閑話小題 ~下ネタ ー2

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   * ブラックジョーク、それも下ネタ!
 テーマのネタ切れで、やむなく去年の同月同日に「下ネタ」テーマがあった。
ジョークの中で何とも憎めないのが下ネタ。 エッと構えたくなるが、御愛嬌で
フルことが出来るテーマである。 このブログの分類に… 『ジョーク・小話』
コーナーがあるぐらい。 ネット検索に<ジョーク 下ネタ>といれると、
数多出てきたが、やはり、これはといえるのは、実に少ない。 20数年前に5年
ぐらい、凝ったことがあり、その後、テーマとして取上げていた。 これだけは、
御下品なるため、可能な限り嫌らしさを避けつつ、笑いに変える術が必要となる。
 私のブログでは、「江戸もの」「ジジババもの」「政治もの」「聖職もの」
「ファンタジーもの」「宇宙もの」「下ネタもの」など、様々な分類をして、
100の選りすぐりをしてある。(あとで紹介する…)
 ジョークは、ネタの向うの情景が頭に浮かび、そのイメージが出てこないと、
面白くない。ということは読書習慣が培われてないと、面白みが半減する。
語り手と聞き手が、ある程度のレベルが同じでないと… 都会では、タイミング
のよいジョークとダジャレのセンスが必要にされる。その中で、際どい下ネタは、
そのセンスが求められる… この数日来、、ネット上で探したのが以下のとおり!
 以前のような爽やか?のネタは少ないが、時間をかけて、何とか合格ライン?
のものを探しだしてきた。 
 ――

☆ ~子供はどこから生まれる?~
"ウチの姉、出産中に余りの痛さに耐えかねて 「いたぁ――いぃい! 
なんで、こんなところから出て来んのよ―!!」と叫んだら看護婦さんに
「入れたとこから出て来るに決まってるでしょよ!!」
◉  ○○が妊娠をした時、お手伝いの小母さんに言われたのが
  『入れたものは出さないとね!』 …現実にあったホンワカした話。 
 ―
☆ 男の子「ねーねーお父さん。赤ちゃんはどこからくるの?
 父「赤ちゃんはね。コウノトリさんが運んでくるんだよ」
男の子「流通経路の話じゃなくて生産元の話だよ。
 あなたは魚の居場所を聞かれて船と答えるのか」
父「おい、ちょっと待って」
 ー
☆ 彼氏:「どうしていつもブラジャーを付けてるんだ?
 必要なほど中身ないだろ?」
彼女:「あなたもパンツってものを履くわよね。つまり、そういうことよ」
 ー
☆ 2人のハンターが木の上にいたところ、一人が木から地面に落ちてしまった。
 彼は呼吸している様子もなく、白目を剥いていた。もう一人が救急隊に電話を
かけてオペレーターにこう言った。『友人が死んでしまった! どうすればいい?』。
オペレーターは落ち着いた声でこう答えた。「大丈夫、私が助けます。
まず、彼が本当に死んでるかどうかはっきりさせましょう。」
 一瞬の静寂の後、バン!
オペレーターの耳に1発の銃声が響いた。
そしてハンターが言いました。「OK! それから、どうすればいい?」。
 ー
☆ 夫の浮気に腹を立てた妻が夫のアソコを切り落とすという事件が発生した。
 現場検証で刑事が凶器を発見。そのおぞましい事件を起こした恐ろしい凶器は。
 「爪切り」だった・
 ー
☆ 母親「あら、息子のベッドの下から本が出てきたわ。・・・キャアアア」
 父親「なんだ、どうしたんだ!」
 母親「見てよ!コレ!息子のベッドの下からハードなSM雑誌が!
   どうすればいいのっ!!」
父親「とりあえず尻を叩いてはいけないことだけは確かだな」

☆ あるところに夫婦がいた。ダンナは大の釣り好き。
その日は前日から雨が降り続いていたが、ダンナはいつも通り早朝から釣りへ。
しばらくして。妻はまだベッドに寝ている。そこへ誰かが潜り込んでくる。
「今日は早いじゃない」 「外は大雨だよ」
「それなのにウチのダンナったらまた釣りへ出かけていったのよ!」
 ー
☆ 泌尿器科にて
医者「どうしました?」
 女「最近足の指の間がムズムズするんです。」
 医者「それならここではなくて皮膚科へいったらどうですか?」
 女「いえ、その...親指と親指の間がムズムズするんです...」
 ――――

▼ この笑の意味を理解するに、数分もかかった。男なら解っても女性は?
 解らないだろうな! 聞けないなら、ジッと見つめたら判るはず。男もか?
《 ジョージは勃起時??cmを超える彼の逸物を、いつも仲間に自慢していた。
 ある日、「巨根クラブ」 なるクラブの存在を知り、さっそく入会しようと
事務局を訪れた。
 受付で入会希望を告げると、受付の男はジョージの下半身にチラリと一瞥を
くれ、こう言った。
 「あそこにいる男が見えるか?ズボンが右足だけ太くなってるだろ?
 靴も右足だけ大きいだろ? あいつは、ここの守衛だ」》
何ごとも知的(痴的)センスが必要ってこと! 左もありますか… 
  鈍いアナタに… 以下の16年前の小話がヒント!                    
                         ~つづく
ーーーー
2003/11/24
私が選ぶ ☆☆☆ (ベスト20)より

