閑話小題 ~「美」を感じる心が『魂』の器 -1

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        <文芸春秋 令和元年/6月特別号 新連載 第一回「醜」>
   * 玉三郎かく語りき
 大自然の絶景に魂がうち震えた経験を何十回、いや何百回もある。
大自然の絶景に、天空のオーロラに、時に、ふと邂逅した若い女性美に、
我を忘れて魅入ってしまった瞬間、「ああ、この感覚とは何だろう?」と。
それは、その人により違うが、それは生物の本能に備わっているものか。
 脳科学の用語に、クオリアという「主観的体験が伴う質感」の言葉がある。
もっと簡単に言うと、今まさに、私の眼に映っている「赤」を赤と感じること。
「美」を感じとる質感は、その最たるもの。
 幼児期に親の責任として、芸事や、絵画や、芸術のシャワーを浴びせる義務
がある。 その意味は、このクオリアのベースを構築しておくということ。
 「美」を感じる心は、逆に「醜」なる人間が感じる原罪のようなものと…
以下の文章は、著者・真山仁から抜粋した内容。
 ――
 美の達人と誰も認める認める歌舞伎の坂東玉三郎に、その「醜」について
尋ねた時に返ってきた言葉が…
< 醜さというのは、人間だけが感じる原罪のようなもの。例えば、宇宙や
 自然界に、醜さというものは存在しない。あるがままに、そこにあるだけ。
それを美しい、醜いというのは人間だけ。」>
< さらに、残酷なのは、地球上の生物の中で人間だけが醜い。>
夕陽や、森の中の木漏れ木などの、自然現象を美しいと感じ、得意になる。
しかし、その歓びは、自らが醜い、美しいと自覚するがゆえというのは、確かに
残酷の話だ。 21世紀に入って、美の真髄に感じる人が少なくなったと。
玉三郎は嘆く。

◉ < 美を感じる器は、私は魂だと思います。自らの醜さを自覚した上に、
 魂のあり方で美を感じとる必要があります。ところが最近では付和雷同して
いるだけに見える。つまり理解した気になっている。
 「インスタバエ」で美を誇る人たちは、その好例ではないだろうか。
ちょっとおしゃれな場を切り取って、それを他者に自慢するため発信する。
美とは現象の一部分を切り取り誇るものではない。
人間の根源的な部分=魂で感じとってこそ、美は輝きを放つ。
美を追求する人は、己の醜さを自覚している。

 ――
▼ 51歳時に、いや40歳半ばに、何やら人生の折返しの時節を実感した。
 ホモ・ハーベン(働き人間)から、ホモ・ルーベン(遊び人間)への転換。
これは、何度も書いてきたので省くが、その一つが、秘・異郷ツアーを通して、
今までの生き方を変えてしまうこと。 その行先で、感動することで、小さく
凝り固まった、それまでの人生を逆照射すること、それは、玉三郎の舞踏による
解放と同じ経験であった。魂の解放である。魂の解放といえば、個々の死も然り。
 その前に、65歳時の会社清算が同じ。 これは現に経験して解ったこと。
何かの引力から素っ飛ぶ感覚。 そこに、何も解っちゃいない、下衆の何とか!
こちとら、娑婆の柵から、素っ飛び、飛躍しているのに、柵の中の住人の何とも。
 それらは、創造価値、体験価値を経過した後に、態度価値に至っていたから
平然?と受けられたこともある。 実はよれよれ? あと講釈だから、まあ。
岩盤がなければ、やはり、厳しい事態。 何とか、こころ安らかに居る。
 最後は自分がつくり上げた魂の岩盤。 それは他者を愛する心根ですか。
人間の本質は『醜』ですか。ならば、他者も、自分も許せる! ったく。
 
