閑話小題 ~追い詰められた中国 -③

 

   * 不動産バブル景気の崩壊…寸前
 現在、問題になっている『恒大』の破綻直前の問題。何とか生延びているが、
時間の問題。世界恐慌になる可能性が充分に有る。 引締めを緩めれば何とか
なる問題だが、コロナ禍を引継ぐネタ。世界経済を大混乱にした後に、台湾を
併合する手筈。100年前にアメリカがつかった手法そのまま。アメリカ、英国も、
さすがに気づいたようである。1人の独裁者が、我が身を護るため、何でもあり。
独裁者にとって共産主義体制は非常に有効になる。 外向きの軍隊の一部を、
少し内向きにして弾圧をすればよい。外様民族の反発を抑える風にして、収容所
に入れ込み、奴隷化すれば、格安の労働力が入手可能になる。北朝鮮の手法その
まま、ウィグル地区に当てはめればよい。ソビエトが、終戦末期に、同盟条約を
破り、日本軍に襲いかかったのは、その為である。同様なことがウィグル地区で
現在進行形で行われている。そこに不動産バブル潰しとくれば、何おかいわん。
 コロナ禍、不動産バブル崩壊、そして尖閣列島台湾海峡の緊迫問題…全てが
繋がっている。米中問題は英国とも絡み2~3百年問題でもある。この格闘技は、
甘く考えない方がいい。突詰めれと白人対黄色人種の問題。下手をすると、朝鮮の
ように分断され、奴隷化の可能性もあると、歴史が教えてくれる。

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7186,閑話小題 ~4年前の米国大統領選の結果について ―2 
2020年11月16日(月)
    * 安物のブラックジョークの世界に
 ‘ごね徳狙いのトラちゃん’の安物ブラックジョークの世界になってきた。
現職大統領が、今までのように続く前提なら、それが通るかもしれないが、
これでは民主主義の根本の問題になる。紳士協定が前提にあるのに、これ
では右も左もない。国家と世界を二分させて、その隙間でコントロールしてきた
トランプの正体が、この状況。 このまま、政権移譲されると、一年以内には
逮捕訴追の可能性もあるから、それは、往生際が悪くなって当然。
ゴネレバゴネル程に、その醜態が浮び上ってくる。要するに、こういうこと!
< 選挙で負けたアメリカンファーストの怒れた大統領が、その結果を受入れ
 られないで、右往左往。不正の一人物語りをつくって、居直る作戦。>
そのプロセスで、訴追免除狙いを… 最高裁の司法長官が、タイミング良く、
死去し、共和党派の女性を据え置いた。そして、突如、国防大臣を交代!
何の狙いだろう… 以下のネット上のレポートが説得力がある。

≪  ☆ トランプが残した衝撃波 アメリカは元には戻れない?
< ◉ アメリカ大統領選は大混乱の末に、バイデン前副大統領が勝利した。
勝敗を分けたポイントや選挙戦が今後の米国社会に与える影響などについて、
東京大学久保文明教授(米国政治)ら有識者に聞いた。
【 米国社会に与える影響について、東大の久保文明教授ら有識者4人に聞いた。
    ◇久保文明・東京大教授(米国政治)

 トランプ大統領への批判の中心は新型コロナウイルスへの対応でトランプ氏が
つまずいたこと。身近に感染が広がる中、トランプ氏の「すぐに良くなる」と
いう物言いに幻滅した有権者は多い。それに対し、バイデン前副大統領は
コロナ対策に最優先で取り組む姿勢を示せた。
 トランプ氏は国内の分断を癒やすのではなく、対立をあおり、政治的に活用。
今回の選挙で民主、共和両党で争点がかみ合わなかったのも分断の一側面だ。

 民主党支持者が新型コロナへの対応、人種差別問題を重視したのに対し、
共和党支持者は半数以上が経済対策を挙げた。
 同じ国に二つの国民がいて、全く異なる現実を見ながら争っていた。警察の問題
一つを取っても、解体論から英雄視する考え方まである。アイデンティティーを
めぐる問題はますます先鋭化しており、政権が代わっても難しい問題として残る。