  * [男のさが]☆☆☆ 
ある男が交通事故二遭って病院にかつぎこまれた。
その男の怪我を調べて 医者が小声で看護婦に
「左半身不随になりそうだナ」というと、
男は、意識は混濁しているのに、イチモツを一生懸命、
右に寄せ始めた。

・・・・・・
2018年11月30日(金)
6470,閑話小題 ~下ネタ

   * たまには下ネタを… 
 下ネタと、旅の話は、なかなか難しい。生々しい話を、あっさりしたした
内容にしなくてはならないため。下ネタについて、母親から「具体的な話を
してはならない」と硬く禁じられてきた。それを欧米人が、一度、ブラック
ジョークの架空の話として楽しむ文化があった。そこには知的センスが必要。
 過って若い娘たちが、彼氏との関係の深さを暴露しあう?言葉の隠語として、
『ABCの、どこまでいった?』の言葉をドラマなどで聞いてから30年程経過する。
面白そうなので、<下ネタABC>で検索すると、これがなかなか面白い。
 さらにDEFがあるそうな! いやzまで…。 
 ――
≪ 恋愛のABCは、「彼とどこまで行ったか?」という男女の関係性の深さを表す
 隠語のようなもの。 最もスタンダードな恋愛のABCは下記のような意味がある。
  A:キスをすること
  B:ペッティング(エッチの前段階までの行為)
  C:エッチ
・下ネタなので、それを分かりやすく、話しやすくすることができる恋愛ABCは、
1980年代に生まれており、徐々に世の中(当時の若者を中心に)広がっていきた。
80年代は不良用語が流行った時期でもあったので、不良の少年少女が用いる言葉
としてABCで恋人との関係を表すことが流行ります。
 その後、アイドルの沖田浩之『E気持ち』という流行曲がヒットしたことで、
一般にも広まるようになりました。隠語とはいえ、世の中に広く知れ渡ったのは
ネットもない時代にスゴいなぁ…という感じですね。
 ただ、今ではABCやペッティングの意味を知らない人がほとんどではないか。
恋愛観も世代によって変わるので、ずっと語り継がれる言葉ではなかったことが
わかります。

・ABCの純粋な続きとしては、下記のようなものがあります。
  D:妊娠すること
  E:結婚すること
  F:家族になること
 地方によってDEFの意味や順番が違うこともあるようですが、おおよそ上記
のような意味で通っています。また、「Z」はアルファベットの終わりなので、
何かしらの「終わり」を表す言葉が意味としてついたようです。    ≫
ーー
▼ 考えてみれば、手っ取り早く「H」、いや「C」から入る…のが自然?
 遣り逃げ?があるから… 問題は相手の見定め。家庭内離婚を含め9割は破綻し、
緩やかな不幸が生涯続くのが実態? でも、しないより遥かに良い?のが結婚。
今では男女別なく「B」だけを好む傾向があるとネットにあったが、成るほど。
早々に結婚し『君を愛す』より、「B」を広く遊んだ方が楽しい? 性格と相手
によりますが?<もうぞう同士が、妄想で結婚、夢破れて9割になる>で、… 
                              ー終わり
 ~次回は、「恋のHIJKとは?」+「下ネタ格言」に続く…   

・・・・・・
2003/11/24
私が選ぶ ☆☆☆ 順不同(ベスト20)

「スナックジョーク 」
   (ママかホステスをからかうジョーク)ひとつ
  
森に一匹のメス鹿が迷い込んだ。向こうからきた狼に森の出口を聞いた。
狼「ひとつヤラセテクレタラ教ええあげる」
もちろん断り、向こうからきたトラに聞いた

虎「ひとつヤラセタラ教えてあげる」もちろん断った。
熊も狐も同じ答えだった。それでも何とか森から出ることができた。

そこでママ(かホステス)に
「どうして出ることができたか知ってる?」

ママ「・・・・・・・・???」
「ひとつヤラセテクレタラ教えてあげる」

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  ーーーー

「新しいメイド 」

家に電話をしたら、新しいメイドが出た。
家内を呼んでくれと頼んだら、男と寝室にいると言う。

頭にきたその男メイドに書斎の机にある銃で二人を撃ち殺すよう命じた。
暫くすると二発の銃声が聞こえた後、電話口で今殺してきましたとのこと。

ついでに死体を庭のプールに投げ込むように命じた。
暫くすると、メイドが電話口で
       
      ‘庭にプールはありません!’
  ----
  ーーーー
  
「氷水」

アフリカ縦断鉄道、あまりの暑さにある老夫婦の奥さんが
どうしても氷水が飲みたくなった。

車掌に頼むと、‘有るわけがない、とんでもない’とのこと。
それでもなんとかと頼みこむと暫く考え込んだ車掌わかりましたと言って、
氷水を持ってきた。

暫くするとまた奥さん飲みたくなった。
チップをはずみ2杯3杯と持ってきてもらった。

更にと言うと車掌困った顔をして、
‘これ以上もってくると死体が腐ってしまう!’

