2005年06月28日(火)
1547, エホバの証人ー2

彼らの世界に一度踏み入ると、多くの規則に従しなくてはならない。
信者は教会活動に全身全霊を捧げることを強要?される。
献血の拒否
偶像崇拝の禁止
・国の祝祭日の否定
・特定の学校行事への不参加
・長時間の伝道の義務(多いもので月に140時間、少ないもので60時間、
 『ものみの塔』と『目ざめよ』の両誌を手にして家をまわる)
・毎週5つの集会の出席
 以上のような義務を果たそうとすると、家庭はもとより、職場や学校から次第に離れるようになっていく。
そこが、彼らの狙いがあるのだ。 それゆえ、「社会に背を向けた宗教集団」
「真理外の人々と社交をまじわるのは危険という独特な集団」として、外部から敬遠される。
それが、ますます信者同士を強める結果となり、家族との隔離をうんで、その結果がトラブルになってしまう。
彼らの説では1914年と、1942年と、1975年にハルマゲドンの大戦があるはずが何も起きないことが、
マイナスのイメージを強めている。これらから考えてみても、典型的なカルト?と見られても仕方がない。
この教義を信じて教団に入っていれば、楽しいであろうが。少なくとも疎外感とか、悩みはホボ解決されるからである。

検索でHPをみると、洗脳された人と、その家族とのトラブルが深刻である。
どこにもあるカルト対家族との対立構造が見てとれる。
このシステムに取り込まれたら、本人の自力では脱出はまず不可能だろう。
あのカルトの「オウム教」との共通点があるが、信者の財産を根こそぎ奪い取らないからまだましか。
年間、三万数千の自殺者が出ている現在、カルトを一方的には既存宗教も批難できない。
カルトも、その人達が金にならないことも知っている。 難しいところだが。
経済が右下がりの時代、カルトにとっては草刈場の場面である。

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