つれづれに

イメージ 1

イメージ 2

  他のブログ
 http://www.enpitu.ne.jp/usr5/549/
 http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
 http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive


 昨日のシネマは、『コーヒーが冷めないうちに』。
≪タイムスリップが、面白そうだったので、決めたが年代のミスマッチ。
 女子学生を中心にした若い女性ばかり。

内容をネット検索で見ると…

≪「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、
 有村架純の主演で映画化。時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、
ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。
過去に戻るには面倒なルールがいくつもあったが、その全てを守った時、
優しい奇跡が舞い降りるのだという。今日も店には、噂を聞きつけてやって来た
キャリアウーマンの清川二美子や、訳あり常連客の高竹佳代と房木康徳、なぜか
妹から逃げ回っている平井八絵子ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れてくる。
タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる数も、近所の
美大生・新谷亮介に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていく。≫

 ―
▼ 何か、もう一つピンとこない内容。こんなものといえば、こんなもの? 




・・・・・・
・・・・・・

3448・秘・異郷の旅、よもやま話・・5
2010年09月03日(金)
  * ツアーあれこれ ー4
・パック・ツアーに参加するか。
・旅行代理店に行って窓口の担当に旅行の目的をいい、行程を組んでホテルや
 飛行機の手配をしてもらうか。
・旅行先の現地のパックを探してもらい飛行機の搭乗券と組み合わせるか。
・それらをネット上で、全て予約を組むか。
・それとも、飛行機だけを予約して、現地に行って出たとこ勝負で、ホテルとか
 行き先を決めるとか、旅行にも色いろな方法がある。 

 人見知りをする私にとって、パック旅行は最適なシステムである。旅行パック
システムは欧米から発展してきたもの。全国から同じ目的を持った者がチームを
組んで旅の目的を達成する。 その最適パッケージを代理店が企画販売するのが
パックツアー。激しい競争の中で、パッケージの商品は年々、改良されていく。 
その進化したシステムを如何に合理的に使うかである。 
 インテリと称す何?が時々、パッケージ・ツアーを罵倒している文章に出く
わすが、彼等はそのシステムの合理性を知らない。これがなければ、
・「ケニアでヌーの河渡り」や、「タンザニアのセレンゲッティーの草原で、
チーターの狩り」など見れる訳がない。それを可能にするには、10倍近い
金額と期間が必要になる。 それ以前に、そんな気持ちになれない。
・南米のべネゼイラのテーブルマウンテンに、地元のインディアンが先導する
ボートに乗って奥地にいき、キャンプをし、飛行機で上空を旋回し、エンゼル
フォールの滝の下から1千Mの滝を見上げることなど出来るわけがない。 
南アフリカで、ボツナワとザンビアの国境の橋の上から100mの高さからの
バンジージャンプなど出きようがない。

 代理店は普通のパック商品だけでは生き残れないから、各種パッケージを
開発する。特に中小は、自社の強みが何かを探し出して、それを売りにする。
ケニアタンザニアを専門にしたり、イスラエルだったり、アマゾンだったり。
それをパッケージにして、可能な限り格安に売りに出してくる。面白いところ
では、ツアーのベテランを狙って、秘境・異郷のツアーに、かなり厳しい教育の
入った自前社員を組み合わせた一ランク値段の高いパッケージを売っている
代理店もある。それも、ランクがあって特Aの客層狙いだったり、A層狙い
だったりする。特Aの団体を時どき見かけるが、人相からして違う? 
一度、パタゴニアで、この層のツアーに参加したことがあるが、成程である。

・・・・・・
3449 秘・異郷の旅、よもやま話 -6
2010年09月04日(土)
  *初めて経験した大自然の懐
 広大な大自然に初めて唖然としたのが、カナダのロッキーの懐に入った
時である。トロントと、ナイアガラの滝をみた後にロッキーを巡るコースのため、
その途上のバスの中で寝入ってしまった。そして目を開けると、何かこれまで
見たことのない山々と渓谷が続いている。「これは、まだ夢の中。それにしても、
リアルな夢じゃないか」と思っていた。しばらくして、これが夢ではない現実に
気づいた。これは何処かの星の異次元の世界としか考えられなった。
(その後、これと同じような異次元の世界を数多く見ることになった)そして、
次から次へと想像を遥かに超えた光景が、これでもか、というほど現われてきた
のである。 「これまでの人生と、これからの人生という境になるほど、この感動
は大きい」という言葉が、溢れ出てきた。これをキッカケに大自然に魅せられ、
世界の秘境・異郷の大自然の世界に引き寄せられるようになった。
 大自然には、
・「山脈」「湖」「滝」「川」「氷河」「密林」といった山脈系
・「海・海岸線・島」「クルージング」という海系
・そして「平原・草原」「サファリ」「砂漠」の平原系がある。
目的別に分けると、リゾート、探検、遺跡探索などの知識収集、祭りなど分かれる。
どれが一番と一概にはいえない。どれもこれも、素晴らしいとしかいえない。

