今年もあと半月、振り返って、思いのまま書いてみる。
大荒れの一年で、歴史に残る年といってよい。
世界をみると
アメリカ発の金融恐慌である。予測はされていたことだが、実際に起こると
 その衝撃度は甚大であった。100年に一度の経済的危機というが、
 私の人生で起こった最大の世界的大事件である。
 一次世界大戦、第二次世界大戦世界恐慌の三つの一連のウネリより
 大きな混乱が十年以上は続くレベルの大事件である。
アメリカ大統領選挙で、民主党オバマが史上初の黒人大統領に選出された。
 これも歴史的出来事である。それだけアメリカの懐が深いということだ。
・中国の大地震ミャンマーのサイクロンの自然災害は、
 地球システムが人間システムに対して発した警告である。
・中国オリンピックの開催と、中国国内の暴動の頻発。 これは中国の将来を暗示してもいる。
北朝鮮の金総書記に異変。朝鮮半島が流動化になるかどうか。
国内では
金融危機で一挙に景気の悪化。不気味な雰囲気が漂い始めた。
・福田が辞任して麻生が首相になったが、凡将の器が露見、一挙に政治混乱が始る。
・若者等の無差別殺人が続出をした。

今後、10年以上続くだろう社会的な大混乱の‘目次’と‘前書き’が今年の事件の集約とみるべきである。
暗い日々が待っていると思うと憂鬱になるが、これだけの変動の中で、自己責任をより自覚しないと。
「1970年代に始った新自由主義経済の崩壊が始った」と、新聞の論説にあったが、
この数年間で統制が強くなるだろう。 
それぞれの企業が、根底から存在意義を問われ、価値のないものから否応無く淘汰される。


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