2002年04月30日(火)
392, 「全日本柔道選手権」−1

4月29日といえばこれである。この面白さは体重別でない事だ。
軽い体重の選手が結構勝ち抜く。それと真剣さを感じる、永年の歴史の重みであろう。

柔道の面白みはもともと「小さいな男が大男を投げ飛ばす」ところにあった。
それが世界的に広まっていく過程で、階級別になっていった。
それぞれの体重別のトップが次々に出てくるところが面白い。
その人が2〜4ランク上の準実力者と闘うからだ。
100キロの井上が150キロの選手を投げ飛ばしたていた。
最後は井上が一ランク上の棟田を破り優勝した。

この試合が近年まれなるよい試合であった。
両者とも絶対に勝つというぶつかり合いで、会場も異様な熱気に包まれた。
一〜二階級の違いなら、トップクラスの方が勝つ事が多い。勝ち方を知っている為だ。
四月最終日曜日の天皇賞と、これを見て初めて連休を実感する。ああそれと鯉のぼりだ。