閑話小題 ~改めて、ブラック・スワンについて

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     * ブラックスワンについて
 人生を75年、いや50年を振返ってみて、後半程、その振れ幅が大きく
なっている。 75年間、実際生きてみて、さほど長く生きたとは思えなく、
短いのである。 ある日突然、思いもしない『まさか』の事態が発生し、
それが我々の人生を決定づけることになる。
 東西の冷戦と、ソ連・東欧諸国の崩壊、1987年の世界的株価の暴落。
アメリカ、イスラエルとアラブとの中東戦争。日本のバブルと、その崩壊。
身近では二つの中越地震刈羽・柏崎沖地震。誰も、そんな予測など…
たて様がない。2001年の9・11テロ、2008年のリーマンショック、2011年の
3・11の東北大震災、2020年のコロナ禍の蔓延。これらは予測不能ばかり… 

 現在では東京直下型大震災、三陸地震、富士山大噴火が予測される。…が
これまた不確定要素が強く、現実に直面するとは誰も思わない。日本を取囲む
地政学的位置もあり、隣国が虎視眈々と国境線を狙っている。 現役を退けば
こそ、知り得ないことが見えてくる。有得ないことが現実に起ってくるのが 
ブラック・スワン。その後、これが当然のように幅を利かせて全体を誘導する。
時の権力者は、その不安定な権力構造を維持するために国境争いに目をつけ、
争いを起すのは、何時の時代も同じ。
 このブラック・スワンは、世界中の観光地、そしてサービス業にとって、
青天の霹靂の事態。現在のところ、国からの補助金で命を繋いではいるが、
後は、ワクチン接種の終了後の秋口辺り…待ち。医療体制がある先進国は、
まだしも、アフリカ、中近東、南米、インドなどがワクチン接種が終わるには
時間経過が必要。その最中にオリンピックの強行とは、これ如何に…?

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7034,閑話小題 ~白紙委任状にハンコ押せと言われても ~3
2020年06月17日(水)
   * 連帯保証人に…
「連帯保証は、連帯だから大したことはない!」という無知の連想に狙いを定めて、
判を押させる極めて初歩的な‘詐欺行為’。それを求めるのが銀行。一番多いのが、
親子、兄弟など親戚関係。そして団地内の知人などが、親密な馴合いを利用して
実印を押させる。何せ、相手はプロの手練手管集団。そこが知恵を絞って、絞め
あげてくる。今日明日の延命のためには何でもするのが人間のサガ。一度、逆流に
嵌り込んむと、そこは地獄。様々な物語が生まれてくる。 
 
 驚いた話を聞いたことが。創作中華料理店の客あしらいの良い‘美人お上’を
15~6名の某会に招集し、創業の苦労話を聞いたことがあった。それが、聞いた
ことがない異質な内容。~その後、20年前に末期ガンで亡くなり、店も廃業をした。
【ヤクザ系高利貸しは、<担保がないなら、命を借金の担保に!保険に入って
返せないなら自ら命を絶って、その保険金で返せ!」と。>】
常識外の切り込みから始まった。…まずは成功イメージを想定し、横浜に単身、
女の身で乗り込み料理と店舗運営を学び、次は腕の良い料理人を見定め篭絡、
そのプロセスでタネ銭と、資金協力者を…など話題が異質世界、合理的で、創業の
本質をついている。逆に、連帯保証人探しのプロセスもある。誰を狙うか…? 
親戚、知人、仲間内、あとは‘枕’?。 特に水商売なら、その位は、最低、粉さ
ないと!そこで一番の要がタネ銭。この練り込みが最も重要。そこを曖昧にすると、
創業過程でボロが出る。創業は、縦揺れ、横揺れ、斜め揺れの連続。あとは失敗時
の対処想定の練り込み。「上り坂、下り坂、そして‘まさか’の坂」を事前に想定し、
対策を練り込んでおく。 <事前の一策は事後の百策に勝る>。身内を騙して
連判を押させて、なぞもっての外。
 
 判といえば、45年も以前になるが… 白紙委任状を送りつけ、決算書に必要と
‘サインと判を捺印しろ!’ 幼児の頃から、父親に厳重注意と繰返し聞かされて
いた為、それを理由に断ると、烈火のごとく怒りだした。 引っ掛るか、掛からない
かの石ブツケ。青天の霹靂。有ろう訳がない現実が現われた瞬間!。 TVドラマの
「悪代官様」のレベル。 金銭など欲が絡むと人間は別人格が…。普段から、『死』
と『金』について自由に話題にしておかないと、この別人格に押しつぶされてしまう。
こと実印と実筆のサインで、全てが失われるし、チャンスも膨らむ。捺印は身近の
利害が多いため、骨肉の争いにもなる。  なる程フィールドは娑婆そのもの。

