閑話小題 ~シネマ観賞 ―『リスペクト』

 

   * 一昨日のシネマ観賞
 声楽家の映画といえば近年みた『ボヘミアン・ラブソティ』95点と、
ガガの『アリー スター誕生』90点が想いだされる。対して『リスペクト』は
85点だが、これは好みの問題でしかない。歌は感動的で心を突き抜け魂に突き
ささってくるが、名声に己の霊魂がついていけない描写がイマイチのような。
ジェニファーハドソン! 圧巻の歌声は、批評の範囲を超えている。
  ~ネット検索には…~
 ≪ 少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界
華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、
尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りだった。 極限まで追い詰められる中、
すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客に
こう語り掛ける。 「この曲を、不当に扱われているすべての人に贈ります」
自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で
包み込んでいく―― ≫
 ―
▼ ‘デブ専’の趣味はないが…世の中には好みが有る… 嗜好家にとっての
 好みになるのだろうが…際どいところで、何とかバランスを保っている… 
ホモあり、露出癖、何でもありが、ゲイノウの世界。
思いしない人の性癖だけは他人の知るところではない。
< ◉ 『ボヘミアン・ラブソティ』 
 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さで
この世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ >が、評価で95点。
< ◉ ガガ… 『アリー スター誕生』 ;
公開された予告編では、小さなバーで細々と歌手を続けるウェイトレスのアリー
が、世界的ロックスターであるジャクソンと出会い、その才能を見出されたこと
から、等身大の自分のままで、夢の世界に“飛び込んでいく”と決意する姿が捉え
られている。やがて、味わうショービジネス界における喜びと苦悩。さまざまな
感情に押し流されるアリー、それを演じるガガのエモーショナルで圧倒的な歌声が、
見る者の心を揺さぶる内容だ。私の評価で90点 >

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7184,閑話小題 ~4年前の米国大統領選の結果について 
2020年11月14日(土)
   * コミック…アメリカンファーストの終焉
◉ 4年前の「アメリカ大統領選挙」を、どう考えていたかと思い立って過去の文章
を振返ってみた。なる程、現在の世界の分断は、元もとあった亀裂が表だっただけ。
老い先短い吾身には、トランプの本音そのままの傍観も悪くない。
4年前に危惧していた文章が、これでも甘いと我ながら感じざるを得ない。
 アメリカの建国の底の浅さが、この結果を表出させた! こんなものだろう!
番犬かわりの日本。真の独立は無理! この4年間は、この暴虐なトランプの前に、
両足を開き、腹を出してジャレツしかなかった! これも仕方がないのだろう。
北朝鮮が挑発するほど、軍事費の拡大が必然となる。トランプにとって思いもしな
かった『コロナ禍』。 発生当初の、ことの重要さに気づかず、対処を間違えた!
 
◉ こういう事態には、こういう人物を大統領に選出してあるのが、世の常。
 これでは殺人罪として告訴されても致し方がない! コメディとしての映画化
は、間違いないはず。いや、既に、シリーズのドラマが、放映されてある。
 
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5721,閑話小題 ~アメリカ大統領選挙 ~③ 
2016年11月13日(日)
   * メガトンクラスの衝撃に、驚愕!
 この選挙結果を総括していうと、こういうことになる。
< 泡沫候補の戯言に乗って、アメリカがグローバル化政策から、内向きへの
 大転換の道を選んでしまった。世界中のエコノミストも、政治家も、この驚愕
の選択に、今だに信じられない思い。とりわけ、日本にとって、最大級の衝撃。
これがメガトン級の地震なら、問題は、これから押し寄せてくる大津波である。
 明治維新も、太平洋戦争と敗戦も、1985年のプラザ合意による意図的な日本
経済のバブル化と崩壊による日本経済の弱体化も、アメリカのアジア支配の
一環としての力学の結果。 それが一人の泡沫の実業家の戦法、
グローバル化の恩恵を受けなかった下層白人に的を絞ったアン・グロ政策」
に賛同し、得体のしれない野心家に絶大な権力を与えてしまった。
 受けを狙って、まずは、日本に矛先を向けてくるのは必至。日本の改憲派
とって、非常にプラスになるが、その前に、近くの強盗に、家中の現金、資産を、
ごっそり持っていかれる。明治維新以来の、あるべき真の独立が、嫌が応にも、
突きつけられる。「前門の虎、後門の狼」の虎を中国に例えれば、後門の狼が
アメリカになる。今までは、後門の狼に尻尾さえふれば、前門の虎は、後門の
狼を怖れて襲ってこなかったが、これからは、違ってくる。後門の狼も、牙を
剝いて、襲いくる可能性も出てきた。
 2045年が技術的特異点になるというなら、今回のアメリカの選挙結果は、
欧米にとって、日本にとっても、『特異点』になるのでは? その中、日本は
東京オリンピックの乱痴気騒ぎが、始まっている。 江戸末期の、
「ええじゃないか、ええじゃないか!」の狂乱が、東京オリンピックそのもの。
「それも、ええじゃないか」で、目先、行くしかないとしても・・・
「まさか」の坂が次々と現れ出てきたが、2045年問題を含めて、これが21世紀。

