2005年12月05日(月)
1707, 家訓づくりのすすめ −2

 第三章では
「わが家の家訓」の作り方、活用法が、詳しく説明されている。
 それぞれの事例のなかに、それぞれの事情が生々しく本音で書いてある。
 
  ー子育てに関する家訓の例として
   ・子は親を見て育つもの、親は子を育てて育つもの、子育ては親子の一大事業
     ・家族は幸せになるためのチーム、みんなで協力し合おう
       ・小さい時のしつけは一生の宝物、子のしつけは親の努め
    ー他には
     ・お金や名声よりも大切なものを持て
      ・毎日心がけよう笑顔の挨拶、元気のいい挨拶
       ・家族の問題からは決して逃げるな、心を合わせてみんなで解決しよう などがある。
    家訓を通して家族関係を見直すきっかけにもなる。     
  離婚直前の夫婦が、家訓をつくることで危機を乗り切った真に迫った内容もあった。  
                          )`ε´()`ε´(
 ーその家訓とはー
  1、人生は思い通りにはいかないもの、満足と感謝が大切
   2、誠実と謙虚と感謝の気持ちで人に接すれば世をおくれる
    3、得意げに正義をふるまわすな、むやみに正論をいいたてない
     4、あせるな、怒るな、くさるな、自分に負けるな
     5、罵声はわが身を振り返る鏡、ありがたい激励と思い 怒らず、恨まず、悪口を言わず  (o・_・)=○)*_*)
     6、最後まで聞くのが聞き上手、自慢しないのが話し上手、聞き上手、話し上手になれ""(・・、) ヾ(^^ )""
     7、親しくなっても、決してなれなれしくするな
    8、人の協力なくして成功はありえない、人を見る目を養え
   9、信頼と愛嬌をだいじにすべし  
  10、お金のゆとりは心のゆとり、ゆとりがもてるだけ稼げ
 ー読んでいると、喧嘩が絶えない阿修羅の日々が目に浮かんでくる。            
                      ‖┓*1
  
  第5章の家訓のサンプル350 (これで家訓が簡単につくれる)がよい。
 それぞれの項目に10位が記載されているが、日本のユダヤ教の教えみたいである。
 『家族は大切・こんな家族にしたい』を書き写してみる。
ー家族は大切ー
 ・家族は生きる力を生む源、わが家は家族が第一
 ・仕事は大切、家族はもっと大切
 ・贅沢我がままは家族が壊れるもと、質素と思いやりを忘れぬこと
  ーー
以上だが、
 それぞれが人生訓そのもので、内容は深い。
 ー私の家訓作りでは、このサンプルは殆んど参考にしないで済んだが、考えるヒントにはなった。
  マインドマップに、まず思いつくかぎり描いてみて、その後、この本を参考にした。
   ゲーム的に、遊び気分で、気楽にするとよい。『家訓作り』は、 自分を、そして家族をみつめ直すキッカケになる。
    ーー
 『家訓づくりのすすめ』(浅見政資 東洋経済新報社



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*1:                       (_)  匚P                       ━┻ ♪〜♪〜             三章末の以下の文章が、この本の要約ーエキスといってよい!       (書き写してみる)     *人生は思い通りにかいぬもの、満足と感謝が大切    *積善の家、陰徳の人を心がけよ     *勤勉が第一 志をもって、常に自己啓発に努めよ      *言葉に誠を持て、言葉に信用のある人になれ       *約束は守り、嘘をつくな        *世のため人のため 何か役に立つ仕事をしよう         *他人のしあわせも考えられる人間になろう          *夢を持っても夢想家になるな、現実を離れては夢はかなわない          *人一倍の夢をかなえたいならば、人より先に、人より多く行動しよう          *努力なくして成功はありえない、大きな成功を得たければ人一倍努力せよ          *自分で責任とれないことはやる          *働かざる者は食うべからず、自分の持ち場をはたせ         *人生、山あり谷あり、どんなときも倦まず弛まず努力すべし        *人から何かをしてもらったら、いつも{ありがとう}と言おう                        Σd(ゝ∀・)アリガトォ♪       *自分にされて嫌なことは、人にするな Ψ( `∀)(∀´ )Ψ ネー      *お金や名声よりも大切なものをもて     *質素な生活を心がければ、めったに失敗することはない    *人様に迷惑をかけてまでお金儲けをするな  ((8-(o・ω・)o□☆□o(・ω・o)-8