つれづれに
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http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive
今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=uxVkedSU3_c
東京都知事選、今のところ、舛添の方が、細川より有利という。
てっきり、細川と思ったが、もし、原発が廃止になれば、そのコストが
直接、都民に覆いかぶさってくる。 それと国力という点で、中国などに
大きな差が出てくること必定。 エネルギー資源の乏しい日本は、リスクが
あっても、原発は必要だろうが・・・
今日の、この写真。産まれる直前に子宮内から見えた外界の光と
見ることが出来ないか? 旧約聖書に、「光があれ。」という言葉があったが・・・
初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神 の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
光を昼と呼び、闇を夜と呼ば れた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
神は言われた。「水の中に 大空あれ。水と水を分けよ。」
神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分 けさせられた。そのようになった。
神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝が あった。第二の日である。
神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ。乾い た所が現れよ。」そのようになった。
神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所 を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。
・・・・・・・
2005年01月28日(金)
1396, お水の花道
先日見た「お水の花道」のドキュメントが、面白い。
新宿のキャバクラの数人のホステスの素顔と店の中の出来事を追ったドキュメント。
この随想日記にも何回か取り上げてきた。女の世界を知る一番手っ取り早い
凝縮された職場である。虚飾と現実が紙一重の世界でもある。
この番組みでは、4人の個人を、それぞれ追っていた。
時給が5~6千円ということ、それとお客の取り合い、携帯電話でのお客への攻勢、
そして店内でのお客との掛け合いなど、キャバクラの内側がリアルに映し出されていた。
彼女達は、自分が消耗品ということをよく知っている。しかし、生きるために?
新宿のキャバクラで自分を酷使している。ストレスからくる鬱病と闘っている娘や、
それぞれの人生を背負って、一夜一夜を精一杯生きている姿があった。
暴走族の女番長で少年院帰りの、刺青の入った素朴なホステスが圧巻である。
彼女は、お客との仮想恋愛が苦手で、飲むことを売りにしか出来ない姿が痛々しい。
店は互いに売り上げを競わせて、多くのお客を引こうとする。
同じ位の娘を持った親なら正視できないだろう。そう簡単に時給5000円も稼げるわけがない。
それだけ仕事も過酷になる。その世界を、カメラは冷徹に写しだしていた。
彼女らに他に何ができるのだろうか?という同情もわいてくる。もっと、気張らず
コツコツ生きなさい!という親心が出てくる。しかし、それぞれの生きてきた環境と人生がある。
今まで書いた「水の世界」についての内容をこぴーしておきます。
ー真面目に、よく書いたものだ!本当。
・・・・・・・
2004/02/19
1051, Tvが面白いー銀座ホステスの面接
先日、BSTvで放送した「ニューヨークのデート・カウンセラー」
を取り上げたが、翌日も面白い人間模様を見ることができた。
銀座の有名クラブのママ三人が[銀座ホステス]希望者との面接現場の実写であった。
現役ホステスや女子大生と面接をして、気に入ればその場で採用をする。
三人の応募者とも採用をされたが、迫真の内容であった。
銀座ママの質問内容はシビアである。
・何故銀座ホステスになりたいのか
・どういうスキルを持っているか
・男(ひも)がいるかどうか
・本人の頭の回転と品性 等々を、質問をしながら見ている。
生き馬の目を抜くような世界で生きてきているママは、華やかな背後にある
ドロドロした激しい競争社会を知り尽くしている。
そして、その華やかさを求めてきた女達の行く末を多く見ている。
その一人のママに、最近本を出した[双子屋]の妹の方の「ますいさくら」が
出ていた。その本を図書館で借りてきて読んだが、虚飾は虚飾でしかなかった。
希望の三人というと、キャバクラのナンバーワンの、見るからに「お水の女」の人と、
32歳の子持ちホステスと、現役女子大生(現在京都でアルバイトでホステスをしている)
が面接希望者であった。面接を通して、それぞれの人生がだんだんと浮かび上がってくる。
水の世界は、好きで入る人、生活の為に入る人、自己逃避の為に入る人、
興味本位と色いろある。やはり水の適正というのがあるのだろう。
夜の世界ほど虚と実がはっきり分かれている世界も珍しい。
店サイドは「一夜の虚」を売るのが仕事。お客は、その虚を解っていて買いに来る。
身体を売るわけでなし、男女の微妙な遊びを売る「クラブ」という商売は
世界中で日本しかない特殊のものだという。銀座の高級クラブといえば、
座って5~10万?という世界。そこで満足をさせて帰ってもらうのだから、
ホステスの人選も非常に難しいはずだ。その面接を(演出部分もあるとしても)
TVの番組みに仕上げるから驚きである。これも情報化の一つであろうか。
こんなの見て感心しているのだから、自分の程度が知れるが!
