閑話小題 ~これは、酷い!

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   * これでもまあ仕方ない、良いとしなくては!
 かなり危ないコロナ禍の問題が、再び頭を持ちあげてきた。国内のマスコミも、
一般国民も、コトの重大性が理解できてないようだ。一般国民のベースに哲学の
基礎が足りてないからだ。何をアタフタしているのか! これって、ワクチンが
開発され、普及すれば、解決できる問題ではない。群れ習性を最大限に利用して
成上ってきた細胞生命の頂点に立つ人類が暴走して、ここまで来たが、歯止めを
自ら出来ないため、根幹が雪崩をうって崩壊を始めた序曲が、このパンデミック
痛いなら仕方が、指先の傷口にバンソコウをはって済む問題とは違う! 

【 ◉ 14日、政府は「GoToトラベル」について全国で今月28日から
 一時停止すると発表しました。ただ、東京や名古屋などでは停止の時期が
前倒しされていて、混乱も起きています。
 観光庁は15日、ホームページに「GoToトラベル」事業の変更点の詳細を
発表しました。全国一律で利用が停止されるのは今月28日から来月11日までで、
この期間を含む旅行はすべてキャンペーンの対象外となります。
 ◉ さらに、東京、札幌、大阪、名古屋を目的地とする旅行を新たに予約する
場合、東京は今月18日以降の旅行。札幌市、大阪市名古屋市は、14日
午後8時以降の旅行がキャンペーンの対象外となりました。これら4都市を
目的地とする旅行をすでに予約している場合も今月22日以降は停止となり、
キャンペーンは適用されません。また、4都市を出発する旅行については、今月
27日まで自粛を求めます。 いずれの場合も、今月24日までにキャンセル
すればキャンセル料は無料になるとしています。(15日11:19) 】
 ――
▼ 狂気の白人第一主義者を大統領にしたアメリカ。エゴの塊りの中華思想
中国共産党の独裁主義の行くつく先の結果が、これ。 一度は、これで収まる
可能性があっても、数波の大震災が、必ず襲いくる。こういう場合は、英国と、
ドイツ政府の政策を参考にすればよい。まずは、英国は、EUから脱退した。
これは日本に参考になる。 欧州大陸をユーラシア大陸に対応して考えれば。
 太平洋が大西洋として、その向こうがアメリカ。鎖国的活き方を再度… 
言葉でいうのは簡単だが、そこには大いなる覚悟が必要となる。
75年間で骨抜きにされた日本に、それだけの力量が残っているか否か…?

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6850,閑話小題 ~衰退戦略も
2019年12月16日(月)
   * 成長戦略は必要だが、衰退戦略の切替も 
 何ごとにも言えることだが、「成長戦略」は必要だが、「衰退戦略」も必要、
これも時節によって変えていくしかない。 現在の日本が、正にそう。
 バブル崩壊後に経済成長を維持するため、多額の債権を発行してきた結果、
国債残額はウナギ上り。…衰退の時節に「衰退」をすればよいが、政権維持に、
成長を無理やり維持する必要がある  …これがアベノミックスの本質。
 安倍首相は無理を重ねてきたが、そのツケは後世に必ず回ってくるが、批判は
あまりに少ない。地政学的にみて、エネルギーの中心は、中国に。
 日本の前門にアメリカ。後門は中国が存在。有態にいえば、アメリカの属国。
アメリカに天下があるうちは、まだしも、劣化すれば、その矢面が日本に向かう。
ゾンビ化している韓国をみれば日本の近未来が見てとれる。民主化の問題点が、
そのまま韓国と、日本に現われ出ている。とはいえ、バブル崩壊後の日本の
衰退戦略は、何とか成功している? 
 
 ところで、『還暦』。 人間にも、時節があり、満60歳を祝う。
それ以降は年齢からして、衰えていく。 現在は69歳の古希辺りが節目に。
75歳で、前期高齢者、後期高齢者を区切るが、これは妥当。
 …男には、この節目に社会的不適応の老害という難問題が出てくる。
これもまた、長年かけた準備が必要。一番、重要なことは、感動、感激の蓄積。
この裏付けを持っての衰退戦略。あと一年、穴埋めの充実した日々を過ごせたら
よいが… 薬漬けで脳がやられる老害そのもの人を見かけるが、私は?漬け老人。
としても、これでも面白かったことは確か。 あと良いところ一年ですか… 
離れ犬として、生きたいが、いや現在も同じようなもの。心身共々に老いていく
味わいも、また何とも言えない心持ち。