バイデン氏が変えること、変えられないことは?
記事の後半では、ロシアとブラジル、中国の有識者にも、ポスト・トランプ時代
の国際社会について聞いています。バイデン氏は自身のビジョンを説得力を持って
提示できたとは言いがたい。コロナ対策は大統領が代わったからといって一気に
良くなるものではない。経済回復への要請が強い中、バランスを取るのは難しい。
民主党も4年前よりは団結していたが、医療保険や環境問題で左派の意見に寄り
すぎると中道系や無党派層は離れる。バイデン氏は難しいかじ取りを迫られる。】
 ―
▼ これだけ、ハチャメチャの大統領を4年間も見つめていた白人層が、これだけ
 支持した現実を忘れてはならない。これでは、3,30%、以外の阻害された層から
見放されないのが変だが、そこはアメリカ大陸。様々な考え方がある。権力が背後
でコントロールをしているため!誰が自分で… 『私は、67%層の住人!』と
認めますか? 日本の天皇象徴制も、妄想。 現人神を、皆で信じて万歳と妄想
すれば良い。3、30%は、当然、それ狙い! この島国で代々、ご先祖様が共存
してきたが故に、平成に暮らしてこれた。 国家は皇族のものではない。
国民の存在。その為のシャッポとしての帽子なら、それはそれでも良い!
少なくとも、自立した国防とシャッポは必要である。とすると、現実的に考えて、
原発は必要欠くべからざる必要悪として認めざるをえない。 甘くはない!

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6820,映画評 ~『エンド・オブ・ステイツ】 
2019年11月16日(土)
   * 現在進行中のトラちゃんのパロディからみれば
 驚いたのがドローン。 連射型の大砲から打ち出された大量のドローンが
集団で休暇中のトランブル大統領を襲撃する場面。それぞれが、シークレット
の顔認識を持って、主人公を除いたシークレット全員を殺害していく場面。
ネタばらしになるが、副大統領が秘密の集団に襲わせたのだが…  
何とも冷や冷やものだが、大胆の内容で、これが面白い。
 しかし現在進行中の世界の混迷ってのは、この映画なんてものじゃない、
極右の白人第一主義者のホワイトハウス乗っ取り? ではないかという疑問。
                      評価:90点
 ―
  【解説】 
【「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き、
ジェラルド・バトラーアメリカ大統領専属シークレットサービスのマイク・
バニングを演じる人気アクションシリーズ第3弾。
 世界を未曾有テロ事件から救ったシークレットサービスのマイク・バニング
は英雄として名を馳せ、副大統領から大統領となったトランブルからの信頼も
絶大だった。しかし、歴戦の負傷によって肉体がむしばまれ、近頃は引退も
考えるようになっていた。
 そんなある日、休暇中のトランブル大統領が大量のドローンによって襲撃
される事件が発生。マイクが容疑者としてFBIに拘束されてしまう。
隙をついて逃げ出したマイクは、何者かが仕組んだ陰謀を暴くため奔走するが…
主人公マイク役のバトラーのほか、トランブル大統領役もシリーズおなじみの
モーガン・フリーマンが演じる。】

【 引退が頭をよぎるようになっていたある日、休暇中のトランブル大統領に
空から大量のドローン爆弾が襲いかかる。激しい攻撃で意識を失ったマイクが
目覚めると、大統領暗殺を企てた容疑者として拘束されていた。FBIの隙を
突いて逃げ出した彼は、陰謀の真実を明らかにすべく、最後のミッションに
身を投じる。
 まずは新時代の兵器“ドローン爆弾”の奇襲からスタート。
バニングが命がけで大統領を護衛する姿、暗殺容疑をかけられて逮捕される様子
を映すだけでなく、真犯人探しの過程で描写される父(ニック・ノルティ)との
再会も活写。彼が息子のピンチを救うためにとったのは、予想だにしない行動―
バニングが「俺まで殺す気か。爆弾じじいめ!」と思わず愚痴をこぼして
しまうほどのハチャメチャぶりが切りとられている。】
 
 ―
▼ で、夜半に目が覚めて考えると… 
< 現在のトランプ大統領の日々のパロディからみれば、大統領自らが主犯で、
敵国のロシアと組んだり、ウクライナ疑惑で「政敵バイデン前副大統領に関連
する捜査をウクライナ側に求めていたり、数知れないパロディ」からみれば、
まだ映画の方が可愛い?のでは。歴史に残る愚行をアメリカ白人社会が支持
している実態そのものが問われるが、これが白人第一主義の本音ということ。
多民族国家の複雑な様相がとして、この映画でも大統領が黒人で、黒幕の
副大統領が白人。これを暴く主人公が白人。FBIの担当捜査官が黒人と配慮
してある。
  
追文: 1~2ヶ月に一度位、何故か不思議なことに、書いてある内容が
   面白いのが揃っていることがある。それが、今日… 
  これを書いた人ってのは、誰だろう! と思うこと屡々。
人は日々、変わっていく。書上げた次の瞬間には、全て忘れるからね。
それを誰かが読むのだから、不思議といえば不思議!

