閑話小題 ~北朝鮮の不気味な静かさ!

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 パンデミックが浸透して、国家体制を維持するための恐喝体力が無いとみるか。
脅しと賺しで体制維持をしてきた北朝鮮が、何故か不気味な静けさを保っている。
中国当局が1~2年は何もできないだろうと分析するが… 下手に欧米を脅すと
中国への攻撃の替わりに欧米の鬱憤の刃が降りかかる。今は脅しの時節ではない。
映画の題名ではないが…現状は、「サイレント・朝鮮」…もしくは「サイレント・
ワールド」。政治的にも難しい時節! まずは国境のトラブルが考えられる。
その中で、医療体制も、軍事にエネルギーを集中してきた日本。それが現状に
現われているのか? 何やら、国内の第三波が堰を切ったように広がってる様相。

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   * シネマ観賞… 『新解釈・三国志』  評価: 何とか60点! 
≪ 今から1800年前。中華統一を巡り三国【魏・蜀・呉】が群雄割拠していた。
 民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備が立ち上がった。
激動の乱世を経て物語はやがて[魏軍80万]vs[蜀・呉 連合軍3万]という、
圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」に突入していく!ーーー
という超有名歴史エンターテイメント「三國志」を“脚本・監督:福田雄一
流の新たな解釈”で描く‼ ≫
▼ この選択は、シネマ館に入ってから決めたが、歯医者の待合のコーナーに
 ある漫画本と思えば、これでよい。青年期によんで以来、久々の『三国志』も、
現代風に軽く鳥瞰的に見おろしてみるのも、云い難い奇妙な感覚に見舞わる。
欧米文明も、中華文明も、日本からみれば、遥かに深い歴史を持つ。
このパンデミックも、何やら得体のしれない不気味な謎が無きにしも非ず。
 一般大衆は、何も知らされてないのかも? 

それよりも、帰ってからみた鶏(+兎)系のYouTubeの下ネタ録画集が面白い!
 何なんでしょうか… あの生命エネギーは? 

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6846,閑話小題 ~下ネタ ―8
2019年12月12日(木)
  小噺を読むときのコツは、まずニヤリと笑う! 笑うから可笑しいのである。
 何ことも同じ。泣くから悲しくなるのである。人間たる由縁は、感情豊かで、
言語表現が豊かで、言語を通した記憶能力が高いことにある。
 小噺の意味を検索すると… <冷笑>とあった。シリアスの意味が含まれる。
シリアスとは、<事態などの深刻なさま> 。場面は、生き死にや、下ネタの
極めて危ない業の設定でオチで、一瞬の笑いをとる。だから、斜に構えていては
面白さが半減する。
 ――