何でも見てやろうというのがモットーと思いつつ、真剣にみてしまった。
(これも、まれに見るバカか!)
・・・・・・・
2002/06/30
世界で一番に貴方の味方
「大都会の超高級クラブの裏側」というドキュメントがあった。
-お水の青春ー女心の裏表が副題であった。
印象順に順不同で書いてみると
・大都会のクラブの「ママとナンバーワンホステスとタイと
フィリピ ンの混血のホステスの3人」の内側レポート。
・会員制でお客の情報がパソコンで完璧に把握されている。
その相手のホステスも決まっており気配りを徹底的にしてある。
・指名ナンバーワンーベストスリーを発表、お互い競わせる。
・ナンバー1の女性が店が終わった後、
必ずその夜のうちにその日のことをノートに書き込む
ー書く事でいろいろな気づきとか、話題を記憶にとどめる。
その人の話題書き留めるーそのうち重要な事を情報はパソコンに打ち込む。
ポイントはその日のうちにやることだという。
・メールと電話をする。食事に誘う。事前の準備をきめ細かくしておく。
・銀座などの高級クラブのシステムは世界で日本しかないシステムである。
・男は夜の世界でー嘘と誠の世界を楽しむ
ホステスは自分総てをかけて男女の際どいゲームを楽しむ
ホステス教育で其処のママが言っていた、
「自分のお客に、世界で一番に貴方の味方と自分を認識して下さい」
「一番大事なことは人格であるーそれを磨く事」なるほどと思った、そういう店が
有ったら行ってみたいものと思った。一晩10万以上も払ってけして高いと思わせない
何かがあるから行くのだろう。その一片を見たようだった。
以前にも書いたが、銀座ホステスの対談を読んで驚いたことがあった、15年ほど前か。
要旨はー店に出る前に準備を完璧にまで終えている。
孫子の兵法そのものを実行しているだけだ。あと男は威張りたい動物だそうだ。
・・・・・・
2001/12/21
銀座ナンバーワン
[247] 2001/11/28
銀座ナンバーワンホステス二人の対談が、ある雑誌に載っていた。
丁度バブルの絶頂期だったと思う。面白く今でも内容を憶えている納得のいくものだった。
事業のコツとほぼ一緒であった。店に立ったときは、もう最後の収穫の場でしかない。
その前にコマメに電話をしたり、手紙を書いたり、誕生日の贈り物を贈ったり、
ゴルフの付き合いをしたり、ありとあらゆる事の結果お客が店にきて、
自分を指名する状態にあるという。素人はそれが解らないらしい。
店にきてから初めて準備を始める。店の中の現象しか観てないのだ。
接客とか話術でとかで、気に入られようとする。またなじみのお客の話題の
知識の勉強をしておくという。どうすれば好かれるかの努力を全てするそうだ。
その中で印象に残っているのは、「男は皆やはり威張りたい」そうだ。
割り切ってしまえば、男はたわいないものという。
学生時代の友人に十数年前、彼のいきつけの銀座の店に連れて行って
もらったことがある。狭いがぎっしり席が詰まっている店であった。
満席であった。ホステスも2人に1人あたりついていた。
小柄な24~5歳のチイママ(ママの次のママ候補生)がついた。
その時、はじめ書いたナンバーワンのホステスの話をした。
かなり相手もその内容に興味をしめした。
「貴女はすぐにママになれるよ!」と励ましたとき、目が輝いたのに驚いた。
そして半年、会社に手紙が届いた。恐らく名刺を置いていったからだ。
本人の写真が同封、その時話した内容と「言われたとうり、
ママになりました!」という内容であった。そしてボトルの無料券が入っていた。
その後は行ってないが、そのひたむきさと自分の写真を添えて
手紙をよこす気持ちに、さすが銀座は違う!と感動した。
2~3年前にその友人に会ってその話をしたところ、それに近いことが自分もあった。
そしてそこを使っているが、連れて行ったお客が全員喜ぶといっていた。
保険の外交員の日本一の契約の女性の話も、この話と重なる部分が多い。
「馬鹿な奴 結果だけ見て 運に観え」 お粗末!
