2007年08月16日(木)
2326, 被災地・柏崎の現在の事情
               才ノヽ∋ ー ヾ(^ω^*)

今日で「柏崎沖地震」から丁度一月になる。
昨日、家内の実家の墓参りに柏崎に行ってきたが、中心地に行くほど倒壊している家が目立った。
ダウンタウンの本町辺りの商店街の通りを中心として倒壊した民家と商店が生々しく現れてきた。
そして(住んではいけない)赤紙と、(住居注意の)青紙が半数以上の家に張られていた。
地方局のアナウンサーのTVのクルーが撮影している姿が、更にリアルさを増していた。

家内の実家の近所は特に酷い状態であった。
家内の両親(故人)の住んでいた住宅は傾き、隣の倉庫の壁を突き破っていた。
特に内部は目茶目茶という。そこは無人だったので人災は無かったが。義弟の話によると
「始めの揺れで立っていられず腰を落とした瞬間、次の揺れで身体が横に吹っ飛んでしまった」という。
車で商店街を通っていると、自衛隊とパトカーが次々とすれ違い、次々と倒壊の家をみるにつけ、
映画のロケ地にいるようで現実感がなかった。

義弟に「この地震は、即死するかもしれない事態だった!」といっても、キョトンとしていた。
そんなことを考えている余裕が無いのだろう。「柏崎刈羽原発の再開は無い!と思いませんか?
そうなれば柏崎経済は壊滅的になるので、目先の復興景気を勘違いしないように!」と忠告したが、
私が感じた角栄への怒りなど、ほど遠い話のようだ。

一月経ったためか、道路等思ったより傷んではいなかったが、やはり東電の原発の爆発まで至らなかったことが救いであった。
以上が私の柏崎市の現状レポートでした。


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