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閑話小題 ~何じゃ、こりゃ…

    * 美女談議…
 最盛期の往年の美女を、改めて録画などで見ると、ハッとすること多し。
吉永小百合なぞ、現在の基準でいえば○×そのものだが、時どき
男はつらいよ』の中の彼女の美しさにハッと驚かされる。
 学生時代の『青雲寮』に早稲田大学/二部の同僚がいたが、それはそれは… 
美女にはオーラを醸し出す雰囲気があり、周囲には男たちが屯して近づけない
のが実情だったとか。 夢の中で、何の成就が可能の早大生もいた。 
安保改正の学生運動華やかなりし頃である。

 美人といえば、金沢の夏目雅子風「加賀美人」が思い出される。 
20数名のうち、3分の1が、それに中るが、加賀文化のセンスと相まって…
それはそれは… 顔美人、腰括れ美人、バスト美人、なで腰美人。透通るような
美肌美人、妖艶美人、ロリコン美人、妖艶美人、等々。女も良ければ、相方の
加賀侍男が丁度良く似合う。繁華街の片町から20分程のところの会社寮があり、
その近くの茶道教室に通っていたが、そこに火、木曜日に、違ったタイプの女性
が何とも風情ある美人がいた。私的会話の機会が少なかったが、何とも云い難い
能面顔が印象的であった。

 これを書いていて想いだしたのが、30年も前のこと。新潟駅前事業シリーズで… 
当時の富士銀の女行員が、春先の結婚前に半年だけ働きたいと応募に来たので、
{丸の内の女行員とは、どんなセンスか}とフロントの短期採用をした。 
年末年始もあって、忘年会、新年会、新卒歓迎会と、飲み会の行事が続いたが、
常に隣席に座り‘危ない状態’…口説いたわけでないが色気のセンス!は、…残る
のは、行蔵の光が当たっていた部分。その私も、後期高齢者に、あい成った。

 明るさ、‘3’!
 清潔感、‘3’!
 品性、 ‘3’!
 温かみ ‘1’! というところか!
  ドブ沼のボウフラ的、{真逆の存在}も居る。

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6947,閑話小題 ―厳しい!(特に中・小規模企業主は!)
2020年03月22日(日)
   * ついに長岡市内に新型コロナの感染者が…
 時間の問題だったが、ついに地元の長岡市内で感染者がでることに。
30歳代の男性というから、その位の年代の男は肩身が狭い。
明日からのスポーツジムに継続していくかどうかを早々に判断しなければならない。
[日本の現状は、全国でコロナの爆発直前状態で、非常に危険!]。
 アフター5の世界は、ますます厳しい。5,10分の1の売上では、根本から
考え直さなくてはならない。以前の事業を考えると、冷や汗が流れてくる。
 それは【瞬間冷凍】で、救いようがない。 中国が峠をこえたというが… 
さて本当か? どう考えても魔訶不思議。経済活動の再開を考えると、この情報
コントロールも必要…? イタリア、スペインの状況を考え合せると、この事態は、
想像を絶している。
 ~ネットサーフィンの検索によると…
≪  ♦ 「マスクをしない米国」のリスク
今回の感染拡大が各国で異なる様相を呈していることに関して、とくに、EU
米国で感染が急激に拡大していく中、先行して感染が広がったはずの日本で
感染者数や人口当たりの死者数が少ないことについて、「手洗いの習慣」と
いった日本では当然とされていることの影響が大きいと考えている。
効果の程度については見解が分かれるとは思うが、日本では多くの人が早くから
マスクをして、込み合った場所で自分の飛沫が他人に届くのを防いでいた点も
重要なポイントだろう。
3月16日に配信された「アメリカの空港、帰国の検疫で大混乱」という記事に
掲載された動画を確認したところ、米国テキサス州ダラス空港に到着した帰国者
たちは、大混雑の中、ほとんど誰もマスクをしていなかった。トランプ大統領
ヨーロッパ全土からの30日間の入国停止措置を発表した直後にもかかわらず、だ。
日本の満員電車並みの距離感で、誰かが感染していた場合には容易に広がること
が想像できる。 ≫
 
