閑話小題 ~見れど果て無い映像世界

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   * 内容の深化(進化)が止まらないYouTube
◉ 数年前に寝室に大型TVを入替てから、週末は主にYouTubeを見ることに…。
カウチポテトを主とした日常について、何度も書いてきた。(後に、コピー)
今では、ロッキングチェアが仲間入りして、快適なTV/パソコン生活。
 最近のキーワードが… 
大自然の光景』 『ドローンから見える世界の美』 『ボクシングKOシーン』
『街中の闘牛』 『アメリカハイウェーのカーチェイス』 『オーロラ百選』
『ハリケーン直後の空』 『大津波』 『街中の乱闘』 『大事故』など、
シリーズを選んで集中して見る。問題は検索に如何に適切なキーワードを選ぶ
センス。 映像が圧倒的に鮮明になり、世界中から数限りなく投稿されている。 
当然、面白いものに人気が集中し、当たると、それ相応の報酬も得られる。
◉ 4K,8kのYouTubeの映像に、驚きと興奮の連続。 TV各局が、傑作の人気映像
を積極的に流す。ところが、ブルーレイの録画300本と、YouTubeや、WoWoW
存在が、逆に現実世界を不自由にしている。今夜も、「長岡花火」を、去年に
続いて自宅でNHKの生放送を見ることに? 映像だけではない。画像も強烈なが
ネット上で流れている。銃殺の直前に、泣き叫ぶ囚人を軍人が柱に括り付ける
場面や、銃殺する画像は圧倒的。 それだけでない。 ドラマ、映画も然り。
◉ 成功者、勝組と、その他の格差は、情報の質のカタチで端的に現われてくる、
と聞いていたが、今では、脳の中枢の感覚で決まってくる。旧KJB上りの、
プーチンと、トランプじゃあ、それは世界の裏社会の情報コントロールが全く
違って当然。まして、安倍首相など、赤子の手を捻るようなもの。
名残惜しい、この娑婆、如何なっていくのでしょうか!

 その時々に、実感で書いてある言葉が、そのまま伝わってくる。
そうか、魂とは生の顔をして言葉と映像、画像に現れ出てくる! 
――――
2019/06/20
閑話小題 ~先週のYouTube
   * YouTubeでみる大波の襲来
 週末は、TVはYouTubeを中心にして見ることにしている。そこで自然と、
「アフリカの野生動物」「KOシーン」「逃走車の追跡劇」「ドローン・レース」
バンジージャンプ」「ムササビ・スーツの滑空」‥などに、テーマが絞られる。
 先週は、津波などの大波による事故現場を映像を中心に見た。大波に飲まれて
いく人を、近くから高みの見物している人たち。ところが、自分たちも、更なる
大波の襲来を知らずに… そして次の瞬間、飲みこまれる。
 それを見ているうち、1990年のバブル崩壊から、2001年の9・11テロ、2008年
リーマンショック、東北大震災で廃業に至った我姿が重なってみえてきた。
『まさかの坂』『ブラックスワン』が突然に現われ、襲いくる恐ろしさ。自分
だけは絶対大丈夫という慢心が知らない内に、身に付いてしまっている。
 私の年齢になれば、『死』と『高齢による病』の問題。 で、…

――――
2018/10/02
閑話小題 ~久々のYouTube! ー2

 YouTubeの映像も一年もしない内に、ほぼ新たな内容に入れ替わる。
直接投稿の人気順もあって、迫力のある画面に出合う機会が多い。
「事実は小説より奇なり」を実写で見られることになる。
準備無しでも、強烈な印象の映像が次々と想い浮かぶ。
新聞、TV、雑誌などのマスコミを通したら必ずカットされた内容ばかり。
最近、それらの動画集を紹介する番組も多く見られるようになった。

…ISが、捕虜を生きたまま焼き殺す場面や、
 斬り落とした異教徒の幾つかの生首を串刺にして柵に並べたものとか、 
…街中の闘牛で、突刺された場面だけを特集したTVバラエティとか、
…鳴き叫ぶ水牛を、ライオンの群れが生きたまま食す場面とか、
…水牛とライオンのドックファイトとか、1対1の血みどろの死闘や、
…重量級ボクシング、異種格闘技、大相撲の迫力が圧倒的に増した。
…世界各地の絶景をドローンで空撮したドキュメントや、ドローンの
 空中レースを、ゲーマーのゴーグル・カメラ目線で撮影したもの、
…ムササビ・スーツの滑空に失敗し、地面に叩きつけられた場面集や、
…数m四方の30?の水深の水たまりに、10mの高さから飛込む場面とか、
…高度7600mの飛行機上から、パラシュート無しで地上に設置された
 30m四方のスペースのネット上に着地するとか、
…パンツ一枚の裸で機上から飛び降りた人を、モモンガ・スーツの滑空した
 人が、空中で拾って密着、最後はパラシュートで無事着地する場面とか、
白頭鷲が赤ちゃんの入った手提籠ごと、連れ去ろうとし失敗した場面、
…大鷹が、崖の中腹にいる家族?の少年を落下させようと襲った場面とか、
  等々、過って見る機会がなかった迫力ある映像に出くわす。