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3552, 何に出会うかを、成長と呼ぶ
2010年12月16日(木)
「何に出会うかを、成長と呼ぶ」 ある雑誌の新聞広告にあった言葉である。
実際に出会った人、著書を通して出会った人、宗教的啓示で触れた何もの。
大自然の荘厳な景色から受けた感動、絵画や音楽を通して感じた作者・作曲家
の魂など、出会いそのものが成長になる。マイナーの何ものかの出会いは、
マイナー成長ということか。その中で、書物を通して崇高な教えや啓示などの
出会いは、一番身近で誰もが出会う機会になる。最近は、ネットやテレビや
映画などからも多くの出会いが可能になってきた。長年の風雪の中で、これまで
読み継がれてきた古典には、何かがある。その辺から多くのことを学ぶことも
出会いになる。65年間に多くの出会いと別れがあった。自分が経験してきた
蓄積が新たな出会いを呼び込むのである。 最後は自分の「死」の直感という
厄介な何に出会うのだろうが。それも刷り込まれたイメージでしかない。
出会いといえば、感動が伴なった経験である。人はどれだけ、感動、感激に
出会えるかで人生の豊かさが決まってくる。ところで、この出会いに関して、
本当に豊富であった。その蓄積が、さらなる上質な感動の場面を作上げる。
感動した対象に対し我われは何だろうか?と知りたくなる。それが、考える
キッカケになる。もう一つ、出会いの中で、宗教がある。知識を持ってしまった
人間は、いずれは死ぬ運命にあることを身近の人の死を通して知ってしまう。
それは二人称の死で自分の死とは違うと分かっていても、長年かけて、知人の
遺体と焼却を目の当たりにすると、二人称の死を一人称の死に重ね合わせて
しまう。出会いこそ人生であり、生き方が変る。未知との遭遇、無知との
遭遇、人生には色いろある。

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5024,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー2
2014年12月16日(火)
         『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花隆(著)
   * ドーキンスの『神は妄想である』
 ランダムに、印象の強い順に取り上げてみる。ここで、ドーキンス
「神の定義」が、簡潔に書かれている。何か現時点の私の考えそのままと
思わせられる内容。自然界の、動植物の美しさは誰が創ったか? 自分自身に
起こる因果応報のリアルさは、神が与えたのでは?とか、いま、ここにある
自分という存在の不思議さ等々、考えるほど不思議なことばかり。 
 ーまずは、その一節からー
≪ リチャード・ドーキンス『神は妄想である』は、無神論を説く本という
 より、神の存在を信ずる有神論者に対する激しい批判の書。 一口に神と
いっても、さまざまな神がいるから、まず定義が必要になる。ドーキンス
単なる宇宙創造神を信じる人にはあまり目くじらを立てない。ドーキンス
はっきり否認するのは、創造されたあとも被造物のその後の運命をいまだに
監視し、影響を及ぼすような超自然的存在。 「人の祈りに応え」たり、
人の罪を赦したり罰したりするなど、主体的意図的に行動する神。奇跡を行う
ことで世界に干渉する神。人間のすることや考えることを常にウォッチして
それに対応して行動する全知全能の人格神。ドーキンスが信じるのは
「存在するものの整然たる調和のなかに自らを現している神であり、人間の
運命や所業に関心をもつ神ではない」というアインシュタインの神。 
あるいは、「もし〈神〉という言葉によって、宇宙を支配する一連の物理法則
を意味するのであれば、そのような神は明らかに存在する。この神は情緒的な
満足感を与えてくれるものではない」という、カール・セーガンの神。
 要するに、ドーキンスは汎神論的な神ないし、理神論的な神は認める。
しかし、「ここに、悪く書くことをいっさい許されない一つの考え、ないし
概念がある。けっして許されないのだ。なにゆえに? ―許されていないから
許されないのだ!」というような盲目的信仰には激しく反発する。 ・・≫
▼ 共同幻想などと、格好よいものでなく、妄想というところがよい。
 所詮、全てが夢幻でしかない。死んでしまえば3日も経てば、300年前に
死んだのと同じことになる。としても、知識を持ってしまった猿は、自他とも、
共同幻想でコントロールをするしかない。せめて、自分だけは汎神論を持って、
自然界を走り回りたいもの。で、出会うのは神秘的神? 偶然だが、3年前の 
 3917, 精神力ーその偉大な力 ー7 <2011年12月16日(金)>
「精神力ーその偉大な力」ダン・カスター著 
* 『まず相手を許すこと、そして自分自身を許すこと』に続く!と、
7年前の<2007年12月16日(日) 2447, 四四太郎の霊日記>に続く。
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3917, 精神力ーその偉大な力 ー7
2011年12月16日(金)
「 精神力ーその偉大な力  ー 」 ダン・カスター著
   * まず相手を許すこと、そして自分自身を許すこと
ヤコブは聖書に書いている、「汝が乞うても受けないのは、誤り乞うからだ」
 それを別の訳にすれば、「あなたが求めるが受け入れられないのは、間違った
 求め方をするからだ」ということ。「その人を許しなさい。そうすれば
 天にいます貴方の父、すなわち大生命力は、あなたを許して下さる」
◎傷ついた否定的過去の記憶では、大生命力のエネルギーの自由な流れを妨げる。
 それを愛と信念をもって書き換えねばなりません。「なんびとかに、また、
 なにものかに反抗して抱く全てのものをゆるせ」といったキリストの言葉は、
 非常に実用的である。
◎もし彼を許さなかったら、私自身を不愉快な体験に、そしてまた、その人に
 結びつけておくのです。彼を思うたびに、不愉快な体験を繰返すことになる。
 もし、私が誰かを傷つけたとして、彼が私を許せば、彼は解放されたことになる。
 その許すということは、彼の側の精神活動です。怒りは憎しみは、恨まれた人
 より、恨んだ人を傷つけるものです。賢い、常識的な考え方は、愛し、理解し、
 そして許すことです。「神よ、彼に祝福を」とだけ、心の底から言いなさい。
◎私たち各自は、毎日、静かに座って自分向かって次のことを言い、それを
 まじめに務めるがいい。「・・ 私たち各自は大きな無限の大生命力の一部で
 あって、大生命力は実在の一部である。その大生命力の中で、すべてを生き、
 動き、そして実在している。これは真理だから、私が行なったあらゆる過ちに
 ついて私自身を許す。そして多少とも私を害したあらゆる人を私は許す。
 許すなら、あらゆる体験から善いことのみが私に来ると知るから。
 私が行なった一つ一つのあやまちは、より大きな理解と、より大きな機会への
 踏み石だから、過去のあらゆる体験を私は祝福する。どんな過去の体験も、今日
 あるいは未来において私を害さない。私が許れたいよう、私はことごとく許す」
自己啓発の、このようなセミナーに出席して感化を受け、日常の考え方と、
 祈りに取り入れたら、心の傷は和らぐだろう。20歳代半ば何度も何度も、
この本を読んで救われていた。こういう経験があったから、何人かの鬱病の相談
にのれたのだろう。現状でも平然?としていられるのは、自分で見つけ、何度も
読んで一人で手当をした経験があるためと、再確認をしている。数ヶ月前に、
地球の芯からの声が聞こえてきたのは、こういう経験があったからである。
芯の声は大生命の声、魂の声である。
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6486,閑話小題 ~いや、まいりました!
2018年12月16日(日)

