2006年01月02日(月)
1735, 内福について
         オハヨウゴザイマス  o┐ペコ
先年の暮れ、東京のある会で新潟の県民性について話した。、
新潟県は一見貧しそうだが、実情は内福な家が多いのですよ。
 特に中越地震の被災地区の辺りは、裕福なのですよ。
  間接的に雪の融け水が豊かな農産物や鯉・畜産にプラスになっている」
   といったところ、居合わせた4人が(´ρ`)ぽか〜ん、 として
   「『内福』という言葉も、字も知らない。如何いう意味ですか?」という。
   子供の時から両親が「あの家は地味だが内福だ」が
    日常用語であったので、知らないということに驚いてしまった。     
                       ‖┓  ((   
                      (_)  匚P   
                       ━┻      
そして、その場の‘主の立場’の人が、「貴方のいう内福は豊かとは違う!」と発言。
 それに対して「ヨーロッパのイタリアとかフランス人も、実際の生活は実収入より
   豊かな生活をしているというが、彼らは豊かではないと言うのですか?」
    というと、「豊かとは思わない」という。そこで
「私は家内と、この十数年で三十数回地球の秘境旅行をしているが、これは豊かといわないのですか?」と訊ねると、
  「それは豊かといえる。しかし、地味な生活に甘んじて遊びも控えているのは豊かとはいえない」との答え。
それも一理ある。
 私の従兄弟に一億以上の貯金がある?という噂がある60代半ばの独身男がいる。
  見たところ地道な生活をしており、殆どお金を使っていない。< ;`∀´>マジっすヵ!!
   この人は間違っても豊かとはいえないし、内福とは言わない。
内福という言葉を知らないことが驚きであった。越後長岡の典型的な方言だろうかと 「検索」で調べたら、
  小説の一節に「以前は内福であったが、現在はそうでもないらしい」というのがあった。
 それからみると方言ではなくて、死語になってしまったようだ。
内福は、「収入内でヤリクリしてそれなりに豊か?な生活をしている状態」である。
 これからの日本の生き方のヒントが『内福』の生き方にあるのではないか。
  書店で『300万で豊かに暮らせる方法』みたいな本がならんでいるが。
                      ヾ(●´∀)ノ" また〜♪
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