読書日記 ~『ゴリラからの警告』 ~1

f:id:horii888888:20200722093243j:plain

f:id:horii888888:20200722093311j:plain


f:id:horii888888:20200722054031j:plain

f:id:horii888888:20200722054005j:plain

         <ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」  
                         山極寿一(著)>
   * コロナ禍を考えるに
 1万年前に人間は食料危機を乗越えるため酪農を取入れだした。そこからより
強固な集団を良しとした。そして、万物の霊長類として、好き勝手に振る舞って
大自然(神)の怒りを買い、反撃を受ける羽目に… これが、このコロナ禍である。
ゴリラのように、小さなテリトリー、小さな集団で、生きるべしと! 
 グローバルで、あまりに「共労の世界を広め過ぎた。その根本が問われた」のが、
このコロナ禍。 そこで、進化仲間の少し手前のゴリラの差異から、あまりに
やりたい放題を考え直す警告の書ということ! これは、2年前に書かれている。
 ―
≪ ☆ 内容(「BOOK」データベースより)
 進化の果てで、テクノロジーに疲れ戦争に倦む。私たちが幸福を掴むためには、
あと何が必要なのか。ゴリラ研究の権威による、霊長類視点の文明論。
動物の一種としての人間に立ち返り、これからの共同体・国家のあり方を問い直す。

◉ 第一章はゴリラの研究を通して見た現代文明論ですが、特にヒトの発達の特性と
それに対する情報通信やロボット等のテクノロジーの影響ついての考察が中心です。
敢て一つ指摘するとすれば「文字は言葉を身体から引き離し劣化しない情報に変える」
(68頁)の部分でしょうか。「文字は言葉を身体から引き離す」のはその通りだと
思いますが、引き離された段階で既に情報として劣化して居る、という事にもっと
目を向けるべきでしょう。従って、モノとしての文字は確かに劣化しませんが、
古文書の意味が必ずしも100%解明出来ない事からも分かる様に、時間が経って文字
として表現された内容を理解する暗黙の前提が忘れ去られてしまえば、完全に情報は
復号(デコード)出来無いので「劣化しない情報」とは言い難いでしょう。
此れは半分屁理屈ですが、真に「文字は言葉を身体から引き離し劣化しない情報に
変える」という文字列自身が其れを証明している様に思います。何れにしても、
直接の対話が大切である、という主旨には賛成ですし、倭人が中々漢字を使い始め
なかったのも、其の様な処から来て居るのかもしれません。≫   ~つづく

 ―
▼ 前書きの冒頭で、<私はゴリラの国に留学してきた。 私は日本猿を研究して
 きた。そして、アフリカの熱帯雨林ででゴリラの研究をしてきた>と…。
ゴリラと人類の僅かな差は、情報を文字化したところにある。 その僅かな差が、
膨大の差異になった。そしてAI化ともなれば、神の怒りをかうのは当然である。
「文字は言葉を身体から引き離し劣化しない情報に変える」。これは人類対猿だけ
でなく、人間の能力そのものにも言える。リタイアした後に、その生活はゴリラの
生活パターン化して初めて、不自然だった文化、文明生活の不自然さに気づく。
そこで何でまた…と考えて、茫然とする。 人類は野蛮化したのである。
とはいえ、生活パターを今さら変えることは不可能。そこでは、不自然さを意識を
すること! 『たまには、人間を超えてみろ』になる。せめて老化をした現在に!

・・・・・・
6702,閑話小題 ~深刻な、「貧困」と「格差」問題!
2019年07月22日(月)
  * 「私も家族もいずれは…『下層階級』転落の不安、広がる
 昨日は、参院選の投開票日。 未来の「見取り図」を描くには、いまを
見つめることが欠かせない。
 一週間ほど前の朝日新聞の特集が、「新・日本の階級社会」(橋本健二著)
を基にしたテーマ。 「階級」という概念にこだわって日本社会の変容を見つめ
てきた社会学者の橋本健二に、この国で暮らす人々の「不安の正体」を聞く構成。
 タワマンで目覚めた階級意識 格差、広がる自己責任論。「階級」という言葉
には古めかしい印象が付きまとう。だが、昨年1月に世に出たその本は、筆者の
予想をはるかに上回る反響を呼んだ。
リタイア後の年金暮らしに入ると、資産形成のない層の人たちも「下層階級」
の仲間入りの現実に直面する。 長寿の時代、リタイア後、2000万の蓄えが必要
というが、現実の平均値は400万そこそこ。そこに将来の不安がつきまとう。
 