 今では、ドローンが加わったため、多種多彩な場面を垣間見れる。
例えば、プール付きの豪邸の中を、鮮明な小型ドローンで撮影した映像や、
ライブの築地市場で、マグロを解体しているライブとか… 
買ってきたゴーグルの箱を開き、実際に装着し、その映像そのままを
ドラマ風に仕上げたリアルものも、面白い。大型4k・TVもあった。
 若者は、YouTubeに限らず、ゲーム、SNSなどを駆使して楽しんでいるが、
羨ましい限り。嫌なこともあるのだろうが。
 今日の午前中は、『タイソンKO特集』『異種格闘技』でも見ようか! 
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2018/10/01
閑話小題 ~久々のYouTube! ー1
   * TVのYouTube三昧
Youtubeといえば、2年程前に寝室のTVを買い替えた時をキッカケに本格的に
見るようになった。それまでPCで見ていたが、4k・8kを記録するビデオ撮影と、
一桁以上、画面が鮮明になった大型TVとでは、面白さ、迫力が全く違う。
 映画を自宅のTVとPCでは、シネマ館の差と同じ位の差のようだ。当初から、
その生々しさに嵌ってしまったが、今では月に1~2度になっている。
次々に放映さる映画、ドラマ、大自然の景観ドキュメントと、数年の間を
かけた録画にエネルギーをとられているためもある。

・まずは街中の闘牛祭りが面白い。放たれた闘牛に命をかけて立ち向う男たち
と共に街中のギャラリーが楽しむ祭りが圧巻。幾つかの国々で行われているが、
これが見ていてハラハラの連続。プロたちが招待され参加しているのもある。
年々、ビデオ撮影機が良くなったためか、迫力が増している。今までは聞こえ
なかった興奮した闘牛のうめき声と息遣いを拾いだすのが最近の特徴。
ギャラリー受けを狙った生死の際(きわ)を愉しむ遊びが故に面白い…

・映画、ドラマの合間の気分転換や、気分が塞いだ時に丁度良い。TVも考えて
みたら、情報機器の最たるもの。スマートフォンタブレットPCと共に、進化の
速度は止まらない。 年内に、4k・8k専門チャネルが開局するが、これを境に
映像世界は大きく変化する。 暇な人間なればこそ、激しく面白い時代である。
                     
後記) YoutubeとHP内検索をすると、何やしら如何でもよいことを真剣に
 書いている自分がいる。これだけの画面の鮮明さと、思いもよらない場面と
毎日のように、遭遇すれば、興奮するのは仕方がないと、日々口実?になる。
しかし、今さら気どっても致し方がない。面白いものは面白いのである。
他人様の感性は分からないが、信じられるのは、自分の感性だけ。何ごとも、
決めつけないで、純真に、映像としても向き合うことしかと思うが…          
 黄昏の時節、もっともっと、「馬鹿の壁」を乗越えたかった!
< 上を見れば、キリがない。下を見れば、底(其処)がない。
 横をみれば情けない。 > 
その「情けない!さえ、自覚できない奴ばかり? 無知なるが故に、
人は生きていける! まあ、他人様のことじゃなくて、私自身のこと! 

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2018/07/04
閑話小題 ~今年も半期の終了 -3
   ★ YouTubeで印象に残った映像
・今年のYouTubeの映像で驚いたのが、ドバイの「ドローンのレース」。
ゴーグルを被って運転席に座ったゲーマーが参加する。画像は隼のように
倉庫のような空間に、780メートルのレース場の空中を10数周も突進する。
私はゴーグルを持ってないが、ゴーグルを被った映像なら迫力が違うのだろう。
36チームが参戦し、最後に勝ち残った4チームが決勝戦を争う。総額100万ドルの
賞金という。 そこで、15歳の少年が優勝をしたが… 独り部屋で異空間に引き
こまれ、不安さえ感じていた。ドローンとゴーグルの組合せの妙を、そのレース
で見ることになった。
・いま一つが、アルプスの頂上の現場で、ゴーグルを被り、ドローンを飛ばし、
頂上の自分たちを撮影した映像が、何とも不思議な感覚にさせる。 現実と、
バーチャルの融合。天使の目線で、自分の姿をみる。何とも奇妙な感覚。
・この7月中旬に、ドバイでドローンタクシーが、実際に営業開始をするという。
ニュースの映像を見る限り、まだまだ初期段階のようだが、面白い!