 得たことも…失ったことも、あまりに多い! しかし、面白かった!
一期一会なる一回性だから面白い! この数年間は、超特大のブラックスワン
到来で、想像を絶する既存のシステムの破壊と、新たな創造が起こるが、そこは
地獄絵でもあり極楽でもある。 まだ他人の絵空事として受け止めているが…

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6667,閑話小題 ~ヨガ・エアロに7年と3ヶ月
2019年06月17日(月)
   * どう?効果があるの?
 数日前のこと、7年の間、ヨガで隣り合せの人に、参加をしたばかりの人が、
『腰痛、少しは良くなってるの?』と聞いていた。 暫し迷った上、
『何ともいえない!』との答え。実感だろう。 私の内なる問答では、
『ジムに8年、ヨガが7年3ヶ月、参加してきた。選択しているコースが、
「平日会員のメンバー」。 <月、火、水、木、土曜日の10~17時までの
週5日間コース>。 昨年までは、旅行などを除くと、ほゞ皆勤の出席。
今年からは歳相応に週4日にダウンした。参加目的は腰痛対策と、運動量の確保。 
それと誰もが陥るらしい老人性鬱病と痴呆症への予防対策。これに加え早朝の
一時間のチャリ散歩(ポタリング)が加えると3時間の運動の確保になる。
 しかしパソコン前と、ベッドの寄り掛りを加えると一日8時間を過ごすため、
腰への負担は甚大。これでもカバーしきれてない?のが実感。
 …で、私の実感は、
<完治には程遠いが、続けてなかったら現状より悪くなっていた。歳を重ねる
度に、間違いなく衰弱をしている実感は否めないが、それでも三割方は軽く
なった実感がある。SJに通い始めた数年間は、急なストレッチの刺激のためか、
逆に足腰が重く、痛さが増したが、それは改善の過程の兆候。その後は少しずつ
軽くなっている。> でも、上京やツアーの参加の直後や、現在のような季節の
変り目には定期的に病状が現われる。そして、現在、予測通り、出ている。
 ところでSJは、様々な人生を生きてきた人たちが見受けられる。 当初は
戸惑ったが、それも最近では見慣れてきた。ジム内は、雰囲気が明るく、気分
転換のリズムをつけるに効果的居場所。 私には、効果というより、人混みに
身を晒すことが目的。
 ―
ところで、一ヶ月前に所用で日帰りの上京をしてきた。それ以来、治まっていた
腰痛が、今でも続いている。季節の変り目もあるが… 今週に、学生時代の
クラブの寄り合い、来週は大学主催の10年ごとに開催される「卒50周年の集い」
がある。直前まで腰痛の様子をみたが、二週続けた上京は無理と判断。
「50周年の集い」の一本に絞ることにした。

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6304,閑話小題 ~鼻毛を毟り取る
2018年06月17日(日)
   * 鼻孔さっぱり、ノーズクリーン
 半年に一度ぐらい、スーパー床屋に行くが、座ったと同時に「300円で鼻毛を
取りませんか? 粘着ワックスを使って一瞬で鼻毛と角質を取れます。スッキリ
しますよ」と誘われ、300円ならと受けてみた。鼻の穴に少し温めた人さし指ぐらい
のジェル状の塊を入れられた数分後に一瞬で抜かれる。少し痛いが、耐えられる
範囲。で、成るほど鼻孔が、これまでと違う軽い感覚。 抜かれたワックスを
見せてくれたが、数ミリの産毛と角質がビッシリ付いていた。勧めの言葉とおり、
‘鼻孔スッキリ、これは良いわ’の実感。
 さっそくネットで調べると流行ってるらしい。ドラッグでも売っているようで、
自分でも可能。その夜半、寒さもあってか、夜半にクシャミの連発。鼻風邪か?
と思ったが、翌日には治まっていた。人差し指が届く範囲のため、奥の産毛は
残るため、チリから肺が守れるというが、寒さは無理ということ。
――
   * 野本恭八郎
 先日、<牧野の殿様、3万石の世界>のテーマで野本互尊翁について書いた。
戦前、父親が骨董商をしていた際に、津上退助と、野本翁の二人に気にいられ、
多くの骨董品を納めていたと聞いていた。で、ふと、二番目の姉の名が、「恭子」
私が「八郎」は、恭八郎から頂いたのでは?と、思い至ったが、如何だろう。
確か、家に彼の書画があった。父親から聞いてなかったが… 名前には、
様々な親の想いが込められている。フルネームは、最短の物語というが。
  ~ネットのコトバンクによると
【 1852-1936 明治-昭和時代前期の社会教育家。 嘉永5年10月24日生まれ。
 第六十九国立銀行取締役,新潟県会議員などをつとめる。互尊即独尊を説き,
大正4年長岡に互尊文庫を創設。昭和9年には日本互尊社を設立し,全財産を寄付。
昭和11年12月4日死去。85歳。越後(新潟県)出身。旧姓は山口。号は互尊。
【格言など】独尊は互尊と知れ,互尊は独尊と覚れ(信条)