  ★ しょうがない姉と弟
弟「お姉ちゃん、寒いから一緒に寝ていい?」
 姉「しょうがないねえ。」
弟「ねえ、おねえ~ちゃんのお臍に指入れてもいい?」
 姉「しょうがないねえ、でも、そこはお臍じゃないよ」
弟「うん、僕も指じゃない!」
 ―
  ★ 先生 “君たちは大きくなったらどうするの”
生徒A “大統領を目指します”
生徒B “医者を目指します”
生徒C “前を隠します”
 ―
★ 機上で…
 飛行機に乗ってしばらくするとスチュワーデスが
「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか」と聞いてきた。
 偶然乗り合わせた医者が席を立ち、事態を解決することになった。
またしばらくするとスチュワーデスがやってきて言った。
「お客様の中でジャンボジェットを操縦できる方はいらっしゃいませんか?」
   =逆バージョン=
飛行機に乗ってしばらくするとスチュワーデスが
「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか」と聞いてきた。
 偶然乗り合わせた医者が席を立ち、事態を解決することになった。
またしばらくするとスチュワーデスがやってきて言った。
「お客様の中で牧師さんはいらっしゃいませんか?」
 ―
★ 200ドルの賭け
 一人の男がバーに入り、バーテンダーに賭けを申し出た。 彼は言った。
 「あそこの床にグラスを置いて、20フィート離れたとこから小便を一滴も
こぼさずに命中させてやる。これに50ドル賭けよう。ただし、こぼれた小便は
お前さんが掃除しなけりゃならんがね」
 バーテンダーがこの賭けに乗ったので、男はグラスを床に置いた。
そして、そこから20フィート(約6m)離れると、小便をバーの中全体に撒き
散らした。 小便は通路、床、バーの中にいた者のグラス、そしてバーテンダー
にまでひっかかった。
 バーテンダーは、勝ち取った50ドルに笑みを浮かべ、バー内を清掃した。
すると、賭けに負けたはずの男が笑い出した。 バーテンダーは訊いた。
 「おい、あんたは50ドル負けたんだぜ。なんで笑ってられるんだ」
 男は答えた。 「外の歩道に突っ立ってるヤツがいるだろ。
オレは、あいつに200ドルを賭けたのさ。
このバーに入って、小便を撒き散らして、バーテンダーに、笑みを浮かべ
ながら掃除させてやるってね」
 ―
  ★ お召しのままに…
患者「歯を抜くのに五万だと?ふざけるな!たった五秒の仕事だろ!」
医者「それじゃあ一時間かけて抜きますか?」
 ―
 ―
▼ オチは、意外性がミソ。面白のは、何度、読み返しても笑ってしまう。
 河合隼雄は 《笑いとは、楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを表現する感情
表出行動の一つ。 一般的に快感という感情とともに生じ、感情体験と深く
かかわって…  笑いがすぐれて人間的である理由として、笑いには「笑う者」
と「笑われる者」という分離があり、その意味 において何かを「対象化」する
心の働きが存在する事実があると。》軽い笑いには、センスが必要ということ。
 まずは駄洒落から… 相手から心の内でバカにされても続ければよいが、
それがなかなか。

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6117,『今日のつぶやき』-5 
2017年12月12日(火)
             ( ◎アンサーは、私の感想 )
   * 無いもんねだりはやめましょう! ~②

・ アナウンスが「… …次は新宿、おデブちん右側です」と聞こえる。 
                      (電車トド、32歳・男)
・ 松井稼が、松井嫁にいつも見える。 (誰かの嫁になりたい女・35歳)
   ◎アンサー:私の耳には、「不味いオカズ」と聞こえる。
・ 停めておいた自転車に「粗大ゴミ捨てないで」という貼紙を貼らてた。
                      (ゴミはお前じゃ)
   ◎アンサー:「ゴミはお前じゃ」と書いて、一日、置いておけば!
         そしたら、きっと「ゴミに言われたくない!」と…
・ 近所で遊ぶ子供たちの横を通ると、子供たちの口数が減り、皆目を
  合わせないようにする。         (何でやねん・38歳・男)
   ◎アンサー:近所の小母さんが、そうそう。 私もそうそう!
・ 今日、「東急バンズ」で無心になって乗馬乗り運動にまたがっていた
  人がいた。               (何を思って乗ってんだ)
   ◎アンサー:ロデオの騎乗者の気持ちだと思う。だから無心になれる。
・ 「このままでいいのか」と考え、また寝る。(22歳・男子学生)
   ◎アンサー:その前に、トイレに行ったら。
・ 年賀状より喪中ハガキが沢山来る。    (23歳・男性)

・ 飼っている犬が私を見て震える。     (匿名希望の女)
   ◎アンサー:うちのインコは家内がくると、すっ飛んで巣に入る。
・ 彼氏が来るたび、ブランド品がなくなる。(28歳・女性)
   ◎アンサー:「どのみち、貰ったもん!」と思ってんだろう。
・ 美人は3日で飽きないし、ブスは3日で慣れない。(バランスが大事君)
   ◎アンサー:女の職場で、つくづく実感した。付いてのは皆同じなのに!

・ 来世でがんばろう…。         (消防士・男性)
   ◎アンサー:無いものねだりはやめましょう。
・ ブスの女子高生ほど透けブラが派手だ。 (でも見ちゃう男)
   ◎アンサー:よっぽど、それがエロイんじゃない。
   
・ 俺をどこの保険に入れるかで両親が大喧嘩。(長男・26歳男性)
   ◎アンサー:まだ、どっちの名義にするかの喧嘩でないから…

・ 心も体も裸になったのは、私の方だけだった。 (どんぞ子・28歳女)
   ◎アンサー:経験、経験!