――――
2018/06/06
閑話小題 ~ブラックYouTubeの楽しみ
   * YouTubeに再び ―ブラックYouTubeの楽しみ
 一昨年暮れ、寝室に大型TVを入替えた時に嵌ったのがYouTube
今年に入ってからは、全く見ることがなかったが、先月末から再び嵌っている。
ブルーレイ3百本の録り溜の存在は大きい。その中で一日一本、最も面白そうな
のを選ぶ、その上に、連日、Wowowで面白い映画放映されるため、YouTubeなど
のネット配信の映像を見る時間がない。
 TVだったら、カットされる残酷シーンが、YouTubeでは検閲なくみれる。 
中南米ポルトガル、スペインなどの何処かの国の祭りの余興で、闘牛を街中に
放ち、街の通りで牛を揶揄う。それは身体を盾にした死をかけた遊び。以前から
あったが、今では撮影機能が年々とアップしたため、迫力がアップ。傘や、布きれ
一枚で、突進してくる牛をかわす。それが滑って転んで、牛にグチャグチャに
されたのが、そのまま、放映される。当地のTV番組だろうが、ボコボコにされた
場面を、次々と出し、スタジオ全員で笑い飛ばすのもあった。 
 酷いのが、ムササビスーツを着て、断崖を飛び降りる失敗したケースだけを
編集したものや、インド象が街中で暴れて次々と、群衆を襲う生生しいのとか。
生きたまま、ライオンに食べられていく水牛とか… 
ホワイトYouTube?では、スイスアルプスの山頂から、ドローンで山々を背景に
自らを撮影したものとか、ドローンのスピードレースの映像とか、巨大波の
サーフィンとか… これらも、あと1~2週で飽きるのだろうが。いい歳を
して何をしているかだが、面白さの感受性は年齢に関係ないこと。
 静かにクラシックも良いのだろうが、これまた実に面白い!
 
・・・・・・
5834,閑話小題 ~4k8kテレビの世界 -4
2017年03月06日(月)
   * 世界の絶景をドローンで空撮
  新婚旅行で行き先の絶景をドローンで空撮をしながらYouTubeに進行形で投稿
した録画の新鮮さが、バズって世界中で大ヒットした。ごく普通の人が、2年間、
 節約した金で世界各地の絶景を空撮した切口と、絶景録画が何とも素晴らしい。
  数日前に、かつて録画していた世界絶景紀行のボリビアのウユニ湖の紀行モノ
 をみた。ここで現地ガイドが、サービスの一つとしてドローンで空撮をした画面
タブレットで、見せていた… 南米の僻地でも、時代の先端をいっている。
その録画から見える絶景が美しかったのに驚いた。YouTubeで検索で、出てきた
星座群と、湖面に映しだされた輝きはTVでも感動もの。4kビデオ+ドローンの
空撮は、空中からの自撮りも、空中探索も可能になる。
   ~2人のネット記事から~ 
 【 ● 彼らの旅を彩ったのが、ドローンによる空撮だ。
  いまや旅人が自身の写真や動画をとり、SNSに投稿する行為は珍しくないが、
これほど大掛かりなガジェットを使うケースはなかなか稀有。ーなぜドローン
 だったのかー 夫の千貴さん曰く、それは「たまたまだった」という。
 「もともと考えていたのは、2人一緒に並んだ写真をいっぱい撮ろうということ。
 世界の観光地の写真は綺麗なものがネット上にいっぱいあります。でも2人の
写真は僕たちにしか撮れないから、自分たちのために残したかった。でも旅行が
近づいたある日、YouTubeですごく格好いいドローンの空撮映像を観たんです。
それで、2人の記念撮影とドローンを組み合わせたいと思いました」
いまYouTubeに「ハネムーントラベラー」と打ち込むと、千貴さんと真理子さん
 が撮影した数多くの映像を視聴できる。映像の始まりは、どれも仲睦まじく並ぶ
2人の姿から。ドローンが空高く上昇するにつれて2人は小さくなり、やがて息を
 のむような絶景があらわになる。千貴さんは「正直なところ、行く先々で撮影した
映像をネットに投稿していればバズるかなー、なんて気持ちもありましたけど、
BBCにとりあげられて、世界中の人に見ていただけるなんて想定外」とはにかむ。
   ● 2人が旅から得たものは?
  ドローンを持参したことで、確かに2人の旅はより実りあるものになった。
 例えば、通常の視点では気付けない風景を知ることができたという。…(略)
 上空から見ると、二つの川の水の色がぜんぜん違うのです。些細なことですけど、
すごく得した気分。また、ドバイの人工島を空撮した時のことも忘れられません。
パームとはヤシの木のこと。この島はヤシの木の形をしていることで知られて
 いるのですが、自分の目でそれを確認することができました。上空から見ない
 とわからないことって、意外とあるんだなと気付けたんです」
  また、ドローンを通じて、地元の人々と交流を深められたことも貴重な体験
だった。ドローンの映像には、さまざまな人々に囲まれる2人の笑顔が映っている。
 千貴さんは「地域によってはドローンを見るのも初めてという人もいて、撮影を
 していると珍しがってくれました。ドローンのコントローラーには空撮している
映像をリアルタイムで確認できるディスプレイがついているのですが、
 『自分たちが住んでいる場所を初めて空から見た!』と喜んでくれたんです」と。
  そして、ドローンを使った一連の経験は、千貴さんに新たなキャリアを提示
している。BBCにとりあげられて以来、世界中から映像作家としての仕事の
 オファーが舞い込むようになった。ニューカレドニア、タイ、南極、日本国内と、
 最近の仕事だけでも多岐に渡る地域を股にかけている。記者が取材した当日も、
 「明後日からまた海外に出発です」ととても忙しそうだった。
――
 ▼ ドローンの空撮も、4kビデオも、カメラもデジタル技術の飛躍的進化の
 結果である。ますます空撮などの面白いのが世の中に溢れることになる。
この5~6年、週一度はシネマ館に通っているが、これも特撮などデジタルの
進化で圧倒的に面白くなっている。それを最大限に利用して楽しめるのも時代
からの贈物。ハリウッドの連続モノドラマ『CSI』に、サイバー犯罪シリーズ
 があるが、近未来の世界の先取りで面白い。 長年かけ培ってきた感謝、感動の
受信能力がデジタル技術で拡幅してくれる時代! それこそ有難いことだ。
 ~ で、偶然、「黄金の時間をデジタル化して伝える」という文脈として続く。
 