・・・・・・
2004年01月28日(水)
1029, 夢分析ー自己解剖
ー心の地下を覗く
「昨日・1月27日の‘メルクマール’に書いた夢分析をしてみる。
ー内容は
「『学生時代の日記』を随想日記に書きうつしているせいか、
当時の部屋に35年ぶりに行った夢をみた。
小さな押入れの中には当時のものが、そのままあった。
布団に、電気炬燵、実家から送ってきていたコメ、柿の種などなど、
忘れ去っていたものが、記憶としてハッキリしたイメージになっていた。
記憶とは凄いものだ。但し部屋の中は全くの空であった。
押入れの中のものを全て出して、その処分に困っているところで目が覚めた。
夢まで、35年前にタイムスリップをしてしまった。
他人の夢の話ほどつまらないものはないというからこの辺で止めておくが」
以上であるが、自分の心の奥の階段を掘り下げるとはどういうことかを、解剖してみる。
現在毎日35年前の日記を書いているから、この夢をみたのだ。
おまけに、その前日「眠りについてお話」を書いたことも重なっている。
そして前日眠れない時間を2時間も過ごしたから、神経が鋭敏になっていた。
更に、その日記の内容が益々刺激の深い内容が続いていることもある。
ー我流であるが、夢の把握と解剖をしてみる
・「35年前の部屋に、現在の自分が訪れている設定の場面」の夢であった
・部屋が空室で綺麗であった
・冷静に部屋の中と外の庭と大家の住んでいる母屋を見ていた
・その部屋の押入れの中の当時のものを、時代を超えて記憶としてリアルにみていた
それを一つずつ押入れの中から出して、冷静に見ていた
・それを処分しようとしているが如何にもならないで困っている
押入れは、22歳の日記そのものである。
押入れの中のものは、毎日の日記の内容であり、当時の出来事である。
処分しようとするが、処分できないのが過去そのものである。
冷静の目は、当時をみている自分の視線である。
以上であるが、単純といえば単純な自分がいる。
箱の中は見なかったが、食べ物が封印されて腐っているようなものもあった。
何か深い意味が含まれているのか、ただ久々に開けた押入れの中の
食料が腐っていただけなのか、それは自分の「良心」の判断になる。
夢は潜在意識の入り口である。記憶には、人間の、猿の、哺乳類の、動物の、生物の、
長い記憶が刻み込まれている。それからみれば、35年前と35日前の記憶もさして変わりはない。
・・・・・・
2003年01月28日(火)
664,「日本経済の破断界」
十数年前から日本経済の破滅を言い切ってきた元三菱総研専務ー高橋乗宣の
本のタイトルである。去年の秋に新潟の紀伊国屋で買おうかどうか迷って
買わなかった本を図書館で先日借りてきた。
ー要約を書くとー
・日本経済が凋落した原因を、「ニクソン・ショック」としている。今になって
世界機軸通貨のドルが暴落して騒いでいるが、ニクソン・ショックの時点で終わっていた。
・アメリカがIMF体制をつくった当初、世界の金保有量の66㌫を保有していた。
アメリカは35ドル1トロイオンスの金の交換ルートでIMF体制をつくった。
その体制の前にどこの国もドルを欲しがった。それを利用してドルをばら撒いた。
ドルをばら撒く事がプラスに働いた。ドルが機軸である限り必ずアメリカへ戻ってきた。
・ところがドルを手にしてもアメリカ製品を必ずしも買わなくなった。
日本やドイツが製品をより良く安く売り出したためだ。
それが日本やドイツを中心に溜まりだした。
それと同時にベトナム戦争でつかったドルが更にヨーロッパやアジアに流れていった。
それが外国に山のように溜まり、アメリカの公的準備金が激減しだした。
ヨーロッパやアジアの国は金を持ちたがる傾向にある。
アメリカの金が減りだし、発行した金の交換量をはるかに超えてしまった。
それがドル危機である。たび重なるドル危機で1971年に金とドルの交換を
停止する宣言をする。これの意味が深いのだ。
・資本主義は、金を通貨の基準でなり立っている。
その瞬間、ヨーロッパ諸国は固定的な為替関係を放棄した。
しかし日本だけは一週間にわたり、一ドル360円のレートを守ろうとした。
大失態だった。すぐに固定相場を放棄せざるを得なかった。 ヨーロッパとくに
イギリスのサッチャーはロンドンのシティーを開放し、金融のウインブルドン化を行った。
日本は10年かけて金利の自由化を図ったが、市場にゆだねるための規制撤廃
は一切行わなかった。いまだに当座預金のペイオフすら延期するような幼稚な
レベルで留まっている。最悪である。市場主義の流れさえ全く理解してない国民
