2003年05月31日(土)
787, 「加熱する新潟のホテル戦争・NHK」をみて

今日のNHKの[きらっと新潟ー加熱するホテル戦争」が面白い内容だった。電話が二本入ってきた。
 NHKの何も解ってない素人が企画した内容という前提で見ていたせいか、お笑いの部分もあった。
今時にホテルで高価な結婚式をあげる時代ではない。アッパークラスの5?の人種は例外である。
専門店ー冠婚葬祭の式場か手軽にレストランでする時代だ。 それをオオクラホテルで村上牛を
特別注文をしての特別企画をとかいう時代ではなくなっている。
 
また長期滞在型ホテルが展望風呂をいれて拡張をしているが、だからといって周辺のホテルと同じ稼働率でしかない
ーリネン業者の情報だから間違いがない。魚がいなくなっているだけなのだ。
国内のビジネス客がこの2~3年で、3分の1になったのだ。3割減ったのではないのだ。
更に他の業界ーマンション業界とか、メンテ業界などが参入してきて、競争激化になっているだけだ。
企業が事務所を合理化の為に廃止したり、新潟・長野・群馬を高崎に統合したり、二時間までは宿泊原則禁止とかして、
日帰り圏になったりしている。事務所代わりに月曜日から金曜日にホテルに宿泊をして、営業をするようになった。
 
  また長期滞在マンションをも滞在型ホテルがターゲットにしている。
敵はホテルではなくて、貸しビルやマンションなのだ。いま起きていることは、垣根を越えた競争の時代になっている。
昨夜のTVに出ていた立教大学の岡本教授といえば、観光科を創設した人だったが?そこまでは解っていない
レベルでしかないのだ! その背後にあるものは、情報革命ーIT化が進み、合理化が可能になった為である。
 
 ビジネス客が3分の1ということは、ホテル業そのものの壊滅状態といってよい。
その中で生きていかなくてはならいのが、実情である。
朱鷺メッセが8000室の予約が入っているとか、結婚式が年内満杯とか、開業の年だけは、
ブームに乗っているのかもしれないが、どう見てもおかしい!2~3年後に必ず、この馬脚があらわれる。

誰がタクシーを使ってあそこまでいって宿泊するのだろうか!一日5人か10人ならいるかもしれないが。
長岡のGホテルは、その程度しか宿泊はないとか。それも駅から歩いて3分の好立地であるのに。
他人事ではないのが深刻だが、何とか切り抜けそうだが? 大津波が日本・世界にきているのは事実である。
その先端の大波がこの業界に来たということだ。

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