* 腰痛ベルト
 11月初旬から腰痛が重くなり例年のとうり『腰痛ベルト』をつけ始める。
5〜6年で消耗するが、その時節にきた。これも外す5月のゴールデン
ウィーク明けに、再び悪化、一月ほどで収まるのが例年のコース。
 腰痛ベルトをつけ始める前は、ホッカイロで腰を温めていた。で、先日、
腰痛ベルトを買おうと、近くのドラッグストア「アオキ」の店頭で見本
をみた後に、ネットのamazonで調べてみた。以前と変わりばえしないが、
値段に比例していて、高いほど良い。生ゴムを、そのまま巻き付けるのが
千円代半ば〜2千円。それ以外のものが2000円代半ばから6000円まで。
ホルマリンが貼り付けてあったり、二重ベルトで装着後も加圧を変える
ことが出来るものとか、腹から腰にかけて30cm幅があるものとか、
さまざま。ところが、ネットに、いやに安い「ホルマリン張り込み」の
ものが、1,200円。二重ベルトのものが、480円。ドラッグスとは5〜10分の1。
輸入品としても、「何だろう、これは?」とビックリ。で、出した結論が、。
「2個でも半額のため、二つとも買い、一つを家内に与えることにした。
そして、送ってきた商品は、店頭商品と比べて遜色なかった。店頭で4千円
以上のベルトが何ゆえに、480円?
・説明書きも、納品書もなし。あるのは商品のみ。
・商品には生産地などが記されたタグが縫いこまれているが、それがない。
とすると?amazonの広告説明には、外国製のため格安とあったのが商品価値
を下げたのか・・  それでも、値段が安いのは、よい。このゴムベルト、
100円ショップにあって然るべき。そういえば、「セサミン」のサプリを
飲むきっかけは、腰痛に緩和にもなると、知ったこともある。

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5369,楽しむことを人生の目標に 〜?
2015年11月26日(木)
  * 楽しむことを人生の目標に
 両親から学んだことは、『仕事も趣味も、楽しめるほど追及すること!』
あのエネルギーは楽しんでいたからこそ、限りなく湧き出てきたようだ。
明治以降、いや西欧文明は本来、キリスト教倫理的な一心不乱に働くこと、
『苦悩を突き抜け歓喜へ』という、忍苦、勤勉、に価値の重心がおかれていた。
しかし、一部の人たちには、以下のように、『楽しむことの重要性』
『遊びをせんと生まれけん』こそ、人生であると理解していた。 
 『楽しんでこそ人生』でネット検索をしたら、あるある・・
≪ ・最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。
   最も人生を楽しんだ人間のことである。    〜ルソー
・「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
                         〜斎藤茂太
・人間の一生は誠にわずかの事なり。好いた事をして暮らすべきなり。
 夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり。
        〜山本常朝(江戸時代の佐賀鍋島藩士、『葉隠』の口述者)
楽天主義悲観主義も一つの思考習慣によるものです。
 楽天家の人生が楽しく、悲観主義者の人生が暗いのは当然です。
 どちらもそれを望んだからです。 
  〜ジョセフ・マーフィーアイルランド出身の宗教、著述家/1898〜1981)
・楽観的であることは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと。
           (ネルソン・マンデラ南アフリカ共和国の政治家)
・一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、
 処世上の第一要件である。 〜渋沢栄一(日本の武士、官僚、実業家、
                    日本資本主義の父 / 1840〜1931)
・船に乗っても、もう波が出やしないか、嵐になりゃしないか、それとも、
 この船が沈没しやしないかと、船のことばかり考えていたら、船旅の
 愉快さは何もなかろうじゃないか。人生もまたしかりだよ。