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  ーーーー
[ 彼の事情 ]☆☆☆

海辺のバーに現れた男は、片足が木の義足、片手の袖口からのぞいているのは
大きな鉤(カギ)の手、片目には眼帯。
どこから見ても海賊キャプテン・フックだった。

ついつい聞いてみたくなるマスター。
「お客さん、その足、事故かなにかで?」
「ふっ。これはカリブで闘ったときに、相手の剣にやられちまったのさ」

「それはそれは…。じゃあその手は?」
「ふっ。これは太平洋を航海中に、サメに食われちまったのさ」

「なんとまあ…。じゃあその目は?」
「ふっ。これはジャマイカの海岸で昼寝していたときに、
 カモメにフンを落とされちまったのさ」

「ほう…。でも、カモメのフンで目がつぶれたんですか?」
「いや。その日ちょうど、このカギの手を付けたばかりだったんだ」
 
 ーーーー
 ーーーー
[こわい話]☆☆☆

男A「棺桶にテレコを隠しておいたんだ。
       ‘おい開けろ!’って声がしたはずなんだが」
男B「奥さんビックリしたろうな!」
 
 A「いや俺がビックリしたんだ!」
 B「なんで?」
 
 A「昨夜はおくさんがひとりで通夜してたはずが、
なんの騒ぎも起きなかったんだ!」
  B「??・・!!!!!!・・・・・・・・・ 」

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  ーーーー

「サンゼルマンの嘘 」

18世紀に実際にいた大詐欺師サンゼルマンの話。

自分の年は2000歳でキリストとは知り合いだという。そのふれこみでヨーロッパ中を
詐欺をして回っていた。

その従者にある男が聞いた「キリストに会ったというが本当ですか?」

従者「300年しか生きてないので、その頃のことはわかりません」
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  ーーーー

[ 旅立ち ]    
-
修道院から、少女たちが旅立とうとしています。
女性院長がはなむけの言葉を贈ります。

「いいですか。修道院の外には危険がいっぱいです。一番気をつけなければいけないのは、
男という生き物です。あなたたちにお酒や食事、お金をくれるのと引き換えに、
やつらはあなたたちの服を脱がせ、とんでもないことをします」

「院長。男って、そういうときお酒や食事、お金をくれるんですか?」
「そうですとも]
「でも院長。ここの司祭さまはクッキーだけでしたよ」

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  ーーーー
[ターザンの最期]☆☆☆

ターザンが木から落ちて死んでいた。
土に書置きがしてあった。

「誰かがツタにー」
調べたら、いつもとうるツタに油が塗ってあった。

  ーーここで一句ーーー
ターザン殺すに刃物は要らぬ ツタに油を塗ればいい

  馬鹿馬鹿しい?
  
  ----
  ーーーー
「月曜の朝に 」  
        -哲学的にも有名なユーモアー

ある死刑囚が月曜日の朝、死刑執行に引き出され
連れられていくときのジョーク、

「ふん!今週も今日から幸先がいいわい!」

(・彼にとって今週がない 
 ・長い間の死刑の恐怖から解放される
 ・目の前の死の恐怖を和らげようとする笑い)

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  ーーーー
[ 父と子 ]    

分娩室では、若いお母さんがお産の真っ最中でした。

「あ!頭が出ましたよ!顔も出ましたよ!がんばって」
そのとき ---。
その、顔だけのぞかせた赤ん坊は、しっかりこちらを見つめて言いました。
「あんた、おれのおやじ?」
「えっ・・。いえ、違いますよ。私は看護婦・・」
「あ、そ!」

赤ん坊は言い残し、もぞもぞと再び中に戻ってしまいました!

驚いた護婦は医者を呼びに行きました。
するとまた赤ん坊が顔だけ出して
「あんた、おれのおやじ?」
「いや違う。私は医者だ」
「あ、そ!」
もぞもぞと中に戻ってしまいました。

そこで、仕事中の父親を呼びに行きました。赤ん坊は顔だけ出して尋ねます。
「あんた、おれのおやじ?」
「そうだよ!お前のお父さんだよ!」

それを聞いた途端、赤ん坊ははい出て、こぶしで父親の頭を殴りました。
「よくも毎晩、おれの頭を小突きやがったな!」

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  --------
  
(3)インデアンの娼館にで]☆☆☆


白人のある男がインデアンの娼館で若いインデアンの女を買った。
いざベッドインでおんなが「クエックエッ」と身をよじる、
それなりに満足をして下のバーで飲んでいると

、玉突きで遊んでいるインデアンの男達が時たま「クエ ックエッ」
と言っている。
マスターにあのクエツクエッってどういう意味だと聞いてみた。

曰く‘穴が違う!’   

