つれづれに

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 一日一日、寒さが増していく。 
早朝のポタリングも、あと10~15日間で終わりになる。
そして、15時過ぎのポタリングのみなって、12月10日で、
打ち止めになる。そして、来年の3月末に再開と、なる。


・・・・・・
1684, ザ・マインドマップ-2
2005年11月12日(土)

いままで読んできたブザンの本を開くと、どの本も
「絶対肯定の部屋」のドアが開き、アルファー波が飛び出てくるような、
世界が光り輝いているような開放感になる。
絶対的な可能性が簡単に手に入るような気持ちにさせてくれるからだ。
思考を直線的一次元から、平面的二次元、そして放射的な拡大で
三次元、多次元の世界への世界を直感させる。

この効果として、要点をまとめやすくなり、
それぞれの関連をすばやく明確に理解しやすくなる。
頭に中にある「!」を、言葉にするための中間段階としての役割を果たしてくれる。
考えていることを、書くことへの移行段階が成否を決するのだ。
ほとんどの人が、この段階で失敗してしまうのだ。

多くの知識を溜め込めば溜め込むほど、その詳細をまとめることができなくなる。
学生時代に卒論で四苦八苦した経験があるが、この方法論が解っていたら
エネルギーは10分の一済んだろうに。

ー要点をまとめてみたー
  マインドマップの目的といえば
1、思考を発展させる新しいコンセプトを知るー放射思考
2、これで人生のあらゆる場面で最大限に利用するために革新的ツールをしる 
                     -マインドマップ
3、思考プロセスの仕組みや発展はコントロールできること、
  創造思考能力は理論的に無限であることを知り、脳の能力を大きく開放する。
4、放射思考を体験して、知的技術や知性の水準を向上させる。
5、新しい世界を学ぶことで、興奮と発見の喜びを知ることができる。

マインドマップの特徴として、
A,中心イメージを描くことによって、関心の対象を明確にする。
B,中心イメージから主要テーマを枝のように放射状に広げる。
C,枝には関連する重要なイメージや言葉をつなげる。
D,あまり重要でないイメージや言葉も、より重要なものに付随する形で
  加える。枝は、節をつなぐ形で伸ばす。これに、色、絵、記号、
立体化などを加えることで、面白さや美しさや個性などが出てくる。

このプロセスで「連想」が出てくる。
この連想が多くの無限の力を引き出してくる。
天才は、そのことを知っており、多くの業績を残していった。

マインドマップは、言葉よりイメージ(絵)を中心におくことで
さらに威力を発揮する。言葉とイメージを結びつけることによって、
脳の力を倍増させていく。

   つづく
 
・・・・・・
2004年11月12日(金)
1319, スリッパの原則

新聞広告の欄を見ていたら、新刊本で『スリッパの法則』という文字が
目に入ってきた。事務所でスリッパを履き替えさせる会社は要注意という。
以前から、このことは言われていたことだが、本の題名になるのは初めてである。

当社もメンテを考えて、移転する前の事務所からスリッパに履き替えていた。
たまたま一週間前から、来客は土足にしたばかりだった。

数年前に若い銀行マンがはじめて来て、何か万引きを見つけたような顔をしていた
のが印象的であった。その時、真剣に土足にしようか考えたが・・・。

早速、本屋で立ち読みをしてきたが、買うほどの本ではない。
そこでインターネットのパソコンで検索をした内容とは。

ー2、600億円を運用したとかで「カリスマ・ファンドマネージャー
と呼ばれた著者が、延べ3、000社を超える企業を訪問し、調査をした過程で、
良い会社かどうかの以下の一定の法則性を帯びていることに気づいた。

「人の話を聞かない社長のいる会社」
「社長室の豪華さとその会社の成長性は反比例する」
「スリッパに履きかえる会社に投資しても儲からない」
「極端に美人の受付嬢がいる会社には問題がある」
「相談役のいる会社は成長性が少ない」
「ラジオ体操を強要している」
などを上げていた。
これでほぼ全てを言い尽くしているだけで、後はなんの内容もない。