と政治家のレベルを露呈してしまった。
・過去の資本主義の最終段階に入っているが、日本は小手先の自民党の最終漫才
の自己逃避に国民もなすすべもない。自民党はその寄生ー規制で潤っている
業界から献金を受けている為、規制撤廃ができないのだ。
なすべき決断を下さず、実行せず、もう大丈夫、もう大丈夫と繰り返していると、
市場はある日突然、暴力的になる。市場の「自己矯正メカニジム」が働く。
この先送りのツケが必ず来る。
シートベルトをしっかり締めつけ、下げた頭を両手で抱えるー飛行機のハード
ランニングが始まる。まずは2003年の3月がどうなる事か??
先延ばしの典型のダイエーが最終の失敗の露呈を始めた。
ーー
以上が私がまとめた本の要旨だ。
ほぼ大筋は外れてはいない。まずはこの3月がどうなる事か。
イラク戦争と朝鮮戦争をどうこなしていくかが問題だ。
この国の民度ー自民党のあのパフォーマンスー自己逃避をしているレベルを民度というのだ。
それも仕方がないのか奴隷国家ー西アフリカの奴隷国家以下の現状。自民党は歴史に残る劣悪政党だ!
その猿芝居を信じているのが今の日本だ。あの歴史的国辱の彼等が
「我々自民の主流派の定義は国家の行き先を真に考えているかどうかにある。
我々は先行きを真剣に考えている故に主流派という」とのたまっている。
万死にあたいする劣悪集団が、こうも脳が狂ってのたまう。
彼らはいう「自分たちは、こういう劇場政治にとっての生贄だ」
ゴミのー盗人の最後の泣き言だ。「盗人に三分の利?」いい加減にしろと言いたい。
おそらくこの文章は、私のまだ見ぬ孫や曾孫が見ると思うが「私の時代にこの劣悪集団と
子狐どもが貴方の時代と同じようにいたと、タイムマシーンのように時空を超えて伝えたかった」
という事だ。如何でもよいことだが。
・・・・・・
2002年01月28日(月)
314、情報化ー 一考察
情報化とは、突き詰めれば[中抜き]ということになる。
横に重層になっていた構造が立てになり直接
世界にさらされる状況といってよいーそれが結果として[中抜き]になる。
銀行を例にとると、都銀、地銀、信金という規模別に、
あるいは地域別に棲み分けていた業態が、一瞬で直接さらけ出されてしまう。
合理化をしないできた地銀以下が,都銀やほかの金融機関、
更に世界の銀行と同列に、競争にさらけ出されてしまう。結果はすぐ出る。
情報化は競争社会にさらけ出されることである。
地方区が全国区になるようなものだ、いや世界区に。
アメリカの証券会社のメルリリンチが、ネット証券の出現の為この数年で
会社の存続さえ危うくなる時代である。恐ろしい時代である。
ヒカリファイバーが一般に普及される、5年後がどう変わっているか楽しみである。
情報化のひとつに画面の情報量の拡大がある。ハイビジョンTVはその典型といってよい。
その結果、今まで見なかった番組を見るようになる。
カラーTVが出始めの時、全国のファッションが変わったと言う。
カラーに対する情報が、そのまま画面を通して一斉に全国に流れた為だ。
昨日も自民党の集り代議士が、その権限の乱用を暴露されていた。
ソ連の崩壊も、情報化で一般の意志に従わざるを得なかった結果である。
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今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=uxVkedSU3_c
東京都知事選、今のところ、舛添の方が、細川より有利という。
てっきり、細川と思ったが、もし、原発が廃止になれば、そのコストが
直接、都民に覆いかぶさってくる。 それと国力という点で、中国などに
大きな差が出てくること必定。 エネルギー資源の乏しい日本は、リスクが
あっても、原発は必要だろうが・・・
今日の、この写真。産まれる直前に子宮内から見えた外界の光と
見ることが出来ないか? 旧約聖書に、「光があれ。」という言葉があったが・・・
初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神 の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
光を昼と呼び、闇を夜と呼ば れた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
神は言われた。「水の中に 大空あれ。水と水を分けよ。」