    〜中村天風(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者 / 1876〜1968)
・人生最大の幸福は、愛されているという確信である。
 自分のために愛されている、否、もっと正確には、こんな自分なのに
 愛されているという確信である。  〜ヴィクトル・ユーゴー
         (フランスのロマン主義の詩人、小説家 / 1802〜1885)
・人生には、二つの道しかない。
 一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
 もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
  〜アインシュタイン理論物理学者、ノーベル学賞受賞 / 1879〜1955)
・人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いが
 あればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は常に
 明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
         〜シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564〜1616)
・楽しまなけりゃ馬鹿らしい。しかし、楽しむというのも、なかなか大変だよ。
         〜平岩弓枝(日本の女性脚本家、小説家 / 1932〜)
・予想外の人生になっても、そのとき、幸せだったらいいんじゃないかな。
    〜松岡修造(日本の元プロテニスプレーヤー、キャスター/1967〜)≫
▼ サラリとした言葉だが、内容は深い。『私は愛されている』という確信は、
 幼児体験からの両親の愛情がベースになる。楽しむことが出来るかどうかは、
両親の生き方、愛情の質量に関わってくる。平岩弓枝の、『楽しむというのも、
なかなか大変だよ』というのも、『金持ち喧嘩せず』の、金持ちの状況が必要
条件になるということ。百万には百万、千万には千万、億には億の知恵が湧く。
楽しむためには、面白味を見出さなければならない。面白さは、何があっても
大丈夫!という確信と、逆にゾッとする危険があってこそ生まれ出る。
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5004,閑話小題 ーつれづれに独り思うことー2
2014年11月26日(水)
   * つれづれに 
 年金生活に入ると経済世情に疎くなると聞いていたが、そのとおりである。
景気に大きく左右される一つが歯医者というが、半年ぶりに歯石をとりに先週
二回、歯医者に行ったが、いずれもガラガラ。またスポーツセンターも、
3年半前の開業時から何割か減ったようだが? 

 阿部首相の思い切った解散。どのように国民が判断するか。圧倒的多数の議員
数を1〜2割減らしても、残り任期の2年を4年に延ばした方が得策と考えたのだろう。
とすれば、今しかない。二割は減るだろうが、来年なら四割は減るだろう。 
政治家はしたたか。三割減なら首相辞任になる?ため、思いきった賭けでもある。

 こう思いのまま書いていると、年齢相応の胡散臭い自分に気づかされる。
68歳では当り前だが、精神年齢が40歳半ばで留まってしまったようだ。 
年齢は、時節時節が初体験。老いるたび世の中の端に徐々に追いやられている。
それも仕方がないが・・ 

 年寄りの婚活も注意もの。【京都青酸カリ殺人】で、連続不審死が7人に
なったが、商品取引で失敗した老女が、婚活で金持ち独居老人を探し出し、
殺して資産を奪う手口。被害額が8億。ここまで放置していた警察も警察。
 こういうのが、ファージーを含めると多くあるのだろう。彼女の結婚相談所
での希望用件が、「高齢で、身寄りのない、年収一千万以上、病弱の人の面倒が
みたい」というから恐ろしい。引っかかるのが真面目な人で、勝手に相手も
真面目!と思い込んでしまう人。やもめの男性で、家に引きこもれば、一週間、
二週間、誰とも話さない人が多くいるようだ。殺さないにしても、こういう
