2006年07月07日(金)
1921, ドラッカーの遺言        才八∋ウ_〆(∀`●)

 去年の暮れ、20世紀の経営思想をリードしたドラッガーは世を去った。

   *「自らの強みに重点を置け」
   *「知識こそ、最大の経営資源である。‘学習こそ、一生涯にわたる冒険’として心から受けとめること」
   *「自らをイノベートせよ!」、
   *「『問題重視型』の思考に囚われるな。
     『機会重視型』の発想を持て。」が、彼の思想の中核を占めている。
    全く「新しい時代」を生きる私たちへの最後の遺言としてみるとよい。
    ドラッガーは我われに大きな経営思想をのこし、昨年の暮れに亡くなった。
                    
 ー以下、(少し時間がかかったが)この本から要点を抜粋した。
  ーー                    (*^ー^)/C□~~ コーヒーいかが?
●国境が消えた
 インターネットの普及によって国境が取り払われ、国と国の距離はゼロになった。
 スペイン語を使えこなせる私の孫娘は、いつでも好きな時に
 ラテンアメリカから発信される情報にアクセスできます。
 言葉の壁を乗り越えさえすれば、世界中のあるゆる情報を瞬時に手に入れることができる。
●グローバリゼーションについて語っている時、人は情報について語っている。
  グローバルの時代の武器は英語力である。
●絶えざるイノベーションによって、常に新しい価値を創造せよ。
●西洋の価値観に支配されない「まったく新しい世界」が登場する。
●「時代の変わり目」にいま自分がいるという自覚を持て。 この転換期は30年続くであろう。
 誰も知らない世界が来る。 異なる価値観が共存する新しい世界では、ソ連崩壊後の15年間、
 唯一超大国として君臨してきたアメリカも、その支配力を失う。
 超大国が持つ「権力」でなく、グローバル化した「情報」によって世界が強固に結びつく時代が来る。
 ーそれは誰も理解しない世界であり、まだ見ぬ世界に不安を覚えるのは当然のことといえる。
●新しい秩序へと向かう混迷した世界の中で、新しい重責を担う二つの国がある。
 一つはイギリス(西欧への窓口)、いま一つは日本(アジアへの窓口)である。
●日本が直面しているのは危機でない、時代の変わり目である。
 時代が変わったことを認め、その変化に対応していくための意識改革に
 取り組むべきである。−その変化を拒絶してはならない。
●国際競争において意味を持つのは、唯一「知識労働における生産性」のみである。
●情報化が進展する新時代の世界経済のもとで、最も苦労する国は日本である。
 つねにイノベートを追求し、新しい価値を生み出すことでしか、日本は生き残れる道はないー。
●情報経済というまったく新しい世界経済の中で、日本は最大の難関に直面することになった。
 立ちはだかる相手は、インドと中国です。
 この両国が急速に経済大国の仲間入りすることで最も脅威にさらされるのは、日本なのです。
●人はリーダーに生まれない。リーダーとして振る舞える習慣を持つ人が、リーダーになるのだ。
●現実における変化h、決して以前のものとは同じにならない。そして、机上で考えるより変化は先に現れるー。
●過去50年間で最も大きな変化は、教育において現れた。
 変化し続けるスキルを身につけるため、絶えず教育に立ち返ることが個人のイノベーションを促進する。
●最も重要なことは、個人個人が自らの未来を切り拓くことである。
●成果を得るために、どんな強みを活かして、何をしなければならないか?
 −経営の本質は、すべてこの一言に言い表されているー
●『自分の仕事は何か』  『何が自分に適しているか』
 『自分に何が適していないか』 を突き詰めるべきである。
●どんな職業であれ、有能な人間は自分の得意・不得意を熟知している。
 そしてそれを知り抜いているから、生じた変化に柔軟に対応することができるのだ。
●決定の本質とは、将来に対する現時点のコミットメント」でもあります。
 決断通りにことがうまく行きません。だからこそ、リーダーは注意深く人の話を聞き、
 リスクとチャンスのバランスを考え抜き、人選にできる限りの時間を割く必要があります。
●絶えざるスキル・アップを達成するためにも最も重要となるのは、自分の強みを把握することです。
 自分が何を得意とするのかを知り、磨きをかけていくー
 これこそ個人のイノベーションの要諦であり、成果を挙げ続ける唯一の方法です。
●個人の長所をどうして見出すか? それは過去のキャリアの中に現れています。
 何をうまくこなせたか、こなせなかったのか。
   ー
 以上だが、どの言葉も鋭く響いてくる。 
 日本人は特に英語を学ばさなければならない!これが解ってるかどうかである。
                 i (ω・`) bai
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