つれづれに

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アメリカの3位から5位までの証券会社が、実質消滅をし、
保険の最大手のAIGが政府管理下に入ったが、
今度は全米第二位のモルガン・スタンレー証券が、
銀行と合併交渉のニュースが入ってきた。

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モルガン・スタンレーワコビアと合併交渉
 米紙報道
 【ニューヨーク=財満大介】
米第2位の大手証券モルガン・スタンレーが、大手銀ワコビアを含む複数の銀行と合併を視野に入れた
交渉をしていることが17日、明らかになった。複数の米メディアが報じた。米大手証券は
リーマン・ブラザーズの破綻やメリルリンチの身売りで株価が急落。生き残りが一段と厳しくなっている。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、17日にワコビア側がモルガン・スタンレー
ジョン・マック最高経営責任者(CEO)に電話で打診した。交渉は予備的なもので実現するかどうかは
不透明という。ウォールストリート・ジャーナル紙はモルガン・スタンレーが別の銀行とも交渉している
ほか、株価下落を食い止めるため、年金基金や金融当局とも連絡を取ったと報じた。

 前日に28ドル台で引けたモルガン・スタンレーの株価は17日に一時、16ドルまで下落。
21ドル台で取引を終えた。直近10日間の下落率は約5割に達している。
ワコビアも住宅ローン関連損失による業績悪化が深刻だが、
両社は合併による規模の拡大で生き残りを目指したとみられる。 (11:57)
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以上だが、もし成立すれば対等合併としても、一位のゴールドマン・サックスを除いて
2~5位全てが消滅することになる。 耳を疑うより、恐ろしい方が先にたつ。 
今度の市場の攻撃先は銀行になる。
ティー銀行などは一番のターゲットだろう。恐ろしい日々が続く。

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ーあるブログよりー
金融危機情報(次なる餌食は?)
今、金融市場では【リーマン】・【AIG】に続く餌食を探していますが、
その候補は以下の会社です。

<日本時間午前1時半時点>
【シティ】       $13.35(-15%:安値更新)
モルガンスタンレー】 $17.75(-38%:安値更新)

上記巨大金融会社2社が市場の餌食になりつつあり、今や金融市場は異常な“興奮”につつまれています。

しかしながら市場はわかっていません。自分達が何を行っているのかを。
ひとつ、そしてまた一つと巨大金融機関を”食べて”いけば確かに自分達は美味しい思いを
するでしょうが、最終段階では食べ過ぎて動けなくなり、そこに巨大津波が襲い、
窒息死することになるのです。
ところで、今日、肝心の【AIG】株ですが、45%以上も暴落しており、
$2.06となっており、終値でも$1台に落ち込むこともあり得ます。
そうなれば【AIG】を救うことは不可能であり、米国政府はメンツをつぶすことになり、
世界は【AIG】の破綻に震撼することになります。
今日のNY市場の引け値は今後の動向をすべて語ってくれます。