―――
5764,パソコン融合TVの時代に
2016年12月26日(月)
   * 再びYouTube
 以前、ÝouTubeが面白くて、別のブログ『バートウォッチ』に、面白そうな
映像を紹介していたが、今では各TV局がチョイスをして放映している。
 一月ほど前、家電チェーンの売場を暇に任せ彷徨っていると、売場担当者に
アンドロメダTVが最近売れてますよ』と声を掛けられた。ソニーがグーグル
と共同開発したアンドロメダを基本にしたパソコンとTVを融合した、一言で
いえば『画面検索付パソコンテレビ』。グーグルの検索機能をコントローラに
付けて、音声入力をすれば、目的の映像を呼寄せる機能。 選択したÝouTubeに、
「4k画面 築地 マグロ」と発声すると、4K画面のマグロの解体シーンが
映しだされた。ミソは「4k画面」のキーワード。一般放送で、まだ4k放送は
少ないが、YouTobeには4k録画の映像が投稿されている。それは、これまでの
映像とは違った鮮明な画面。担当がいうに『売れているのが、アンドロTV』。
そこで家でチラシを改めて見ると、ÝouTube付が有るのと無いのがある。
 新しい方のソニーのPCで、その画面をみると4kで入力された画面があった。
生々しい現場で撮影され投稿された映像、例えば、『シナイ山の初日の出』
『北欧のクリスマスイブの光景』『聖地の祈り』『ナイル川クルーズ』とか、
『サントリニー島の日没』等々、何でもござれ。これらを大画面TVの音声検索
で瞬時に茶の間で見れるのだから驚いてしまう。18ケ月~24ヶ月で、情報機器
が半額に下り続けているというが、商品としての機能が、それ分アップする。
 パソコンTVが、既に売れ筋の主流になっていたとはね。グローバルになるわ!