  ~特集の概要といえば~
≪ 閉塞感が漂う日本社会の現状をみるには『階級』という視点が不可欠、
 という警鐘。不安定な雇用で収入も低く、結婚や子育て、老後の蓄え、といった
営みもままならない新しい階級「アンダークラス(下層階級)」の出現に注目―。
 本のヒットに、「何が起きているのかと思った」と誰よりも驚いたのが筆者。
社会学者で早稲田大学教授の橋本健二。格差・階級理論の専門家だ。
階級という概念にこだわり、40年近く前から日本社会を分析してきた。
 ただ橋本はすでに2006年に発表した本でも使い、
「分析したが、当時は専門家をのぞけば、まったく反応がありませんでした」
「私は(橋本)、戦後日本は、
・資本家(企業経営者)
・旧中間(自営業者)
・新中間(ホワイトカラー会社員、専門職)
・労働者という 四つの階級え構成されるとみてきたが、そこに、1990年頃から
アンダークラス(下層階級)という新しい階級が生まれたと考えています」と。
  ―「どうしてそうなったのでしょうか」の問いに…
<「80年代後半以降の『フリーター』が出現。日本はもはや「格差社会」で
 ない、もはや「階級社会」という現実が現われ、日本社会の格差はますます広がり、
固定化され、〈階級社会〉と呼ぶべき様相を呈している。著者は最新の学術的データ
を用い、そんな現代の格差の輪郭を明瞭に描き出す。>
「著者は以前から著作で、日本が階級社会への道を歩んでいることを指摘して
きました。ここに来て、格差の事態が悪化し、目を背けていた現実に向かいあわ
ざるを得ない状況が生まれたからではないでしょうか」(担当編集者)
 格差拡大が放置され続けたことで、膨大な貧困層が形成された。中間層も厳しい
状況に追いやられている。わずかな躓きで転落し、ひとたび貧困に陥ると、階級を
上昇することは極めて難しい。本書は厳しい現実を冷静に指し示している。
「自己責任論に肯定的な、ある種エリートと呼ばれる立場にある人も、自分は
中間層に留まることができても、お子さんまでそうとは限りません。就職の失敗や、
大きな病気や怪我などで、貧困層になりうる可能性は多々ある。そうした不安から
本書を手に取る方も多いのかもしれませんと… 本の中で1章分を割いている、
  ――女性たちからの反響も大きい――
女性の階級は配偶者に左右されがちで、死別などをきっかけに困難な立場に置かれる
ことが多い。『明日は我が身』のような不安が、今の日本社会全体に漂っているので
はないでしょうか」(担当編集者)
 ――
 ~本書評者:前田久 (週刊文春 2018年04月12日号掲載)~
かつて日本には、「一億総中流」といわれた時代がありました。高度成長の恩恵で、
日本は国民のほとんどが豊かな暮らしを送る格差の小さい社会だとみなされていた。
しかし、それも今や昔。最新の社会調査によれば1980年前後、新自由主義の台頭と
ともに始まった格差拡大は、いまやどのような「神話」によっても糊塗できない
厳然たる事実となり、ついにはその「負の遺産」は世代を超えて固定化し、日本
社会は「階級社会」へ変貌を遂げたのです。900万人を超える、非正規労働者から
成る階級以下の階層(アンダークラス)が誕生。男性は人口の3割が貧困から家庭を
持つことができず、また一人親世帯(約9割が母子世帯)に限った貧困率は50・8%
にも達しています。日本にはすでに、膨大な貧困層が形成されているのです。
人々はこうした格差の存在をはっきりと感じ、豊かな人々は豊かさを、貧しい
人々は貧しさをそれぞれに自覚しながら日々を送っています。現在は「そこそこ上」
の生活を享受できている中間層も、現在の地位を維持するのさえも難しく、その
子供は「階層転落」の脅威に常にさらされている。この40年間の政府の無策により、
現代日本は、金持ち以外には非常に生きるのが困難な、恐るべき社会になったのです。
 ――