 ~で、これも偶然で、文脈として丁度良いのが続く~ …としても不思議。
・・・・・・
6417,読書日記 ~『60歳からの人生を楽しむ技術』 ー1
2018年10月08日(月)
             『60歳からの人生を楽しむ技術』渡部昇一著 
   * 人生を楽しむコツとは…
 51歳で、痴呆症だった母親を5年半の介護の後、看おくり、さて私の人生を
如何に生きようか自問自答したとき、<30年分の余生を、還暦まで圧縮する、
3倍濃厚に生きるべし>との内なる声が聞こえてきた。何回も書いてきたが、
それまで続けてきた
<秘・異郷ツアー>の行先の難度を1ランク上げ、回数も2年に3回のペースを、
 年2回に!> …他には
<個人用HPを開設し(当時はブログの出だし)、乱雑にしてきた情報管理
 をネット上に移行すること> にした。
これで60歳からの人生を‘気楽’に愉しむことが出来るようになった。
とすると、それまで楽しみを味わい尽くしておかなければならないことになる。
これを言っては身もふたもないが、とはいえ人生をそう気楽に楽しめる訳がない。
何事も準備、60歳までに30年分を凝縮出来たのは、それまでの30年以上の読書
の集積などの準備があったため。更に21歳時に、1ヶ月の欧州旅行の楽しみの
極致の味を経験したこともある。それと両親の晩年の人生への取組を後ろ姿から
学んでいたことも。 楽しみは、自ら創造するしかない。その為には内的に、
外的な準備が必要となる。人それぞれだが、こと楽しみ方では、無知に近い人が
まりに多い?… それでも知らないより知っておくべき遊び方が提唱されている。
 ~本書のエキスは、巻末にまとめられている。
次回からランダムに幾つかの各章を取上げてみるが… 
楽しみ方は、質の高い至高体験の味を経験すること。ある程度蓄積の質量が
高まると、「楽しみ自ら」が、知らずと擦り寄ってくる。最後に残るのは、
『楽しかった!』という実感だけ。そう思ったら、心の中で繰返すこと。

【  まとめれば ― 25のアドバイス

[基本的心がまえ]
   ◎晩年は「賢明さ」より「楽しさ」が大切
   ◎時間はたっぷりあるので焦らなくていい 
  ◎文科系の世界に生きがいを見つけるのが賢明
   ◎「自分もああなりたい」という存在を思い出そう
  ◎平凡な人の平凡な教訓が役に立つ

[自分のテーマを発見するには]
   ◎自分の能力が生かされることは何か
  ◎若い頃にやり残したことは何か
  ◎何をしている時が楽しいだろうか
  ◎願望は紙に書いて貼っておこう
  ◎実現の手段は考えなくていい

[不安から脱出するには]
   ◎心配性の人は水泳を習いなさい
  ◎15歳に戻ったつもりでスタートしよう
  ◎本当のあなたとは「あなたの意志」のことです
  ◎自分の自由にならないことは諦めよう
  ◎将来のことを考えて今日を生きなさい
  ◎恍惚となる時間を増やそう

[さあ、トレーニングを!]
   ◎カラオケで記憶力を鍛えなさい
  ◎毎日、音読する習慣を付けよう
  ◎脳の活性化のために舌の運動をしよう
  ◎「職務」を作って忙しく生きよう
  ◎「歩行禅」で脳と足腰を同時に鍛えよう
  ◎腹を減らして身体を刺激しよう
  ◎真向法で身体を柔らかくしよう
  ◎毎日、30分昼寝をしよう
  ◎寝室を分けて1人で寝よう

「あとがき」で、
<95歳まで生きれば、たいていの人は苦しまずに死ぬ。生への執着、未練も
 なくなるし、死への恐怖もなくなる。正に聖人、高僧の心境で、そうなればお経も
バイブルもコーランも不要になる。こんな観察にもとづいて、60で定年になった
人も、95歳をめざしてもう35年頑張ろう、ということを主張したかった> …