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  --------
  
[男のさが]☆☆☆

ある男が交通事故二遭って病院にかつぎこまれた。
その男の怪我を調べて 医者が小声で看護婦に
「左半身不随になりそうだナ」というと、

男は、意識は混濁しているのに、イチモツを一生懸命、
右に寄せ始めた。

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  --------
  
「精力剤 」

鶏卵農場のおやじ一羽の雄鶏に500羽の雌鳥で済まそうと、
獣医のところに相談に行ったら強烈な精力剤を出してくれた。

これが強烈!500羽は軽く、それだけでなくアヒルやガチョウ
鴨などかったっぱじに手を出してしまう始末。

その雄鳥が倒れていて、その上空をハゲワシが舞っていた。
ついに無理がたたったかと、傍に行くと、薄めを開けて

「シーッあっちに行って、あの雌ハゲワシを狙っている!」

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  --------
  
チャーチルのユーモア 」

ある女議員が皮肉をこめて
「もし貴方が私の主人なら、紅茶に毒を盛るわ!」

チャーチル
「もし貴女が妻なら喜んで飲んでしんぜよう。」
  
・・・
当時獣医は社会的に低く見られていた。
チャーチルが獣医をしていたという噂があった。

野党議員が議会でそのことを質問した。
「もしそうならまず初めに貴方をみてしんぜよう!」

    議会は大爆笑だったそうだ。

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  [殿の姉の死]☆☆☆


この小話は7~8年前に仕入れたが、一番気に入っている1つである。

  殿様と家老が話をしているところに、
家老の家来が緊急にと青い顔して耳打ちをした。
‘殿(家老)の姉ぎみが亡くなったと’家老はてっきり殿様の姉と勘違い、
殿はうろたえ城内は大騒ぎ!
その後家老の姉と判明した。
家老に殿は怒り心頭、

「無礼千万なわしの姉を勝手に殺しおって、打ち首!」と刀を振り上げた!
その瞬間ハッとして刀をしまった。

  ‘わしには姉がいなかった!’
  ----
  --------

笑いの真髄    これがNO1!
(以前一回書いた内容だが、その後先に面白い話があったので今一度書く。)

ある男暇をもてあまし、知り合いの娼婦の館の女主人の所に遊びに行った。
「何かオモシロイコトないかね」と言うと、2Fのある部屋で裸になって
待っているように言われた。
その部屋で待っていると鶏が1羽投げ込まれた。
鶏姦をという事かと面白くなり鶏を追いかけまわし、やっとのことで事を成し遂げた。

1週間後また退屈になり、再びその女主人のところにやって来てまた何か面白いことが
ないかと聞いた。それでは3Fのある部屋に行くように言われた。
その部屋に行くと、数人の男が隣の黒人3人と白人女3人のスワッピングを隠れみていた。
一緒になって見ていたが、あまりに面白いので隣の男に声をかける。

その男曰く「いや1週間前はもっと面白かった!
       馬鹿な素っ裸の男が鶏を追いかけて鶏姦をしていた。」

  ----
  --------
  
[ 一発の銃弾 ] ☆☆   

スミスさんは狩猟用の双眼鏡を買うため、ライフル持参で店に入りました。
「お客さん、この双眼鏡はいかがです。どんなに遠くでもはっきり見えます。
ほら、あの丘の上に僕の家があるんですが、ここからでもはっきり見えますよ」

「どれ」

双眼鏡を目に当ててのぞきこむと、スミスさんは突然ゲラゲラ笑い出しました。
「お客さん?どうしました?」
「あはははは。きみの家で、裸の男と女が走り回ってる」
「な、なんだって!」
店員はぶるぶる震える手で双眼鏡をのぞきこみ、やがて意を決したように銃弾を2個
取り出しました。

「…お客さん。そのライフルであいつらを撃ってください。1発は妻の頭、もう1発
は男のナニをふっとばしてください。お礼はします」

「そう?じゃあもう一度双眼鏡を」
スミスさんは双眼鏡をのぞき、やがて言いました。

「あのさ。今なら銃弾は1個だけでできそうだよ」

 ――――
2018/12/05
閑話小題 ~まだまだ続く下ネタ話!

   * 下ネタ写真の面白さ
 「下ネタABC、…」のテーマ写真を探すネットサーフィンをすると、ドキッと
するのや、大らかな笑いを誘うものが幾らでも出てくるが、Piーッというもの
ばかり。フォロアーには様々な人が存在しているため、この重いく神聖な?
ブログに「アララ」過ぎて、提示してよいものかと迷うこと屡々。
そこで、気を取り直し、ブラックジョークのネットサーフィンで小話を!