▼ とはいえ、個々からすると、死んだ瞬間から必要経費はゼロ。その辺りの
 判断は、人生観の問題になる。具体的に、2000万を、不安解消のため残すより、
楽しんで使い果たすかの選択の問題になる。「楽しんだもの勝ち」と、老いるほど
実感が強くなるが、自己憐憫の要素も…。 紀元前から現在に至るまで、
<3・30・67%の階級>は、姿かたちを変えて、存在してきた。もっとシリアスに
表現すると3+30に3分の1が残りを支配するのが、現実社会のリアル。 
平等は無理なら、せめて公平に… だが。

・・・・・・
2006/12/24
2091, 下流喰い -1
                        ー 読書日記
銀行勤務の人から、「サラ金から金を借りている人の多いのに驚くばかり!」と、
聞いてから10年近く経つ。本屋で、この本を何度か立ち読みしていたが、
<直ぐに図書館に並ぶだろう>と思いとどまり買わなかった。
ところが会社の‘Oさん’から、「面白いから読んだら」と、
この本を手渡され読んでみたら、この中味が凄い!
やはり立ち読みとは違う。

さっそくインターネットの検索に「多重債務」と入れたら、
「2000万人、200万人、20万人、1万人」の数字が解りやすい!と、
金融筋の人から聞いた話として、あるHPの中に紹介していた。
  サラ金からの借金をしている人が2000万人、
  そのうち多重債務に陥っている人が200万人、(この本では350万になっていた)
  自己破産者が20万人、
  借金苦による自殺者が1万人、だという。
  8000万人の勤労者の中2000万人がサラ金を利用しているというと、
  勤労者の1/4になる。
                 ( ̄▽ ̄)■]~~~ 珈琲TIME♪
 ーまずは「下流喰い」の概要をまとめてみるー

・小泉構造改革が最終盤にかかった05年後半あたりから、
地域格差」に加えて、「格差社会」というキーワードも話題にのぼるようになった。
 その分岐点が1980年代にあった、バブルの発生である。
 それが借金=悪というそれまでの日本人の常識が、
 借金を如何にして土地などに投機した方が得という風潮に変わってしまった。
 消費行動も買ってからローンで支払うという感覚に変わってしまった。
 クレジットが推奨されはじめた時期である。
 この背景をもってバブルが弾けてしまった。
・日本の全産業の平均年収が500万円を下回ったとされ、
・貯蓄ゼロが24㌫と4分の1になり、
生活保護が100万世帯を超え、
・全体の4分の1の世帯の高額所得が、その他の4分の3に匹敵する事態、
・その他の4分の3の平均の半分に満たない人の数が、この数年で15・3㌫に
・いまや多重債務者は、数年で二倍の350万人以上になり、
・大都市の大阪や東京の公立小中学校の就学援助者を受ける人数は、
 04年までの4年間で40㌫も増え、4人に1人。
 足立区では2人に1人が受給する事態である。
・2003年の「消費者信用産業」の市場規模は「73兆円」というから、
 この年のGDP中に占める民間最終消費支出「282兆7000億円」の4分の1になる。
 この数値が意味するものは、すでに日本が、階級社会の色濃く残っている
 欧州を凌いで、アメリカに次ぐ第二位の格差を実現させていることになる。
                            
 消費者金融の想定する理想的な優良顧客像とは、
    ・年齢は40代後半、
    ・年収は300万円程度で
    ・子供が二人おり、
    ・家計的には住宅ローンの返済の他に養育費、
     教育費のやりくりが最優先され、一家の主人は完全に後回し。
    ・定収と呼べるサラリーがあるものの、恒常的な金欠状態ゆえ
     長いお付き合いが望め、とりあえず返済意欲もあれば、家族もいる。
     世間体だって考える人たち・・・
 以上が、だいたいの平均イメージである。 
 タクシーの運転手のこの年代が象徴している。  (;´Д`)

ところが最近では、その顧客増が急激に変化し、
・新規顧客の71%が男性、
・30歳未満が44%、30歳以上40歳未満が23%で、
・年収も新規顧客の81%が500万円未満、
 その中でも年収300万円未満が42%、200万円未満が16%と、
 「低収入の若年男性」が主たる顧客層に変わってきているという。(▼▼!) y-
              
彼らは利息制限法を上回るグレーゾーン金利の下で月々の利子を
払い続けるだけで手一杯、ベタ貸し状態が維持されていく。
消費者金融業界の本音は、元利金等できちんと払い込んでくれる客よりも、
月々の金利だけを払い続ける客の方が「上客」。  
サラ金ビジネスからいうと、顧客として「持続性」がある方がよいというのだ。

