つれづれに

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 昨日は、昼前に次男一家が、初孫を連れて帰省。
駅裏の川崎バイパスにある和風レストラン『里味』で
家内と5人で食事。その後、信濃川の西岸にある千秋公園で、
ピクニックをした後、自宅の一時間ほどして帰っていった。
 孫は4歳の女児。三年保育の一年生。 一番、可愛い盛り。



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・・・・・・

4214, 開国という強迫観念 ー1
2012年10月09日(火)
 ある雑誌にー反・幸福論『開国という強迫』ー京大教授・佐伯啓思のレポート
があった。TPPの反対論だろうと読んでみたが、なかなか面白い。 私自身、地域
社会に埋没しないことと、両親などの刷り込みによる思い込みなどからの脱却が
人生のテーマにしてきた。自分を開き、違った世界を受け入れ、同化することが
人間の成長と信じ、生きてきた。しかし、反面、知らない世界に常に怯え、同化
を拒否していた。これは人間として当然でもある。 ここで著者は、「開国は、
突き詰めればアメリカに対する不利な条件をつけられた開城ではないか?」と、
問題提起をしている。 その辺の論拠を何回かに分け取り上げてみる。  
  ーまずは、その抜粋からー
≪ 丸山真男は、戦国から安土時代へかけてが「第一の開国」、明治維新
「第二の開国」、そして終戦後が「第三の開国」といいました。また松本健一は、
明治維新が「第一の開国」、終戦後が「第二の開国」、そして1990年代の
グローバリズムを「第三の開国」と呼んでいる。両者を足し合わせれば、すでに
日本は四回開国しており、今回は五回目の「開国」なのです。「開国」の大安
売りで、「開国」「続開国」「続々開国」と、いったいどこまで開けばよい
のでしょう。気になるのは、明らかにここにはあるバイアス、もしくは先入見が
あり、それは国を閉ざすことは悪、開くことこそが善、という強力な思い込みが
あるということです。閉所恐怖症ならぬ「閉国恐怖]と「開国強迫観念」がある。
「開国」すなわち「国を開く」ことは国際化を意味し、無条件に歓迎すべきだ、
という思い込みです。TPP賛成の「開国論」は、しばしば、「TPP反対派は外国に
対していわれなき怯えと恐怖をもっている」といいます。しかし逆にいえば、
「TPP推進の開国論は、国を開かなければ世界からは取り残されるという強迫観念
。・・・(中略) その一大典型が、先ほどの「開国論」を唱える丸山真男
はじめとする戦後進歩的文化人でした。彼らの主張は、何よりまず、戦後日本を
民主化し近代化する、ということでした。ではどうして彼らはそのような主張が
できたのか。それは民主的な近代市民社会を成立させた先進国の立場に自らを
同一化したからです。その上で、民主主義が根付かない後進国である日本を批判
したわけです。日本人部族の大半は閉鎖的で西洋のような先進世界を知らない。
知らないから、自己中心的で、世界には通用しない自分たちの流儀に得々として
いる、というわけです。いわば「部族社会の原理」で生きている、というのです。
このようにいってしまえば、彼らだけ主義が根付き、個人の自由や人権が保障
され、合理的精神、いわゆる市民社会だとことあるごとに強調しました。
しかし、現実は大きく違います。アメリカには今でも根深い差別意識があり、
ヨーロッパには強烈なエリート主義や隠然たる階級意識があります。
古代ローマギリシャへの敬意は未だに強く(だから、あの「だらしない」
ギリシャをわざわざEUに入れたのです) ≫
▼ 日本周辺の地勢から考えると、強迫観念を持つのは当然。アメリカと
 ロシアと中国に囲まれた現実世界が存在している。もし、開国してなかったら、
アメリカか中国の一部になっている可能性もある。 戦国から安土の開国は、蒙古
襲来があったため。明治維新は、アメリカの開国要求に対して近代国家樹立が
生きる道であった。終戦アメリカに敗戦したため。グローバリズムは共産圏が
消滅し、世界各国の壁が低くなったためである。しかし著者はここで、
「開国という強迫観念」があった、と主張する。  -つづく






3849, あれから半年か -2
2011年10月09日(日)

   * 9・11、9・15、3・15 の直撃後、日本は、どうなるのか?
