2008年01月12日(土)
2474, 年頭の新聞の記事の総評 −1

      ヽ(★>з<)。o○[ォハヨ]
今年の年始の新聞を一通り目を通したが、楽観的の記事はホボ皆無。
その中で、産経新聞に面白い記事が多かったようだ。正論というコーナーの佐伯啓思京大教授の
ニヒリズムに突き進む日本」という記事が面白い。(サロンのコーナーにコピー)
ここでのニヒリズムという意味は、今まで自明と思われてきた諸価値の崩壊であり、
これまでの本質を判断する基準が失われてしまうということである。
一部勝ち組を除いて、他が負け組なら、大勢がニヒリズムになるのは当然だろう。
産経の30人の論説委員が、一言ずつ書き留めた「平成20年に思う」もなかなか鋭いコメントに満ちていた。
 総じて、日本も含めて悲観論が大勢だった。これは仕方がないこと。
・中国のオリンピック
アメリカの大統領選挙
アメリカのサブプライム問題の行方と、それによる原油高が及ぼす世界経済の行方と
アメリカの経済の減速のもたらす影響が、今年のグローバル化社会の大問題になる。
日本もサミットの議長国として、どのように対処するかが問われ、またこの流れから行けば
民主党が政権をとる可能性もある。また、特に日米の大問題になっている、格差の問題もある。
それでも、アメリカが主導して世界は比較的落着いていたが、今年からは、そのタガが外れ中国やロシアが
世界の表舞台に出てくる年である。それに対して、評論家もどうなるのか評論できないのが、今年の記事の特徴である。
その背後には、やはり情報化の進展がある。特に情報のオープンソース化が世の中を根こそぎ変え始めている。
そこに、「情報の格差社会」が怒涛のように起きているのだ。
権力者も下手に、その力を乱用できなくなってきている+−がでている。今年は本格的な大乱の初年度である。
                   ヽ(*´∀`)ノ゜バイバイ!
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