――
    * ネットでみつけたブラックジョーク、再び
            ( … )は、私のつぶやき 
  ♦ 競馬
 うちの息子も1年生。さっそく、学校で「初テスト」を受けてきたらしい。
問「おさかなは1ぴき2ひき、とりは1わ2わと数えます。ではウマは?」
答「1ちゃく2ちゃく」
 回答用紙を見ながら涙が出た。  
  ♦ 恐妻
夫「何か冷たいものないか?」
妻「あたしの視線じゃ不満?」
     ( ん~ ったく! )
  ♦ りんご
先生「キャシー、あなたがリンゴを5つ持ってるとするわね?
  そしてメアリーにリンゴを2つちょうだいといってもらったとします。
  そのあと私がリンゴを3つちょうだいって言ったら、
  あなたの持ってるリンゴは一体いくつ?」
キャシー「7つです」
   (キャッシ―じゃなくて、家内の名前に、メアリーを私にしたかった)
  ♦ 恋
A「なあ。きみは患者に恋したことがあるか」
B「ああ。医者だって恋はする。たまたま相手が患者だったというだけさ」
A「・・・そうか。そうだよな。患者に恋したっていいんだよな」
B「なんだよ、もしかしてお前」
A「うん・・・。立場上、許されない恋かと悩んだこともあったけど、
 お前の話を聞いて安心した。患者に恋するのはいけないことじゃない。
 恋はすばらしい。恋の炎は誰にも消せやしない」
B「でも、お前は獣医だろ」
牛: 「モウ」    (牛の「モウ」は私が加えました)
  ♦ 妻の味
ある所に息子夫婦と舅(しゅうと)が三人で住んでいた。一年前に他界
した姑女は、とても温和で上品な人、嫁にも優しい人であった。
が、舅の方はそれと反対に、頑固で少々意地の悪いところがあった。
かいがいしく世話をする嫁の行動に、いちいち文句をつけるのだ。
中でも味噌汁については
舅:「婆さんとは全然味が違う、なっとらん!本当に覚えが悪い嫁だ!」
 と毎日嫁を怒鳴りつける始末。ある日、とうとう頭に来た嫁は舅に出す味噌汁
 の椀に、こっそりと殺虫剤を振りかけた。その味噌汁を一口すすった舅が一言。
舅:「これじゃよ!この味じゃよ!!婆さんの味噌汁は!!」
  ♦ 女性
毎晩、夫がどこにいるか確実に知っている女性は?
答:未亡人。
  ♦ 映画
俳優が、橋もない、落ちたら即死亡の崖の向こうにいる女優を、崖を飛んで
 渡って助けるシーンを撮る映画にて・・・・。
俳優「おいおい・・・こんな崖とぶなんて無理だろ?落ちたら死んじまう」
女優「安心して・・・これは最後のシーンよ」
  ♦ クッキー
年老いた男性が、死の床に横たわっていた。余命数時間しかない彼は、
突然、チョコレートクッキーの匂いに気付いた。
彼は、チョコレートクッキーがこの世の何よりも好きだった。
最後の力を振りしぼり、ベッドから出て、部屋を横切り階段まで向かった。
そして階段を下り、台所の中へ入っていった。
そこでは、彼の妻がチョコレートクッキーを焼いていた。
つまみ食いをしようと手を伸ばすと、妻が手にした木製スプーンで
手の甲をピシャっと叩かれた。「取っちゃダメよ!」彼女は言った。
「葬式用なんだから!」 (娑婆には、もっと凄い実話が、満ち溢れている!)
  ♦ 出産
ある町に住む女性が子供を生んだ。いろいろな方面からお知らせがくる。
厚労省「あなたの加入している健康保険組合から20万円ほど手当てが出ますよ」
町役場「祝い金として町から10万円もらえます」
保健所「町内の病院でなら子供の病気は無料で診察できます」
財務省「この子は生まれた時から700万円借金をしてます」
  ♦ 意見
イギリス人のジャーナリストがインタビューをした。
「失礼ですが、食肉の不足について貴方のご意見をお聞かせ願えますか?」
  イスラエル人「失礼って何ですか?」
  ポーランド人「食肉って何ですか?」
  アメリカ人 「不足って何ですか?」
  中国人   「意見って何ですか?」
  ♦ 文章
ある大学生が教授に
「人の心を捉える文章とはいかなる物でしょうか?」
と云う質問をした。教授は
「第一に女性が主人公である事。次に宗教性を取り入れる事。
そしてミステリーを残す事だ。」と答えた。
後日その学生が持ってきた文章はこうだ。
「おお神よ!この子は一体誰の子なのですか!?」
  ♦ 水
Q.ブロンドはなぜ枕元に水の入ったグラスと空っぽのグラスを置くのか?
A.喉が渇いたときと乾いてないとき用
               (これって、深いジョークだよな~ )
  ♦ キング牧師
Q.キング牧師が白人だったらどうなっていたか?
A.生きてる
                  まだまだ…   ~つづく

――――
2018/12/03
閑話小題 ~下ネタの格言

 改めて読むと、どれもこれも含蓄がある。遊びに要素「打つ、買う、飲む」で、
3つ同時は、人生行路の中で、金も体力が持たなくなるため、一つに絞られるのが
自然の原理。特に女遊びには下ネタが何とも人間味のある味わい深いのが多い。
スナックやバーカウンター、居酒屋の女将と、ママは、如何に巧妙な下ネタで、
笑わす技術と持上げ方が人気を左右する。万人、一皮剥けば、助平で、威張たい
性質を持っている。 「ヤリマンは 清純派のフリをする」は、成るほど?
「ヤリマンは美人に多い」のは、需要が多いからですか。 口達者ではないが、
手先達者と、突刺すような一言が、効果があるというが… 