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5719,閑話小題 ~アメリカ大統領選挙 ~② 
2016年11月11日(金)
   * アメリカ大統領選挙の結果
 トランプが、選挙直前のインタビューで、『以前、私も大統領選に出馬した
ことがある。早そう負けたが、戦った相手が、勝つために出来もしないことを
平気でいって勝ちあがっていた。勝つため、投票してもらうための方便も必要。』
の話を聞いて、「何だろう、こいつは?」と呆れたが、当選の翌日、早速、
デモが起き小競合いが起きる選挙などは、何とも滑稽。
 ~ネットサーフィンをしていると、以下の面白い記事が載っていた。
≪ トランプ氏を泡沫候補と侮っていた時から「99%大統領になる」と
 断言していたのがジャーナリストの木村太郎氏。なぜ“予言”できたのか。
 今後の日本への影響も含めて聞いた。
【・僕が初めてトランプが大統領になると直感したのは昨年12月。
 当時の報道を見て、彼の暴言の数々は、米国人が言いたくても声に出せない
ことだと感じたからです。移民や経済格差の問題にしても多くの米国人が心の
中で思っていたっことを率直に表現したからこそ有権者に響いたんですよ。
・先月取材のため、米国に行ったのですが、トランプ勝利を確信するとともに
大差もあるんじゃないかと思いました。有権者に「どちらに票を入れるのか」と
聞くと、最初は言葉を濁す。投票に行かないという人もいた。
・でも、よくよく聞くとトランプ。「なぜ隠すのか」と聞くと「マスコミが
想定するトランプ支持者は低所得の白人で人種差別主義者で女性蔑視の人たち。
隠さない方がおかしい」と言う。だから調査会社の質問にも多くの人が態度を
明らかにしませんでした。「隠れトランプ支持」の数は想像以上と思いました。
・日本にも大きな影響を及ぼしそうです。先日米国で、トランプのアドバイザー
に会いました。彼によると「米国は世界の安全のためにいろいろな国を助けて
きたけど、もうできない。悪いけど手を引くよ」というのがトランプの基本的
な考え。おのずと日米安保は考え方を変えないといけなくなります。
もしかしたら沖縄の基地がなくなってしまうかもしれない。
・それによって憲法改正の議論が甘く感じるくらい、日本人はこの国をどう
やって守るのか、本当に血を流して戦うのかという議論が現実的になると思う。
もちろん、そうじゃない選択もあると思います。でも、国としての方針を真剣
に考えないといけなくなるのは間違いないと思う。あと、TPPは間違いなく
やらないでしょう。実際、オバマ政権もやる気はなかったと僕は思っています。
・心配なのは、トランプがあまりにも目立ち過ぎなことです。レーガン元大統領
は就任2カ月で暗殺未遂があった。そうならないことを祈りたいですね。】≫
▼ 今、思いだしたが、10年ほど前にトランプが主張した本音そのまま、
「そう遠くない将来、アメリカが原爆保持を認め、一国として、独立した軍隊を
認める」という方針転換をする可能性がある・・云々」を、評論家が言っていた。
それは一国として当然のこと。結局は、原爆所持が独立の条件。北朝鮮の原爆
保持は当然といえば当然。「北朝鮮も、日本も同じ脅威。なら、日本も原爆を
持って、自国を守ればよい。何でアメリカが守らなければならないのか?」と
いうのも、当然の理。もう、太平洋戦争から71年以上も経っている。
 東北大震災よりも更に大きな大地震と、津波の発生に例えられる激震になる。
 ~たまたま4年前と6年前に、以下のようなテーマで書いていたが、今から
みれば、まだまだ、優雅の世界でしかない。良き時代は終わってしまった!

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5718,閑話小題 ~アメリカ大統領選挙 
2016年11月10日(木)
   * 「もしトラ」が現実に!で、どうなる?
 日本国内で「もしトラ(もしトランプが勝ったら)」という言葉が飛び
まわっていたが、日本や、ニューヨーク市場の株価からみて、「もしトラ」は
無いと思われていた。トランプ自身、よもや勝利とは思ってもいなかったから、
好き放題が言えたのである。二人の候補の罵り合いをみて、アメリカの凋落
そのままが現れていた。 政治経験のないトランプが共和党の大統領候補に
選ばれること自体がアメリカの恥。彼の暴言がアメリカ白人の本音とすれば、
この方言が、今後、政治に露骨に反映されてくる。ロシア、中国は、強権国家。 
日本も保守派の阿部首相が政権をとったのだから、アメリカが対抗するには、
独裁者風の人物がなっても、何ら不思議ではない。15%を占める黒人が8年間
も現職大統領なら、白人の怒りが蓄積さて自然。それにしても、「隠れトランプ」
が、これほど多く存在するとは、驚きである。フィリピンの、あの大統領をみて、
トランプと重ねみれなかったアメリカの文化度の低さが露呈してした。 彼が、
方言のまま、政策を実行すると、まずは日本が、その犠牲になるのは自明である。 
 ~流れは、こういうこと。
<ドイツ移民の血筋のゲルマンが、白人優位主義と、アメリ孤立主義を掲げ、
 中・下層の白人の積もり積もった不安心理につけ込んで、ホワイトハウス
 乗っ取ったハリウッド映画並みの珍事。 小ブッシュが世界を大混乱を
 生じたのを、何とかオバマが修復したが、この男が、根こそぎ叩き壊す
 4年間の始まり!> 
演劇としてみれば面白いが、これが現実となると。直近には、政権交代後、
トランプと中国が裏取引をした上、尖閣列島を占拠する可能性がある。
そして、沖縄も、独立派を煽り、独立運動を起こし、乗っ取りを画策する。
その間、東京オリンピックに浮かれ、終わってしまえば、大不況。
現在の韓国の惨状に少し形を変え日本社会に現れ出ても何ら不思議でない。 
 5年後には、「アベノミックス? 何それ」で、遠い彼方になっている。
中近東、欧州に次いで、アメリカにも移民による暴動の日常化の火がつく?