 歴史的テロとリーマンショックで経済的に直撃を受けた日本は、今後どうなるのだろうか。
その三連発の直撃で私も儚くも破綻に至った。商売上、ストレートの影響を受けてしまったが、では日本
全体は大丈夫か?というと、そうではない。 これから始る欧米の混乱が日本の政治経済に更に大打撃を
与える。 地震原発事故の影響は、大きく現実として我々に覆いかぶさる。 アメリカ経済会議前委員長
のサマーズは、事故後の講演で「残念だが、日本は貧しい国になる」と断言。 私も、その最先端で直撃を
うけたので、その指摘は痛いほど感じている。国家収入の三倍近い予算を立てざるを得ない日本。それに
対し、増税は反対という国民の愚鈍さ。ギリシャのダラシナサより、日本人の方が劣っているとしか私には
思えない。 この惨状を自覚できない恐ろしさ。先日見たNHKスペシャルの東北大震災の録画を再びみた。 
大震災に直面しても、正常性バイアス、同調バイアス、他愛行動で、逃げ遅れる人の状況を。 
「10年前の9・11、三年前の9・15以来、私も、この三つの判断と行動しかしてなかったのでは?」
という反省もあり、再び見て、その事実を確認した。ただし、装置産業のため、手の打ちようが無かった
ことも事実。そこで3.11の大震災で、直ぐに決断した! というより、最後の迷いが無くなった。 
この判断を、大部分の人たちが冷ややかな視線で見ているのを、逆照射すると、逃げ送れた死者たちの顔が
浮かんで見えてくる。この大震災の中で、「危ない、逃げろ!」と喚いても、殆どの人が「変な人が訳も
分からないことを言っている」としか、受け止められないで亡くなった人たち。 それとほぼ同じことが、
近未来のリーマンショックの大津波の襲来に対する認識である。大震災でタバコをふかし車に寄りかかって、
海を見ていた鈍い人たち(もちろん、その人の立ち居地によるが)。轟音が聞こても分からないのである。 
一年もしないうちに、それが身に染みて分かるはず。立ち居地が違い影響の少ない人もいるが、国家その
ものが破綻の瀬戸際だから、そうも言っていられない! この9月から、リーマンと東北大震災の大波
の姿が見え始めてきた。見ても見えず、今さら遅い! が、現実か・・ これは自分への警告でもある。 
まだ逃げ方が甘いのか
 ・・・・・・・
3484, エッセイ脳 ー1
2010年10月09日(土)
 
「エッセイ脳―800字から始まる文章読本」ー岸本 葉子 (著)
     ー内容ー(アマゾン)
   言葉の選び方、書き出しの心得、起承転結の「転」を利かし書き手の
「ええーっ」を読み手の「へえーっ」に換える極意とは?しなやかに感じて、
したたかに描く、奥義を伝授。人気エッセイストが初めて明かす文章術。

 第1章 テーマは連想の始動装置―「私」と「公共」の往復運動
  (何を、どのように書くか―エッセイの基本要件;学習で高められるもの
                    ―他者が読みたくなる要件 ほか);
 第2章 頭にはたらきかける文、感覚にはたらきかける文―無意識を意識する
  (文章のはたらきに着眼―三種類の役割;枠組の文でアウトラインを―
   「描写」を「枠組」で引き締める ほか);
 第3章 リスク回避と情報開示―「自分は他者でない」宿命を超えて
  (読みにくさは個性か―読みやすさの必要性;自分≠他者の宿命を超えて
   ―読み手はヤマ場が見えていない ほか);
 第4章 文を制御するマインド―「筆に随う」はエッセイにあらず
  (言葉を選ぶ三つの側面―検討すべきこと/正確さ/主述、並列、呼応;
   クリエイティビティに先立つもの― ~ 崩れを防ぐ方法は ほか)