   ~ネット上の「下ネタ格言」より
「女の人は助平な人にはやらせるけど不潔な人には絶対やらせない」
「服装のどこかに崩れたところのある人が声をかけやすい」(プロのナンパ師)
「そもそも女ってSEXよりも恋がしたいのね」
「男には舌という武器がある。舌を使えばいつまでも現役」
「(イタリア男性にとって驚愕と恐怖の違いとは)驚愕は直後の二回戦ができなく
 なったとき、恐怖は一回戦ですら思うようにならないときの気持ち」
「変態というのは正常な人がやろうと思ってもできるものじゃない。
 変態というのは習慣ですから」
「音楽と下ネタは、自然と耳に聞こえてくる」
「見た目はヤクザ、中身は小4
 口から出る言葉すべてが下ネタ
 現代によみがえった相田みつを
「不倫は文化。手淫日課
「大学とチンコは、入るまでが難しい」
「約束とパンストは破るためにある。」
「遠い親戚より 近くのピンサロ。」
「親らしいことはしてやれないが、いやらしいことは何でもしてあげられる。」
「よく考えてみて。エッチした後で好きになるって可能性はないかな?」
――
<うちの姉ちゃんがスーパーでバイトしてた時の話
 果物つんでる姉ちゃんにカコイイ兄ちゃんが近寄ってきて ささやくように
「ねえ、次の休みいつ?」
 姉ちゃんしどろもどろになりながら
「バッバイトしてんのは土日だけですっ」
 すると兄ちゃん3秒ほど考え込んだ後 口調を正して申し訳なさそうに
「すいません、お店の定休日を聞いてるんですが」>
 ~
<親父から「早く孫の顔が見たい」と言われたからズボンとパンツを脱ぎ、
 息子をぶらぶらさせながら裏声で「オジイチャン!」と言ったら殴られた>
・・・・・・
2017年11月30日(木)
6105,閑話小題 ~夕陽は‘日の名残り’色
   * 「夕景の美しさ」について
 カズオイシグロの『日の名残り』で、
<夕方がいちばんいい。わしはそう思う。みんなにも尋ねてごらんよ。
 夕方が一日で一番いい時間だって言うよ。>の言葉が印象的だった。
暗闇色の漆黒と残照の赤褐色の色合いが、生と死、そのままを現している。
 夕景といえば、世界各地の日没の輝きを目の当たりにしてきた。
その感激と感動そのままを描写した幾つかの文章と、夕映えの写真も数多く
見てきた。 学生時代に読んだ船舶王・オナシスの自伝に一場面。 
 死期を悟ったオナシスが、ギリシャエーゲ海にある故郷で、夕景の中、
幼馴染と酒を飲みながら昔を偲び邂逅し、涙ながらに踊る場面が今でも強く
心に残っている。最期は、愛人のマリヤカラスでなく、妻のジャクリーン
でもなく、幼馴染との魂の邂逅に涙を流す… 
 エーゲ海の夕景といば、サントリー二島と、ミコノス島の夕景が絶品。
夕陽が大自然自身の魂そのものを写しだす瞬間である。魂の故郷とは、
『幼児期の想い出』と『両親の温みの感触の想い出』である。 
  
   夕陽の詩では、八木重吉の詩が良い!
 
  ゆう焼をあび 手をふり 手をふり 胸には ちさい夢をとぼし 
 手をにぎりあわせてふりながら このゆうやけをあびていたいよ  
                         ~『夕焼』より
  あの夕焼のしたに 妻や桃子たちも待っているだろうと 
 明るんだ道をたのしく帰ってきた         ~『夕焼』より

  ゆうぐれの陽のなかを 三人の児が ななめの畑をのぼってゆく 
 みていれば なきたい            ~『ことば』より
  
  私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません。
 この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、
 私を、あなたの友にしてください。      ~『「序」秋の瞳』より 

☆ 孤独の際から叫び出ている愛と孤独の絶叫の詩。 夕景は切ない!
 死と生の刹那そのままが、景色に反射するからである。八木重吉だったか、
は忘れ、かつ不正確だが、
<夕陽に向かって手が千切れるほど いつまでも手をふっていたいよ>
 の詩が頭によぎる。

【 みじめなということは低きところにおる人ではなくて、
   進むことのできなくなった人です。      ~(八木重吉) 】
 …それでも這ってでも進まなければならない時が、人生に何度もある…
 それも、夕暮れ時には、身につまされる言葉。

