2005年08月09日(火)
1589,自民郵政解散の攻防−3

ついに郵政解散が決まった。戦後60年の最後の総決算の選挙になる。
亀井派と元橋本派の一部が、自民党から出て新党を創りざるを得なくなった。まあ、良いことである。
今度の選挙は、自民党が前の数字に近い当選で勝利するだろう。
その勝利の勢いで郵政の法案を通すのが望ましいが、予測不能である。
歴史に残る選挙になる。民主党も、現状維持が精一杯だろう。

新党を結成した旧守派の多くは世論の攻撃で消滅していくだろう。
その意味で、今回の結果はむしろ小泉にプラスになる。もともと、消滅しているはずの自民党が、
小泉の「改革というお題目」で存在していただけである。
その本丸の郵政改革を潰してしまえば、自民は消滅するのが当然である。
但し、反対派を民主党と旧守派を敵対にすれば存続しえるはずだ。

それに、道路公団などの談合などが大きな追い風になる。情報化は、根本から世の中を変えてしまったのだ。
予想以上の自民党大勝か、民主党への政権移行か? 
民主党は、郵便局の労働組合に縛られて正論がはけないのが致命傷だ。あの党首、首相の器?

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