▼ 著者の岸本葉子はプロのエッセイストとして20年以上書いてきた経験
 から生まれたノウハウを、そのまま書いている。私のような「エッセイか、
読書日記か、論評か、何か訳のわからないテーマ日記」を10年書き続けてきた
ものにとって、一言一言がズッシとくる。彼女は、エッセイを書く人はすべて
「ある、ある、へえー、そうなんだ」を目指すべし、という。さらにテーマを
決めてから題材を集めるののではなく、逆に題材を先に決めてからテーマを
つける手順は、私も経験から身に付けてきた。また起承転結 の「転」から
起・承と結を書いていく手法に目から鱗であった。それと改行や、「 」など、
見た目も意識すべしという。なるほど、プロともなると、どれもこれも納得する
言葉ですべてが満たされている。「自分の言いたいことを、他者が読みたくなる
ように、書く」という。しかし自分は他人ではない。 その宿命を越えて、相手
に訴えていかなければ、良いエッセイは書けない、「自分の思いを相手に解り
やすく伝えることこそ人間にとって最も必要なこと」が、一貫して流れている
テーマ。「起承転結の起と結のかね具合」と考えていたので、転は目から鱗

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3109,サエゼリア
 2009年10月09日(金)
* 村上龍カンブリア宮殿
 以前にサエゼリアについて書いたことがあるが、大不況の中で最近、再び注目を
浴びている。テレビ東京に「カンブリア宮殿」という村上龍がメインナビゲーター
の番組がある。それぞれの会社のトップをインタビューをしながら、成功の秘密を
探る番組である。先日、珍しく家内が自主的に録画をしてくれた番組を見た。 
 私たちは「サエゼリア」のファンである。 家から100mにあるのが最大の
魅力だが、兎に角安い。同じSC内にあるスーパー原信の惣菜よりやすい感がする。
それと、高校生からファミリーや私たちの年代まで気楽に入れる雰囲気が良い。 
しかし、そのサエゼリアを褒めると、次男や会社の副支配人は顔をしかめてしまう。
「あんな女、子供の屯している煩い店。それに料理は美味くも不味くもない味。
イタ飯なら個人店の少し高い店がよい」云々。「世界中の美味しいものを食べつく
して、好きというのだから、そこを斟酌しろよ」といっても、思い込みは変わらない。
「美味いものは、癖がある」ので、時たま食事に行くには良いが、度々ならば、
あまり美味くない方がよい。食べたことを直ぐに忘れてしまう程度がよいのである。
まあ、趣味の問題。 ところで、何時も気になっていたのが、そのシステム。 
特に厨房内である。 この番組で紹介していたが、あれだけの客席の厨房に店員が
一人には驚いた。サエゼリアの社長の話していることは、ペガサスの渥美俊一
オウムカエシだが、忠実に実行しているところが凄い。
 ーTV東京の番組紹介から ー         
イタリア料理専門店のファミリーレストランサイゼリヤは「安さと美味さ」
で勝負。創業以来右肩上がりで売上849億円を叩きだす。
(字数制限のためカット2010年10月9日)

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2003/04/28
サエゼリアで思うこと
 サエゼリアのことは、よく事例として書くが更に書く。
先日の新聞でスパゲッテーを何割か値下げを発表した
。 (字数制限のためカット2011年10月9日)
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2744, 劇的な毎日が刺激的だが、凄惨な日々が待つ?