類が増える?(;"ε")σ アナタ σ("ε":)
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4637, 夫婦格差社会 〜どういう男女が結婚するのか ー5
2013年11月26日(火)
        『夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち』橘木 俊詔 (著)
   * ウィークカップ
ウィークカップルの現実をみると、近い将来の日本全体の現実が思いやられる。
高齢者を含めた単身世帯の寄与率が2001年で41%。(*寄与率とは、貧困世帯
全体に占めるそれぞれの世帯累計の%)母子家庭を加えると45・8%。
この12年で、更に悪化しているため過半数は軽く超えている。
・(夫の年間所得が100万円未満という超低所得階級における妻の有業率は)
1982年に比べて、調査年ごとに低下しており、20年で10ポイント近く低下。
このことは、夫の所得が低いにもかかわらず、妻が働かない夫婦の比率が
上がっていることを示している。・・衝撃的なことは、夫婦の合計所得の最も
低いグループと、最も高いグループとで、実に年間800万円以上の大きな所得
格差が生まれていることである。恐ろしいのは、子孫まで受け継がれること。
・夫の年間所得が300万円未満であれば、妻の年間所得も200万円未満という
 割合が70%を占めている。
 つまり夫も妻も低所得という組み合わせが非常に多いことがわかる。
・年間所得1600万円以上の夫では、妻の年間所得も1000万円以上という
 夫婦が約13%おり、パワーカップルの象徴と言える。
貧困状態にある夫婦は学歴が低い傾向があり「男性の17%が中卒、3分の2が
高卒、女性も中卒が15%、高卒68%」になっている。また、若い夫婦に関しては、
配偶者がいても貧困に苦しむ世帯が少なくない(配偶者がいる20代男性の26%、
20代女性の約20%が貧困状態)。ウィークカップルの典型例とは、
「ともに低学歴かつ低収入で貧困にあえぐ若年夫婦である」と結論。
▼ ネット検索で、《日本の母一人子一人の母子家庭で、貧困率が57・9%で、
 OECD平均 の21%の3倍近くと飛びぬけ2007年(平成19年)の国民生活
基礎調査では、✩単身者で手取り所得が127万円、✩2 人世帯で180万円、
✩3人世帯で224万円、✩4人世帯で254万円が貧困層。》。 
現在、三組に一組が離婚するというが、子持ち離婚の6割が貧困家庭に陥る。 
著者は、「貧困になりたくなければ離婚だけは避けるべき」という。
先日、書いた、タクシードライバーの嘆き「母子家庭に育ち、直ぐに働いて、
転職を繰り返したあげく水商売に、ホステスと結婚した妻が客と浮気。
1人娘の引き取りで裁判で勝ったが、その子も手元から離れ、現在90歳の母親
と一緒。 現在の収入では、生活がギリギリ。人生何も良いことが無かった」。
一度貧困に陥ると、三代、四代、と続く典型的ケース。それでも、結婚できた
人は良いか? 人生には、登り坂、下り坂、まさか、の坂が待っている。
どの坂も、平坦な道より味わいあるが? 厳しい事は確か。陥るのは一瞬だが、
這い上がるのは何代もかかるから始末が悪い。「親の因果が、子に祟り」 
他人ごとでないか?
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4272, 閑話小題 −つれづれに
2012年11月26日(月)
* 過去の随想日記を改めて読み返すと、結構、面白く可笑しい時間を
 すごしていた。恵まれていた時代に生きていたということか。 自分が
経験したことや、本を読んで納得した以外のことは、全て想像と思い込みで
しかない。それは他人にも言える。一歩退いて、きし方を振り返ると、
 その時には気づかなかったことが今になって気づくことが多いが、それも
思い込みでしかない。「事実などない、あるのは認識だけである」という
道理がある。事実が真実とは限らない。そのことを知識だけでなく、
人生経験から理解出来る人と、理解出来ない人がいる。 とはいえ、真実と
思い認識していることも、怪しいもの。
* 情報化=ネット社会が世の中を根こそぎ変えている。