そういえば、むかし仕入れで関西や広島の問屋やメーカーをまわっていた時、
玄関で靴を履き替える問屋・メーカーは旧態以前で、社員の平均年齢も高かった。

当たらすとも遠からず、ということだ。

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2003年11月12日(水)
952, 「殴られ屋」ー読書日記

http://www.rosetta.jp/hareruya/back.html
サロンのコーナーに貼り付けてある。

 世の中には、想像を絶した生き方があるものだ。
「殴られ屋」の存在は「ホームレス作家」を読んだ時に、そのレフリーのアルバイトを
した内容が詳細に書いてあったので知っていた。
その本を図書館で偶然見つけた
 
 しかし借りてきて暫くの間は、手に取ることができなかった。
気の毒で正視できない思いが先立ったからだ。
しかし、読んでみてサッパリした体育会系の生の必死さが伝わってきて
好感の持てる内容であった。
 
 人間死んだ気になれば、何でもできるものである。
そして、その凄みが周囲の人に感動を与えていく様は素晴らしい。
それはものごとから逃げないという信念が直に伝わってくるからである。

 ヤクザにショバ代を要求された時、殴られることで支払おうとした。
それを親分が見にきて「馬鹿野郎、殴られて商売をする奴から金を取れるか!」
と子分を叱ったというのが、よい。

 お客は素人と思っていたが、プロの挌闘家が多いという。
まさに命がけである。

 本は買う必要が無いが、是非ホームページを見てください。
破産せずに、毎日、殴られ屋をやって「借金の全額返済」を目指している
姿を、いまの政治家や役人に是非見てほしいと思う。
いや自分のことか!ほんと。
今の時代これがジョークでなくなるから恐ろしい。

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『殴られ屋』 晴留屋明著、古川書房
■借金1億5千万の男

殴られ屋をご存知だろうか?奴はいつも歌舞伎町に立っている。

ボクシング・グローブ、ぼろぼろのヘッドギア、スウェットの上下という
出で立ちで、夜になると商売を始める。
「さあ、だれか私を殴ってください!」
殴られ屋は一分間千円で、客に好きなだけ殴らせる。
蹴りや投げなどは無く、拳による攻撃だけだ。しかし、殴られるだけでは
たまったもんじゃないからパンチを避けるわけだが、これが見事なまでに
当たらない。たまに一二発当たってもクリーンヒットはほとんど無い
(もちろん反撃はしない)。
モハメド・アリのようにヒラヒラと攻撃をかわすさまは、自らが
『世界一のディフェンス技術』とうそぶく程だか、あながち嘘とも言いがたい。

その男の名は晴留屋明という。
彼は借金1億5千万を返すために、今日も歌舞伎町に立ち続ける。

■いい人なんだなぁ~

こんな多額の借金を背負っているからと言って、晴留屋氏が決してナマケモノ
だった訳ではない。むしろ勤勉でまじめな人だ。
殴られ屋なんて商売をしてはいるが、昼間はちゃんと仕事をしている。

ごく普通の電気工事会社の社長であった彼は、自ら進んで働き社員には
優しい男だった。どんな駄目な人間でも辞めさせたりせず、なんとかいい所を
見つけてやろうとする。また情にもろく、貧乏教会から頼まれた工事を破格の
値段で引き受けてしまう。情に厚いといえば聞こえがいいが、
結局はお人よしなだけである。人としては合格だか、社長としては失格である。

結局その人のよさが災いして、お決まりの連帯保証人→債権者失踪という
パターンにハマってしまう。バブル崩壊の時によくあったアレだ。

まあだから、本当は晴留屋氏はぜんぜん悪くない。
たまたまお人よし過ぎただけだ。

■あと3日で止めろ。さもなきゃ死ぬぞ!