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6456, 閑話小題 ~10年後に後悔する事とは? -2 
2018年11月16日(金)
 12年半前(2006年/05/23)に、このテーマで書いていた。
自虐的に書いた予測より、遥かに?客観的な世界情勢は悪くなっている。
・翌年の2007年に、中越刈羽地震が発生
・その翌2008年09/11に、リーマンショックが…
・2011年/03/11に、東北大地震
 直後の/03/31には、新潟駅前のホテル事業を閉鎖
当時でも、2001年の9・11テロ、そして、アフガンへアメリカ攻撃、
2004年の中越地震がたて続きに続いていた。 9・11テロから売上が下降し、
2007年の柏崎・刈羽地震で加速し、リーマンショックで更に悪化していった。
信じられ事態の連続である。50歳代に人生のギアを切替え、遣り残しを潰して
いたのが救いになった。 まさかのブラックスワン(想像を超えた事態)が
続くとは思っていなかった。そのため思いきった、(前倒し)事業清算の決断
が出来た。これを書いたのが還暦の時節。51歳から9年間で、30年分を生きた
節目の年である。人生に何ら後悔がないと… 独り万歳を叫んでいた。

改めて読返すと面白い。先に記した3つの大激震の煽りでまさか、事業閉鎖に
追いやられるとは… 人が想定できるのは、この程度ということ? あるのは、
9年間かけて、30年分を生きた行蔵。ということは、途中で頓挫しても、80歳
までの計画というより、想定。 
 80歳の私の自己問答の想定!
《 おいおい、まさか80歳まで生きているとは。 60歳を過ぎて考えたことは、
 75歳が死に頃と設定し、それを前提に生きること。しかし75歳になっても何ら、
その兆候が見えない。で、あれよあれよと、80歳。 同年代の半数近くが亡く
なってしまった。長寿願望は全く無い。年寄りには、決して生き易い世の中で
ないが、面白いのが、情報端末が限りなく進化して、年々、その恩恵を実感
できることが有難い。後悔といえば、5年間も想定より生きていること。
しかし、この5年間の面白かったこと。何が75歳で充分生きたと思い込んでいた
馬鹿さ加減に呆れるよ! バーチャルリアルティが、何ともまあ、世界を広く、
深く誘うのである。知れば知るほど、世界は味わい深くなる。今でも、毎日が、
感動と、感激の雨嵐のように吹き付ける。世間とかいうのから、我が身を守って
いたから、この孤高の世界を守れた。だから、毎日が面白くて面白くて、仕方が
ないのさ。だから、ここまで生きられたのさ。ざ・ま・あ・みろ、である。》

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4262, しまった!  ー10
2012年11月16日(金)                  
   ー しまった! 「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
  * どう思うかは、そのときまでわからない
 今回、思ってもみなかった事態に陥ってみて大変ではあったが、一度、
受け入れると、諦きらめがつき、後悔とかは皆無。この一年八ヶ月の生活は、
この10年間の気苦労の生活より、少し近所の視線が気になる以外、はるかに
気楽な平穏な日々に自分でも驚いている。これまで何かにチャレンジをして
不安になると、その結果に対して「なるようになる、その時は、その時!」
という言葉が常に繰り返していた。 何事も、その場に立たないと分からない
から面白いのだ。 ーその辺りよりー
≪ 大方の人は、自分が将来どう感じるかの予測は得意のはず。だが人生は、
 遠くから眺めるのと近くとでは違ってみえるもの。人はとかくその瞬間が
くるまで、自分がどう感じるかなどわからない。たとえば、自分が若いときは、
老いて、特別な延命治療を受けるかの質問に、殆どが「受ける」と答えない。
ガンの専門医で「受ける」と回答したのは6%、化学療法士でゼロ、健康の人
で10%だった。しかし、死にかけている人に同じ質問をすると、重病患者の
58%の人が、たとえ一週間しか命が延びなくても、治療を望むだろうと
答えている。・・ ≫と。
▼「こと(実践)」に擦り寄って、体感しないと、実際のところ分からない。
一流のエキスパートには二つの共通点があるという。一つは、「幼少期から
はじめている」ことと、二つ目は、「肉体面でも、頭脳面でも、生まれもった
能力は人が思うほど大した要因でなく、重要なのは練習量、特に10年間の
持続的な努力を要している点」。 研究者によると、バイオリニストの調査で、
同年代で、世界の最高レベルの人たちのグループは、20歳までに一万時間
の練習量を超えており、それほど成功してないレベルの人たちの平均は、
2500~5000時間だった。当然ただ練習をすればよいのではなく、
練習の繰り返しの中で、パフォーマンスの記憶を改善する方向を目指すことが
必要。ところで秘境旅行は実際に当地に行き直接、その大自然に接し感動して
こそ醍醐味が実感できる。どんな大自然に出会うか、そのときまでわからない。