神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分 けさせられた。そのようになった。
神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝が あった。第二の日である。
神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ。乾い た所が現れよ。」そのようになった。
神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所 を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。
・・・・・・・
2005年01月28日(金)
1396, お水の花道
先日見た「お水の花道」のドキュメントが、面白い。
新宿のキャバクラの数人のホステスの素顔と店の中の出来事を追ったドキュメント。
この随想日記にも何回か取り上げてきた。女の世界を知る一番手っ取り早い
凝縮された職場である。虚飾と現実が紙一重の世界でもある。
この番組みでは、4人の個人を、それぞれ追っていた。
時給が5~6千円ということ、それとお客の取り合い、携帯電話でのお客への攻勢、
そして店内でのお客との掛け合いなど、キャバクラの内側がリアルに映し出されていた。
彼女達は、自分が消耗品ということをよく知っている。しかし、生きるために?
新宿のキャバクラで自分を酷使している。ストレスからくる鬱病と闘っている娘や、
それぞれの人生を背負って、一夜一夜を精一杯生きている姿があった。
暴走族の女番長で少年院帰りの、刺青の入った素朴なホステスが圧巻である。
彼女は、お客との仮想恋愛が苦手で、飲むことを売りにしか出来ない姿が痛々しい。
店は互いに売り上げを競わせて、多くのお客を引こうとする。
同じ位の娘を持った親なら正視できないだろう。そう簡単に時給5000円も稼げるわけがない。
それだけ仕事も過酷になる。その世界を、カメラは冷徹に写しだしていた。
彼女らに他に何ができるのだろうか?という同情もわいてくる。もっと、気張らず
コツコツ生きなさい!という親心が出てくる。しかし、それぞれの生きてきた環境と人生がある。
今まで書いた「水の世界」についての内容をこぴーしておきます。
ー真面目に、よく書いたものだ!本当。
・・・・・・・
2004/02/19
1051, Tvが面白いー銀座ホステスの面接
先日、BSTvで放送した「ニューヨークのデート・カウンセラー」
を取り上げたが、翌日も面白い人間模様を見ることができた。
銀座の有名クラブのママ三人が[銀座ホステス]希望者との面接現場の実写であった。
現役ホステスや女子大生と面接をして、気に入ればその場で採用をする。
三人の応募者とも採用をされたが、迫真の内容であった。
銀座ママの質問内容はシビアである。
・何故銀座ホステスになりたいのか
・どういうスキルを持っているか
・男(ひも)がいるかどうか
・本人の頭の回転と品性 等々を、質問をしながら見ている。
生き馬の目を抜くような世界で生きてきているママは、華やかな背後にある
ドロドロした激しい競争社会を知り尽くしている。
そして、その華やかさを求めてきた女達の行く末を多く見ている。
その一人のママに、最近本を出した[双子屋]の妹の方の「ますいさくら」が
出ていた。その本を図書館で借りてきて読んだが、虚飾は虚飾でしかなかった。
希望の三人というと、キャバクラのナンバーワンの、見るからに「お水の女」の人と、
32歳の子持ちホステスと、現役女子大生(現在京都でアルバイトでホステスをしている)
が面接希望者であった。面接を通して、それぞれの人生がだんだんと浮かび上がってくる。
水の世界は、好きで入る人、生活の為に入る人、自己逃避の為に入る人、
興味本位と色いろある。やはり水の適正というのがあるのだろう。
夜の世界ほど虚と実がはっきり分かれている世界も珍しい。
店サイドは「一夜の虚」を売るのが仕事。お客は、その虚を解っていて買いに来る。
身体を売るわけでなし、男女の微妙な遊びを売る「クラブ」という商売は
世界中で日本しかない特殊のものだという。銀座の高級クラブといえば、
座って5~10万?という世界。そこで満足をさせて帰ってもらうのだから、
ホステスの人選も非常に難しいはずだ。その面接を(演出部分もあるとしても)
TVの番組みに仕上げるから驚きである。これも情報化の一つであろうか。
こんなの見て感心しているのだから、自分の程度が知れるが!