<若い時にお寺に入ったり、修道院に入れば、精神的・肉体的煩悩が多く、修行も
 辛いであろう。正にそれが功徳にもなるのであろう。しかし凡人が俗世で生きて
いくことにも、寺や修道院とは違った苦労が多い。お寺の中と世間の中と、どっち
の苦労が多いかわからないと昔の日本人は考えた。だから俗世間で苦労しながら
生計を立て、子どもを育てたような人が死んだ時、戒名を与えて、お寺の中の修行者
だった人なみに待遇して、あの世に送ってやるということを発明した
(戒名の起源はこのようなもので、日本独特の風習だという)>…

<老人は肉体的には成長できない。むしろ身長などは縮まる。しかし祈りや、
 黙想や、読経などにより、精神的には最後まで成長できるのである>

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6052,「老人の壁」 ~読書日記 -3
2017年10月08日(日)
            「老人の壁 :養老孟司 , 南 伸坊 (著) 」
   * 健康診断
 健康診断を国民的行事で行っているのは日本だけのようだが。このお陰で?
世界で1,2番の長寿国になったことも確か。健康保険制度の拡充もあるが…
還暦を過ぎたら、逆に「早いもの勝ち!」の考え方もある。私も、平均健康
年齢をこえつつある。75歳を私の健康寿命とみたてると、あと3年少しになる。
 まだ気持ちだけは若いつもりだが、75歳の後期高齢年齢を超えると、急激
の気も心も衰えるという。 ~その辺りの2人の対話から~
≪(南)先生は健康診断に行かないんですよね。
(養老)生きません。これはもうはっきりと言ってます。健康診断を受けても
  受けなくとも、平均寿命は変わりないという調査結果がきちんと出ています。
  検査で寿命が分かると言ってますが、神様じゃあるまいし。特に悪いのは
  ガン検診の結果、余命を言う。あと何ヶ月、今、これが段々と下がっている。
  一年と言ったのに、10ヶ月で死なれたら困るので短く言う。
(南)最近はだいたい、ガンじゃなくても「ガンだ」っていう。
  言っておいた方が勝ちなわけ。そうじゃなかったら、「じゃあ、よかった
  じゃないですか」って言える。
(養老)律儀にその通り死ぬ人が多いからね。
(南)日本人は、宣言されたとおりに死んでしまう。
(養老)それを避けるには検診に行かない、病院に行かない、これが一番。≫

▼ ジムなどで、「血圧や血糖値がどうだの…」聞えてくるが、第三者の世間話
 に、「それがどうした?」とも言えず…。 「どの道、助かるのは助かるし、
死ぬのは死ぬ」と、10年程前から、長年続けてきた年一回の検診を止めた。
検診では、ガンモドキの腫瘍を「ガン」など未病まで探られて、「とりあえず
薬を出しておきます」の言葉に惑わされてされて、一服盛られてしまう。
薬は続けて飲んでいると毒薬になる代物。 何種類の毒を定期的に何も疑わずに
飲んでいる姿は、何かしら哀れ? 確かに目先は効くのだろうが。その代表例が
抗鬱剤と称した麻薬。短期的には効果があるが、中長期的には薬漬けに… 
WHOのいう健康寿命は、「平均寿命から”日常的・継続的な医療・介護に依存して
生きる期間”を除いた期間」をいう。平均寿命より男性は約9年、女性は約12年
も短い。とすると、男性が70歳、女性が75歳になるが、身近を知る限り、それぞれ
10年は長い。 寝たきりなど介護を受け10年も生きるなら、健康診断を受けず、
手遅れで、サッサと逝くのも良い。が、いざとなると後悔するのが常のようだ。
週に5日、スポーツジムに通い、4日はエアロ・ヨガに参加しているためか、健康
そのものだが、なだらかな衰えは隠せない。あと3年、楽しめるだけ、遊べるだけ、
食べれるだけ、夕映えを味わうしかない。成るほど、人生は一瞬の稲妻と同じ。