・・・・・・
3450 秘・異郷の旅、よもやま話 -7
2010年09月05日(日)
  * アフリカに魅せられて
 私がアフリカに興味を持ったのは、私の高校時代の友人がケニアのサファリ
から帰ってきて、その写真を見せてもらったことに始る。100枚以上の、
ライオンや象、ヌー、そしてチーターの写真が数多くあった。それだけの写真が、
その男が実際に写真に撮ってきた事実が受け止められないのである。そこには、
バルーンから動物を撮った写真もあった。 なんで一回のツアーで、これだけ
多くの写真が撮れるのだろか? 実際に彼が撮った写真だろうか?狐に摘まれる
感覚であった。 どれもこれも、これまで見たことのない活き活きした野生動物
のエネルギーが写真から溢れ出ていた。丁度、カナダのロッキーに行って、
大自然に魅せられたばかり。なら、アフリカの大地と、野生動物が次のターゲット
として良いだろうと考えた。しかし、17~8年前にケニアのサファリというと、
大きな抵抗感がある。とはいえ、あの写真を見せられた上には、行かない訳には
いかない。そして、初めてケニアのマサイマラの平原にサファリカーで乗り入れた
のである。 平原をしばらく走っていると、遥か彼方に、動物が走っているのが
見えてきた。事前知識は全くないので、期間中にせいぜい数匹のライオンか、
シマウマを見れれば儲けもので、テレビで撮影された動物は、普通は見れないもの
と、信じきっていた。それが、シマウマが走っているのである。そして、その後は、
次々と、ヌー、ガゼルの姿を見ることができるのである。
現地のドライバーが、無線とか、行きあう仲間同士で、何処にライオンの群れが
いるとか、チーターがいるかを連絡しあっている。そして、夕刻に像の20頭位の
群れが一列になり寝ぐらに帰っていくのに出くわした。 夕陽の中に、黙々と
隊列を組んで進む姿が何とも絵になっている。そして、翌朝は、早朝サファリ。
この時の参加者が4名に添乗員が一人。我われ夫婦に、40歳ぐらいの中年の男
の一人参加が、二人のため、ペースは我われ夫婦になってしまう。これほど、
都合の良いサファリのツアーは今だかってない。どの場面をとっても、強烈な
印象が残っている。 最初のサファリは、誰にとっても、そうらしい。

・・・・・・
2018/08/01
秘・異郷の旅、よもやま話・・8
   * 8年ぶりの「秘・異郷の旅、よもやま話」
 ふと、ツアーについて書いてみようかと、HP内検索をかけると、数多の
テーマで書いてあった。地球をキャンパスにし、私の立ち位置からして外側
からゲーム的に埋めていくことをライフワークにして30年になる。一回行く度に、
同行したツアー仲間を情報源にして、次回のツアー先を構成するゲームでもある。
10回を超えた頃、同行した旅行仲間から、「旅行道として、まず、文明の外側、
秘境を埋めた後、60歳過ぎからは内側、例えば、アジア、アメリカ、太平洋を
埋めていくのをライフワークにしている…」の話に納得。南米、アフリカ大陸、
中近東、北欧、シルクロードを主に周ってきた…。  
 私の経験からみて、『ツアー道』という言葉があるなら、インド、イスラエル
エジプト、ケニアと、ギアナ高地シルクロードは外せない。
書いたことすら忘れていた、ツアーのよもやま話。 実感そのままくぉ、素直に
書いてある。旅行好きなら面白いはずだ。 日常、起こりうる
トラブル全てが圧縮して次々と被さってくる「非日常の世界」。それが面白い
と思えないと、楽しむことが出来ない。その境地になるには量を熟すしかない。
私の場合、家内同伴が8割のため、更に複雑になる。非日常に夫婦間の日常を
持込むからだ。これも量を熟すしかノウハウは出来上がらない。それさえ確立
すれば、「楽しさ二倍、苦しさ半分」に…。それより、安上がりなリッチ気分
が手軽に出来上がる。更に帰っても、その余韻が暫く愉しむことが良い。
 ツアーは、殆ど、現地ツアー会社の企画パックの相乗り。だから、下手な
旅行プロより、穴場に熟知した内容が多い。 面白い現実がある。
飛行機のエコノミークラス。 ビジネス、ファーストクラスの数分の1、
季節によっては、数十分1。 飛行機を飛ばすに、後方の重量が必要とする荷
かわりに、ディスカウントでパック用に売り出される。狭いのを我慢すれば…
 何事も慣れ。人生と同じ! エコノミー・パックツアーとしても、行先の
観光そのものの『光』(景)は、全く変わらない。もっともっと行っていたら、
とは、全く思わない。これが精一杯のようだ。 この御蔭で、様ざまのライフ
ワークを見ても、『ああ、この人は、これですか』と余裕を持てるところが良い。
 