 ある日彼がいつものように歌舞伎町で客に殴られていると、酔っ払った
ヤクザが近寄ってきて、涙しながしながらこう言ったそうだ。

 確かに殴られ屋なんて商売は危険きわまりない。そもそも彼はなんでこんな
商売をしているのか?それはもちろん借金を返すためなのだが、もっと他の
方法はないのだろうか?結論から言ってしまえば、ある。
自殺して保険金を借金返済にあてるなり
(偶然にも晴留屋氏の保険金は1億5千万だったそうだ)、
死なないまでも自己破産するという手もあるだろう。
僕なら間違いなく自己破産を選ぶ。

しかし晴留屋明は「殴られ屋」という道を選んだ。
なんという馬鹿だ。

自殺や自己破産のようなネガティブな事はしたくない、人様から借りたものは
返さなきゃいけない、というのがその理由だ。
財産といえば、ボクシングで鍛えたという自分の体だけだ。
できる事といえば殴られ屋しかない。

それにしても、なんという不器用な生き方だろうか。
つーかお前、そんな事いってる場合かヨ!奇麗事ばっかり言いやがって。
借金一億五千万を返すためには、一分間千円として15万人に殴られなくては
ならない。15万人!?できる訳が無い。僕ならさっさと自己破産する。

でも、彼はできると信じている。

頭では無理だと思いつつ、本を読んで体の奥から震えがくるのは、
僕だけではないはずだ。男だったら誰もが共感せずにはいられないだろう。
いや、女にだってわかるはずだ。
僕や君にこんな波乱万丈な生き方が出来るだろうか。

■勇気をもらう

しかし晴留屋明は一人ではない。
彼の生き方に共感した多くのサポートがいる。サポーター達は無償で彼を
支える。多くの人がもともと客として晴留屋を殴りにきて、その生き方に
感激し、勇気をもらった人々だ。

そもそも彼には妻と子供がいる。今はこんな生活をしているので一緒に
暮らしてはいない。彼のささやかな夢が、家族と再び一緒に暮らす事だという。
本当にささやかな夢だが、実現は困難と言わざるを得ない。
そのためには借金1億5千万を完済しなくてはならないからだ。

でも彼はできると信じている。

この本を読んで僕は根拠の無い希望を持った。勇気が湧いてくる。
いつか挫けそうになったら、歌舞伎町を訪れてみたいと思う。
あの晴留屋明に勇気をもらう為に。

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578, 読書について
- 2002年11月12日(火)

 以前「本を読むときのポイントは何か?」と不意打ちに聞かれて、
瞬時に出た言葉が「読みたいところを探して読む」であった。
小説や本の構造が大事の場合が多いから、すべての本にはいえないが。

「一冊の本からその真髄を一つを掴め!多くのものを得ようとするな!」
そう割り切ってそのノウハウを身につけた時、本屋や図書館は
知識の宝庫に変わる。立ち読みでも多くの知識を得る事が出来る。

 勿論(^^ゞしいー自嘲の話しだが,今まで本を読んで一つでも本当に
モノにしてきただろうかというと疑問だ。
「要するに一番のポイントは、結論は何なんだ?」
「読み終わった後に、この本はこういう事がポイントだった」
とまとめていただろうか?何回も自省してみる必要があるのに。
読書の一番の要諦はこれしかないのに。

 多くのものを得ようとして何も得る事ができなかったのでは?
また自分の壁がそれを不可能にしていたのでは?
このことを考えてみても、内部の壁が如何に大きく自分を取り囲んで
いるかが解る。自分でこの随想日記を書き続けて、作家や記者などの
物書きの凄さが解ってきた。

 文章の中に込められたエネルギーや魂が感じ取れるようになった。
本屋や図書館はエネルギーのルツボである事も。
そこに行きなれない人が行くと便意をもよおすのは、
人間の脳の中枢を刺激されるからだ。