2002年01月14日(月)
300、「心と合理化」

「合理的とは最小の資源で最大の効果を求めることである。
しかし心構えとして必要なことは、最大の努力で最小の効果である」若いときに出会った言葉である。
そして全てに対してその気持ちの構えでとり組んできたー精神論もいいところだ。これは知る人ぞ知ることである。
意外とこれは落とし穴かもしれない。それを可能とするのが、本当にそれが好きかという根本で決まってくる。
「好きと嫌いはどれほど違う、命ただやるほど違う」という都都逸があった。
好きなことをしての一生と、そうでない一生では天と地の位の差がある。
私の場合、事業と箱作りービル建設である。したがってこの30年、全く苦労した感はない。
周辺に波乱万丈の人生を生きてきたとかいう人がいるが、それが何なんだとつくづく思う。
好きなことをやってきたという人生こそ大事なことだと信じていきてきた。他人の批評は所詮他人の脳の歪みでしかない。
この前ベトナムに行ったとき、定年直前のバスのドライバーが二人できていた。
本当に楽しそうに旅行を楽しんでいた!子供のとき自動車に憧れ、大人になったら
ドライバーになると決めていた。本当に夢がかなってよかったとシミジミ言っていた。
決して社会的に高いわけでないが、人生の後半にそれを言えることが最も大事だと思うようになった。心とはそういうものだ!

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