追記: 8年ぶりと書いたが、何々…、何度も何度も他に書いてある。
   好きでもない人から見たら、ツマラナイ自慢話だろうが… 地で書くしか
  ないのだから… でも、カナダのロッキーのパノラマ! 他宇宙に、瞬間
 移動したような錯覚! フィジー、いやハワイ島の、大らかな世界! 

* ところで、明日、NHK総合で、長岡花火の光景を全国放送をするらしい! 
 予定変更をして、明日、全国民とTVを観て、翌日、生を見ることにした。
今までは、NHK/BSで、大曲の花火を観てきたが、長岡は地上波の全国版ですか!
 < よく見れば薺(ナズナ) 花咲く垣根かな  芭蕉 > ですか。


・・・・・・
2016/05/02
若者よ、外に出よ! ー ⑥ 世界の祭り               
   * 祭りから世界を知る
『若者よ、まず楽しさを経験しろ!』である。「嬉しい、楽しい」という
感情が、人間を突き動かすことになる。ゲームでも、ミニ祭りの飲み会でもよい。
その極地が街レベルで行われる祭り、それも世界的祭りの楽しさを知ること。
 世界最大の祭りといえばクリスマスだが、ど派手な祭りの、ブラジル
の「リオのカーニバル」と、北スペイン「牛追い祭り」を体験してみた。
その熱狂の渦が全ての人を恍惚に誘う。この2週間の北スペインのバスツアー
は、これまでのツアーのベスト5に入れることが出来る。祭りは、原始人の頃
から営なわれていたことは壁絵から推察される。生き抜く苦労と、その憂さ
晴らしは、古代も現代も同じ。祭りには時代の文化が現れ出る。
 大相撲も神事で行われていたのが始りだった。 祭りは実に楽しい! 
が、その背後には、普段の地道な生活が必要である。
≪ ☆ パンプローナ牛追い祭り(2002/09/07 記)
 今朝9時半より、衛星TVで今年のサン・フェルミン祭を放映していた。
もし神様が一日だけもう一度同じ日を与えてくれるといったら、4年前の
この祭りの最終日を間違いなく選ぶだろう。今年は例年になく多くの負傷者
が出たようだ。今日の番組は毎朝の牛追いに絞った8日間の内容の為、毎年
放映される中でも特に迫力があった。初めから最後まで手に汗を握る内容だ。
 この祭りはヘミングウエーの「日はまた昇る」で舞台になり世界に一躍
知られるようになった。
 この期間ー7月上旬の8日間、町中の人が白い服に赤の腰巻の布を巻き、
赤いネッカチーフをつける。パンプローナの出身者の多くが帰ってくる。
毎朝6頭の闘牛とそれを先導する虚勢牛6頭の合計12頭が闘牛場に向かう
街の道路に放たれる。毎日異なるドラマを生みながら熱狂を8日間重ねる。
その6頭の闘牛が毎日おこなわれる。4年前その最終日の闘牛をみたが、
会場が異様な熱狂に包まれていた。 その牛の前を走るエニシエロが、勇気
試しになる。19世紀半ばからこの祭りが始まり、闘牛とか牛追いは途中
からその祭りに加わった。
 ーユーラシア旅行社でいくと、市役所広場の前の4階の部屋から
  最終日のエンデングと牛追いが見れる。
――――
4年前の「北スペインの旅」-より抜粋ー  
 ・・この中で一番のハイライトがパンプローナの“牛追い祭り”であった。
延々8日間にわたって毎夜、闘牛が行われる。その牛を毎朝、市役所から
闘牛場へ、町中を追い上げる。その前を街の若者が走って、度胸試しをする。
死人が出ることがあるという。我々が着いたその日が最終日の為、最高の盛り
上がりであった。夜の闘牛もその為か異常な熱狂を会場にただよわせていた。
これこそ正しくスペインと思われた。
 深夜の十二時に向けたファイナルギャザリングが、一生の思い出になる
感動的場面であった。市役所前に数千の群集がロウソクを手に持って集まり、
ロウソクをかざしながら歌い踊るのだ。 彼らが心の底からパンプローナ
愛しているのがよくわかる。民家の4Fの一室を借りて見たのだが、光の海を
見ているようであった。トランペットやバイオリン・タイコの楽団の演奏に
あわせて歌を全員が歌っている。
 キリスト教で祭りを集団で祝うのはスペインだけといわれている。
イスラムキリスト教が融合して、神聖かつ感動的・熱狂的なお祭り騒ぎ
なのである。このような宗教的感動的場面に出会ったのは初めての経験。
この場面に出会っただけでもこの旅行は充分の価値があった。
一生の心の財産になった。 ≫
――――
≪ ☆ リオのカーニバル(2003/04/23)
この時期になると例年、NHKハイビジョンでその内容が放映される。
毎年三月の初旬に開かれ,約一月後に放映されている。
何とも派手で陽気で豪華で楽しい!
8年前にいって、その雰囲気を知っているから、観ていても楽しいのだろう。
違うのは音量の大きさと、会場の熱気が直接伝わっていることだ。
 TVを観ていると、会場に行っているような錯覚をしてしまう。
以前にも書いたものを後でコピーしておくが、なかなか奥行きが深い。
ブラジルではTVなどで生中継される全国的な行事なっている。
今回、あるチームの準備などの内幕をドキュメント風に紹介していた。
80分の持ち時間の演技のために一年間の準備をする。
 審査項目が10項目あり、それを細かく説明していた。
・テーマ曲の良し悪し
・打楽器ーバテリアの内容
・テーマの紹介のパフォーマンス
・同じ衣装のダンス隊のダンス
・山車の美しさ、テーマの解りやすさ、迫力
・チームの旗手の踊り
・そのチームの女王の観客へのアピールと反応等々ある。
プロの演出者を雇い、その年のテーマにそって
カーニバルとサンバと山車や音楽や衣装が組み合わされる。
今年もなかなかの出来であった。
数回再放送でやるから、何回もみるつもりである。
ーー以前書いた文章をコピーしておきますーー
H0703  ブラジル旅行記
 “行って吃驚!玉手箱”主観をこめて現地の実感を書いてみる。
カーニバルはリオディジャネロだけでなく、全国津々浦々の都市で
行われており、四日間全国がお祭りの為休みとなる。
その最も有名で世界的に知られているのがリオのそれなのである。
リオのカーニバルのランクがA・B・CとなっておりAランクが9チーム、
Bランクが15~16チーム、Cランクは数十チームとなっている。
AとBチームが特設スタジオのメーン、ストリー800mを80分の
持時間で踊りながら行進する。そこは六万人の観客席があり、審判席で
厳格に審査され、その年の優勝等順位があらそわれる。