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5685,閑話小題 ~高校生に超大物が
2016年10月08日(土)
   * 女子アマチュアに超大物が
 先日、国内で一番メジャーな女子ゴルフ大会をNHKTVで見た。
マチュアが優勝することは未だかってなかったが、それも17歳のあどけなさ
残る少女が、最後の一打で優勝をした。ゴルフの試合を見ること少ないが、
「もしかしてアマチュアの少女が奇跡的に優勝か?」と、見入ってしまった。
世界ジュニアで二年連続優勝をしており、往年の名選手・中島が指導してきた
というから、決してフロックではない。
 高校野球では2年生の清武が逸材で知られている。柔道、大相撲も、この世代
に将来性ある逸材が揃っている。 早実の清武の1年後輩にも逸材がいる。
その点では、『東京オリンピック』に向けて頼もしい若者が揃っている。
 共通点は親子鷹。幼児からの特殊別教育が絶対必要条件になる。
盲目の天才ピアニストの辻井伸行がピアノを始めたきっかけは、家族が買い
与えたおもちゃのピアノ。1歳~3歳 の頃、既に曲を弾いているビデオを見た
ことがある。「3つ子の魂」で、その頃から教え込まないと天才にはなれない。 
盲目となると、聴覚と触覚だけで、あれだけの難曲を数知れず記憶するという
のだから驚きである。 「条件=原因」というが、両親の能力と、理解が
あればこそ。
   * ストレス予防のためのトリップ
 昨日は、週一のシネマの日。スパイモノの『ジェイソン・ボーン』を観た。
シリーズものだが、それが面白い。評価は90点。 毎週のため、内容は、場外
を出たと同時に忘れるが、1100円で気楽に別世界に?トリップ出来るのが良い。
前列三分の一辺りの人の少ない席に、独り座り、意識して、映画の世界に入る
ように努めるのがコツ。 何はあれ、その世界にドップリ浸かり楽しむこと。
 31年間、新潟~長岡間を通勤し、客商売の事業だったこともあり、リタイア
後に何か強力な刺激を入れないと、穴倉の奥に吸込まれそうな恐怖感がある。
<城下町コスプレ世界の「大変な人」に、自ら甘んじてしまう恐怖>である。
その払しょくのために、「毎朝一時間のサイクリングの信濃川・川辺一周」、
「週一のシネマ観劇」、「年一回の旅行」は、私の必要条件でもある。
何がストレス回避? いや、ストレス予防の方が当たっていますか。