・・・・・・
6350,読書日記 ~久しぶりの 『道は開ける』 ~2
2018年08月02日(木)
              『道は開ける』 D・カーネギー (著),
   * あなたにはロックフェラーを超える財産がある
 半世紀の年月を超え、以下の言葉の衝撃が鮮明に甦ってくる。
数年前の会社整理で直感したことが、『‘空即是色’で良いじゃないか。」
考え方、見方をを変えれば、それで済む。65歳はビジネスのリストラ時節。』
 この『日々 是 口実』で、辛うじて精神のバランスを保っていた。
失ったモノ、コトより、残せたコト、モノで楽しめば良いと… 
「善、悪は他人の気まぐれ!  良し、悪しは自分の正否」と、
自問自答するしかなかった日々。

≪ カーネギーの講義のマネジャーをしていたハロルド・アボットは、
 10秒もかからない出来事によって、それまでの10年を超える学びを得て、
すべての不安が消えたという。
食料品店の経営に失敗した彼は、貯金を失っただけでなく、返済には7年も
かかる借金もあった。銀行で当面の金を借りようと、とぼとぼと歩いていた時、
両足のない男がやってくるのが見えた。彼はローラースケートの車輪をつけた
小さな木の台に座り、握った木の角材を使って前進していた。
両足のない男の目が合ったとき、その男は素晴らしい笑顔で挨拶してくれたのだ。
「おはようございます。良い朝ですね」。元気よくそう言ってくれた足のない男
を見たとき、アボットは自分がどんなに恵まれていたかがわかった。
自分には足が2本あって歩くこともできる。
私たちが所有する豊かな富を考えれば、お金がなくてもいつも陽気でいられる。
・あなたは両目を1000億円で売る気はあるだろうか? いくらなら両足と交換する?
・体の一部ではなく、子どもや家族ならどうだろうか? あなたが持つ財産を合計
 すれば、それがロックフェラー家とフォード家とモルガン家の財産のすべてを
 差し出されても、渡したくないほど価値があるものだということがわかる。
私たちは、すでに持っているもののことは滅多に考えず、いつも、持っていない
もののことを考えてしまうのだ。 ≫

▼ 日本に『ヨガ』を導入した中村天風が、常日頃、教えているのが、このこと。
<私たちが所有する豊かな富を考えれば、お金がなくてもいつも陽気でいられる。>
 このことを忘れるさせるのが、常日頃、ここで語る『世間』様。半径500mに
固執する衆愚の人たちの妄想。死んでも気づかないから、これも生き方だが。
『道が閉じてしまった!』 ことすら理解できなく、目先を右往左往して生きる。
すでに持っているもののことは滅多に考えず、いつも、持っていないもののことを
考えてしまう人たち。だから、他者の浮沈みで、失ったモノしか見えない。得て、
しまい込んだコトが見えないのである。世界は500mの外にあるのを理解できない。
これらを衆愚というが… 何時の間にか、私たち?も、この溝沼に… ? 

・・・・・・
5618,閑話小題 ~長岡祭の花火
2016年08月02日(火)
   * つれづれに、長岡花火
 地元の長岡祭りが、昨日から三日間にわたり開かれている。
今日と、明日は<長岡花火>。 信濃川の土手の見物席の準備も出来ている。
今夜が、花火日和かどうか、どうだろう。毎年、家内と土手までチャリでいき、
土手を歩いたり、適当に座ったりして観ている。
――
 都知事選、予測どおりに小池が勝利を収めた。 小池勝利というより、
二人のの自滅である。問題は、今後、スタッフをどう固めるかだ。民進党
党首が、推薦候補の落選を予測してか、次期の代表戦挙の不出馬を言明。
これでは勝てる訳がない。 自・公推薦候補も、ポチの、それも、座卓犬
そのもののイメージがマイナスに働いた。
――
 自民党の幹事長が、自転車事故で、首を負傷、辞めることになった。
下手をすると、車椅子生活になるのか? 都知事選の最中、何か、動きに
事件? という不自然さが残る。
――
 サントリーのゴマセサミンと、ノコギリヤシと、フコイダンセサミンを飲み
始めて、三ヶ月経ったが、たしかに効果はあった。慢性の腰痛が半減した上に
気力が満ちた感覚が強くなり、肌がスベスベしてきたような。サントリー
正価は、どれも4~5千円。 少し高いため、半額以下の他メーカーの同類を
ネットで探して、代用している。問題は、三ヶ月以上、続けられるかどうか。
これはお勧めである。