 ひと昔なら想像すら出来ない情報機器から限りなく情報が入ってくる。
さらに一人ひとりの情報発信基地を持てるようになってきた。しかし情報が
豊富になって、人間が豊かになったか?というと、そうではない。
むしろバカになっているところが多いのは自分自身を見ればわかること。
それでも年々、面白くなっている。こういう時代は、落語の御隠居とか、
はっつぁん、熊さんみたいな、暇人ほど良い。それに教養のベースがあれば、
ネット社会では色いろな世界と繋がることが出来る。繋がった先の世界から
逆照射して、自分の世界を見ることが出来る。
* もう、以前のような事業生活には戻りたくない。右下りの世相もあるが、
 今ぐらい状態が丁度良い立ち位置である。専業主婦は、暇の効用を知り
尽くしている。バーチャルのTVの世界と、人工頭脳空間の都会を彷徨う
楽しみを知っている。人生は夢幻と割り切ってしまえば、 これだけ面白い
時代はない。自分が幻想する前に、誰かの幻想空間が我々を魅了する。
 それは、逆に私たちの空想、幻想の力を削いでしまう。
* あと一月あまりで、今年も終わる。間違いなく、株の暴落か、イスラエル
 によるイラン攻撃があると見ているが、今のところ、静粛を保っている。
この時期の衆院解散が吉か凶となるか? どちらにしても、政権交代は必要。
ここでシャープ、ナショナルに引き続いてソニーの格付けが危険水域まで
下がった。2〜3年前では考えられないこと。戦後の日本の家電を引張って
きた世界に名だたるブランドの会社がである。恐慌前夜の風景といえば、
その通りだが。新幹線最終駅の、あの業態で、これほど堅い商売と思って
いた私の事業が、いともあっさりと終わるのだから、何も不思議でない
といえば、それまでだが。
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3897, 腰痛は、脳内システムの不全が原因 ー2
2011年11月26日(土)
 先日、鎌倉の散策で起伏の激しい坂道を歩いていたら腰痛がきた。
その前日、スポーツジムでツイストのマシーンをしすぎと相まったこともある。
鎌倉の坂道で頭に浮かんだのは、腰痛はストレスなどで脳内の痛みをコント
ロール機能が弱まるためか? の疑問。その時、三人の間で海外旅行の話に
気持ちが集中したためか、腰痛のことを忘れていた。成る程と実感したが
7ヶ月もスポーツジムで鍛えた割に、いとも簡単に腰痛が出るとは・・ 
しかし帰りの駅のタクシーの乗車の間に腰痛は嘘のように消えていた。
そして翌日起きると、ほぼ全治。やはり腰を鍛えていた効果があったようだ。 
鎌倉は坂の多いところ。 
 ところで二年以上、重症の腰痛が起きてない。今回のように少しは出ても
直ぐに元に戻る。しかし人生の節目の後遺症のストレスは消えていないので、
注意しなければならない。 私の場合、多くの腰痛対策の複数効果が明らかに
出ている。腰痛は完治は無理。重症にならないように付き合うしかない。
身体全体を冷やさないこと、常にエビ反りマシーンで背筋を伸ばすこと、
寝室と、居間と書斎の椅子に低反発マットを敷くこと、冬期間は腰に
ホッカイロを当てること、など注意を怠らないなどである。脳内システムと
いえば、スポーツジムでインストラクターが、「ストレッチの時に、腰の
ストレッチだったら腰に、大腿部だったら、大腿部に気持を集中してください。
そうすると、効果が数倍上がります!」という。 実際に、そこに気持ちを
集中すると成る程、効果的なのが分かる。人間の気持ち=脳は不思議である。 
でも、寒くなると軽い鈍痛が、常に付きまとう。
・・・・・・
3532、何か哀しい北朝鮮
2010年11月26日(金)
 どちらが先に砲撃をしたか分からないが、28日の米韓の合同演習の直前
というところがポイント。その二日前に、金親子が砲撃をしてきた基地を視察
した?ということからみて北朝鮮の先制と報じている。12月4日に日米に
よる尖角列島付近の合同演習も控えているので、中国と北朝鮮が打ち合わせを
充分にした上の攻撃と見ることも出来る。これはアメリカにとって黄海での
原子力空母派遣の大儀名分を手に入れたことになる。
韓国軍の中に前回の哨戒艦の撃沈に対し沈黙をせざるを得なかった反発から、