   * 貧乏な夫婦
 貧乏な夫婦がリビングルームのソファに座っているとき、夫が言った。
「ちょっと呑みに行くから、コートを着なさい」
「まあ、私も連れて行ってくれるの?」
「違うよ。ストーブのスイッチを切るんだ。」

   * いやいや、まいった!
 今朝のこと。何時ものとおり、書上げて、さてアップの際に、全てが消去!
これまで一回経験していたが、これで二度目。それも有りかと、気持ちを切替え
他の下書きと思ったが、どれも中途半端。ならブラックジョークをと、ネット
サーフィンをしたが、ジョークは、気持ちに余裕がないと、見つけられない。
これ程、ガックリくることはない。で、そのまま、書くしかないと…
 そこで、間違えて消去した内容の概要を書くと…
<人類が人類たるゆえんは、4本足の前足を手にして、ここまで、進化してきた。
その中でも、指の効用は最たるもの。
・親指・・・先祖.
・人差し指・・・父.
・中指・・・母.
・ 薬指・・・配偶者.
・小指・子ども. 人差し指

▼ 成るほど、ヨーロッパでは、人差し指は「大胆」 、中指は「分別」、
 薬指は「愛情」、小指は「傲慢」と、それぞれの指にも意味があると ...
じゃあ、親指は? これは私の論として、信念ですか。 改めて、今度、
取上げるが…

