毎日毎日、アメリカの発の金融危機のニュースが入ってくる。100年に一度の恐慌が始った。
アメリカが風邪をひくと日本は肺炎になる、という言葉が可愛らしくて思え懐かしい。
アメリカで震度6強の大地震が起こったのである。 そして、大きなウネリが起こってしまった。
それは大津波になり日本のみならず世界中に押し寄せ始めた。 津波と違うのは何年にもわたることである。
ところが日本は政治的空白の事態で、頭がないのが現状である。 
 これは2001年の9・11事件に匹敵するか、それ以上の出来事。
津波を、現象としてイメージしてみると、数年以内に既存の会社の半分は倒産、いや、そんなものではないか? 
銀行、特に地銀以下の過半数が消滅、ハイパーインフレが発生、失業率が二倍、国家非常事態宣言が出て、
銀行口座の閉鎖?  現在考えられるのは、その辺だが、実際は、この程度ではないだろう?
100年に一度の世界恐慌なのだから。  それも一番の直撃を受けるのは日本。
どうすることも出来ないのがアメリカの隷属国家の運命である。

次は、アメリカの証券会社二位のモルガン・スタンレー。緊急に銀行との合併で凌ごうとしているようだが。
そして、シティーバンクが次のターゲット。数年前まで日本を買いあさっていたアメリカの金融機関の惨状、
ザマ〜ミロと言えないのである。そのツケは日本が払わざるを得ないからだ。 
他人ごとでない、果たして会社はどうなるのだろうか? 逃げも隠れも出来ないが、生存に全てをかけるしかない。
生き残りをかけた生存競争レベルになってきたということだ。 
それが会社だけでなく、年金生活者も含まれるから、ことは重大である。

国家破綻の現象としては、ハイパーインフレになる。 そして、次に来るのは中間層が総下層になる。
社会の不安が増大し、犯罪は増加する。 ソ連の崩壊時と同じような現象になる。
日本型社会主義の完全崩壊である。  第二の敗戦が表面化してきたということだ。
これだけ劇的な世界恐慌に「現役」で経験するとは思ってもいなかった。 

私自身、2008年9月16日14時をもって、「世界恐慌」と判断した。
そう判断すると、震えるほど恐ろしい。 みる目が全く違ってくる。みる目が違うと判断も違ってくる。 
私の人生で、過って経験をしたことのない最大のイベントが展開を始めた。 
それにしては、まだ実感が少ない。 茹で蛙になってしまったのだろうか。 
現実に信じられような大混乱が直ぐに始るだろうから・・・、 いや始ったのである。
ゴールドや、資源を持っている国は、それを担保としてあるから、立ち直りが早い。
しかし、体力のない日本の行く末は・・・・ 何度でも言う、「恐ろしいことだ!」


・・・・・・・・・・