2002年12月06日(金)
602,ある時間の断片-16
 1968年 
 
10月6日  日曜日
朝10時半に起床。 部屋の大掃除後、洗濯屋に行くため部屋を出ると、大妻女子大の5人と出くわす。 
この前に来ていた人もいた。彼女たちの会いに来た相手がいないので、私の部屋で一時間ほど過ごす。
昼飯後、風呂に行ったり、音楽を聴いて時間をすごす。0時に先輩で代議士秘書をしている永田さん部屋にくる。
何か自分中心で好感が持てなくなってきた。自分のことしか見えてないのが嫌だ。のんびりした一日であった。
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10月7日
9時半起床。10時半に学校に出発、ところが学校は休み。図書館もやってない。
校庭の4丁目にいると、クラブの加藤と古市と会う。彼等が変わっていたのに驚いた。
12時過ぎに石川と待ち合わせて会う。 ウエストサイドで3時過ぎまで話す。 
辛らつにお互いの批判になる。自信過剰で視野の狭い人間だといわれた。かなりこたえた。
その後本屋に寄り、寮に帰る。音楽を聴いていると、後輩の米林君がくる。 頭のよい吸収力のある男だ。
明日から卒論のまとめの為に新潟の六日町の雲頓庵に行くが、そこで大筋と構想をまとめてみようと思う。
石川について ーかなり自尊心に傷をつけられた。 もともとお互どちらが正しいとはいえない。
割り切って付き合わなくては。 それにしてもこの自分の動揺はどういうことか。

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