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6121,閑話小題 ~日馬富士事件を哲学すると
2017年12月16日(土)
   * よく支えてくれたが、さらば白鵬
 この一連の事件を哲学の構造主義の切口で断面を捉えると、理解しやすい。
まず構造主義の意味は、【広義には、現代思想から拡張されて、あらゆる現象
に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を 理解し、
場合によっては制御するための方法論を指す語】。
 構造を考えると、『横綱アドバンテージ』『モンゴル力士の日本角界支配』
がキーワードになる。『横綱アドバンテージ』は、以前、私が命名した造語。
立合いの「張手」と、カチ上げ風肘打ち。横綱は使えても、下位力士はタブー
という「決めつけ」。破れば、稽古場に押しかけて、可愛がりの「シゴキ」。
これは、鬼に金棒になる。それを知った貴乃花は、貴乃岩に合同稽古を制限。
 そこで40回優勝のモンゴル人横綱が、二人の舎弟格横綱を誘い、数年前に
追放された先輩横綱朝青龍の追放劇と、人種差別に反発を持った怒りの蓄積
をベースに、その矛先が純粋培養育ちの貴乃花親方に…。その部屋に所属する
モンゴル力士の出席する宴会に、白鵬が二人の舎弟格の横綱を連れて押しかけ、
暴行を加えた。直接、手出しをしなくとも同罪。三人横綱の最盛期が終わった
のは、誰の目にも明らかだが、それを貴乃岩が指摘したという噂が発火点。
この三枚看板のモンゴル人横綱三人の支配下にあるのが大相撲協会
 良くも悪くも、「ポチ」でしかない。
貴乃花親方の判断は何ら傲慢でない。こうもしないと「ポチたち」に阻止され、
ウヤムヤにされるのは、火を見るより明らか。しかし貴乃花も、認識と判断に
自信がない。それは、白鵬も、協会も同じことだが。
 現・理事長は早々に次期理事長の立候補の断念を表明し、『貴乃花理事長』
の立候補支持を表明するのが筋道。本来の古武道の原点に立ち返る時期。
 いずれにしろ、来年早々に鶴竜が。後半から再来年に白鵬は引退だろう。
もう充分、働き貢献をしたし、相撲年齢からして、明らかに限界点に達した。
この辺りが潮時。<発つ鳥、あとを濁さず>。 このままでは、朝青龍
同レベルになってしまう。
 『よく支えてくれていたが、さらば白鵬! 国外への御退出の準備を。』
 若手に、素質のあるのが出てきている。
ー 面白味という側面では、やはり、あと二年は必要ですか、やはり!ー
 と、考えさせるだけ、一流ということ。
ところで、「逸ノ城」を協会上げて、つくり変えられないかい。
「ダメ!」ですか。素材だけでは無理。『横綱アドバンテージ』を自ら
つくれないだろう、あれでは。
 ところで、これって「哲学する」というより、「相撲談義」じゃない?

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4657, 閑話小題 ーゴミ箱周辺で蠢く人々 ー2
2013年12月16日(月)
  * ゴミ箱のネズミとカラス
 古ビルは、どんなに安くとも買うものではない。それなりでしかないから。
まず内臓(設備)が腐りかけて、メンナンスのコストと、交換が莫大にかかる。
一般的に建物の撤去コストを土地相場の総額から差し引いた更地値で売りに
出されるため、一見、格安と勘違いをする。そのことが長期物件投資の経験が
少ないと分からない。バブル時に古ビルで大損をした経験があるからこそ
分かった知識。それに税制の問題がある。テナント率の低下で物件価値が
下がっても、税金は下がらない。日本のビル建設の償却は、実態の価値下落と
かけ離れていて、所有者にとって絶対的に不利。それがランニングコスト
押し上げる。(逆もあるが)これが大きい。知らないことは罪悪。
その無知のお陰で、このザマ。「万一の備えが長期投資の絶対条件!」 
バブルになると、それが見えなくなる。10年前になるが、新潟駅前の古ビルを
買いまくっていた人がいた・・ 本体に火がついた今、どうなったことか?
ところで、私が手がけた六棟のビルは、売出と同時に即売。設計段階から、
転用を前提につくってあった。
・これは西武鉄道堤義明が著書で「私が手がけたホテルは、
 全て事務所に転用可能」と述べていたのをヒントに、
・私の父親からは「ビルは長期物件、時代の変化に対応できる基本設計
 にすること」と教わっており、
設計事務所の当時社長のビル建設の基本が、「ビル設計は神の代行」
 の理念が建物に入っていたことで、再利用しやすい建物のため。 
話を元に戻すと、山の中腹からみえる津波本体の到来を前にした海辺の人が、
何とも気の毒。ある日突然、株式か国債の暴落から始まるが、それまでは
小春日和がつづく。純資産10億以上の金持の多くは、既に外国に資産避難
を終了とか。何処かのゴミ箱ではカラスとネズミが長閑に戯れている。
国が滅ぶとは、こういうこと。あとは素ウドンを啜りながらの楽しい
東京オリンピックが待っている! 丁度、後期高齢者だが、元気かどうか?