2526, 閑話小題
2008年03月04日(火)

 *サブプライムローンと毒入り餃子*
タイミング的に丁度良く、サブプライムローンと毒入り餃子問題が重なった。
悪質な不良債権(毒)をミックスした債権を餃子とみると、あまりに似た問題である。
それもサブプライムアメリカの格付け機関の保障入りで、世界の金融機関にばら撒かれており、
気づいていないところが多いから始末が悪い。サブプライムローンの問題をキッカケに、
アメリカにとっての生命線のドル本位制への不信が拡大、ドルの暴落はさけてとおれない。
これに変わって資源本位制度というキーワードが出てきているが、その資源の乏しい日本は大きな岐路に立たされる。
中国の冷凍餃子も中国当局が事の重大さを認識してないことが問題を更に拡大することになる。まあ、どうなることか?
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 *そういえば、去年の昨日は、次男の結婚式だった!*
取り立てて話題にするほどでもないが、去年の昨日、次男の結婚式であった。
結婚式は、ある意味でレジャー。晴れの出来事として全員で盛り上げるイベントである。
家というカタチが崩壊している現在に、この儀式は本人たちの人生の服装の一部としてしか
意味がなくなってしまった。それは当人にとって大きな区切りであり意味になる。
過去を振り返ってると、結婚式と、二人称、とりわけ両親などの身内の葬式と、
卒業式は人生の一大儀式になる。
親の立場からみると、最終学校を卒業させることと、結婚式を挙げることが節目になる。
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 *人生の節の作り方*
人生には節がある。その人によって各々違うが、大よそ7年か、10年サイクルになる。
その時、節をしっかり意識をして作ることが重要になる。その一番解りやすいのが、竹の節である。
そこでは圧縮された横ラインがある。竹がしなやかなのは、節があるからである。人生でも同じと言える。
それが人生を支えてくれるのである。時節到来の「節」で、アップスケール(脱皮)=変化の時である。
だから、ジックリと見据えて延長上ではない時間を作るべき時である。
その辺が、一般的には解ってないのである。それまでが横の時間(延長上の時間)なら、縦の時間とも言える。
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 *ある友人の死から学んだこと*
去年、高校の同級生がリンパ系の末期癌になり、あと半年から一年という内々の話が入った。
過去のいきさつから、親友というほどでもなかったが、私の出来る見送りをしようと決心。
少しでも彼の心が休まる本を何気なく読んでもらうことと、クラシックのCDを毎月病室に持っていくことを決めた。
彼は入院から8ヶ月後に亡くなったが、彼の姿を見ていて多くのことを学んだ。
希望を持つこと、そして、それに対して疑念を持たないで日々を明るく過ごすことである。
それ以外に、何があろうか? ということである。家族や周囲は疑念を持たせなかった分、気を使ったのだろう。
 それなら人生の普段の生活でも可能か、死など死んだ後に考えれば良いと、毎日楽しみの計画を立てて鼻歌を
歌っていれば良い。どっちみち誰もが死ぬのだから。ただ、自分だけは生きている限り死なないのだから。
死んでしまえば、それまでよ、でも少なくとも自分は死なないことは間違いないのだから、気楽にしていれば良い。
てなわけで、毎日楽しく過ごしております。はい!

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