ここにきて、不況感が更に増し.秋葉原の無差別殺人が、更に時代を暗くしているようだ。
「負け組みからのテロ」と、その直後書いたが、最近、その論評を見かけるようになった。
もともと、社会は階級があったが、誰も自然に受け止めていた。
勝ち組、負け組みと殊更いうから、自分の質が客観的に見えてくるのもあるのだろう。
子供の頃から、商売の真っ只中で生きていたから、それが前提で、負けたら夜逃げ。自殺の話は子守唄。
努力と知恵を限界まで使っても、あるところで下降に入る。それが、社会と思っていた。
しかし、それが免疫のない若い人が格差を自分の身として、受け容れざるを得なくなったとき、
深刻な歪みが出るのだろう。 「ゆとり教育」が大失敗であった。 格差の拡大を図ったということ。
一度滑り台から、下り始めたら最後まで止まらないのが、時代ということか。