2007年11月22日(木)
2423, 夢のようなホントの話       
                       
 Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning
週刊誌を何気なく読んでいたら面白い話があったので、紹介しよう。作家の高橋三千綱のミニ・エッセーだが、
引き込まれる内容である。こういうことが実際にあるのだろうし、また逆のこともあるはずだ。 
その分岐点は、その人が持っている人間性である。
 ーまずは、その部分から
 ーー
南カリフォルニアのラ.コスタに滞在していた、ある年の夏のことである。
・・ホテルのラウンジバーで飲んでいると、いつのまにか人の輪の中に紛れ込んでいた。
話題がラスベガスの話になったので、その頃人気のあったマジックショーを見たいものと私が言った。
時刻は午前一時を回っていた。どうやらホテルのマネージャーを呼び出しているらしい。
相当酔っているな、と私はあきれていたのだが、四日後にはラスベガス空港に降り立っていて、
しかもリムジンが待っていた。それから私は、夢のような3日間を過ごした。
部屋はスイートで寝室がふたつあり、バーも広い談話室もついていた。
最前列で見るマジッグショーは迫力満点で、目の前で巨大な像が消えた。
ホテルでは私専用の女性秘書をつけてくれて、あらゆる用事を彼女がやってくれた。
その全でが大男の招待だった。カジノでも私はつきについた。一体、あの男は何者なのだ、
と秘書に訊くと、ニューヨークの大富豪で、有名なプロデューサーでもあるという。
何も知らなかったの?と驚く彼女を見ながら、こんな話をしても誰も信じないだろうな、と私は思っていた。
ーー
大金持の酔っ払い世界に紛れ込んだということだ。その大男からみたら「気分が良かったのでしてあげた」
だけのこと。2〜300万の宝クジに当たったレベルの話でしかないが、それでも庶民感覚とは、
かけ離れた世界の一端を、垣間みた話である。
                           ☆bye-bye☆ε(*゜ω^*)

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