閑話小題 ~色いろあって…1年。そして10年経過した。
* 現在進行形のコロナ禍
10年前に事業を清算して分ったことがある。幸福系が三分の一、
不幸系が三分の二で占められている世間の仕組で、不幸系にならないこと。
それは学歴や、財産の大小で決まることでなく。心の持ちようで決まる!
事業清算でも、倒産は倒産である。資本主義社会では、それは犯罪行為と同罪
で恥ずべきことになるが、自分のコトになると、第三者で経験するのとはチット
違ってくる。身近な家内や兄姉からして、態度が一変するのは当然だが、一番、
興味をひいたのが自分自身。当然だが、思いの外にマイナス思考に陥る。
債権には一般債権、労務債権、銀行債権。そして手形などの取引先を巻き込む
ケースもある。 …それらの経緯をテーマとして書き、実行してきた。
悪質な債権はなかったが、それでも冷汗ものもあった。テナントの補償金。
下手をするとテナントを連鎖倒産に引きこむ可能性も… が、これらも前倒し
効果で何とか…
そこで自滅防止対策で、少し厳めな生活習慣を厳格に身に付けたことが収穫。
元もと孤独癖があり、他者とのソーシャル・デスタンスをとってきたが、それを
更に徹底することで、危ない内幕情報屋との距離を守ってきた。それでも悪意を
持って近づいてくるのが内幕情報屋… それも仕方なしと割切ってはいるが、
「その本質は何か?」と、考えるヒントが、そこには山積み。3ヶ月に一回は
怒り心頭のことがある。それらを溜めない為に、夜半、怒りの対象の首を刎ねる
イメージを、まず50回。 翌日、プラス50回! この内的抹消で、無念から
感謝に変化する。その数年後に、八割は、死に病か事故に至るから不思議。
元もと、その要素があるため、身辺のマイナスに異常に反応し、内なるマイナス
を喚起しただけのことだが。
一年近く、何度も書いてきたことだが、このパンデミックは只事でない。
スペイン風邪+第一次+第二次大戦+経済恐慌の合計値と等しくなる可能性が…。
表向きは収まっても、次の構造亀裂と破壊が波状的に押寄せる。数年先には、
大地震と津波か噴火、経済恐慌、そして世界大戦。 一度、治まった後の強力な
変異種感染と思いきや、英国で、既に発生した。願望を込めて、治療薬が思いの
外に、効果があって、夏場辺りにピークアウトになって、終息に向かえば良いが!
一連を含めると10~20年は続くと、最悪のシナリオも想定しておくべき案件。
まあ、生きづらい世の中になったもの! 徹底した自己管理をした個人主義に
徹して、割切っていくしかないのか?
・・・・・・
6879,映画観賞 ~『パラサイト』
2020年01月14日(火)
~シネマ 『パラサイト/半地下の家族」―01・10(金)ー
* 凝縮された貧富の格差
極貧家族と富豪家族の社会問題の表裏を凝縮してみせる味わいある?映画。
学生時代の苦学生の寮と、ミッション系の学園の二重生活の経験があればこそ、
その対比が実感として理解出来た。失業中の親子4人が富豪の家庭に、身分を
偽って入りこむプロセスや、パラサイトの実態が、韓国的で何とも。
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≪2019年・第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初のパルムドールの受賞作品。
キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。
そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を
受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。
正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速して…
思いもよらぬ事態が起こる。≫
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▼ 世界共通の直視できない“貧富の格差”の問題。資本主義の価値基準が
現実は一度お金に換算して身分の優劣をつける社会背景が厳然と存在する。
それが情報化で辛辣に表て立ち、様ざまな問題が発生する。 グローバル化は
弱肉強食を、更に押しすすめる。
最近YouTubeでみたのがシリアスな場面の実写。 警官2人に、法務局員が、
家の差し押さのため、老夫婦と中年夫婦を立ち退かせる一連の映像。数人の
撮影者が、記録のためか、その一部始終を撮影する。筋肉隆々の男と妻が最後
に警官2人に捻じ伏せられ、後ろ手に手錠をかけられパトカーに押しこまれる。
その前に麻酔銃を撃たれた男が狼狽える姿も。 何度も聞こえてくるのは、
『マイ・ハウス』の中年夫婦の声と、行場のない中高年の一家の極限の姿が。
一つ間違えれば、私も陥っていたかもしれないため、尚のこと同情目線になる。
あとは、浮浪者になるしかない厳しい近未来が待ち受けている。考えてみれば、
私もパラサイト? 奥のPC前と、寝室に追いやられ、家庭内格差そのもの。
『男はつらいよ』そのもの? 酒と肴を求め独りスーパーを流離うしかない。
面白いさは、この上無いが… でも可哀いそう? 何ごとも慣れてしまえば
生活満足度が90点?なら、まあ良いか。
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6514,閑話小題 ~何かしら、嫌味なブログ脳になってしまった?
2019年01月14日(月)
* さて大相撲が始まった
昨日から、大相撲が始まった。一時半過ぎにチャネルを回すと、幕下の取組
だったが、何と『この一番まで打ち止!』まで見ていた。長い相撲のTV観戦で
初めてである。それも高校女子バレー、女子ジャンプなどと同時観戦で、一番も
見逃すこともなく… 貴乃花が協会から去って面白味が薄れた感がある。本人は、
サッパリしたのだろうが、元弟子たちの手前、間違っても、口に出せない本音。
ところで現在の上位陣にスター要素の強い力士が見当たらない。白鵬の天下が
長いこともあり、相撲協会の土壌が腐りかけて…? 白鵬はオリンピックまでの
現役維持のため、休場と優勝を繰返す戦略が見え見え。それは勝負師として当然。
そして休養タップリで今場所は優勝の可能性が大。41回の優勝経験は伊達でない。
ところで元貴乃花の愛弟子を日馬富士の復讐と、暗黙裡のうち、身体の何処か
一ヶ所を集中攻撃をされ潰される可能性が大。気の毒だが、そんなもの!
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* 何かしら、嫌味なブログ脳になってしまった?
ブログを書き続けて18年近く、6500のテーマを書いてきて、「ハッ」とし、
自己嫌悪に陥ることが多くなってきた。 あるブロガー曰く、
「ブログってのは、突詰めると自慢話なんだよ…」
何かしら面白そうな、受けそうなテーマを探しだし、自慢げに提示する。
旅行の感想を書けば、旅行自慢に。中学の同期会で、久々に知人に会って
話す内容といえば、
<18年欠かすことなくブログを書いていてね>とか、
<40,50歳代に年2回。その前後に12回、52回、豪華1点主義でツアーに行った>
とか。テーマ日記書きの習性で時分を曝け出す。それしかないから、それをいう
が、聞く方からして、「何だ、いきなり」となる。自分の自慢話の曝け出しも、
程があるが、そんなことを気にしていたら、18年も続けることが出来ない。
相手あっての自分。ブログ脳が醸し出す偽悪、偽善、露悪、露無知に、時どき、
底知れない自己嫌悪に陥ることに… 自問自答の世界のドツボから、自分の
無意識を覗き込み、自己嫌悪を勝手にしているだけのこと。40年も前のことに
なるが、仕入れで岐阜から名古屋に向かう普通電車の中に、精神をやられて
青年が独り言が、今でも鮮明に残っている。前の北海道旅行をしたが、その
面白かったこと。そして、友人の批判… そして、自分が変であるのは分かって
いるが、コントロール不能とか、延々と自己問答が続く。車内は、シーンとして
凍り付いたように。 このブログの自問自答と、何が違うというのか?
で、偶然だが、丁度よい文脈になる。