことだが・・・
 まあ面白かったが、無事終了。
   ・身辺では義母と、仲人の高橋与三八さんが亡くなった。
   ・二人の息子が婚約?、自宅に連れてきた。 来年が結婚式か?
   ・新しい習慣として、モーニングページ(思ったことを起きざまに
    30分間にわたり大學ノートに曼荼羅の枠の中に書き込んでいく)
    の習慣を、3月から始めたことだ。これが今年の一番の収穫である。
   ・旅行はケニアであったが、サファリ・カーの外より、
    車内の動物に・・・
・今年は、「面白い本」の大当たりの年であった。
 次から次へと目が醒めるような内容に出あった。
 あまりの無知に一人赤面をしていたのが本音である。
 ここはと思ったところを一字一字タイプで打ち込むのが、良いのだろう。
 自分の潜在能力に対して、「頭の悪い子供」として対応するのが 早道。
   池田晶子の[ゼロ基点の孤独]と、
        [人生経験とは、失敗経験でしかない。
         それほど人生を深く考えることはない。
        ‘たかが人生’でしかない]という言葉が印象に残った。
         その‘たかが人生’が、問題である。
         ‘されど人生’であるからだ。
       これをブツブツいいながら、あるとき、垂直にプッツンになるのが人生!?
   来年は何が待ち受けているか?
   花も嵐も・・・ でもないか?
・・・・・・・・
2005年12月31日(土)
1733, 今年を振り返るー総括 b(’0’)d おっ w(゚Д゚)w ハァ?ヨ~

晦日になり今年の総括と思ったが、
『私が選んだ今年の十大事件』の先日の内容が、総括に近い。
そこで今年の十大事件から世相を考えてみる。
まずは先日の内容をコピーしてみる。
 ーー
ー私が選んだ日本版・10大事件ー
1、人口が初めて減少に転じる
 2、衆議院自民党が歴史的大勝
  3、JR福知山線で脱線、107名死亡
   4、耐震強度偽装で大揺れ
    5、郵政民営化関連法が成立
    6、愛知万博が開かれる
   7、堤義明西武グループ会長逮捕
  8、小学生女児が相次いで殺害される
 9、アスベスト関連死、次々と明るみ
10、プロ野球のセ・パ交流戦が始まる。そしてロッテ、優勝
    大相撲では、外人力士が大活躍-朝青龍が7連覇、琴欧州大関に      
              (*^ー^)/C□~~ コーヒーいかが?
              それとも(。・・)_且~~ お茶どうぞ
 --
以上から読み取れることは
少子高齢化
 ・国家リストラ(小さな国家の選択)
  ・情報化が社会(日本だけでなく世界も含めて)を根底から変え始めた
   ・その結果として、グローバル化がますます進む
    ・地球規模の環境破壊が、地震や台風などの天災を多発
情報化の結果、競争が激しくなり、、
 一部の勝ち組と大多数の負け組みの社会になりつつある。。
  しかも、その一部勝ち組も一瞬で負け組みになる可能性を多く孕んでいるから
   世の中は殺伐としてくる。  ( ゚曲゚)キィィィィィ (σ`д´)σ訴えてやる!!
                  こら( `Д´)y-*)゜Д゜)y _~~~
                   アハハ "o(^▽^メ)。o0○*1
    最たる日本が、負け組に入ってしまい、尚のこと凄惨な事件が起こっている。
情報社会では、無限にある情報の中の価値をみいだし、
 社会ニーズにあった価値に加工できるかがポイントになる。
  それが国とか人種を超えて一瞬のうちに世界を駆け巡る。
   ソ連の崩壊も情報化社会の到来が背後にある。
    面白いといえば面白い時代の到来である。
      SF作家の小松左京
      「我われが想像を遙かに超えた社会が到来した」
       といっていたが、正にこの言葉の通りである。         
   今年は、きつい局面が少しはあったが、良い年であった!!
  (*゚▽゚)*゚▽゚)ノ <よいお年を。O○      
        スコシハヤイケド ツコッ!
         ( ーoー)o━━☆Д ゴーーーン!!
   過去の大晦日の総括を読むと、
    毎年いろいろの事件があるものである!と、
     つくづく感じる。
   それと書き残してあるのもよい!   
・・・・・・・・
2004年12月31日(金)
1368, 今年を振り返るー総括

毎年、同じような言葉で始る。
「今年も、あと一日になった」である。
 それが誰もが抱く感慨だろう。
  地球が怒っているのではないかと思われるほど、次々と災害に襲われた。
   その幾つかを記録として書いてみる。