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2012年11月30日(金)
4276, 100の思考実験 ー2
「100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか」ジュリアンバジーニ(著)
   * ギュゲースの指輪
 印象的だったのは「ギュゲースの指輪」である。
  ~ウィキペィデアに次のようにあった。
≪ カンダウレス王の治めるリュディア国に住む牧人のギュゲースはあるとき
 地震にあった。地震の後に畜群を放している山の手に洞窟を見つけた。
入ってみると中には玉座に遺体が置かれていた。その遺体は金の指輪をしており、
ギュゲースはその指輪を盗み出した。戻ってきたギュゲースは指輪を身につけて
あれこれと探るうちに指輪を内側に回すと透明になって体が見えなくなり、
外側に回すとまた見えるようになることに気づき、悪だくみを思いついた。
家畜の様子を告げる伝令として宮殿に入ると、透明になって后に近づいて姦通、
密謀してカンダウレース王を殺し、位を簒奪した。豪富で知られるクロイソス王
はギュゲースの子孫である、という伝説が当時行われていた。
プラトンは「国家」の談義では兄グラウコンがこの話を引用して
「人は知られなければ悪事を働くのものだ」と述べて、プラトンのこれに反対
する形で「悪事は知られなければ構わないという考えは良心を腐らせ悪しき
結果となる」と述べている。≫
▼ ギュゲースの指輪は、人間の心の奥に潜んでいる不道徳性を試す物語。 
 人にさえ知られなければ、誰も誘惑に駆られ多くの悪事をするが、他人に
なると声高に非難をする。もし、私がギュゲースの指輪を持っていたとしたら、
恐らく何をしでかすか分からない。見せかけの自分と、本性の自分は全く違う
ことは、自分の心を考えれば分かること。「指輪物語」は、これをヒントに
つくられたという。ギリシャの哲学者プラトンが、2千数百年も昔に、この
人間の性を物語にしていたというから恐れ入る。性善・性悪説の論争に似ている。 
若い時には純粋で理想に燃えて社会に出るが、何年もしないうちに垢に汚れ、
何時の間にか良心を腐らた世俗人になってしまう。それを他人には見えるが、
自身には見えないから、その矛盾が直接、自分に跳ね返ってくる。
その結果、精神分裂になり、自分の壁をつくって篭ることになる。
それからして、カントの道徳律は重要である。「仮言命法」としてではなく、
定言命法」である。仮言命法とは,「もし…なら…べきだ」というもの。
道徳律においても、「人から信用されたいのならば、嘘をついてはいけない」
「早起きは三文の得」などがそれ。それに対して、条件なしに「…すべきだ」
とだけ命ずることを定言命法(無上命法)。 人間、良心に反する行為は、
すべきでないということ。しかし、・・  この「しかし」が、人間を
迷わせる内語になる。悪事は結局、回りまわって自分に帰ってくる。で、! 
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2015年11月30日(月)
5373,楽しむことを人生の目標に ~�
   * シリアスで、面白い格言
 自虐的な格言ばかりだが、鋭く心の弱点を指摘しているものばかりを、
選んである「面白い格言」集があった。 老いるとは、神の視線で、己の
生涯を振り返る視線を持つこと。そこから目を背け、他人に対して、悪魔の
目線で批判をしたがる。それが老いの厭らしさである。ある時は、神様。
ある時は検事に。ある時は、優しい天使に変身、漂う老境は、寂しい。
≪ ・馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。
   ~フランソワ・ラブレー(フランスの人文主義者、作家/1483~1553)
・もし神様を笑わせたいのなら、君の将来の計画を神様に話してごらんなさい。
 ~ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935~)
・我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦する。
 ~ラ・ロシュフコー(フランスの貴族、モラリスト文学者/1613~1680)
・人は自分の友に秘密を話すが、その人にもまた友がいるのだ。
 ~トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828~1910)
・母親は子供を男に育て上げるのに20年かかるというのに、他の女性は20分で
 男をバカにしてしまう。~ロバート・フロスト(米国の詩人/1874~1963)
・見て見ぬふりして下さい、先生、何年かたてば笑い話ですから。(マーシー
 人生って買い物カートみたいなものなの!私たちひとりひとりカートを
 もってる、そして世界はスーパーなの!世界はすばらしい物でいっぱい…
 あなたのカートを押して行くのよ、チャーリー・ブラウン! (ルーシー)
 ~チャールズ・M・シュルツ(米国の漫画家、スヌーピーの作者/1922~2000)
・私を会員にするようなクラブには入りたくない。
 ~ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935~)
・いとしい女にはあんな長所、こんな長所があると君が信じて疑わないのは、
 ひとえに想像力のなせるわざである。
 ~スタンダール(フランスの小説家『赤と黒』著者/1783~1842)
・お世辞を言うには金がかからないが、大多数の者はお世辞に対して大金を
 支払っている。 ~トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家/1608~1661)
・私の一番つらかった戦いは、最初の妻とのものだ。
 ~モハメド・アリ(米国の元プロボクサー /1942~)
・医者は人間を弱いもの、
 弁護士は人間を悪いもの、
 牧師は人間を愚かなものと見る。
 ~ショーペンハウアー(ドイツの哲学者 / 1788~1860)
・勇敢の誉れ高い人のなかには、ただ逃げるのが怖かっただけの人もいる。
 ~トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家 / 1608~1661) ≫
▼ 「お世辞」を、いかに巧妙に言えるかどうかが、知性? そうじゃない?
  ー世界はすばらしい物でいっぱいのスーパーなのー も良い。
 こういうのはどうだろう。《世界は、大都会なの。コンビにも、スーパーも、