≪ 上海/北京 21日 ロイター]
  - 中国当局は新型コロナの感染者数について、海外から持ち込まれたケース
が20日に過去最大になったと発表した。欧米の大学で学ぶ留学生などが帰国
しているためで、感染拡大の第2波を懸念する見方が出ている。≫
≪ 【ニューヨーク時事】
 ニューヨーク・タイムズ20日コロンビア大学の研究者の分析に基づき、
今後2カ月で米国の新型コロナ感染者が65万人に上る可能性があると報じた。≫
≪ ~あるビュアーの投稿より~
◉ この3連休、高速道路のすごい渋滞ぶりを見ると日本は気が緩んできている
 ここが勝負時 気を引き締める必要がある。
いつ感染爆発してもおかしくない特に都市部の増加を見ると危険水域
◉ すでに多くの感染者データを保持している中国や韓国、もちろん日本からも
 有用なデータを相互に共有しあって対策すれば話が早い。スーパースプレッダー
の存在はすでに日本でも周知になりつつある。 ウイルスに人種や国境は関係ない
のだから、人類 対 ウイルスという構図で世界が一丸となるべき時だと思う。≫
 ―
▼ ジワジワと身近に近づいてきた感覚が不気味。感染したと同時に『ばい菌』。
 自分の身は、自分で守るしかない。
 
 ――
   * 好きにならねば、やってられない…
 1~2年に一度、書上げた、このテーマ日記が全て削除をしてしまった。
それもあるが、前日分の文章と気づかずに、何度も書き替えた後に、それに
気づいた時のショック。それだけ、稚拙の内容ということ。1万5千時間も集中
して、この程度ということを自らに知らしめくれたと思い、早々に気を取り
直せるが、全てを削除すると…  ツマラナイから書きなおせということか。
で何を書いた思いだせないから困ったもの。
 
後記; 書き終えて… これもまた良し。書き直しも、ゼロに立ちかえるため!


・・・・・・
6217,閑話小題 ~ 人類の未来は明るいか? ―3 否定派の論
2018年03月22日(木)
     『人類は絶滅を逃れられるのか―
              ―知の最前線が解き明かす「明日の世界」』 
    * 否定論: 未来は暗い! 
 「人類が今世紀中、生存可能か否か?」の設問に当初は、冗談にしか思え
なかったが、今では3割は有りうると思うようになった。ロシアのスパイ上りの
大統領の策謀で、アメリカ大統領が選出され、アメリカ国内だけでなく、世界が
混乱の際に陥っている現状を見るにつけ、悲観的になるのも当然のこと。
 
  ~マルコム・グラッドウェル
☆ 進歩は新たなリスクを生む
 有る問題を解決する進歩は、新たな問題を生む。
 原子力がいい例。原子力は良いエネルギー源だが、究極的には街を吹飛ばす。
☆ 1%のリスクが進歩を台無しにする可能性がある
 人類の99・9%の暮らしが昔より良くなった、残りの0・1%で、恐ろしく
 惨めな状況に突き落とされる可能性がある。ソ連ではスターリンの一人のため、
 2000万人が殺された。この男一人以外全員が天使だったとしてもである。
 私たちはキリスト教の起源から現代まで進歩に取りつかれていたようだ。
 今はAIの時代である。人間は進歩により、自分の能力への不満を補ってきたが、
 テロリズムと気候変動のリスクは増大する。

  ~アラン・ド・ボトン
☆ 人間の本質は1000年たっても変わらない
 人口爆発の危機、核戦争へのシナリオ、増大し続けるテロ、AIの脅威、
 気候変動リスク…が山積み。
☆ データ(寿命、貧困、平和、民主主義といった指標)によって人間の暮らしは
 豊かになっているのは既に証明されているとする肯定派に対して、5年、10年後、
 25年後に人類が今より進歩していると言う保証は全くないと言う否定派。
・人間は結局「死への恐れ」と「妬み」から自由になれない/絶対的な貧困は未来
 でも消えることはない。寿命がいくら伸びてもそれに対応する「哲学」を人類は
 持っていない。
・人間の脳は不完全だ
・世界史の災禍は完璧主義が引き起こしてきた。

▼ インド、中国で10億人が貧困から脱出しても、その隣では、怒れた独裁者
 一家が国を私物化し、核ミサイルを恐喝手段にした危険極まりない戦争の間際
に陥っている。 しかし、アメリカも同じか… 人間という生き物、欲望に際限
はなく、どんなに豊かになっても、満足することはない。進歩をしても、満足が
出来ないから始末が悪い。人間の肯定と否定感の比率は、2対1というが、会場の
聴衆も大たい、その位の7対3の割合だった。ところで、進歩を内的、外的に分け、
学生時代に比べて、『進歩をした? 後退をしたか? どうだ?』と問われたら、
如何だろう? 『山は高くなった反面、谷は深くなった!』になるが… 
『こんな筈ではなかった!』か、『こんな時代を経験出来ようとは、進歩7対、
ところにより後退3じゃないか! ただ、面白かったと言えるだけ幸せか。』
自分に対する言訳のところもあるか。「日々、是、言訳」で良いじゃないですか!