何でも見てやろうというのがモットーと思いつつ、真剣にみてしまった。
(これも、まれに見るバカか!)
・・・・・・・
2002/06/30
世界で一番に貴方の味方
「大都会の超高級クラブの裏側」というドキュメントがあった。
-お水の青春ー女心の裏表が副題であった。
印象順に順不同で書いてみると
・大都会のクラブの「ママとナンバーワンホステスとタイと
フィリピ ンの混血のホステスの3人」の内側レポート。
・会員制でお客の情報がパソコンで完璧に把握されている。
その相手のホステスも決まっており気配りを徹底的にしてある。
・指名ナンバーワンーベストスリーを発表、お互い競わせる。
・ナンバー1の女性が店が終わった後、
必ずその夜のうちにその日のことをノートに書き込む
ー書く事でいろいろな気づきとか、話題を記憶にとどめる。
その人の話題書き留めるーそのうち重要な事を情報はパソコンに打ち込む。
ポイントはその日のうちにやることだという。
・メールと電話をする。食事に誘う。事前の準備をきめ細かくしておく。
・銀座などの高級クラブのシステムは世界で日本しかないシステムである。
・男は夜の世界でー嘘と誠の世界を楽しむ
ホステスは自分総てをかけて男女の際どいゲームを楽しむ
ホステス教育で其処のママが言っていた、
「自分のお客に、世界で一番に貴方の味方と自分を認識して下さい」
「一番大事なことは人格であるーそれを磨く事」なるほどと思った、そういう店が
有ったら行ってみたいものと思った。一晩10万以上も払ってけして高いと思わせない
何かがあるから行くのだろう。その一片を見たようだった。
以前にも書いたが、銀座ホステスの対談を読んで驚いたことがあった、15年ほど前か。
要旨はー店に出る前に準備を完璧にまで終えている。
孫子の兵法そのものを実行しているだけだ。あと男は威張りたい動物だそうだ。
・・・・・・
2001/12/21
銀座ナンバーワン
[247] 2001/11/28
銀座ナンバーワンホステス二人の対談が、ある雑誌に載っていた。
丁度バブルの絶頂期だったと思う。面白く今でも内容を憶えている納得のいくものだった。
事業のコツとほぼ一緒であった。店に立ったときは、もう最後の収穫の場でしかない。
その前にコマメに電話をしたり、手紙を書いたり、誕生日の贈り物を贈ったり、
ゴルフの付き合いをしたり、ありとあらゆる事の結果お客が店にきて、
自分を指名する状態にあるという。素人はそれが解らないらしい。
店にきてから初めて準備を始める。店の中の現象しか観てないのだ。
接客とか話術でとかで、気に入られようとする。またなじみのお客の話題の
知識の勉強をしておくという。どうすれば好かれるかの努力を全てするそうだ。
その中で印象に残っているのは、「男は皆やはり威張りたい」そうだ。
割り切ってしまえば、男はたわいないものという。
学生時代の友人に十数年前、彼のいきつけの銀座の店に連れて行って
もらったことがある。狭いがぎっしり席が詰まっている店であった。
満席であった。ホステスも2人に1人あたりついていた。
小柄な24~5歳のチイママ(ママの次のママ候補生)がついた。
その時、はじめ書いたナンバーワンのホステスの話をした。
かなり相手もその内容に興味をしめした。
「貴女はすぐにママになれるよ!」と励ましたとき、目が輝いたのに驚いた。
そして半年、会社に手紙が届いた。恐らく名刺を置いていったからだ。
本人の写真が同封、その時話した内容と「言われたとうり、
ママになりました!」という内容であった。そしてボトルの無料券が入っていた。
その後は行ってないが、そのひたむきさと自分の写真を添えて
手紙をよこす気持ちに、さすが銀座は違う!と感動した。
2~3年前にその友人に会ってその話をしたところ、それに近いことが自分もあった。
そしてそこを使っているが、連れて行ったお客が全員喜ぶといっていた。
保険の外交員の日本一の契約の女性の話も、この話と重なる部分が多い。
「馬鹿な奴 結果だけ見て 運に観え」 お粗末!