2008年10月09日(木)
 *東証が1万円割れ、NY株も一万ドル割れ
株式がジワジワ下げてきたが、二日前に日米ともに一万割れになり、現在は
9200円近くに下がり続けている。次は前回の下げの7600円が目安になる。状況
からいえば4000円でも不思議でない。10月中は一万台は持つだろうと思って
いたので、驚きである。9月15日から始った金融恐慌の波は日ごと大きく
なってきている。東証株価は去年の同時期からみると45%の株価の下げになる。
企業も、個人投資家にとっても大きな痛手になる。ホテルは景気に直接影響を
受ける商売。小団体が何組か入っているので現在のところは数字は出来ているが、
それを除くとマイナスである。駅前の飲食街も、このところ立て続けに長岡の
飲み屋街に行っているが、どこもホボ客は皆無。深刻をとおりこした状態である。 
事業所のある新潟駅周辺の飲食街も殆ど歩いていない状態! なるほど、
これが恐慌前夜の状況かと・・心の底ではアメリカの金融崩壊に拍手を送りたい
が他人事でないのが米国属国の悲哀。まずは欧州に飛び火をして大きな影響を
出ているようだが本格的な危機は、これから。あのGMの倒産確率が95%、
そして次の金融機関のターゲットはシティー・バンクだが、最近のニュースでは
バンカメの株が26%暴落し$23になっており、一気に経営危機が表面化し、
近々に$20を割り込み、$10をも割り込む暴落状態の可能性があるという。
もし、シティーとバンカメが消滅したら、世界は最大級のパニックになる。
ソ連の崩壊を目の当たりにして驚いたが、今度はアメリカの崩壊過程を連日目に
しているのである。色いろのブログの中の生々しいレポートによると、アメリ
はパニックで金融恐慌の話題一色という。一ヶ月も経ってないのに、連日飽きも
せず金融危機のニュースが飛び込んでくる。それが日ごと深刻な内容になる。
十月から十一月にかけて、更に大荒れになるだろうが、金融危機は、我われの
生活に直接に影響してくるから深刻である。現在進行中の一連の出来事は、私が
生を受けて最大の事件である。家内がTVで誰かが『日本は破滅だ~』と言って
いたとか、NHKのニュースで急遽上場を延期した会社社長が、「台風と、
サイクロンと、大地震が一度に襲ってきたような状況の中で不安で延期するのが
当然のこと」と言っていたが・・ 恐ろしいことは、アメリカの大統領選挙で
アメリカの頭脳が麻痺していることだ。大統領の交代時期が来年の一月という
から、一番重要な時期に手を打つべきことが最小になることだ。現在の日本にも
同じことがいえる。それでも十数年間にわたり金融に関しては合理化をして
きたので金融バブルは最小だったようだが?  恐慌は数年間で大小の会社の
半分は消滅するというから、せめて自分のところだけは生き延びないと! 
サバイバルの世界に入ったということだ。イラクは早々にアメリカ軍は撤退
だろうし、北朝鮮も金が回らなくなって政変間近になったし、中国も荒れるだろう。
恐慌は国際間の緊張を呼び込み世界戦争への道を作っていく作用がある。恐ろしい
状況である。
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2007年10月09日(火)
2380, ハンモックのある生活      才ノヽ∋―_φ(≧ω≦*)♪
「ハンモックを二つ買った」ということは、他のコーナーで写真付で書いた。
一つは2Fの居間の隣のベランダ用に、一つは室内用のハンモック・チェアー
である。この三連休、非常に有効に使っていた。このハンモックの脚に古い靴下
を履かせ、本を読む時、TVを見る時と、居間の中を気楽に移動できるようにした。
その為、居間がこれ一台で様変わり、もう数年もあったかのように鎮座している。
我々は座っている時、寝ている時、身体にベッドや椅子の接触面に重圧がかかる。
そして、それが当然のことと思い込んでいる。寝ている時に何度も寝返りを
うつのは、それに耐えられないからである。ところがハンモックは、その接触