・・・・・・
4755,そんなに長生きしたいですか ー7
2014年03月22日(土)
    『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部 羊著
   * 早いーうまいー安いー
現状の終末医療の現状を知れば知るほど、恐ろしくなる。以下の内容が現実。
《 ある医療講演会で、こんな話を聞きました。「早い!うまい!安い!」
 という看板のスライドを見せて、これはある牛丼屋の宣伝文句ですが、
うしろに「治療」という言葉をつけると、そのまま病院のキャッチフレーズに
なるというのです。たしかに、早い治療、うまい(上手い)治療、安い治療は
患者にとって最良のもの。講演者はさらに続けて言いました。
「『治療』の代わりに、「死」という言葉をつければ、今度は理想の末期医療
になります」早い死、うまい死、安い死というわけです。なるほど、うまいこと
を言うなと、私は感心しました。・・ その発想だけでは現実は立ち行かない。
患者はほとんど見込みがなくても治療を求める、医師は治療すればするだけ
儲かる、この状況では、医療費が膨大になって当然。そろそろ冷静になって、
現実をしっかり受け止め、無駄な延命治療から死を支える医療に転換すべき
ではないでしょうか。 死を支える医療は、よけいな治療をしません。
医療費が安くなれば、患者側も自己負担が少なくてすむし、国民の医療費も
削減されます。これで困るのは、無駄な治療で収入を得ている医師だけでしょう。
早い死というのは、患者を見捨てることでありません。苦しむ時間を短くする
という意味です。病気や老いと闘いながら、精いっぱい生きてきた人も、死が
近づくとどうしても衰弱します。食事や排泄などが自力でできなくなり、これ
以上生きることの意味が見出せなくなってしまいます。それを理想主義的な
励ましで無理にがんばらせたり、延命治療で長引かせるのは残酷なことです。
死は自然の成行きですから、どこまでも抵抗するのは不毛です。極論かも
しれませんが、死が避けられない状態になってから、少しでも長くとあがくのは、
手遅れだと私は思います。そうなる前に時間は十分あったはずです。・・・ 》
▼「終末期医療費が全老人医療費の2割を占める!とか、国民一人が一生に
 使う医療費の半分が、死の直前の二ヶ月に使われる!」という報告がある。
だから、医療側からすると、可能な限り生かしておいて方が良いことになる。
生かしておいて拷問の苦しみを与え、その治療費を膨大に絞るとる末恐ろしい
現実が、そこにある。末期ガンは、どのみち助からない。だったら死をサポート
する医療があるべきである。これでは入院前に、青酸カリか、致死量の睡眠薬
準備をしておくべきと、考えてしまう。そう簡単には、死ねないのである。 
良くも悪しくも死ぬまでは生きている。死ぬのは挫折でも、何でもない。
目出度いことなに、何で延命をするか、それが利益のためなら、
犯罪的システムではないか。
・・・・・・
5850,物語で経験する「生老病死
2017年03月22日(水)
       <老いの風景 ー物語で経験する「生老病死」~石光勝(著) >
  * 経験の4つの形と、物語化
 経験の意味を、ここで理解しやすく紹介している。 ~P/18
≪ 本屋大賞吉川英治文学新人賞などを受賞した冲方丁が『天地明察』で、
 「人間は経験したことがないものを、理解できない」としてうえで、経験には
4つの形があると言います。
 【人間は、視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚の5感で直接的経験をする。
 生きていくうえで、それだけに足りず、他者の経験による間接的経験に
依存する。しかし、誰にも実証は不可能な神話的、宇宙的な経験をする。
こういた3つの経験をもとに万人に伝える形にするのが第四の経験、いわゆる
物語です。物語は架空にあるにかかわらず、時には社会を動かすような力を
発揮します。】
 つまり、物語を読むことが‘経験’になるというのです。
言われてみれば、私たちは『三国志』で、中国の後漢時代を、『戦争と平和』で
帝政ロシア時代を、『竜馬がゆく』で日本の幕末期を経験した。それは世界史や
日本史の資料や知識では決して得られなかったはずです。
 批評の神様の小林秀雄の同じようか言葉に出逢いました。
「経験という言葉は西洋の言葉だが、誰も合理的な経験なんてしません。
