去年の15日以来、恐慌の進行を私の目を通したメルクマールとして書く日々である。
この一年で中国で二千万人、アメリカで四百万人の失業者が増加。
直近の12・1・2月の三ヶ月でアメリカは200万人が失業をし、それは年率にすると800万人。
中国は今年は更に二千万人が失業するという。
日本も水面下で失業が増え続けている。来月辺りから爆発的な倒産とリストラにより失業者が出る。
昨日の朝日新聞の一面トップで 「失業者 雪崩打ち生活保護へ」ー1月で116万世帯にーと報じていた。
5年前の2004年の100世帯、14年前の1995年の60万世帯、25年前の79万からみると、異常な増加。
この事態の中では、当然といえば当然だが、それが更に大幅に失業者が増加する。

・日本では、夫65歳、妻60歳以上平均で、収入平均が17万、支出が25万。
 残りは預金の取崩しや子供からの援助など。
国民年金も40年払い続けて、満額で一人当たり6万6千円、二人で13万あまりだから、
 ギリギリまで働かないと個人営業者は生活できない構造になっている。
・支出25万円の内訳は、食費6万、住居2万、交通通信2万7千、その他が11万円。
地方では、最低生活は月に15万円と税務所の担当から聞いたことがある。
中小会社や、個人営業者は船板一枚下は地獄。 だから日々が刺激があって面白いが、
反面、常に最悪の事態を常に想定して生活している。
この百年か数百年に一度の恐慌は弱者を土壇場に追い詰めることになる。

 イギリスでは、あのロイドが国家管理になり、4大金融機関のうち2つが国家管理になってしまった。
まずは世界の銀行が破綻しているが、これからは実体経済がやられ企業倒産が続くことになる。
その影響をモロに受けざるを得ない事業のため、毎日が生きた心地がしないが、
成るがままに身を任せるしかない。 今さらジタバタしても、しなくても同じことである。
現金商売というのが、目先は何とかしてくれる。 1〜2年は何とか大丈夫? 
二年後には駅前再開発による土地拡張で「一つのホテルの買収計画」が具体化するので、
まずは二年さえ凌げばよいことになっている。 まあ何とか成るようになってはいるが・・・。

・・・・・・・・・