サラ金のビジネスモデルが「悪魔的ビジネスモデル」として、弱者を食い物にする
闇金融の「下流喰い」の実例が、生々しくレポートされている。
多重債務に陥った利用者は、ヤミ金に全てを奪われた挙句、
深い闇に沈められる内容はまさに生き地獄である。 (▼ー▼メ(-"-;)

この甘い蜜を求めて三菱UFJフィナンシャルグループや、
三井住友フィナンシャルグループなどのメガバンクも進出してきた。

ーー
以上をマトメながら、ある程度は解っていたつもりだったが、
ここまでのリアルな格差社会下流社会の実態に驚かされた。
この流れは、ますます強くなるだろう。
現在の4分の1が、5分の1、 そして10分の1と、10分の9の所得が
同じになる傾向になる。まったく嫌な社会になったものだ。 
ビジネス系ホテルをやっていて、シビアの娑婆と接していても
この本に驚くのだから!いや世の中の変化に!   
                         - つづく -
ーーー
下流喰い」
 須田慎一郎著 ちくま新書
ーあらましー
格差社会の暗部で、弱者が借金漬けにされている。
デフレ経済下、大手消費者金融会社は低所得者層を貪り、肥大化してきた。
いま、大手銀行と外資企業が争奪戦を演じている。
その一方で、貸し手と借り手の双方に生じている変化を分析し、
金融業界と日本社会の地殻変動を克明に描いた渾身のノンフィクション。
    
   ーー
   序章 消費者金融格差社会
   第1章 サラ金一人勝ち;
   第2章 悪魔的ビジネスモデル;
   第3章 多重債務者三五〇万人時代;
   第4章 下流喰いの深淵;
   第5章 庶民金融の虚実;
   第6章 何が必要なのか
                 ¥(*^_^*)\
                  バイバイ
・・・・・・

2005/12/13
1715, 下流社会
                 茶 どうぞ ( ^-^)_且~~~
最近、下流階級とか、下流社会という言葉が目につく。
その丁度良いタイミングに『下流社会』という本が出た。
先取りの典型的な本である。

読むほどでもなので、インターネットで調べてみた。
以下の抜粋のコピーで充分の内容である。
(一応、書店で立ち読みをして確認をした)

初めて、上京して東京暮らしをして実感をしたのが、
「世の中は歴然とした階級社会」ということであった。  (*o☆)\
  初対面で、自己紹介で何気なく自分の身分のキーワードを入れる。
   それでそれぞれの立場(階級)を確認するのだ。
情報化、グローバル化は結果として競争激化をもたらす。
 それが激しければ激しいほど、階級格差がハッキリする。
  特に近年の競争の激化が中流社会を希薄にし、
   一部勝ち組の上流?社会と、他の負け組みの下流社会の二分化を
    鮮明にしだした。
そういえば「○金」「○ビ」という二分法が、  
 80年代末の日本では一世を風靡したことがあった。
                   オレ〇ビ? σ(*`θ´*)
ーーー

ーこの本のインターネットで調べた概要を
  編集してコピーしてみたー 
   〔読まなくても充分である。〕
           
         「下流社会  新たな階層集団の出現」
              光文社新書(著:三浦展
下流」とは、単に所得が低いということではない。
  コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、
   つまり総じて人生への意欲が低いのである。
    その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。
     そして彼らの中には、だらだら歩き、
      だらだら生きている者も少なくない。
       その方が楽だからだ。
         (「はじめに」より)

団塊ジュニア(1970年~1975年頃誕生)世代の女性で
「上流」意識を持っている人が気に入っている時計のブランドが
 オメガ等を押さえてセイコーシチズンであるという。

  オメガからシチズンに変えた理由はオメガの鎖が切れたので
   修理しようとしたところ、
    大変な時間と費用がかかることが分かったからだ。
     また自動巻きのオメガは少し外していると止まってしまうし、
      月末には日付の調整をしなければならない。
      それに較べて電波時計は、全くのメンテナンスフリーだからだ。   
      時計とは
     「正確」で
     「手間がかからず」
     「そこそこの堅牢性」
     があることが最大のポイントだ。
    それをデザインだの、手巻きに味がある等と
   講釈を付けるのは時計メーカーのセールストークに過ぎないだろう。
 時刻合わせに気を使うより、世の中には沢山しなければならないことがある。
                 (/_ _ )/♪へ(-。-へ)
                        ♪(/_ _ )/
先程の時計の調査で下流階級ほど
ロレックスやオメガを好む傾向が出ている。
 外見以外に自分を際立たせるもののない
  下流階級の悲しい性(さが)という。


ーーー
ー感想
この「下流度チェック」半分以上である。
(2~7と11が、!チェック)
  そうすると、私は下流? (T0T)\(^-^;)mama!
   まあ、いいや!