――――
5253,二度の地球規模の大爆発 ~地球大進化46億年 ー③
2015年08月02日(日)
      ー「地球大進化 第3回 知られざる“生命の星”の秘密」ー
  * 6500万年前の恐竜絶滅で、哺乳類が主役に
私たちは、数知れぬ地球規模の困難を乗り越え、現在に至っている。特に、
哺乳類の、そして類人猿の誕生は、進化上、あまりに大きい出来事である。
その辺りを、ネット検索をすると、番組の内容が、そのまま記述してあった。
≪ 2年前、中国で発見された胎生の能力を持った最古の哺乳類の化石がある。
エオマイア(黎明期の母)。 恐竜が全盛を極めていた1億2千500万年前の地層
から見つかりました。現在、お腹の中で子供を育てるすべての哺乳類の祖先に
あたると考えられています。恐竜の脅威と低酸素の環境という暗黒の時代の中、
哺乳類は子孫を確実に育てあげ、未来にかける戦略を強めていたと考えてられる。
季強博:「低酸素の環境ではからに閉ざされた卵による繁殖は決して有利とは
いえません。そこで子孫を確実に残す為に哺乳類は繁殖の方法を替えたのです。
体の中で子供を育てる胎生の方が卵に比べ、酸素と栄養分をより多く子供に供給
することができます。私は哺乳類が繁殖の方法を胎生へと替えた背景には低酸素
時代という環境が密接に関係していたと考えています。」
 胎生を行うようになった哺乳類では母親と子供が胎盤と呼ばれる新しい臓器に
よって結ばれました。胎盤の中では、へその緒とつながる子供の毛細血管へと
母親の赤血球が勢いよく吹き付けられています。母から子へ、まるで母親の愛情、
そのもののように優しく吹き付けられる酸素たっぷりと含んだ赤血球。
新鮮な酸素が常に母親から与えられ、わが子の成長を支えるのです。
低酸素時代が凍死して始まった全く新しい母と子の関係。子供を愛しみ、確実に
育てる哺乳類のLifestyleが完成したのです。恐竜の時代が始めてから
1億6千万年後、再び地球を大変動が襲いました。突然現れた直径10キロの隕石
の衝突がもう一つの大量絶滅を引き起こし、恐竜の支配は終わりを告げた。
 酸素濃度も回復し、地球は再び全く新しい時代を迎えることになりました。
2億5千万年前と6千5百万年前に起きた2度の大量絶滅、研究者たちはその
二つの出来事がなければ現在の複雑な生物の世界は決して生まれなかったと
考えるようになっています。暗黒の時代を力強く生き抜いた哺乳類は再び地球の
支配者として返り咲いた。恐竜から効率的な呼吸システムを受け継いだ鳥たちは
それを飛行へと応用し大空を自由に舞うようになりました。そして私たち人類は、
祖先から受け継いだ酸素の効率的な利用によって思わぬ飛躍を遂げています。
大きな脳を手に入れたのです。重さでは全体重のたった2%に過ぎない人間の脳
は肺が吸い込む酸素の実に20%を消費しています。祖先が獲得した酸素の効率
的な利用がなければ私たちの人類の高度な知能は決して生まれなかったのです。
大きな脳を持った人類は、科学技術を一気に発展させました。その力は今や地球
の未来を大きく左右するにまで、膨らんでいます。人類を含む多様な生命が
息づく地球、それはかつて私たちの祖先が大量絶滅を始め数々の試練を戦い
抜きた結果、生み出されたものだったのです。・・≫
▼ 脳という考える司令塔は、肺からの酸素の20%を消費する。有酸素運動
 が、体に良いのは、脳にとって酸素が有効に働くため。早朝のウォーキングで
酸素と、太陽のエネルギーを取入れる必要性が、このことから分かる。
 6億年前には地球の全てが凍りついてしまう全球凍結が襲いかかり、
この変動の後、小さな微生物だった祖先は劇的に大きくなって、多細胞生物
となり大型生物へと進化していった。4億年前に豊かなサンゴの海を襲った地殻
変動、住処を失った私たちの祖先は上陸へと挑んだ。この時、獲得したのは
私たちの手や足。2億5千万年前、シベリヤの巨大噴火から始まった大量絶滅、
その絶滅を辛うじて生き延びた後、私たちの祖先は子宮で子供を育てるという
能力を身につけた。3300万年前、南極から始まった厳しい寒冷化、木の上
という新天地に進出した祖先はエサ不足を生抜くため、優れた目を発達させた。
そしておよそ700万年前、私たち人類が生まれた。偶然だが、以下にーつづく