 そのチケットは一般の人はほとんど入手不可能である。我々のTV
新聞等で目にするのはCチームが街頭で行進するものでしかなかった。
チームは四千名が1チームで構成されており、それが約500名×8チームに
細分化され統一のコンセプトのもとに仮装が華やかにつくられている。
音楽も各チームごとに毎年新しいコンセプトのもとに有名作曲家が名誉を
かけてつくる。その作曲も採点の大きなポイントになるという。
一日6~8チームが夜の七時より翌朝の七時まで延々と踊りの行進が続く。
観客席もその行進曲にあわせて半数以上が踊っている。
音響もすさまじく隣の人の声は全く聞こえない。

 上位数チームが翌週の土曜日に優勝をかけて再び行進がおこなわれて優勝
チームは10億以上の賞金がつき、かつ翌年に向けよいスポンサーが約束される。
その年の山車とか衣装は翌年に持ちこさずすべて破棄するという。
カーニバルをみていて“気”とか“色即是空”とか“禅の悟り”がすべて含まれ
ており、東洋的なこのような言葉が小さくみすばらしくさえ思えるくらいだ。
ブラジルの印象として残ったイメージとしてのキーワードを書くと“サッカーと
“サンバ”(カーニバル)と“森林”と“イグアスの滝”そして
汚職まみれの国”である。さらに加えるなら“まずしさ”である。≫

――――
▼ 祭りは、普段の質素倹約した単調な生活の憂さ晴らしのための爆発の
『晴れ』を集団で楽しむ娯楽。特に、イタリア、スペインのラテン系の国の
祭りは歴史があって、ど派手。日常からの集団トリップの一端に触れるだけで
充分に価値がある。そこには、セックスと血と死の匂いが、漂っていた。
 リオのカーニバルには、「カーニバル・チルドレン」が、結果として誕生し、
捨てられ、ストリート・チルドレンになるという。