・インド洋で、とてつもない大きな地震がおこった。
 震度はM9で、阪神大震災の1400倍のエネルギーというから想像を超えている。
  地球を津波の余波が三回したという。
   被害は10ヶ国をこえて、現在のところ10万人というが、
    まだまだ増えるだろう。
     TVで多くの映像が流れているが、見ていても恐ろしい。
      何人かを飲み込んで流されている映像もあった。
明治29年の明治三陸地震の2万2千人の被害を軽く超える惨事で、
 20世紀来、エネルギーとしては4番目の大きさという。
  やっと、中越地震の余震が収まりかけてきたと思っていたら、
   この大震災である。
    台風は例年の3倍もあり、やっと落ち着いた時に、中越地震
     そして、このスマトラ地震である。
      全くどうなっているのだろう。
・暗い話だけでは片手落ちになるので、明るい話は
  オリンピックで日本が久しぶりに多くのメダルをとったことである。
   強いところに、集中的に強化をしたのが功を奏したという。
・地方の景気も相変わらず、良くはない。
 特に新潟県はその中でも一番悪いところである。
  これに台風による水害と、この中越地震である。
   復興景気といっても土木が少し良い位で全体的には決して良くはない。
    日本全体から見ると、明るい兆しが見えてきた。
     その要因として、政府の力、外部要因、内部要因からみると、
      外部要因は、中国向けを中心とした輸出の伸長である。
       内部要因は、液晶・プラズマの薄型TVやDVD、
        そしてデジタルカメラに象徴されるデジタル家電のブーム。
         中国とデジタルの頭文字の「CD景気」は、この1、2年で反転する
          ようなことはないだろう。
         しかし中国景気は、日本の地方に直接・間接の大きな影響を与えている。
・この十年間2~3回は海外旅行をしていたが、今年は一回であった。
 年末にと思っていたが、この中越地震である。
  これがなければインドネシアか、タイと考えていたので、助かったのかも。
プロ野球問題、西武鉄道の問題、ダイエーの解体の決定、など
  多くの問題が噴出した年でもあった。
   情報化・グローバル化による時代の変化が、ますます激しさを増して
    時代を変えた年といってよい。
・身近の人で亡くなったのは、取引先の朝日広告の五十嵐恭一さんである。
  会社の事務所に一番多く訪ねてきた人である。
   年に数回は、個人的に飲みにいっていた。
    多くの取引先をまわっているので、景気とか時流の情報に敏感であった。
     親戚では、亡くなった人はいなかった。
      伯父叔母も、あと数人になったこともあるが。
・仕事の方も、相変わらず下方圧力は大きいが、今年の10月の後半で
  底うちをしたようだ。
   と同時に中越地震の復興関係の宿泊のためミニ・バブルになり、
    予算を何とか達成可能になった。

     今年はやはり何といっても
      中越地震が一番の出来事であった。
       忘れられない年になった。
・・・・・・・・
2003年12月31日(水)
1001, 今年の総括

今年も大晦日になってしまった。
 恒例の今年の総括をしてみよう。
 
ー個人的の問題では
・今年の身近な物故者は
  高校の同級生の‘スーパーツチダ'の社長をしていた土田恒夫君が亡くなった。
   一番死にそうでない男であったからショックであった。
    親戚では母方の従姉の連れが亡くなった。
・海外には二回行った。
  この数年三回であったので、少し物足りなさが残った。 
   アラスカとアイスランドである。
    これで41回である。
     当面の目標の50回にはまだだが。
      60歳までに、というのは無理になった。
       大不況の中、今年は特に行くのを躊躇をしたが、
        後になれば何ということはない。
         行けない状況に行くからこそ価値があるのだが?
・国内では、京都に一泊のバスツアーと鎌倉に行く。
 ・産能大で「一時間講義」をする。
  いい思い出になった。
   ・ 新潟の引越しを考えるが、決断が出来ない。
    ・ウオーキングは一日平均1万4千歩を確保した。
      数年前より1万5千歩より1千歩減らしている。 
      ・新しい習慣として「ありがとう」を1千回平均言うことが加わった。
ー会社は
・去年11月に始まった売り上げの落ち込みが進む。
  今までは他山の石だったが。世間並みになったとはいっていられない。
   ・来年の事業構造の転換に向けて、支配人と副支配人をホテルの
    ラインから外して本部付け(新規プロジェクト開発部)にする。
      久々に仕事に本気になる。新規事業の準備が進む。
ー国際社会では、
イラク戦争があった。
  その後テロが進む。またフセインが捕まる。
  ・またSARDが流行、世界がパニック状態になる。
ー国内では
・景気がますます悪化、特に地方経済は救いがたい状況になってきた。
  りそな銀行足利銀行が国家管理になる。
   ・衆議院選挙で二大政党化が顕著になった。
    それぞれが選挙公約をするマニフェストという言葉が流行する。
      自民党は仮面を変えてしぶとく残った。 
    来年は、会社も国も待ったなしのリストラの年になる。
 ・・・・・・・・
 2002年12月31日(火)
 627,パタゴニア旅行記ー9

ー絵を描く人ー

今回の旅行で素晴らしい絵を描く女性がいた。
見るところプロ並みの絵を描いていた。
画家の安野光雅に小学校の絵の担任でもたれたと嬉しそうに言っていた。
いつも面白い話をしてくれて、「先生お話!」皆が囃したてていたとか。
今から考えると情緒教育をしていたのではないかと言っていた。