――――
4888,閑話小題 ー温暖化と氷河
2014年08月02日(土)
  * 温暖化と水資源問題
 世界の淡水の8割が氷河という。せいぜい数パーセントもあるかなしかと
思っていた。考えてみれば、北極も南極も氷で覆われており、アルプスや、
ロッキーも、ヒマラヤも氷河がある。シベリアには永久氷土がある。
としても、ナイル川アマゾン川や、湖など水量の数倍もあるとは。
ということは、氷河は地球の水のダム。世界各地の氷河に行くと温暖化による
消失が、必ず話題に挙がる。  ーネットによるとー
《 地球全体の水資源の約97.5パーセントは海水が占め、残り2.5パーの淡水の
 8割が氷山・氷河。その中で飲み水、工業用水は残り3割。その約9割は地下
に眠っている地下水。その部分を差し引くと残りは0.075パーセントになる。
しかし、人間が直接その水を採取できる湖・河川はさらに限られるので、
ここからまた目減りして、結局「0.01パーセント」。その貴重な水を巡っての
紛争が世界中で起きている。ヨルダン川イスラエル、ヨルダン、レバノン)、
ナイル川(エジプト、スーダンエチオピア)、チグリス・ユーフラテス川
(トルコ、シリア、イラク)、ガンジス川(インド、バングラデシュ)など。
2009年のスイス・ダボス会議では、「いずれ水はオイル(石油)よりも投資
価値が出てくる」と指摘されていたが、まさに的を射たコメントである。》
《 日本は世界有数の多雨国で,単位面積当たりの平均年間降水量は世界平均
 の約2倍。しかし人口密度が高く,平均年間降水量を人口一人当たりにすると
世界平均のわずか1/5になる。一見,日本は,水資源に恵まれているように
見えるが,降水の多くは梅雨時や台風の時期に集中するうえに,多くの河川は
規模が小さく,勾配が急で,距離も短いため,雨が降っても水は短時間で海に
流出してしまう。多雨国なのに資源としての「水」には恵まれていない水資源
“小”国。さらに言えば,日本の食料の自給率は約40%で,大量の農作物を
輸入に頼っているが,仮に日本国内で栽培しようとすると大量の水が必要。 
日本は,実質的に大量の水=バーチャルウォーター(仮想水)を輸入している
ことになる。生活水準が向上するにつれて水の需要は増え続けるが,世界の
約2割の人たちは安全な飲み水すら利用できずにいる。》
《 世界の哺乳類の4分の1、鳥類の8分の1、両生類の3分の1、植物の
7割の種が危機に 瀕している」。・・タンザニアの「キリマンジャロ国立公園
では1万年以上 維持されてきた万年雪が20世紀だけで8割失われ、このまま
だと15年以内にすべて なくなる。》
▼ 上記の現実は、我われ日本人にあまり知られてない。現に、私も知らな
 かったこと。水資源小国とは! それでも大雨や積雪などの地下水がダム
代わりなっている上に、7割が森林などの自然に恵まれている。いざとなれば、
井戸を掘ればよい! これらから考えると、やはり森林・農業保護は必要。
それにしても、総水量の0.01%とは! 

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5983,閑話小題 ~最後の講義・3 ー石黒浩
2017年08月02日(水)
   * 人間はロボットになる?  ~NHKブログより
≪「もし今日が人生最後だったら、どんなメッセージを残すのか?」。
アメリカの有名大学で行われる「最後の講義」が日本でも始まる。
登壇するのは世界的なロボット工学の権威で、自分そっくりのアンドロイドを
作ったことで知られる石黒浩大阪大学教授。 彼が語る「すべての人間は
ロボットになる」という驚くべきメッセージ。ロボットを通して人間の存在に
ついて考え続けてきたトップランナー。≫
「いつ死ぬかわからないのだから、講義はいつも最後と思ってやっている」
「明日命が消え去ってしまったとしても、後悔がないように生きる。」と、
自らの研究についての厳しい姿勢を表明する。

・「千年後の人について、環境変化について行けず滅亡」。
 「有機物から無機物へ生存する生命体が限定される」と
テーマは「千年後の人間」。100年後でなく、千年後。 ロボットを作るのは、
人間を探求したいからであり、ロボットを研究することで見えてくる「人間」
は、人間存在の根本に迫る問いに応えるものになる。1000年後に有機物が滅び、
無機化した人が残る可能性があると言う。

