2007年09月19日(水)
2360, ギリシャエーゲ海の旅 −6
  ーギリシャ旅行の総括ー (1)

この旅行で言いたかったことはホボ書きつくした。
去年のケニアを除けば、北イタリア、オーストリア、スイスと欧州が続いている。
やはり何処にいっても、欧州は数千年の間に積み重ねられた豊かさと文化の深を実感する。
観光地の一部だけを見たにしても、アジア・アフリカとは根本的な格差が解る。
レジャーにしても、長年の間に洗練されたセンスが違う。人生を楽しむことに長けている。

またクルーズをするなら、カリブ海クルーズだろう。
底抜けの明るさと太陽は、またギリシャとは違った味わいがあるだろう。
メキシコに行ったとき、一日だけメキシコのリゾート地のカンクンに泊まったが、
カリブ海を臨む高級リゾート地の雰囲気は何ともいえなかった。
クルーズ船に乗ってカリブのバハマなどの諸島を巡ったら、
思いもよらない景色に出会うだろう。「求めよ!さらば与えられん」である。

今回は、殆ど無駄のない日程が組んであった。旅行は、続けてこそ当たりも外れもある。
当たってばかりでないのが、よい。外れがあるから当たりもあるのである。人生と同じである。
出発前にギリシャの各地で山火事のニュースが流れた。行く前に、誰かに「大丈夫ですか?」と聞かれたが、
「大丈夫! 九州の鹿児島辺りの一部で火事が起きているようなもの。
イメージでしかないし、絶対に日程が狂ったりしない。」と答えた。
案の定、旅行の最後の方で地元のガイドが少し話しただけで、遠い遠い何処かの話でしかなかった。 
そんなものだ。逆にいえば風評は恐ろしい。

エジプトはギザのピラミッドと、エジプト考古博物館に行った。
二回目である。エジプトの遺跡はルクソールだけでも世界の遺跡の5〜6割以上ある?
(現地ガイドの説明で真偽は解らないが)というが、その中でもこの二つは一番の見所であった。
良いものは見れば見るほど、その素晴らしさが見えてくる。
前回は、この二箇所をじっくり見ることができなかった。
いま一度どうしても行ってみたかったので、丁度よいタイミングであった。
特にカイロの考古博物館は、素晴らしい。その中で圧巻は、ラムネス?などのミイラと、
ツタンカーメンの「黄金のマスク」と、副葬品である。それらは現在でも通用するものばかりである。

今回旅行で解ったことだが、ナイル川クルーズがあるという。 今度チャンスがあったら、
是非乗ってみたいクルーズである。もしエジプトを計画しているなら、これはお勧め。

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