・・・・・・
2004年01月28日(水)
1029, 夢分析ー自己解剖
ー心の地下を覗く
「昨日・1月27日の‘メルクマール’に書いた夢分析をしてみる。
ー内容は
「『学生時代の日記』を随想日記に書きうつしているせいか、
当時の部屋に35年ぶりに行った夢をみた。
小さな押入れの中には当時のものが、そのままあった。
布団に、電気炬燵、実家から送ってきていたコメ、柿の種などなど、
忘れ去っていたものが、記憶としてハッキリしたイメージになっていた。
記憶とは凄いものだ。但し部屋の中は全くの空であった。
押入れの中のものを全て出して、その処分に困っているところで目が覚めた。
夢まで、35年前にタイムスリップをしてしまった。
他人の夢の話ほどつまらないものはないというからこの辺で止めておくが」
以上であるが、自分の心の奥の階段を掘り下げるとはどういうことかを、解剖してみる。
現在毎日35年前の日記を書いているから、この夢をみたのだ。
おまけに、その前日「眠りについてお話」を書いたことも重なっている。
そして前日眠れない時間を2時間も過ごしたから、神経が鋭敏になっていた。
更に、その日記の内容が益々刺激の深い内容が続いていることもある。
ー我流であるが、夢の把握と解剖をしてみる
・「35年前の部屋に、現在の自分が訪れている設定の場面」の夢であった
・部屋が空室で綺麗であった
・冷静に部屋の中と外の庭と大家の住んでいる母屋を見ていた
・その部屋の押入れの中の当時のものを、時代を超えて記憶としてリアルにみていた
それを一つずつ押入れの中から出して、冷静に見ていた
・それを処分しようとしているが如何にもならないで困っている
押入れは、22歳の日記そのものである。
押入れの中のものは、毎日の日記の内容であり、当時の出来事である。
処分しようとするが、処分できないのが過去そのものである。
冷静の目は、当時をみている自分の視線である。
以上であるが、単純といえば単純な自分がいる。
箱の中は見なかったが、食べ物が封印されて腐っているようなものもあった。
何か深い意味が含まれているのか、ただ久々に開けた押入れの中の
食料が腐っていただけなのか、それは自分の「良心」の判断になる。
夢は潜在意識の入り口である。記憶には、人間の、猿の、哺乳類の、動物の、生物の、
長い記憶が刻み込まれている。それからみれば、35年前と35日前の記憶もさして変わりはない。
・・・・・・
2003年01月28日(火)
664,「日本経済の破断界」
十数年前から日本経済の破滅を言い切ってきた元三菱総研専務ー高橋乗宣の
本のタイトルである。去年の秋に新潟の紀伊国屋で買おうかどうか迷って
買わなかった本を図書館で先日借りてきた。
ー要約を書くとー
・日本経済が凋落した原因を、「ニクソン・ショック」としている。今になって
世界機軸通貨のドルが暴落して騒いでいるが、ニクソン・ショックの時点で終わっていた。
・アメリカがIMF体制をつくった当初、世界の金保有量の66㌫を保有していた。
アメリカは35ドル1トロイオンスの金の交換ルートでIMF体制をつくった。
その体制の前にどこの国もドルを欲しがった。それを利用してドルをばら撒いた。
ドルをばら撒く事がプラスに働いた。ドルが機軸である限り必ずアメリカへ戻ってきた。
・ところがドルを手にしてもアメリカ製品を必ずしも買わなくなった。
日本やドイツが製品をより良く安く売り出したためだ。
それが日本やドイツを中心に溜まりだした。
それと同時にベトナム戦争でつかったドルが更にヨーロッパやアジアに流れていった。
それが外国に山のように溜まり、アメリカの公的準備金が激減しだした。
ヨーロッパやアジアの国は金を持ちたがる傾向にある。
アメリカの金が減りだし、発行した金の交換量をはるかに超えてしまった。
それがドル危機である。たび重なるドル危機で1971年に金とドルの交換を
