*娑婆は 色いろあるものだ。

 10日前に面白い?手紙が来た。 自宅前のアパートのオーナー?と名乗る突然の手紙。
十八年分のアパートの駐車場の電気代の割り当ての請求という。
18年×5300円=113万円分の向う三軒両隣の「融雪用電気料金」五軒分の分割、24万円の徴収の願いという内容。
父親からアパートを1相続したが、東京在住で時間が無くてそのままにしていたが、21日に来るので会って欲しいという。
まずは、「俺俺詐欺?」と思ったが、何年か前に管理をしている不動産屋から、「意味不明な請求の話しを聞いたことがあった」

 そして一昨日に電話があり、昨日に会いたいと。(アパートの8台位)空地駐車場の消雪パイプの吸水の電力代を払えという。
「当方は一階部分の駐車場で消雪パイプは10年間は使ってない。何で払う必要などあるのか」というと、その人の言い分は、
「父親の代の時に、アパートの駐車場の消雪パイプの工事を見た私の母親を含めた近所の4軒がお願いをして、
工事に同乗して消雪パイプを、それぞれが家の前に作って、道路と駐車場の消雪をしていた。 
その電気代をアパートの父親の代から18年間払い続けてきた。 十数年前に父親が亡くなり、
自分が東京在住だったので、請求が出来なかった」という。

 ところが10年位前に5軒以外の近所の人たちが話し合い、道路の消雪パイプを折半で作ったのである。
そして、その工事代を5軒に請求してきた経緯がある。 設置した家にとってベンリだが必要ないので、支払い拒否。
それは、この件とは関係ない?。 そうこうあって10年来、一切、自宅のポンプは使ってない。
(1階が駐車場で消雪の必要性がない) 当方の立場からみれば「何でアパートの消雪パイプの電気代を、
遡って払わなくてはならないのか?」ということになる。メールで、会うことを拒否の返答をしたが、それでも、来るという。 
電話で「今更結果は知れたこと、会う必要が無い!裁判所を通して下さい」と答えたが、何時の間にか相手のペースに乗って、
会うことになったが・・・。 そして少し緊張をして待っていた。  で、結果として、・・・こなかったが。 

言い分は、互いにあるが、かなり相手に無理があった。
現実に、10年間ほぼ使ってないポンプの電気代を請求されても、ハイそうですか、ともいえない。
同封されていた身分証明書のコピーによると、何処かの美大の講師で59歳の人だ。
娑婆は色いろなことがある。 特に金に関しては。 あまり気持ちが良くないが、やはり避けては通れない。
金銭に絡んだことは、後味が全然悪くないように対処するのが、要諦だが。     ー さよなら

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