2006年06月28日(水)
1912, スペイン画家・堀越千秋−4
  「スペインうやむや日記」−3  ー読書日記ー
          
 その9 ーむかつく (P-90)が面白い!
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プラド美術館のそばに何ヶ月か住んでいる知り合いの日本の女の子が、まだプラド美術館を見てないというから、
『え~見てないの。せっかくそばに住んでいるのだから、損だよ、そりゃ見なくてちゃ』といった。
この言い方あるいは内容が、何か先方に劇的な感情を起こすかもしれないと。
ところが、何と彼女は、にわかにわめきましたです。
「それってむかつくっ!」「・・・・・はい?」「む・か・つ・く!」
同席していた、もう1人の女の子(両方とも20代)が説明してくれた。
こういう「あたまごなし」の「先生みたい」な「一方的」なものの言いようは、「おしけがましく」て「むかつく」のだそうだ。 
ニャニィ 【君はъака】\_(・ω・`)ココ重要! あのな、ふざけんなよばかやろう。   
だが私は分別のあるインテリの国際人であるから、私の言葉のどこがそれに相当するか、静かに問うた。

    しかし、むかついた女の子Aはソッポを向いているし、女の子Bは私が悪いという。
    そもそも私は下心なしに安いレストランで不味い夕飯をおごり、そのあとアルメンドロのカフェで
    コーヒーまでおごっているところである。 全く無罪である。それが何故??

「世代の差」と女の子Bはぬかした。ヾ(。??∀??)ノ??
私の目の前にいるのはタヌキか、虫か、ナマズか、火星人か? 頭ごなしでいったのではないし、
先生みたいでもないし、先生でもない。 ただの親切だ、ということです。

    その情けない論理にすがって、言い方の言い訳をいうのに二時間も要した。
    時計を見ると午前三時である。この馬鹿どもの相手に、あたしゃつかれた。;;(≧ω≦;)
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以上だが、そのときの場面が目に浮かぶようだ!こういう馬鹿女が、何も知らないでスペインにきているのだ。
とくに欧州に行くと、日本人女は舞い上がってしまう。日本とは、女の扱いが全く違うのだ。
レディファーストに徹しているから、それが土地柄ということが判らないのだ。
旅行先で何時も辟易させられている。頼むから食事の席では、そばに来ないでと・・・

    この三十数年間、新入社員の入社前教育が、ほぼこういう経験である。
    詳細は書かないが・・・ 家庭教育が全く入ってないのだ。それと学校でも社会規範を教えてない。  
    ニャニィである。そして、1〜2年すると、解ったような顔をして それも・・まあ、ここでやめてこ!

他人事ではない、自分の最も身近の誰々さん、まさか家内とも言えないが、
「もっと、 ひ・ど・い・・・・・」殺される??  消せ消せここ!何か堀越が乗りうつった?感じか。         
                     。゜+.゜ヽ(●´ω`●)ノ。         
わたし、プラドを見てまわった時の感動今でも忘れることが出来ません。
これだけの絵が何と無造作に彼方此方で、見れるのである。
確かに、ルーブルも凄いがプラドはまた違った感動があった。
近くに住んでいて見てない!など・・・それも画家に言われて何を・・・である。

これを書いている現在、ワールドカップのフランス対スペインをみている。
    フランスが後半に一点を入れたところ。 スペイン人はフランスを嫌いのようだ。
    フランスは嫌いじゃないが、フランス人が嫌いだと!試合そのものは面白いこの上ない。
    自国の場合、こうも冷静に楽しめない!と書いていたら、ジダンが三点目をいれた!
(註)ープラド美術館
スペインを、いや世界を代表する美術館の一つがプラド美術館。絵画館としては世界一という声もある。
ボスの『快楽の園』、ベラスケスの『ラス・メニーナス』、ゴヤの『裸のマハ』『着衣のマハ』、
ルーベンスの『三美神』…… 「オランダ絵画やフランドル絵画を研究しようとすればプラドを訪れなければならないが、
スペイン絵画を研究するには プラドを出る必要はない」という言葉があるほどだ。
                                         ー つづく
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