▼ アンサーを書きながら、誰かに支配されている心持がした。誰だろう?

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6482,つれづれに哲学 ~因果はめぐるは、本当か?
2018年12月12日(水)
    * 人生は公平か? 
 以前、ここで、「平等と公平の違い」について考えてみた。
平等も、公平も、少し考えれば妄想と… 。 そこで、「人生は公平か?」
の前提になる考え方のベースを取上げてみる。これが『15分間 哲学教室』で、
ズバリ、指摘してあった。   ~『15分間 哲学教室―アン・ルニー』~
< 公平とは、良いことをすれば良いことが起こり、悪いことをすれば悪いこと
が起こると、一見、正論に思える「因果はめぐる」になるが、この「因果論」は、
カルマ、インドのヒンドゥー教と、それ以前のインドの信仰に遡る。
「カルマ」は、行為の意味だが、行動と、その結果の因果関係を意味する。
この原因と結果が広く行きわたっていて、キリスト教にも、「人は、自分が
蒔いたものを、また刈りとることになる」と、ある。 ヒンドゥー教には、
輪廻転生の思想があり、現世の行いだけでなく、前世でどう振る舞ったかも、
カルマの関係してくる。これは責任逃れにも使える。もし善人と生きてきたなら、
その恩恵として、将来、恵まれた生涯を過ごすことになる。もし悪運に悩まされて
いるなら、すべては前世での(人間でも獣が)悪い行いのせいに出来る。
19世紀の哲学者のニーチェが、その考え方のカルマを「奴隷の信仰」と切って
捨てている。>