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5937,閑話小題 ~4k8kテレビの世界 -7
2017年06月17日(土)
   * いま話題の「2k、4k、8kTV」とは何?
 家電チェーンのチラシ広告で目につくのが大型薄型TV、とりわけ4kTV。
その上に、4k有機TVである。去年暮れ、寝室に、その4kTVを購入して、
視覚世界が一変して現在に至っている。居間中心だった生活が、寝室に移動し
てしまった。「2k、4k、8kTV」とは何か、その「k」とは何かを検索して
デジカメで画面に使われている解析度「千」の省略用語「k」と、知った。
 ~ネット検索で調べると~
≪ 現在、我々がみているデジタル放送は、フルハイビジョンといわれる規格で、
 解像度は1920×1080ピクセルで約200万画素相当。今、次世代の規格として注目
されている4K映像は解像度3840×2160ピクセル、約800万画素相当で、フルハイ
ビジョンの4倍の画素数からなり横方向の画素数が約4000ということから4Kと
呼ばれている。実はこの4Kのさらに先をいく、スーパーハイビジョンと呼ばれる
8K映像の研究が現在進められている。8Kは、現在のフルハイビジョンの16倍に
あたる7680×4320ピクセル、約3300万画素という超高精細な映像を実現します。
フルハイビジョンのテレビは、画面の近くに寄ると液晶のドットを視認すること
ができますが、8Kの超高精細なディスプレイではどれだけ画面に近づいても
液晶のドットがわからないほど精細です。そのためそこに映し出される映像が
あまりにリアルに見えてしまい、画面に映った映像と認識できないほどです。≫
 ―
▼ 7年前に購入したTVは、ハイビジョンだったので100万画素とすると、
 寝室の新たなのものは800万画素+40%アップしたもの。とすると、居間の
TVの10倍は鮮明な画面になる。これでは手放しで感動して当然である。
同級会で、それを説明すると、「その結果、何が如何、違って見えるのか?」
と、素朴な疑問。直感的に答えたのが、「大相撲のTV観戦を例にとると、
これまでは、土俵上の力士と行司だけにピントが合っていて、土俵周りまで
関心がいかなかったのが、観客のファッションとか、所作まで鮮明に見えて、
今日は、どんな人が、どんなファッションで、どんな連れと同伴しているか
などを見るようになった。個々が浮き上がって鮮明にみえる」と答えると、
納得したようだ。スマートフォンのカメラ機能で、画素の違いは判るだろう。
8kTVの一般の普及は、7~8年先のようだ。ところが、今度は「4k有機TV」
が出てきた。8k並みの4kTVと、有機TVの話題は次回に… 

