2004年08月14日(土)
1229, 死亡欄

この数年、新聞を見ていると死亡欄に目がいってしまう。それも自分より年齢の下の数をさがしてしまう。
傾向として40歳台から死ぬ人がおおくなる。反面90歳後半や100歳という人も結構多い。
時々、子供や20歳そこそこの死亡も目に付く。やはり女性は80歳台、男性は70歳台が多い。
それぞれ一行の名前と年齢の中に、膨大の人生が詰まっていると思うと人生の深さを感じる。
中学や高校の同級生では、大よそ15?が亡くなっている。
特に、50歳を過ぎてから多くなってきている。そういう年齢になってきたのだ。

同級生のある葬式で、「もう、死んでも何で死んだと言わなくなったものな〜」
というコトバが印象的であった。最近は会うごとに同級生が老けていくようだ。
まさか自分が、この連中と同じ歳と思いつつ、トイレでつくづく鏡を見て、そうかそういう歳と納得する。
ところで、ほんの30〜40年前まで人の寿命は50歳と相場が決まっていた。
それが一挙に80歳近くまで延びた。あと50年もしないうちに、なんと100歳になる。
100年もしないうちに2倍になる。それが良いかどうかは何ともいえないが、
人生50年より80年の方が良いから100歳の方が良い。
確かに、人生が50年としたら短い。50歳の時に、こんなものかと思ったから、間違いはない。
ところが80年なら長いと思うだろう。シェークスピアは、人の一生を「束の間の灯火」と言った。
 今日は盆だ。

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