・「人間が生まれたことの意味を考えれば、ロボットになろうとしてるような
 気がしてしょうがない」

・無機物から誕生して再び無機物へ
<生命の限界を超えてロボットを進化させるため、障害になりうるのは何か。
 それは、脳の機能をコンピューターに置き換えられるか。ということだと…
 コンピューターは、すでに人間が理解し、定義づけできている物事であれば、
 その処理や対応能力において、人間をはるかに上回ります。今後、人間が
 機械に置き換わる場面が増え、最終的には、人類は自身のすべてを機械の体
 に置き換えることになります。「つまり、人類は無機物から生まれ、また、
 無機物に戻ろうとしているのです。
 地球が誕生して偶然有機物ができて、進化の最終形態として人間があります。
 その人間はロボット(技術)をつくり出し、すべてを人工物(無機物)の体
 に置き換えて、生物の制約である120年の寿命を超えようとしている。
 人間という有機物の体は、知能を加速させるための一時的な手段と言えます。
 有機物は適応能力が高いので進化を加速することができたのですが、一方で
 複雑な構造ゆえに壊れやすく、維持ができない。
 だから、最終的にすべて無機物に置き換えることで、有機物の限界(寿命)
 を超えていくことができるのです。
――
▼ 「本人とロボットの講演どちらにしますか?」というと、殆どがロボット
 という返事。本人よりロボットが見たいのである。スマートフォンの機能を
埋め込めば、海外講演を国内から質問などは、会場のロボットを通して、即答
できる。何か「分身」そのものの感覚は奇妙だろう。 少し違うのだろうが、
ブログも似ている。書上げた当日分を含めて17年分の文章を毎日、目を通すが、
時空を超えた、その時々の、自分に出会ってるような感覚。
毎日、自分も、世につれ変化しているのが分かる。過ぎてしまえば、何事も
夢幻、幻想でしかない。その時々で考え、判断していたことが、何と軽く、
浅く、底が浅いことが確認できる。己が知っている範囲の狭さ。読返すことで、
そのことを毎日、思い知らされる。しかし、触媒する多くの媒体を通した人にも
見ることになる。そのほろ苦さ。自動運転の車が、数年先? に売りだされると
いうが、これが完成すると、この応用が、あらゆる分野で応用できる。
とすると、多くは無機質なロボットが人間の作業に取って変わることになる。
 ~で、偶然、長期スパンの内容が、2年、3年前の内容へと続く… 
千年単位でみれば、人間などという生物が無機物に成ろうが成りまいが、
たかが戯言! 無機物なら、このスパンでも刻印可能になる。そういうこと!
 花火でも見て、今日を楽しめばよい。 で、皆様も楽しんでいる。

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4521, がんで死なない生き方 ー2
2013年08月02日(金)
        「専門医が教える がんで死なない生き方」中川恵一著
   ー更に、印象に残った箇所を抜粋するとー 
・何より重要なのが早期発見。すい臓がんのように発見が難しく進行が早い
ものもあるが、早期に発見すれば約9割が治る。例えば乳がんの場合、1cmの
腫瘍が2cmになるまで1年半かかるので、その間に見つけることが大切
(それより小さいと発見が難い)予防が可能になりピロリ菌感染者が減って
いるので胃がんは減少傾向にある。元々ウイルス感染が引き金になるガンもある。
・治療の中心は、いわゆる三大治療。手術、放射線治療、科学治療。ただし、
 抗がん剤について、それだけの完治は難しい。サプリメントなどの代替医療
 の効果は医学的に証明されていない。ウイルス療法など新しい手法もいろいろ
 出てきてはいるが、まだ検証中という段階を出ていない。総じて、実態として
 は26年前から大きく進歩しているとはいえない。また、治るものはともかく、
 末期のものについては必ずしも無理な治療をしないという選択肢もありうる。
 ‘ガンは死期を迎える2~3週間前くらいまで日常生活を営めるピンコロ型に
 近い病気’である。
福島原発の事故を受けて、がんへの影響も解説している。被爆しない方が
 好ましいが、一般の人たちへの影響という点で見れば生活習慣やたばこと
 いった要因に比べて、その一つの程度でしかない。 最近話題になっている
 内部被爆について、実際は内部被爆と外部被爆の影響を明確に分離して
 考えることは難しい。そして、現時点で空気や食べ物より土壌の汚染に
 一番気をつけるべき。
・野菜嫌いの人の発がん性リスクは、放射能被爆の100ミリシーベルト
 に相当する。また、受動喫煙も100ミリシーベルトに近い。
・現在、日本人の2人に1人ががんになるが、男性は6割弱、女性は4割強。
 がんの死亡者数は、男性が女性の1.5倍だが、20歳から55歳では、女性の
 方ががんの発症者数が多い。30代のがん発症は、女性は男性の3倍。
▼ 青壮年時期の20~55歳は、女性の方が発症者数が多いとは知らなかった。
とすると、55歳を過ぎると、遥かに男の方が、多いことになる。この年齢に
なってみて、「生老病死」の問題に直面すると、生易しい問題でないことが
分かる。皆で老いれば怖くなさそうに思うが、生老病死に関しては、それぞれ
孤立した問題。それぞれ独自で直面するしかない。著者の同僚7人の医師全員
がタバコを吸わないという、その結果を見ているからだ。そのうちの一人が、
「最近の事情が変わったようで、医学部百人の授業で聞いたら、
一人もタバコを吸っていない」という。