――――
5801,閑話小題 ~4k8kテレビの世界
2017年02月01日(水)
  * 冥途の土産に
・一昨年の暮れ、寝室にWoWoWの二台目契約をしたのと同時に、ブルーレイの
録画機を設置して一年。次は6年半経過したTVを思いきって買換え、はや一ヶ月
経過。居間から寝室にシェルター内の居場所の重点移動になる。一切、家内に
秘密で、新潟駅前の家電チェーンを含めて10軒近く、見て聞いた後、買換え
の結論を出した。少しでも家内に気づかれれば、瞬時に潰されるのは自明。
決めて納入までの罵声の嵐は覚悟の上だが、全身での罵声は覚悟としても、
やはり堪えた。敵は、この機会とばかりに普段の鬱憤を怒りこめてくる。
奥の間は、外界からの雑音が皆無ということも含め、そこは異世界である。
これをベッドでみた後、廊下を隔てた仏間のパソコン前と、居間に向かう時、
何か夢の世界から現実社会に、引き戻されつつ歩んでいる感覚になる。 
・20年以上、年末のNHK紅白歌合戦を見ることがなかったが、早速、初めから
終わりまで、一睡もすることなく見てしまった。背景がデジタル映像を主体に
した世界に変っていた。
・更に大相撲初場所も、幕下上位から、打上げまで、ほぼ見ていた。 
最近に知ったが、これが8kの試験放送。いやに生々しいはず! 映し出される
力士だけでなく、観客の姿が立体的に鮮明に映し出される。服装、表情を見て
いるだけで飽きはしない。より立体的に、力士も行事も、砂被りの観客も、見る
ことが出来る。4kと8kの違いは、より鮮明に立体的に浮かび上がる画像の差。
・店頭の中年店員が「他は800万画素だが、これは2000万画素の異世界の映像
を映し出している」というのも実感できる。4k8kTVの情報は、東京の従兄が、
葬式で地元に来た時の通夜の席で、「別次元の明るさがあり、鮮明で、臨場感が
違う」と聞いた情報。
・そこで【長岡花火 2016】とYouTubeに入力すると… 過って見たことの映像
世界が次々と出てきた。見方によれば、現場で見るより、華やかさという面では
圧倒的に?まさっている。「4k・8k映像世界とは、これ」と現出された内容。
「人間の視力、聴力をデジタル技術で遥かに超える世界が、TV映像にも出てきた」
ということ。3Ⅾが最近、話題に上がらなくなったのは、対象が立体的になった
ためという。
・グーグルが、ストリートビューを美術館内の芸術作品で始めた。まだ出だし
だが、世界の名画が、パソコン、TVで本物よりも本物らしく映し出される時代
になった。8kの次世代の画面の段階に研究は進んでいるという。あまり長生き
をしたいと思わなかったが、ここで、少し気持ちが変化をしてきている。  

――――
5833,閑話小題 ~4k8kテレビの世界 -3
2017年03月05日(日)
   * 現在も驚愕の日々が続く ~ドローンで空撮
 昨年の秋に東京の葛飾に住む一回り年上のカメラマニアの従兄から、
「4kTVと、ビデオカメラが如何に素晴らしいか」を教えてもらい、寝室の
6年半使用のTVを少し早めに買換えた。当然、さほど余裕がない立場の身、
家内からの激しいバッシングを受けることに相成った。 従兄が語った
「私は進行ガンで老老介護の日々。生まれるのが10年早かった。ドローンに
8kカメラをつけて、名所の自然を空中から撮ってみたかった!」という悲鳴
に近い口惜しさが直に伝わっていた。そこで一月かけて、4kTVとは如何なる
ものか、家電店を10回近く見て回った。特に「ソニーの‘ブラビア’は別次元
の世界に誘う。4kだが実際は8kに近いしろもの」という殺し文句を数人の担当者
から聞くことができた。 人間の視覚を遥かに超えた4k・8kの画面は、現地
で見るより数倍に視覚能力を持つ。 TV検索によるネットサーフィンで昨日、
行きついたのが、
<ハネムーンに400日! BBCも取り上げた日本人夫婦の仰天新婚生活>の映像。
 そういえば、去年の暮れに話題になりワイドショーで取上げていた。
  ~ネット検索によると~
【 「一生分の夫婦の話題づくりをしよう」
 そんな一言から、ある夫婦の壮大な旅路が始まった。関西国際空港から飛び
立った2人は400日をかけて地球を一周、48か国を巡った。2人は自分たちのこと
を「ハネムーントラベラー」と呼ぶ。400日間の世界一周旅行は彼らにとっての
新婚旅行だったのだ。新婚旅行で世界一周というのもユニークだが、彼らの旅
にはもうひとつ独特な試みがあった。行く先々でドローンを飛ばし、世界各地の
名所の空撮映像をSNSで公開していたのだ。これをイギリスの国営テレビ局BBC
報じたことによって、2人はいちやく有名人になった。千貴さんがネット上に
アップした一連の動画の合計再生数はいまや1000万回を超えるという。
400日間もの旅路は夫婦に何をもたらしたのか、そして夫婦を旅にいざなった
ものは何だったのか。2016年8月に日本に戻った。新たな生活を営み始めた2人に
話を聞いた。<ドローンから撮影した絶景はこちら> 】
▼ 従兄も、これを見たのだろうが、写真マニアなら実に無念のはず。
 私が50年かけて51回、合計延べ500日間、予算が3500万円。 
この二人は、予算500万で、400日。家賃3万円のアパートに暮らし、徹底した
節約生活を送り、2年でこの大金を貯めたという。それにドローンに4kビデオ。
何とも羨ましい限り。プログラマ―のため、仕事で路頭に迷うことがないという。
2人の行先の多くが重なる… 毎日、真昼間から寝室に籠り、異世界に入り込む
のも、変といえば変だが、それでも精神は異世界で羽ばたいている。
 ~で、再び、文脈が、去年の同月同日の内容に続く。