2003年12月15日(月)
985, アパについて

 先日の夜のワイドショーにアパホテルの女社長がTVで出ていた。
アパ・マンションの社長婦人で、ホテルを任されている人だ。
ホテルにしても、奥さんがTVのワイドショーに出てきた時は大体が末期の時である。
落ちとして最後には「わが社のマンションを買ってくれ」とのコマーシャルで終わった。

 このマンションを請け負った大手ゼネコンの営業部長が
「あそこのマンションだけは買わないほうがよい。10年もしないうちに
ボロボロになるのは必定の設備である」と言うのだから、これだけ確かなことはない。
いつ消滅するかどうか分らないマンション分譲メーカーの長期物件を
買う人の無知に大問題がある。無恥を曝け出してTV出演をして
サクセスストーリーを得々と話している姿をみると、こちらまで恥ずかしくなってくる。
 
 そもそもマンションを買うのは、やめておいた方がよい。理由は20年〜30年経ったマンションをみればよい。
ほぼゴミ屑同然である。それすら分らない相手を騙すのだから凄い。

 アパ・マンションに対しては、
・光の部分をみると、
 「三こう」がコンセプトに入っている
 −高(高感覚ー若い人の感覚に合っている)
 ー広(広い面積)
 ー好(値段が見た目から安く好感が持てる)
 これは、今までなかったマンションで若者に支持を受けている。
・影の部分は
 10年、20年経ったときのことはほとんど考えてない?ー目に見えない部分の設備などは徹底的のコストカット。
 水漏れなど、時間が経つとトラブルが続出する。 精神衛生上、マンションは問題になることが多い。
 確かに、メンテや防犯的には合理的に見えるが、日本におけるマンションの歴史が浅いのが 致命的な欠陥である。

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