読みようによっては、かなりシビアな本である。
 しかし、これが現実であり、競争社会の姿なら、
  そう受け止めざるをえないだろう。
   それが、勝ち組から負け組みに落ちた時に、
    社会の現実がリアルに見えてくるのだろう。

今後はニートやフリーターなどの
「労働意欲のない、多く働かない層」がそれによって下流に転じ、
  逆に「上昇志向の強い上流」という流れと相反して二極化が進む。
  またその層の子弟らは自然にこの階級の社会環境によりそこに留まり、
   階層の固定化が強まるということか。

  第5章「自分らしさを求めるのは『下流』である?」
 は刺激的なタイトルである。

 この章の「生活の中で大事にしていること」で
  「個性・自分らしさ」を挙げる人は階層意識が「下」の人に多い、という。
   「自立・自己実現」もそうだ。
    一見世間的に悪い響きでもなさそうなのだが、
    実際データを取ると下流だと自分を考える人ほどこの項目を挙げる率が高い、
   というが、どうだろうか?

  それでは「上流」では?、
 男女ともに共通しているのは「ゆとり」だ。
男性はこのほか「仲間・人間関係」「創造性」「活動的・アクティブ」で、
女性は「美・おしゃれ」「公正さ・品の良さ」という。
 これまた極端な内容すぎる。
                           (*◎ω◎*)~ ~♪
 団塊ジュニア男性が
 「これからお金をかけたい事」は
  『上』では「財テク・投資」「家具・インテリア」「健康」
   「スポーツ・フィットネス」「住宅・リフォーム」であるのに対し、
    『下』では「教養・資格取得」「娯楽・イベント」が顕著に多い。

    男性の趣味でも
   『上』は
  「旅行・レジャー」「スキー」「サイクリング」「ゴルフ」と
  アウトドア志向なのに対して、
 『下』は
「AV機器」「音楽コンサート鑑賞」「テレビゲーム」
「スポーツ観戦」「パソコン・インターネット」・・・
 「私はどうか?」と不安になる。
  著者が自分を規準に考えているに過ぎないだろうから!?

・・・・・・
2018/02/23
閑話小題 ~夫婦で目安の預金が3000万円

  * 夫婦で目安の預金が3000万円
 何か論理に飛躍があるが… 朝日新聞にシリアスなテーマがあった。
< 65歳の夫婦の場合、90歳まで生きるとすると、3000万が必要! >
ドキッとする内容だが、これだけ持ってないと枕を高く寝てられないという内容。
「だから、どうした」の話は欠落している。あくまでも、計算上の三段論法。
「65歳の無職夫婦の平均年金が255万で、支出が321万で。90歳−65歳の25年で、
66万の赤字で、年70万のマイナスとして合計1700万と、その他の車の修理、
家の修繕、など特別経費で1000万として合計3000万という論理。概ね長生きする
妻の立場からすると、考えておくべき深刻な話。 とはいえ、金欠で餓死する
という話でもない。
▼ 一世帯平均の預金が1700万というが、均したボリュームゾーンの真中は、
 400万で、3割は預金ゼロという。400万なら、毎年、マイナスが66万なら6年で
底をつくことになる。一週間前に、近所に救急車が一日、4回も来たのが不思議
だったが、数日後に、この記事を読んで、「金欠のため搬送後に、逃げるように
帰ったのでは?」という考えが頭によぎったが、これは一方的な妄想?だが。
私が預金ゼロなら… 健康で、そこそこの準備は必要だが、死んでしまえば、
経費ゼロ。
 アテネの時代から現在の欧米社会に至るまで、3%の特権階級、30%の市民
階級と、67%の奴隷階級が存在してきた。三分の一の人達には2~3千万の
預金が、未満の人達には概ね400万ぐらい、0~100万が、三分の一を占める。
グローバル化、情報化社会で、今まで、表に出なかった階級社会が、面前に
つき付けられてきた。これで朝鮮戦争などの有事があれば、更なる厳しい
現実に直面することになる。