▽ 物理学や自然の摂理なら、因果応報は当然のことだが、こと人生の出来事
 に対して因果応報が当てはまるのか? そう思い込んでいるだけでないか?
交通事故や犯罪に巻き込まれるのは、業の問題ではなくわけ隔てなく襲い来る。
そのカルマの思想を、直接、間接的に悪用し『魂の救済』と宣い、金を巻上げる
のが、宗教の一部に存在している。いや大部分? 物理、大自然の摂理と、
人生を混同し、騙されてしまうのが、俗にいう『世間人』。人生において、
善行の習慣を長年かけると、そのこと自体が、そのまま福(善果)になる。
何気なく、信じ、習慣化している大元が、実は、カルマにあった。輪廻転生と
いう前世まで遡った構図も、面白い!  で、人生は公平か? 
この問い自体が愚問になる。公平なわけがないでしょう。で、パリ、ベルギー
で、不公平への怒りが爆発している。 起因している大元が永遠の人類の課題
だから。 あまりにも根が深い『公平・不公平』の問題。そして輪廻の問題の
ためである。ガス爆発として、時間の経過を待つしかない。 誰が解決できる?
出来ようがあるわけない。 これだけは! 野良犬は群れて、離れ犬は離れて、
夜空に吠えるしかない。 カルマ、そして前世、・後世を巡る輪廻転生ですか。
二度とないと信じていた人生が。 「死んでしまえば、それまでよ」だよ。 
 キット。 いや、所詮! 
< めぐってきた因果だけにいえる事で、めぐってこない方が遙かに多い
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5750,大格差 ~書評 ③ 平均は終わった!
2016年12月12日(月)         
       ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」
                      タイラー・コーエン (著)
   * 気の毒な大部分の若者たち!
 上位15%になれない若者たちにとって、ますます生きづらい時代になる。
若者の賃金指数は未来の先取りになる。20世紀は数百万、数千万単位の集団殺戮
の時代といってよいが、21世紀は科学が飛躍的に伸びて、「想像すらできない
現象が起る」ことしか知りえない。その中で生きていくことは並大抵ではない。
激変の中で、安定した職業など極わずか。変化のうねりの中を漂うことになる。
 政治家は、若者の将来など考えている余裕などない ~その辺りから~
≪ 若者の失業は減らず、職に就いている若者が受取る賃金も下がっている。
 2000年の時点で、若い高卒者の賃金は10年以上前に比べてわずか11%しか
増えておらず、若い4年制大卒者の賃金にいたっては5%以上減少している。
若い大卒者のなかで、失業者の割合が10%前後、フルタイムの職に就けていない
人の割合が20%近くで推移するようになって久しい。大不況による歴史的な景気
収縮期が終わり、経済が再び成長しはじめてから数年がたつのに、多くの若者の
就労機会は減っている。それが厳しい現実なのだ。いま多くの人は、自分の
経済的な未来が蝕まれつつあると感じている。見当はずれの不安ではない。
若者の雇用問題(多くの国に共通する問題)は、仕事の世界の未来像を先取りして
いる。今後、しかるべき技能をもたない人は、これまで以上に、職に就く機会
から締め出されていくのだ。それを尻目に、高学歴中心とする所得最上位層は、
ますます高額の所得を手にするようになる。
 "平均は終わった"というのは、今日の世界のさまざまな局面に当てはまる言葉
だが、未来の世界はそれがますます顕著になるだろう。」そして、その背景が提示
される。「こうした潮流の根底には、元に戻ることのない、いくつかの大きな変化
がある。その変化とは、経済のグローバル化、賢い機械の生産性の向上、停滞した
産業と活力のある産業の二極化である。」ここでも平均層が消滅するというわけ≫
――
▼ 半世紀前に若者だった私たち世代の就業環境と比べようないほど悪化している。
 それが更に止めどなく右下がりになるという。まして地方経済の惨状では、若者
の住むところは限られる。中流下流化は、それぞれ差別が明確になり貧相の社会
になっていく。隣国の南北朝鮮が、それを示している。私たち世代が生きた、高度
経済成長時代の、高揚した社会は何だったのか、特殊の時代だっただけか。
・・・・・・
4288, 学ぶということ -2
2012年12月12日(水)
          「最終講義 生き延びるための六講」内田樹
 * 母親と父親の育児戦略の違い
    -まずは、親の教育論の部分より
≪母親は破局的状況を生き延びることを求め、父親は優劣を競う戦いに勝ち
残ることを求める。相対的競争の勝者になって目立つことを求める父親型育児
と、群れに紛れて、あたりと見分けのつかないものになって欲しいという
母親型育児、この二つは実は排除しあうものではない。対になっている。
その二つの育児戦略の拮抗の中で、子供はいい具合に育つ。この拮抗の並列が
一番バランスが良いのが理想的。これが両方とも「競争に勝て」と子供を責め
たてたら、子供はストレスで壊れてしまう。「生き残っていさえすればよい」
と言えば、社会性がつかない。でも、数多の親たちをみると、どちらかに
偏りすぎでバランスの良いのは少ない。偏りすぎると社会的成熟が出来ない。
1980年代からあとは、日本社会では、母親までが父親型の「競争優位」に
なってしまった。あまりに日本が豊かで安全な国になってしまったから。