・・・・・・
5320,閑話小題 ー曲線コースと直線コース
2015年10月08日(木)
   * TPPが合意されたが
 リタイアの身だが、TPP合意のニュースをみて、日本が今までと全く違った
領域に一歩、踏み込んだ妙な感覚になった。保護されてきた産業にとって
大打撃だろう。 日米を中心にした環太平洋経済圏の世界に入ったということ。
敗者はペルーやチリの貧民と同格の生活に入り、勝者は、アメリカの大金持ち
と同格になる。TPP成立は、さらに競争激化を我々に強いてくる。私たちの
世代の時代背景が、奇跡的に恵まれていたのである。貧富の差も、さらに
拡大し、一部勝組の総取りになる。65対35の総中流から10対90、1対99の
下流時代が、近未来に待っている。
   * 曲線コースと直線コース
 2日続きのノーベル賞が日本人に決定したが、 
一昨日の朝日新聞の「天声人語」が考えさせられる内容だった。
≪「自然は曲線を創り人間は直線を創る」と書き出す随筆が湯川秀樹博士にある。
 丘陵の輪郭から草木まで自然には直線はない。しかし田の区画や人家の屋根や
壁などは、すべて直線を基調としている。人間はなぜ直線を選ぶのか。
日本初のノーベル賞学者の考察は奥深い。 今年のノーベル医学生理学賞
決まった大村智さん(80)の来し方に、その短文が浮かんだ。
直線コースを歩んだわけではない。定時制で教え、大学院で学び直し、
微生物を探して土にまみれ――いわば曲線の歩みで大輪の花を咲かせた。
「成功した人は、人より倍も3倍も失敗している」はご自身の体験だろう。
とかく誰もが効率のいい直線を歩きたがるが、曲がったり折れたりの
道端にこそ宝がある。教えられるような受賞の笑顔だった。
 冒頭の湯川博士の随筆は「極微の世界」という著書にあって、人間は
曲線的な自然の外貌にひそむ直線的な法則を発見してきたと続く。そして、
さらに奥へと進めば、いっそう深い自然の神髄に触れるのではないかと語る。
その極微の世界の研究で、昨夜は梶田隆章さん(56)の物理学賞が伝えられた。
素粒子ニュートリノに質量があることを証明した業績は、宇宙の成り立ちを
探る分野での重要な一歩だとされる。
 宇宙間の万物を表して「天地人」などという。ビッグバンから138億年、
大宇宙では微の極みの「人」が自然の神髄を求める知的ロマンに、素人ながら
興味と感動は尽きない。さて、3日続きの興奮はあるか。(10月07日 朝刊)≫
▼ 宇宙の果てから降注ぐトリノ素粒子)は1㎝に650億個。それは、
 地球をも通り抜けていくという。 その発見に世界の科学者は必死だが、
それに質量があることを証明したというから、ノーベル賞に値する。
その素粒子は、我々に住む宇宙からではなく、他宇宙?からのモノなら、
話は、当時のコペルニクスの天動説など比べようがない驚愕に値する説。
質量を持った素粒子とは何かは、私でも時間をかければ理解できるのだろうか。
・・・・・・
2050年の世界 ー17
2014年10月08日(水)
「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」
                 ~英『エコノミスト』編集部 (著)
   第八章 弱者が強者となる戦争の未来 ーのまとめ
第二次世界大戦後、戦争による死者の数は劇的に減っている。
 それは冷戦期、米ソの対立によって、戦争が逆に管理されていたから。
・その一方で不確実性は高まった。米英も地上兵力を科学技術力によって
 劇減できると考えたが、9・11を皮切りとする非対称的な戦争では、
 それは誤っていたことがわかった。
・技術の拡散によって、不良国家やテロ組織がアメリカに非対称的な戦争を
 しかけられるだけの力を持ってきている。インターネットを基盤とする
 既成の通信手段と暗号化ソフト、安価な精密誘導ミサイルと迫撃砲、人間が
 持ち運びできる新型の防空兵器、対衛星システム、対艦ミサイル、核弾頭を
 搭載できる高精度長距離弾道ミサイルなどの技術である。
・一方、地域間の紛争の危険も高まり、その紛争の原因は宗教を起点として、
 水やエネルギーなどの資源を実利として行なわれる。
・そうした地域間の紛争で、核兵器の使用の懸念がある。米ソ冷戦期に
 おいては、距離的な緩衝材があったために、核戦争は管理され実際には
 起こらなかったが、国境を接する国々ではそうした抑止の力がない。
・イランは確実に核保有国家になるだろう。米国と同盟関係にあるはずの
 アラブ諸国は、米国を信じておらず、米の核抑止力に頼らず、独自に核を
 持とうとするだろう。サウジアラビアとエジプト、そしてイラク、シリア
 などが核を保有しようとする
・現在英米の戦略は、空母打撃群を中心に、短距離飛行の戦闘機を中心に
 組み立てられているが、そうした戦略に危惧をいだく専門家もいる。
 彼らは、B-52のような長距離爆撃機こそ必要だと考えている。
無人飛行機などの戦争のロボット化は引き続き進む。
・先進国は、高齢化による財政悪化で、かつてほどは防衛費に国家予算
 を回せなくなる。
▼ そうこう考えると、40年の間で、核戦争が起きない方が不思議で、必ず、
何度か起こるはず。20世紀前半では、1億以上の人が犠牲になったが、一桁上
の人たちの犠牲も有りうること。まだ、国家単位の核攻撃の内容だが、他の
科学兵器を含めた使用もある。狂った猿の兵器が、ますます強大になっていく。