ナマの経験の意味というのは、各自みんな自覚しえないものです。みんな、
自分の経験に対しては支離滅裂なことしかわからない。そこで創作という形式が
必要になる」というのです。これを逆に捉えると、創作という形式の物語によって
初めて、合理的な‘経験’が得られるということでしょう。≫
――
▼ 16年続けてきた、このテーマ日記は、毎日の読書や体験をテーマを元に、
 物語化の創作をしていることになる。事業人生45年をテーマに、50回以上に
わたって書いたのも支離滅裂で行き当たりばったりの転職、転業を、尤もらしく
文章化をすることで、合理的経験として修練したに過ぎない。人生など、所詮、
その程度のことでしかない。それぞれの人にとっての物語化の方法がある。
散歩の最中、頭に浮かぶ雑念を、物語化するとか、旅行に出て、日常に溺れて
いる自分を見つめ直すのも一人語りの物語化になる。そのためには独りの場が
必要になる。毎日、TVで楽しんでいる映画とドラマも、その物語を経験をして
いることになる。だから、やみ雲にみないことだが… 著者は、現在進行形の
生老病死」の「老」を‘経験’するために、小説などにある「老い」を訪ねる
という奇妙な構図の物語なら、面白、可笑しく、哀しく共感する内容である。
山の麓から見ていた「老い」の雲に、一歩踏み込んだ霧の中で、一日一日、
「老」と「死」の何たることかを問うている道先案内人の言葉は、重く響き
わたってくる。還暦、古希を過ぎ、霧は晴れたり、濃霧になったりである。
前をみれば、日々、人数が減り、横をみれば、バタリバタリと… 
 生きている限りは、他人はお先! である。 
・・・・・・
4388, 「うつ」かもしれない ー3
2013年03月22日(金)           
  * ウツの治療 ー「うつ」かもしれないー
            死に至る病とどう闘うか~磯部潮著
 ウツ症とウツ病の境は、日常生活に支障をきたすかどうか、軽症か重症かは、
「死にたくなる度合い」がが目安という。逆にいえば、それだけ苦しいのである。 
身近にも自死した人が何人かいる。共通しているのは、真面目で、几帳面、感情
は表に出さず、周りの人を思いやる心優しさがある。また、考えに弾力性がなく、
自分一人に固まっている。 こういう人が暴発すると秋葉原の無差別殺人のよう
になる。私がウツ病に何で興味があるかというと、人間の原点が、見え隠れする
かである。人生は生易しくはない。要は難題への対処である。息をつくところが
ないと、ストレスが蓄積していく。ウツの治療には、「薬事療法」と「認知療法
がある。薬事療法は、医者と相談して症状にあった薬をみつけ最小を前提に治療
すること。それに対し認知療法は、ウツの人の持つマイナス思考、悲観的考え方
を修正するスキルをいう。私は昔から、その類の本を身近において常に手に
取ってきた。その一つに中村天風の一連の「積極一貫」の哲学の本がある。
これは本当によい。 ウツによる歪みが固定化されると、「視野狭窄」に陥り、
自殺の危険性が出てくる。だから普段より予防剤として、少し気持ちが落ち
込んだとき手にする習慣をつけておくとよい。この本にある、
「「5つのコラム」も心のコントロールによい。
1枚の紙に5つのコラム(欄)を作って、何か問題が起きたときの状況や
自分の考えを書き留めていく方法で、頭であれこれ考えるよりも、冷静に
客観的に検討することができる。5つのコラムのうち、(状況、感情、自動思考)
の3つは、自分の「認知のゆがみ」をはっきりとさせるのに役立つ。
あと2つのコラム(別の見方・考え方と最終的な心の変化)を合わせて
書いていくことで、「認知のゆがみ」を直すに役立つ。
 第1コラム 状況(気持ちが落ち込んだり、不安になったときの出来事)
 第2コラム 感情(不安、怒り、悲しみなど))
 第3コラム 自動思考(不快な感情を経験するときに心に浮かんだ考え)
 第4コラム 自動思考とは別の見方・考え方
 第5コラム 最終的な感情と考え(心の変化)
ここで詳細を省くが、ネット検索で「5つのコラム」で調べると、事例が
数多く出てくる。 著者は、日常生活での日々の習慣づけは大変なので、
第三と、第四だけを頭に思い浮かべるシュミレーションを薦めている。
書いるうちに自分の思考の癖が見えてくるだけでも効果がある。
心は荒馬のようなもの、時間と愛情をかけて乗りこなしていくしかない。