面が網のため重圧が最小になる。 さらにブランコのように揺れる。
  (字数制限のためカット2011年10月9日)
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2006年10月09日(月)
 2015, ゴミ少女 -2    (。^0^。)オッ(*^○^*)ハ~ ヨウ
この写真とゴミ少女に対して論議を呼びおこし、多くの意見が寄せられたという。
そんな中に写真家は、ある日一通の気になるメールを受け取った。25歳の元・
ゴミ少女からで、読んでいても説得力がある。その彼女にあって藤原新也
インタビューするのだが、彼女たちの心の深層を見事に浮かび上がらせていた。
 ーまずは彼女のメールの内容であるー
私は、吉野さやか(仮名)といいます。25歳です。サイトで貴方の原稿を拝見
しました。で何かいいたくて打っています。私は彼女たちと地続きの人間です。
地べたに座っているときは、無敵でした。毎日、楽しくなさそうに働いている
大人を馬鹿にしていました。ギャルはギャルでないすべての者を見下しています。
そうすることでしか、自分の存在意義を見出せないからで
す。
「ゴミ化」という言葉を使われていましたね。当初、藤原さんに否定されたと
落ち込みました。
ーその中で幾つかを抜粋してみるー
 (字数の関係でカット09年10月9日)
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2005年10月09日(日)
1650, 北イタリア旅行記-1
 9月30日~10月8日まで北イタリアのツアーに行ってきた。ミラノ、ドロミテ
街道、べニス、ピサ、フィレンツェシエナ、チンクエテッレ、サンタマルガリ
リグレなどである。何回にかけて書くが、今日は総括の感想を書いてみる。
実質、7日間の滞在中2日、雨になった。ドロミテの二日目と、ベニスの観光の日。
特にベニスは期待していただけに残念であった。山や海は、荒れたら悲惨である。
ベニスはもし快晴であったら、すばらしいはずである。土砂降りでも、あれだけ
よいのだから。イタリアは世界遺産の宝庫といわれ、39ヶ所もあり世界最多を
誇っている。3千年の時が遺跡という形で、そのまま残こっている。いかにローマ
帝國が偉大なものであったか現在でも巨大な遺跡建造物から窺い知ることができる。
今回は遺跡は殆どみることはなかったが。オーストリアと国境を接するドロミテは
峻険な山々の間を・・・ また美しいリビエラ海岸のチンクエレッテは・・・ 
これは明日書くので止めておきます。それにしても、イタリア男は女性を見ると
誰もかしこも、直ぐに口説きにはいるには驚いてしまった。女性の添乗員が、
『イタリア男は、誰もかしこも女性とみれば口説きに入ります。それは年齢とか、
美貌に関係ありません。充分に気をつけてください。それがマナーと思っている
ようです。イタリア男は、そのことしか考えていません』と言っていたが、なる
ほどその通りであった。このところスイス、オーストリア、北イタリアと欧州が
続いたが文明国は、このあたりで当分やめて秘境に切り替えである。一年以上も
海外に出なかったのは20数年来であるが、海外旅行はストレスの解消になる。   
                               ー つづく                  
・・・・・・・・
2004年10月09日(土)
1285, 「北朝鮮人権法」
先日、何気なくニュースを見ていたら、アメリカで中国・北朝鮮に厳しい
北朝鮮人権法」が法案が可決、今後アメリカの政策はそれに従うという。
(以下、字数制限のためカット 09年10月9日)
・・・・・・・
2003年10月09日(木)
ある時間の断片ー39
 11月13日 水曜日 1968年
8時起床。9時に友愛バザーの手伝いで文京区役所に行くが、実際は10時で
あった。一時間近くを散歩をして時間を潰す。売り始めたが、さっぱり売れない。
仕方がないので寮の駒村を呼び出す。彼が来てから、俄然と売れ出す。という