もう破局的状況を生延びる緊急性がなくなった、どう転んでも心配なくなった。
 だから、人のことなど顧みず、私ひとりよければ、それでいいという時代に
なった。競争に負けても、取りあえず食べていける保証があったからです。
まだ50年代までは貧しい時代で、「共和的貧しさ」であった。ところが時代は
変わった。日本が例外的な豊かな時代が終わった。「ラットレース」は勝った
ものの総取り、負けた人間には何も与えない時代になったら、本当に飢死にする
可能性が出てきた。そこで、ここで「ルールを変更しようと」という話になった。
競争原理は、豊かな社会向けルールだった。しかし今や資源が限られた中
「潮目の変化」。 限られた資源を複数の個体で分け合うためには、行動
パターンを変えなくてはならない。動物は、そういうようにしてきた。
あるものは夜行性になり、あるものは昼行性になる。樹上で生活するもの、
地下で生きるもの、肉食か、草食で、あるものは大きく、あるものは小さく、
など生態学的な地位をずらしていく・・ それが共生の原理なのです。 ≫
▼ 時代は、父親型から、母親型生存戦略に変わってしまった。もう二度と
 終戦から半世紀近く続いた右上りの時代は戻らない。当然、母親が子供教育
でも家庭内で主導権を持つようになるのが自然の成り行き。首都圏に住んで
いれば、何時、直下型地震が襲ってくるか分らない、とにもかくにも生き
延びることが優先される。日本という国家からして資源のない条件の中で、
これほど危険な状態はない。国家も母親的戦略と、父親的戦略の拮抗が必要。
 これが三極の「石原・維新の党」と「未来の党」の戦略に見て取れる。
地政学的にみて、これまで丁度良い島国が、これから大きな試練に立たされる。
韓国と日本の差は、近隣に時代錯誤の軍事国家が在るか無いかである。
徴兵制度で、青年期に鍛えられるかどうか。それを見守る母親は自然、
優しくなる。日韓の若者は青年期に歴然とした差がついている。
・・・・・・
5020,幸福優位7つの法則 -10
2014年12月12日(金)
 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
   * 幸せの波及効果 
 その人を判断したければ、まず両親を、そして連れ合いを見て判断すべし、
というが、幸せも、同じこと。『血筋』とは、よくいったもの。特に、幸せの
波及効果は横だけでなく、親子など縦にも出てくる。親の背中を見て子は育つ。 
  ーその辺りを抜粋ー
≪「楽しい、嬉しい、幸せ」などプラスの感情を、積極的に表に出すことで、
 周囲に幸せの人が集まることで「上昇スパイラル」が生まれ、仲間同士の絆が
強まり、幸福度が高まっていく。「幸せ」は無条件で「ある」ものでなく、
積極的に「幸せになる」のだ。幸せかどうかを決めるのは自分である。
・・ 「七つの法則」は、自分自身がまず実践しなければならないのだが、
決してそこで終わりではない。自分に変化を起こすことが、周りの人にも影響を
与えるということを話したいと思う。 自分の生活に「幸福優位性(ハピネス・
アドバンテージ)」を活用するようになると、すぐにポジティブな変化の波及効果
が始まる。だから、ポジティブ心理学はかくもパワフルなのである。これまでに
述べた「七つの法則」を全てに使えば、幸福と成功の上昇スパイラルが点火される
ので、その効果はすぐに何倍にもなる。その後、ポジティブな効果は周辺に
向かって波及し始める。周りの幸福を高め、同僚の働き方を変え、最終的には
自分が働く組織全体をいい状態に整える。7つは全部が分ちがたく関連している。
だからいくつかを一緒に使えば、総合的な効力を高めることができる。
たとえば法則3「テトリス効果」は、法則4「再起力」を支援する。
身の回りからポジティブなものを探し出す訓練ができれば、失敗も成功の機会
と再定義できるようになるからだ。また、法則7「ソーシャルへの投資」は、
法則6「二〇秒ルール」を活用するのに役立つ。周りからの応援によって、
新しい習慣を簡単に投げ出さなくなるからだ。また逆に、法則6「二〇秒ルール」
によって、職場のよい人間関係を作るために必要な「活性化エネルギー」を減らし、
法則7「ソーシャルへの投資」を成功させることもできる。そして、職場において
上質のつながりができるほど、自分の仕事を単なる勤めではなく「天職」だと
思えるようになり、その結果「幸福優位性」による"競争優位性"が生まれる。
そのように波及効果が次々に生じていく。一つの法則の効果が他の効果を
引き起こし、単にそれぞれの寄せ集めをはるかに超えた力になる。
全部が総合的に働くと、一つだけでは望めないほどの効果が得られる。・・≫
▼ベルギー、ポルトガルハンガリーの離婚率は70%前後というから、日本の
35%の二倍になっている。日本でも家庭内離婚を含めると90数%が破綻して
いるというから、多くの人たちは、不幸な家庭環境で育ってきたことになる。
だから、自分から積極的に「幸せなる」しかない。その意味で、この7つの法則は、
人生の基本姿勢として、身につけておかなければならない。逆に「不幸だから、
何もかも上手くいかなくなる」ことは周辺を見渡せば分かる。いや、まず自分?
人生の総合幸福度は、自己評価85点。現時点は75点。老いる度、現時点の
満足度は減っていくのだろうが、何ごとも心がけ。ここまできたら
「日々是好日」しかないが、これなら得意!
 で、また偶然、以下の内容に続いていく。