百貨店も、高級専門店もある。逆に、下町には貧民街もある。世界は、喜びも、
悲しみも、いっぱい詰まっているの。別に買わなくてもいいから、チャンとした
身なりの服装と、身すぼらしい服装を二着と、少々のお金を持っていれば、
何処に行けるの。良くないのは、少々の金と、一着しか、持ってないことよ!
その世界しか知らないのは、不幸と幸福が裏腹ということが知りえないからよ!》
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2013年11月30日(土)
4641, 閑話小題 ー「考えないこと」こそ罪
 朝日新聞の‘論壇時評’で、作家の高橋源太郎がー暗い未来「考えないこと」
こそ罪ー をテーマに書いていた。「馬鹿な考え休むに似たり!」としても、
社会の常識を疑い、逆照射をしたり、哲学書を生半可とても、融かすように
学び続けるしかない。だから、考えようとしない人は直ぐに分る。まともな
順にA,B,Cと分け割り切っている。その全ては過去の自分の行蔵に含まれており、
険しい山道の道標の自分の姿でもある。死刑囚の『無知の涙永山則夫
という書があるが、「考えないこと」からくる罪は、無知から生まれ出る。 
過去の記憶のフラッシュは、B,Cの自分の行蔵が殆ど。他人の評価は別として、
私自身としてAに到着したのは、還暦辺りか、それとも65歳の辺り。
いや、Cのまま? ABCが混在しているのが人間だから人生は面白い。 
経済震災と自然震災もあって? この結果に終わり、あたかもオセロの白駒が、
黒駒に変わったような経験をしてから、更に考えざるを得なくなっている?
筆者は「日々の暮らしに目を奪われ、考えないことが、如何に罪を積み上げて
いくことを知るべき」という。   ーその辺りの一部よりー
《「憎悪の差別語をまき散らして憎悪をかき立てる『凡庸な悪』と、社会は
如何に向かい合うべきか」の座談会の出席者たちは、いわゆる「在特会」の
朝鮮人は死ね」といったヘイトスピーチの主張に、かってハンナ・アーレント
ユダヤ人虐殺の中心人物であったアイヒマンについて語った「凡庸な悪」を
見いだす。深みのない「凡庸な悪」であるからこそ、底無しに広がってゆく
可能性があると指摘。彼らは特殊なのではない。
 私たち社会の中に、彼らの考えに同調する素地があるのだ、と。
だが、その「凡庸な悪」に染まり、世界を滅ぼそうとしているのは、「在特会
とそれを支持している人たちだけなのだろうか。アーレントは、アイヒマン裁判
を傍聴し、彼の罪は「考えない」ことにあると結論づけた。
彼は虐殺を知りながら、それが自分の仕事であるからと、それ以上のことを
考えようとはしなかった。そこでは、「考えない」ことこそが罪なのである。
私たちは、原子力発電の意味について、あるいは、高齢化や人口減少について
考えていただろうか。そこになにか問題があることに薄々気づきながら、
日々の暮らしに目を奪われ、それがどんな未来に繋がるのか「考えない」
でいたのではないか。だとするなら、わたしたちもまた「凡庸な悪」
の担い手のひとりなのかもしれないのだ。》
▼ 年末年始になると、中学、高校、大学、そして趣味などの忘年会に出席。
 学歴が上がるほど、「凡庸の悪」の人が間引きされ?少なくなる。それが、
その場の空気を綺麗にする。「凡庸の悪」の傾向の強い人は、とにもかくにも
考えない。その代わりに、他人との比較と噂が主たる世界。そこから出る毒ガス
で脳が侵され、噂を嘘に変えていく「凡庸な悪」の担い手、無知の涙に浮かぶ
シラミ。で、どの会にも一定の割合で存在する。逆に「考えるとは何か?」
という問いかけは哲学の問題。「考えないことの罪」は、人類そのものの原罪。
だから、人は学び続けるしかない。その結果、我が内なる(過去・現在)B・C
に出会う。その姿を見ている視線が、Aなる自分、考える自分になる。
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2014年11月30日(日)
5008,人は死ぬとき何を後悔するのか? ~4
         『人は死ぬとき何を後悔するのか』小野寺時夫(著)
  * 治療を後悔する人が多すぎ
 読むにつれ憂鬱になるのが、病院経営の利潤が優先され患者はグチャグチャ
にされる実態?である。父が亡くなる直前にポツリといった一言、「あんなに
苦しむなら、手術をしなければよかった!」 死を覚悟した時、「どのみち
助からないのに、あの激痛を長時間も耐えなければならなかったか?」
の疑問が生じるのは当然。 ー治療に対する後悔する原因を要約するとー
・ここで外科医だった当事者の著者が、末期ガン者の手術のやり過ぎの実態に
 強い疑問を投げかける。 転移している場合、根こそぎの切除は不可能に
かかわらず、大掛かりな手術をするケースがあまりに多い、と。 食道ガンの
名医が、転移している膵臓ガンも切るため、その方が好い加減な手術になる。 
・日本では、「手術して直る可能性が高いのか」「再発する可能性が高いのか」
「再発するならどれ位生きれるのか」などを、医者が説明せず、患者の方も医師
に質問しないのが普通だが、欧米人には考えられないことという。
抗がん剤が効くのは、ある種の白血病悪性リンパ腫、睾丸ガン、小児ガン、
7割位の人に有効で、5年生存率も6割を超えている。問題は、それ以外のガン。
延命効果があるのは10人に1人。著者が外科医だった頃、試みた中で殆ど
効果はなかった。新薬治験という誘惑があるが、これも薬品会社のモルモット
かわりか、法外の費用になる。新薬治験効果があった話はほぼ聞かないという。
・また民間療法も、あまりの法外の費用面で、「一千万単位の借金を背負った」
 という話があまりに多いとか。家族が苦し紛れで、自宅を抵当に入れケース。
これなど、少し冷静に考えれば、効果などある訳がないが、溺れるもの藁をも
すがるで、家族全体が破滅に向かう。代替治療という‘無法地帯’が、世の中
にはある。岩盤浴低周波装置、ガン免疫療法などなど、幾らでもある。
しかし、著者の知る限り、全て効果は無かったという。
▼ 高齢の転移したガンの手術は考えた方がよいことになる。治療の後悔も、
 情報と知識不足が原因。それで目先は助かっても、長期間の苦しみが待ってる。
人生の晩年は、厳しい『生老病死』が待つ。やはり「手遅れで余命半年」が、
一番良い? その瞬間から地獄のような日々になるが、これも人生。同年代の
4人に1人は、そうして逝った!どうしたら良い?今を充実させ、楽しむしかない。
「死んで花実が咲くものか」で、死にかける前に、元気なうちでなければ、再び
よい目に会えない。さて今日は何を楽しもうか?面白そうなことは幾らもある・・