事は私に問題があったからだ。如何して売れないかを考えなかったからだ。
16時に帰寮、20時から26時までゼミの予習をして就寝。
 11月14日
・9時起床。
9時半に大学に出発。 到着後、掲示板を見ていると川崎とバッタリと会う。
学生証を忘れてきたので、丁度良いので借りて学食で食事。図書館に行くと
雨宮君がいる。一時間近く話す。彼も面白い人間だ。去年新潟の自宅に二泊して
いった男だ。典型的な都会っ子だ。進路を迷っているようだ。昼飯を川崎と食べる。
その時、川崎に私の毒舌を指摘される。彼に対して「隙と甘え」があったようだ。
「価格理論」の授業に出席後、石川譲治と「ウエスト・サイド」へいく。
彼はいま私と感情のもつれがあり上手くいってない。かなり混乱しているようだ。
少し覚せい剤を飲んでいて、時々おかしなことをいうが。彼からは多くのことを
教えられた。

・・・・・・
544, 「シャムネコという店」
 - 2002年10月09日(水)
10年前にある不動産を買った時のオ-ナーに紹介された店に「シャムネコ」
という店がある。一年に1~2回位行っている店で、知人などを新潟の古町に
案内する時に連れて行くと喜ばれる店だ。一昨日に一年ぶりに行ってきた。
この店の特性が面白いのだ。
シャム猫が3匹いて、この猫が接客をする。この三匹に序列があり、
 社長、専務、常務と言われている。ママは従業員という。
・店に入ると社長が挨拶に来て接客をする。自分の役割を知っているのが面白い。
 帰る時は必ず外のエレベーターまで見送る。
・つまみ等を口に持っていっても絶対に食べない。
・社長が疲れると専務が交代に出てくる、そして常務が最後に出てくる。
 序列が出来るまで、死闘がおこなわれたという。
・その店のいま一つの特性は整理をしない店の雰囲気を売っている。 
 雑然としているのだ。10~15年前のビデオテープが置いてあったりする。
 阪神の掛布のテープがあったりして見れる。夏なのにコタツがそのままあったり。
・とにかくそこに行くと休まる。自然体の不思議な雰囲気の店である。今はないが、
ドアに一見お断りの張り紙があって、紹介される前に前を通り「変な店がある」
という記憶がある。 その時は恐ろしくて入らなかったが。
・15~6席あるカウンターが5~6人も座れないほど昔の変なもので溢れている。
 計算ずくで逆転の発想で売っている店である。一年に一二度行くに良い店だ。
・・・・・・・・・
[180] 創造ー1(心観学術態)
 2001/10/09
会社を作るときまずは
1、理念、 2、何をやるか 3、何をモデルとするか 
4、どうしてそのモデルをカタチ化していくか、の手順を踏む。
 別の例をとれば医者の例がある。医者に子供の頃助けてもらって、自分も
医者になりたいと誓いを立てるーこれが心、そしてその為に良い進学校に入ら
なくてはと考えるーこれが視点・観点である。そして勉強をするーこれが学である。
そのうち成績もトップクラスのノウハウを身につけ、そして医者の卵インターになり、
学び続け医者の技術を身につけるーこれがーこれが術である。
そして医者になるこれが態。
・心ー目的、中心点、目指すところ。(芯・真・親・信・神・心・新・信・深・針・深
・観ー観点、視点  (感・観・勘・感・歓・完・歓・幹・肝・幹・
・学ーその視点から学ぶ  (楽・学・愕
・術ー学んだ結果身につく、熟練する  (術
・態ーそれがカタチとしてみえている  (態・体・諦  心観学術態は、カタチ
 作りのシステムそのものといってよい。
・ 心ー会社の理念、個人の信念、国の国是-ー芯というところか!
・ 観ー心からの視点、見方といってよい(ある商社の部長が部下の女社員に手を
 出して妊娠させてしまった。帰りのの電車から、20数件の産婦人科のネオンが
 見えたという) たとえが悪いが、解りやすい!
・学ー観からの情報収集とか、経験から学ぶ。
・術ー学からくる、体質化、業態化、熟練化
・態ーカタチ 逆もある。業態-現象から学・観・心を観ていく