何十種類のクレヨンを持ってきて30~40分位で仕上げてしまう。
見ていても気持ちが良いぐらい綺麗に仕上がっていく。
あの位巧く書ければ本人も気持ちが良いだろう。

主人の方はカメラマニアでお互い自分の世界に没頭しているのが
バランスが取れていて良い。
ある意味で理想的な夫婦の形に見えた。

絵を描くということは対象に対し観察眼が鋭くなるし脳に残る。
私も60歳になったら、クレヨン画の勉強をしようかと考えてしまった。
旅行では一人はデッサンをする人がいるが、この位本格的の人は珍しい。
個展を開いたり、自宅のリビングに額に入れて折々楽しんでいるとか。

ところで話は変わるが、ご主人に写真の撮り方を学んだ。
・対象をしっかり見定めて
・両脇をしめて
・片目でファインダーを片目はその外をみて
・足を少し開いて
・撮る瞬間は息を止めること
・時に木や花を通して風景を入れる
・外国の場合意識してその土地に住んでいる人をいれる
等々であった。
雲一つでもその地域しか見れない色や形がある。
夕景の太陽の色とそれに映える雲もそうだ。
同じ景色でも経験を積んだカメラマンの目は鋭い。
私などいつもマニアの後について回っている。
旅行は日常から離れる事ができ、色いろな知識と経験を積める!  

・・・・・・
2001年12月31日(月)
286、良質の人材とは-

「ビージョナル・カンパニー」という本を知人に紹介され、
その後その人と酒を飲んだ。ある目的のために人材を集めるのでなく、
まずよい人材を集め、それから何をやるか決める、という逆の見方である。
考えてみればその方が正論である。

ある人材が何人か出会い、さて何をやるかを考えそれをやり遂げていく。
その上で明確な目標をきめていく方が筋が通っている。

酒を飲みながら、それではよい人材とはどういう才能をいうのだろうか?
という話の内容になった。酔っ払いが話しているのだから、
いい加減の内容であったが、それでも結構真実をついていた。

「自分で問題を見つけ、それを解決する手順を考え、
着実に実行やり遂げる能力である。」それがその時の結論であった。

そう考えると、私も悪い人材ではないと少し安心した。
そういう目で周辺を見渡すと、なるほどと思う。両親、兄、姉、義兄も元上司、
友人を見渡せた。大学時代のあの男、高校のあの男、なるほどと思った。

その視点で見たとき、よい人材といえる人はごく僅かである。
その点で誰もが安心してよいのではないか。

その時、その知人が言うに、「ビジョンとは、夜旅をしている人が星を目安にして、
自分の位置を確認する。その人の一つの星がビジョンでないか。
それを時々確認しながら一山二山乗り越えていくことではないか」
なるほどといやに合点した。

日本的に言えば「志を持つ」ということか。
来年は自分の若いときの志はなんであったかを、早々考え直してみよう。
 ・・・・・・・・・・
ある時間の断片
12月31日  1968年

あと10分で1968年も終わる。
学生時代最後の年になる。
今年を振り返ると、色いろなことがあった。
・三月下旬から2週間、石川君と一緒に、卒論の「流通革命」を書くために
大阪の船場のメリヤス問屋に住み込みで流通の現状を見てきた。
生々しい旧来の世界と、そこに蠢く人間がいた。
・帰って直後に、欧州旅行の川崎と深井と松村と九州旅行に出かける。
先ずは川崎の家に行って一泊をする。ところが川崎は事故がおきる予感が
すると言って、急に旅行から降りた。三人で今度は名古屋の酒向の家に行く。
家に泊めてもらって、その夜は高級中華料理店で最高級のご馳走だ。
こんな美味しい中華料理は初めてであった。それから九州に行く。
九州の鹿児島で聖心女子大のグループと落ち合う。
1泊2日の薩摩の彼女等との旅行は一生忘れられないだろう。
・そして4月に父に「もしアメリカに行きたかったら、全ての費用を
出してやるから留学をしてこい」と急に言われた。その気になったが、
英会話に通うこと2ヶ月で、急ごしらえの留学は無理と断念をした。
そこでの自己葛藤があった。
・またその時期に、石川に勧められて「武沢ゼミ」に入った。
これは私にとって前の年の欧州旅行とともに大きな出来事であった。
・そして急遽ジャスコオカダヤと長崎屋を受験。
両社とも合格する。ジャスコオカダヤに決める。
・夏休みは、卒論のための本を十数冊買い込み読む。
9月に二週間、10月に一週間、新潟県の六日町の禅寺の「雲洞庵」
で、集中するために籠る。
・11・12月は、かなり頭を使いすぎたため不安定な時期になる。
去年に続き今年は、これからの人生での土台になる事があった。

ーそう書いているうちに、あと三十秒で今年も終わろうとしている。
・・・
ここより今年である。
1969年になった、学生から社会人の年になるのだ。
今度は自分独りの力で生きていかなくてはならないのだ。
頼れるのは自分だけである。
人生は三つの戦いがある。
自分、他人、そして自然との戦いだ。
先ずは自分に打ち勝たなくてはなるまい。
信念としての決意は「自分に打ち勝つこと」だ。

*1:ゆるさん