アメリカ空母からの攻撃の誘発を狙った砲撃を北朝鮮に仕掛ける兵隊が出て
一挙に全面戦争もありえる。アメリカにとって、北の原子炉を破壊するに
丁度良い機会になる。そうあって欲しくないが、アメリカも何を考えているか
分からない得体に知れない国。あのドン様も、病気であとさき短いと考えて、
自分の命と道づれに戦争の中で死を選択しても不思議でない。と同時に、
日本にテロを仕掛ける可能性もある。昨日の新潟駅には、いやに警官の姿が
目立っていた。この数日は、黄海から目を離すことは出来ない。
あの「緊張感のない息子の顔」からして、瀬戸際を越えてしまう可能性は充分。
中国も、一つ判断を違えれば、動乱になるほど多くの問題を抱えている。
またオバマ中間選挙の敗戦で追い詰められている。北京万博、アジア大会
そしてアメリ中間選挙も終わり、この辺で、朝鮮で一騒動を起こすに丁度
良いタイミングである。年末まで、あと少し。今年の後半期のイベントは、
これになるのか? 欧州はアイルランド危機で、極東の小紛争でしかない。
アメリカも体力が消耗し尽くしているのを見込んだ上の、北の仕掛けで、
我慢するしかないのか、ここも。 もし、全面戦争になったとしたら、
アメリカにとって一番有利な展開になる。中国と日本に対する威嚇という面
でも。ところで「何か哀しい北朝鮮」からすると、この国の現状は
「何か惨めな日本」「何か哀れな日本」ということになる。
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3157,つれづれにー 閑話小題
 2009年11月26日(木)
  * 金か〜
 金の動向が気になってはいたが 一月前あたりからジワジワ動き出してきた。
金が上るのではなく、他の貨幣が下がるのだという理屈は言いえて妙である。
住宅価格下落をよんで、下げで大もうけをしたジョン・ポールソンが近く金
《ゴールド》を中心としたファンドを始めるという。彼のことだから、
3〜5年の最低のスパンで金に兆単位を投資するというのだから、ズッシと
くるのは当然である。恐らく、2〜3倍の高騰を予測しているのだろう。
銀も、一年前から高騰を始め、年に90パーセント以上も値上がりをしている
というから、銀に正比例すると、金はまだ40パーセントというから、
50パーセントの値上がりが見込めることになる。そうはいかないのが、
相場の世界の恐ろしさ。どうなることやら。
 * その時、犬が吼えた ワン!
 まだ忘れることが出来ないが、ウソのような本当の話がある。
学生時代のドイツ語の授業のことである。 ドイツ語を日本語に誰かが訳して
いた時のこと。「そこで犬が吼えた」と訳した時に、ハカッタように何処かから
犬が「ワン!」と吼えたのである。部屋中、教授も含めて大爆笑だった。 
あれほどの面白タイミングの面白い偶然は、後にも先にもない。あれから
44年もたったか。年齢を重ねると、一年前も、50年前も同じようなものか。
 *「ランチョンテクニック」
 食事をともにした相手に心を許しやすい心理傾向を「ランチョンテクニツク」
という。我われは自律神経が午前中と午後とでは働きが違うが、これは人類が
まだ狩猟生活に明け暮れていた頃の名残で、「交感神経」が「闘争と逃走」を、
「副交感神経」に、午後は「休憩と食事」のモードを司っているからである。
つまり朝から昼にかけては論理が支配する「論理モード」に、夕方以降は
「感情モード」になっている。これをさらに応用すれば、ランチ時は
「論理モード」なので、契約や提携などビジネスモードのシビアな話をしても
「ランチョンテクニック」で緩和される。そして「感情モード」の夜に食事を
する相手は、ビジネスの話はそこそこ親密度がアップする接待モードが効果的。 
だからロジカルにビジネスの話を進めようとする外国企業はランチを共にする
ことを好み、取引先との人間関係を大事にしたい日本は夕食を共にしたがる。 
そういえば、自分をみるに、朝一番には、この随想日記の最後の仕上げをし、
出社した後には前日の数字を見て、新聞と手帳や手書きの日記帳に何やら
書きつけ、それが終わると遊びモードに入ってしまう。自由に気ままに
インターネットをしたり、本を読んだり、とにかくリラックスをして考える。