停止する宣言をする。これの意味が深いのだ。
・資本主義は、金を通貨の基準でなり立っている。
その瞬間、ヨーロッパ諸国は固定的な為替関係を放棄した。
しかし日本だけは一週間にわたり、一ドル360円のレートを守ろうとした。
大失態だった。すぐに固定相場を放棄せざるを得なかった。 ヨーロッパとくに
イギリスのサッチャーはロンドンのシティーを開放し、金融のウインブルドン化を行った。
日本は10年かけて金利の自由化を図ったが、市場にゆだねるための規制撤廃
は一切行わなかった。いまだに当座預金のペイオフすら延期するような幼稚な
レベルで留まっている。最悪である。市場主義の流れさえ全く理解してない国民
と政治家のレベルを露呈してしまった。
・過去の資本主義の最終段階に入っているが、日本は小手先の自民党の最終漫才
の自己逃避に国民もなすすべもない。自民党はその寄生ー規制で潤っている
業界から献金を受けている為、規制撤廃ができないのだ。
なすべき決断を下さず、実行せず、もう大丈夫、もう大丈夫と繰り返していると、
市場はある日突然、暴力的になる。市場の「自己矯正メカニジム」が働く。
この先送りのツケが必ず来る。
シートベルトをしっかり締めつけ、下げた頭を両手で抱えるー飛行機のハード
ランニングが始まる。まずは2003年の3月がどうなる事か??
先延ばしの典型のダイエーが最終の失敗の露呈を始めた。
ーー
以上が私がまとめた本の要旨だ。
ほぼ大筋は外れてはいない。まずはこの3月がどうなる事か。
イラク戦争と朝鮮戦争をどうこなしていくかが問題だ。
この国の民度ー自民党のあのパフォーマンスー自己逃避をしているレベルを民度というのだ。
それも仕方がないのか奴隷国家ー西アフリカの奴隷国家以下の現状。自民党は歴史に残る劣悪政党だ!
その猿芝居を信じているのが今の日本だ。あの歴史的国辱の彼等が
「我々自民の主流派の定義は国家の行き先を真に考えているかどうかにある。
我々は先行きを真剣に考えている故に主流派という」とのたまっている。
万死にあたいする劣悪集団が、こうも脳が狂ってのたまう。
彼らはいう「自分たちは、こういう劇場政治にとっての生贄だ」
ゴミのー盗人の最後の泣き言だ。「盗人に三分の利?」いい加減にしろと言いたい。
おそらくこの文章は、私のまだ見ぬ孫や曾孫が見ると思うが「私の時代にこの劣悪集団と
子狐どもが貴方の時代と同じようにいたと、タイムマシーンのように時空を超えて伝えたかった」
という事だ。如何でもよいことだが。
・・・・・・
2002年01月28日(月)
314、情報化ー 一考察
情報化とは、突き詰めれば[中抜き]ということになる。
横に重層になっていた構造が立てになり直接
世界にさらされる状況といってよいーそれが結果として[中抜き]になる。
銀行を例にとると、都銀、地銀、信金という規模別に、
あるいは地域別に棲み分けていた業態が、一瞬で直接さらけ出されてしまう。
合理化をしないできた地銀以下が,都銀やほかの金融機関、
更に世界の銀行と同列に、競争にさらけ出されてしまう。結果はすぐ出る。
情報化は競争社会にさらけ出されることである。
地方区が全国区になるようなものだ、いや世界区に。
アメリカの証券会社のメルリリンチが、ネット証券の出現の為この数年で
会社の存続さえ危うくなる時代である。恐ろしい時代である。
ヒカリファイバーが一般に普及される、5年後がどう変わっているか楽しみである。
情報化のひとつに画面の情報量の拡大がある。ハイビジョンTVはその典型といってよい。
その結果、今まで見なかった番組を見るようになる。
カラーTVが出始めの時、全国のファッションが変わったと言う。
カラーに対する情報が、そのまま画面を通して一斉に全国に流れた為だ。
昨日も自民党の集り代議士が、その権限の乱用を暴露されていた。
ソ連の崩壊も、情報化で一般の意志に従わざるを得なかった結果である。